とりあえず前回の記事の内容を考えるスタートとなった研究の紹介と、思考回路の経緯みたいなものを出しておきます。
ITmediaニュースで取り上げられて話題になったようですが、情報通信学会誌のほうをリンクしときます。
実証分析による炎上の実態と炎上加担者属性の検証
この研究では、『炎上』を「ある人物が発言した内容や行った行為について、ソーシャルメディアに批判的なコメントが殺到する現象」と定義しています。
なんかいまいちわからんところもあるんですが、とりあえずこの炎上の定義は、私が書いた、ネットニュースのコメント欄やTwitterで「誰かが不遇にあってる系のことを言う人(A群)がいると、ワガママだとか自分の選択の結果でなに文句言ってるのかみたいな、激しい否定と侮辱をする人(B群)が沸く現象」とかぶるところもあるかなと。
私はB群さんを『ひがみっぽい人』と書きました。
ひがむっていうのは、自分が誰かより「持っていない」と感じるから起こるわけですが、「持っていない」は実は主観なので、年収や学歴が低いとか童貞ヒキニート、ネラーみたいな客観的要素は関係ないんですよ。
でもそういう人は、自分のことを他の人よりも「持ってない」人と思いやすいだろうっちゅうことで、「炎上加担者はインターネットヘビーユーザーで貧しいといった一般的なイメージ(論文10ページ目左下)」というのがあったらしいけど、やはり当てにならないということが示されたと。
とはいえ、実際にはそういう人たちも、ネット上で他者への罵倒を行なわない、ということもないと思うんですよ。
けれど彼らは大抵『荒らし』になり、炎上加担者にはならないんじゃないでしょうか。 続きを読む
ITmediaニュースで取り上げられて話題になったようですが、情報通信学会誌のほうをリンクしときます。
実証分析による炎上の実態と炎上加担者属性の検証
この研究では、『炎上』を「ある人物が発言した内容や行った行為について、ソーシャルメディアに批判的なコメントが殺到する現象」と定義しています。
なんかいまいちわからんところもあるんですが、とりあえずこの炎上の定義は、私が書いた、ネットニュースのコメント欄やTwitterで「誰かが不遇にあってる系のことを言う人(A群)がいると、ワガママだとか自分の選択の結果でなに文句言ってるのかみたいな、激しい否定と侮辱をする人(B群)が沸く現象」とかぶるところもあるかなと。
私はB群さんを『ひがみっぽい人』と書きました。
ひがむっていうのは、自分が誰かより「持っていない」と感じるから起こるわけですが、「持っていない」は実は主観なので、年収や学歴が低いとか童貞ヒキニート、ネラーみたいな客観的要素は関係ないんですよ。
でもそういう人は、自分のことを他の人よりも「持ってない」人と思いやすいだろうっちゅうことで、「炎上加担者はインターネットヘビーユーザーで貧しいといった一般的なイメージ(論文10ページ目左下)」というのがあったらしいけど、やはり当てにならないということが示されたと。
とはいえ、実際にはそういう人たちも、ネット上で他者への罵倒を行なわない、ということもないと思うんですよ。
けれど彼らは大抵『荒らし』になり、炎上加担者にはならないんじゃないでしょうか。 続きを読む