選挙があると更新する定期。
いや正直めんどくさいんだけども、メモはしておきたいんで。
届け出順に敬称略でいきます。
まず古川とおる。
新人ですが、いやまずこの人なんで立候補してるのかわかりませんw
日本保守党の候補者公募に応募したけど間に合わなかったから無所属で立候補することになったらしいけど、小田原市の公式から情報見たら本籍広島なの。
もちろん今住んでいるところは小田原市だけども。
なんにせよ今回の選挙は現職と前職の一騎打ちなのは確実なんですが、賑やかしにしてもいらない。

次、加藤けんいち。
前職の59歳。県立小田原高校から京大法学部へ、コンサルとかやったあと2008年~2020年まで3期、小田原市長を務めました。
2020年の選挙では労働組合の小田原・足柄地域連合から推薦を受けて立候補したものの、自民党推薦の元県議の現職の守屋輝彦になんとわずか544票差で敗れ、落選。投票率は46.79%(ひっくい!)
ちなみに彼が初当選を果たした2008年の選挙はどうやらその当時市長だった小澤良明が引退するにともなっての選挙だったみたい。投票率は53.93%。
加藤が二期目の当選を果たした2012年は41.87%、三期目は59年ぶりの無投票当選だったようです。
そういう流れでありながら四期目の票差が544票っていうのは、加藤はなかなか高評価だったのでは?と思うんですが。

そしてそんな加藤を前回負かした守屋てるひこが三人目の候補者。
現職の57歳。県立小田原高校(加藤の二歳下の後輩!)から東京電機大学工学部、そして東大の院を出て神奈川県庁に勤め、2011年から県議会議員を二期やっています。二期目からは自民党公認、市長選に出馬した時も自民党からの推薦をもらっています。
まあ自民党との関係はけっこう強いのかなという感じで統一教会との関係の示唆もあったり、あと詳しく調べていないのですが小田原市には静閑亭問題というのがあるみたいです。地元の文化財の活用方針で対立している相手がいるようですね。
あと小田原市はゼロカーボン・デジタルタウン創造事業とかいう壮大な構想を持っていて、候補地が小田原少年院跡地らしいです。
これ2030年を目標にとか言ってるのですが、事業費や土地の買取価格(現在の所有は財務省らしい?)とか色々課題があってなかなか進んでいない感じっぽい(再開発に反発する理由は、立ち退きを強いられる可能性? 小田原少年院跡地周辺「1号市街地」巡り住民ら反対署名)。

私はこれは加藤が返り咲くチャンスだろうと踏んだのですが、守屋は今回自民だけでなく維新・国民民主からの推薦も受け、さらに前回加藤を推薦した連合神奈川および小田原・足柄地域連合も「小田原市の生活者の将来を考え現行の小田原市政の継続が重要である」として守屋の推薦を表明したとのこと(Wiki参照)。
足柄地域連合の事務局長のスピーチも見つけました(【小田原市政比較】小田原足柄地域連合 山口事務局長から守屋てるひこを推薦する理由)。
スマホ撮影っぽくて見づらく、市長公式チャンネルとは思えないんですけど公式みたいなので無断撮影ではないと思う、たぶんw
これ見る限り、加藤は前回落選で引退するはずだったみたいですね。今回出たのは他に候補者がいなかったからかな?ちゃんと選挙やって守屋の気を引き締めとこう、みたいな。

ていうか、この動画を見てなるほどこれが組織票か……と思いましたね。事務局長さんへの信頼とか、まあこの人がそう言うんだったら……みたいなので動くわけですねえ……
「今こんなことを牧島かれん先生や小澤県会議員先生の前で言うのはあれかもしれませんけど」で(この事務局長さんすげえな……)って思ってしまいましたよ。
とりあえず自民の後ろ盾があるってことが今は本当に味噌付きでしかないという雰囲気なのがウケました。

あともうひとつ笑ってしまったのがチャンネル登録数が385人しかいないの。そもそも守屋のXのフォロワー数1246人ですからね。
もちろん小田原市長戦なんて投票行けるの小田原市民だけだからSNSってまったく意味ないとは思うけど、こういう時インターネットの外で動いている世界がむしろ現実なんだよなぁって実感します。
しかしながら人々の、とくに若い人の視界ではSNSやネットから得る情報の割合が高いので、ネット上で話題になっていないことは彼らにとって存在感が薄いという逆転現象がある気がするんですよね。
今度市長選あるから投票行こう!とかリアルで話していれば行くだろうけど、そもそもリアルでその話題が出るためにはネット上での共有が必要(TikTokのあれ見た?みたいな)だったりするんじゃないだろうか、みたいな。
そうじゃなくても若者というのは地域を出てコミュニティを形成するものです。県外からわざわざ電車乗って渋谷だの原宿だの行くじゃないですか。私も高校時代、横浜市に住んでいても遊ぶのは横須賀中央か汐入でした(もちろん横浜西口にも行きましたが)。
そういう時に地元でしか話題になってない事柄って触れないですよね。選挙は地元密着なので、若者にとっては逆に遠い存在になってしまう。
もし投票率を上げたいなら、とにかくまず『選挙』というものを地元が違う人同士でも広く共有できる話題にする必要があるんじゃないかなあ。

私は選挙ってそれそのものが面白いと思っているんですよ。
競馬みたいに候補者情報を照らし合わせて誰が当選するか予想するのが面白い。正直ギャンブル化してほしい。ぜったい不可能というかやっちゃ駄目なやつだけど。
でも個人間で胴元なしで「来週俺の住んでるとこで選挙あるんだけど誰が勝つと思う?次会う時負けた奴が驕りな」とかなら合法だし市長選なら候補者から一人選ぶだけなので、もう顔と名前だけの印象指名でいけるじゃないですか。
市議選なら三連単・三連複とかも作れますよ。
古代ギリシャ・ローマの市民とかやってたんじゃないかな?
もっとみんな選挙を楽しんだほうがいいですよ。どうせ誰が当選しても世の中変わらないとか思っているんなら特にね。