2016年08月15日

Tableauでは標準で地図が使えるが、ダッシュボードの目的によっては正確な地図ではなく概略図が欲しい場合がある。米国の州はたとえば次のVizに見られるように、周期律表的に行列に綺麗に並べることができるが、日本は縦に長く北海道だけ巨大なので、綺麗に見せようとすると手間がかかる。

そこで行と列に並べることで日本の都道府県の概略図を作成可能なデータを作成したので公開しておく。概略図の元ネタは素材Library.comを利用させてもらった。

This excel contains row and column data which can be used to create Japan prefecture-level brief map on Tableau. It can be used for any purposes without any restrictions.





  • "行"と"列"の個別値をそれぞれ[行][列]に配置する(右クリックドラッグから選択)。
  • "都道府県"と"LocalID"のデータを付与している。"LocalID"は全国地方公共団体コードである。
  • マークタイプを任意に変えることで矩形、菱型、円以外にも任意の形状を並べることが可能。


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2016年08月12日

Tableauは有用な可視化ツールであり地図も標準でサポートされているが、色塗りが可能なポリゴンマップについては都道府県レベルまでであり、市町村レベルで塗り分けるには独自にデータを用意する必要がある。

ポリゴンデータを用意するのは手間なので、ここに2016年8月現在の最新の行政区域に基づく日本の市町村のポリゴンデータを公開しておく。自由にご利用いただきたい。

This excel sheet contains Japan municipalities polygon data for Tableau, which can be freely used for any purposes. It is based on the latest Japanese government data on Aug. 2016.

利用したソースは次のとおりだ。
元データの粒度そのままだと重すぎてまともに動かないので、ポリゴン数を43,105まで簡素化してある。最近のPCであれば問題ない速度で動かすことができるだろうし、Serverでも実用的な速度で動作するだろう。その代わり、拡大すればポリゴンの間に隙間が見えるが大目に見て欲しい。



利用の際の注意事項は以下のとおり。
  • "latitude"と"longitude"を[行][列]に配置する。さらに、マーク種類を[ポリゴン]にして、[詳細]に"LocalID"と"SubPolygonID"を入れ、[パス]に"PolygonID"を入れると地図が表示される。
  • "LocalID"は検査数字を省いた全国地方公共団体コードなので、他のデータと結合するときのキーとして利用すると良い。団体コードが使えない場合には、明細シートにある"都道府県", "振興局等、支庁", "市郡", "区町村"を適当に組み合わせて利用してほしい。なお「ケ」と「ヶ」等は行政資料でも表記揺れが見られるので、結合用には統一するほうが面倒がなくて良い。
  • ポリゴンシートと明細シートはテーブル結合ではなくデータブレンドを用いて結合したほうがデータ重複がでなくて良いと思う。


lunarmodule7 at 21:48│Comments(0)TrackBack(0)││Tableau 

2016年07月31日

【ネタバレ注意】

庵野秀明総監督・脚本によるシン・ゴジラは公開初日からネットで話題だ。エヴァンゲリオンを彷彿とさせるキャラ設定、ストーリー展開、画面効果、BGMと、明らかに狙ってやっている。



エヴァンゲリオンは特務機関ネルフが既に存在しており、エヴァという決戦兵器が配備された世界だった。翻って、現実の日本は未知の怪獣に対応する機関も法律も未整備であり、もちろんエヴァはいない。

シン・ゴジラはエヴァのいないエヴァである。
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lunarmodule7 at 20:00│Comments(3)TrackBack(0)

2016年07月26日

ポケモンGOにおいてはアイテムが得られ、ポケモンを集めることが可能なポケストップと呼ばれる拠点が重要である。ポケストップが密集しているほどゲームを有利に進められるため、ポケストップがあまり無い地方在住ユーザから怨嗟の声が挙がっている

ポケストップ分布


上図はポケストップ GOの市区町村別暫定ポケストップ数に基づきマップ化したものだ(クリックで拡大)。しかし、暫定ポケストップ数はどうもIngress UPC ReportsにおけるIngressのポータル数を利用しているようなので、現時点では実際にはポケストップではなくポータル数の分布になっている。

よく知られているように、ポケストップはIngressのポータルをベースに配置されている。実際にはポータルが過度に集中しているところや、ローソンなどのスポンサードポータルなどポケストップに変換されていないケースが散見されるが、おおよその分布を掴む分には大きく外さないと思われる。

一見して分かるようにポケストップが都市部に集中していることが分かる。東京都港区には4,000以上のポケストップが存在する一方、1つのポケストップも登録されていない自治体も存在する(マップ登録されていないだけで実際には存在すると思われるが)。
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2016年07月25日

ポケモンGOが世界各所で話題だ。筆者もリリース日にインストールしてみたが、ポケストップと呼ばれるアイテムやモンスターが出る地点には多くのポケモンGOプレイヤーがプレイしている様子が散見された。



公式プロモーション動画の描く世界とはまだ大きな乖離があるが、それでも、リリース後初めての週末であった先週末には各地でスマホを手にゲームに熱中する人の姿が目立ったし、夜の公園で熱中する大勢のプレイヤーに地元住民から懸念の声も挙がっているほどだ。

ポケモンGOではルアーモジュールというアイテムをポケストップに使用することで、その周辺のモンスター(ポケモン)の出現率を上げることができる。この効果は別のプレイヤーにも適用されるため、ルアーモジュールが使用されたポケストップには多くのプレイヤーが集まることになる。これが各地で目撃されているポケモンGOプレイヤーの正体だ。彼らは特定の箇所に集められているのだ。

特定の箇所に集まった複数のプレイヤーがプレイする様子が目撃され、他の人に伝えられていく。これはバンドワゴン効果(Bandwagon Effect)と呼ばれる現象だ。ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指し、これを利用したマーケティングに行列商法がある。
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lunarmodule7 at 10:30│Comments(2)TrackBack(0)