やっちまった!沈黙を破って。

2011年07月11日

腰痛その後。

先月やっちまった腰痛ですが、
一週間は痛みがひどいものの、なんとか仕事にも行けました。
着がえがね、ちょっと大変だったんだけど。
なんせパンツ履けないからね。
靴下とか立って履くの無理だから。

一週間経った後は痛みがマシな日とひどい日が交互にあり、
リハビリにも(イケメン理学療法士さん目当てで)熱心に通い、
3週間経った今はだいぶ改善してきました。
もうあんなに痛いのは二度とイヤ・・・。
なので教えてもらったストレッチを毎晩がんばってます。
ストレッチした後は体が軽くなったように感じるのですごいです。

で、腰痛の間これ読みました。

ジェノサイド
ジェノサイド
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高野和明、久しぶりだなーと思ったらこんな大作書いていたとは。

日本の平凡な学生とアフリカに派遣された傭兵が主人公。
不思議な取り合わせですが、読み終わると一本の重厚なタイプのハリウッド映画を観た後のような
満足感がありました。
面白おかしいものではないです。
アフリカの現状について考えさせられることもたくさん書いてある。

「ジェノサイド」=大量虐殺。
ソマリアとか東ティモールとか、色々恐ろしい戦いがあることはおぼろげながら知っていましたが、
まさかこんなにひどいとは。
民族間の紛争が利権が絡んだ国家間の戦争になってる。
どうして日本ではもっと詳しく報道されないのかな?
私が疎いだけ?
そういう意味で怖いシーンも胸が痛いシーンが沢山あります。

もちろんストーリーの核はノンフィクションだけど、
アフリカの部分はフィクションでしょう。
高野さん、命を削ってこれを書いたんだという気迫が感じられます。
ただの娯楽作ではありません。

読み始めると一気に読まなければ気がすまない一冊。

lupon0718 at 20:30│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by ninen   2011年08月19日 11:12
腰痛回復おめでとさん(^^)
日本人は単一民族であり、利権のみで国家が動くことはないので、見聞きしても信じられないフィクションの世界かと思うのかも。
ワタシもその本、読んでみよっかな
2. Posted by ルーポン   2011年08月21日 15:01
>ninenさん

ありがとうです!
もう二度とあんな痛いのはイヤっす!

「ジェノサイド」、おススメよーん。
そりゃもう酷い話の連続だけど。
あと、薬学の話が結構難しいけど読み飛ばしてもOKだから。

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