棋士の昇段履歴データに見る藤井六段の凄み2017年度 全棋士レーティング可視化

2018年05月07日

世の中には多くのスポーツがある。それぞれに要求される能力は異なり、当然の帰結として、人によって向いている競技、向いていない競技は異なる。ある競技の一流アスリートが別の競技をやった場合に優れたパフォーマンスを発揮できるかどうかは分からない。

それでは最も多様な能力が高いレベルで要求される競技は何だろうか?ESPNはSport Skills Difficulty Rankingsにおいて10の能力を定義し、その要求レベルに応じて60のスポーツをランク付けした。定義された能力は次の10個で、ESPNの8人のパネリストがそれぞれの要求レベルを10段階で評価し、それを集計して各競技の困難性を数値化している。
  • 持久力(ENDURANCE): 長時間にわたり技能や行動を続ける能力。例:Lance Armstrong
  • 強さ(STRENGTH): 力を発揮する能力。例:NFLラインバッカー
  • 瞬発力(POWER): 可能な限り短時間で力を発揮する能力。例:Barry Bond
  • 速さ(SPEED): 速く動く能力。例:Marion Jones, Maurice Green
  • 敏捷性(AGILITY): 素早く方向を変換する能力。例:Derek Jeter, Mia Hamm
  • 柔軟性(FLEXIBILITY): 広い範囲の動きで関節を伸ばす能力。例:体操選手、ダイバー。
  • 平常心(NERVE): 恐れを克服する能力。例:高飛び込みダイバー、レースカードライバー、スキージャンパー。
  • 耐久性(DURABILITY): 長期間にわたる物理的な打撃に耐える能力。例:NBA/NHLプレーヤー。
  • 応答性(HAND-EYE COORDINATION): 知覚にすばやく反応する能力。例:変化球に反応する打者、グリーン点灯時に瞬時にアクセルを踏み込むドラッグレーサー
  • 戦略性(ANALYTIC APTITUDE): 戦略的な状況を適切に評価し対応する能力。例:Joe Montanaのディフェンスの読み、バスケットボール速攻時のポイントガード。
その結果を視覚化したものが次のVizである。

ToughestSport




表にすると次のとおりだ。最も困難とされたものがボクシング、以下アイスホッケー、フットボールと続く。逆に(この60の競技の中では)最も容易とされたものが釣りとなっている。

競技ランキング


定義された10の能力の重要性が等価かどうかというところに議論の余地があるだろう。持久力(体力)が求められるサッカーは一般的に野球よりもかなりきついスポーツだと認識なされているが、本評価では野球のほうが若干上位に位置づけられている。つまり、この評価は競技にかかる負荷を計測するものではなく、要求される能力レベルの量と質を計測しているものだということに注意が必要だろう。

結果は意外だっただろうか?それとも納得?

lunarmodule7 at 22:00│Comments(0)││視覚化 | Tableau

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
棋士の昇段履歴データに見る藤井六段の凄み2017年度 全棋士レーティング可視化