膀胱がん 今日のハッピー

2012年8月9日に50歳過ぎで膀胱がんと診断されました。ショックだったけど、「今までの生活を改善しようね」という身体からのメッセージなのかも。毎日ハッピーなことを見つけながら、治療のこと、日々の暮らしをつづっています。

なんとか回復

前回、友達が来てくれて元気になったと書いた、その翌日から、また痛みが悪化してしまい、3日ほど寝込んでいました。

朝夕2回、定期的に飲んでいるセレコックス2錠とトラムセット1錠、そして痛みが出た時に飲んでいるアセトアミノフェンは、どれも服用の間隔を6時間以上空けなければならず、しかもあまり飲むと胃や肝臓などに悪影響がでてしまうので、頓服を麻薬系の「オキノーム」という薬に変えることになりました。

服用初日、午前3時半に飲んで、確かに痛みはおさまったんだけど、6時半にはまた痛くなってしまって・・ 
「麻薬系」という名前から、もっと強い効果を期待していたのでちょっとがっかり・・

なので、次の日は「やっぱりアセトアミノフェンにしてください」とアセトアミノフェンを飲んだところ、ものすごい眠気で、今度は一日中ぼんやり過ごす羽目になってしまいました。

どうしたらいいんだろう・・と落ち込んでいるところに、薬剤師さんが来てくれて、痛み止めについてとても詳しく説明してくれました。

そのおかげで、新しく飲みだしたオキノームは、1~2時間の間隔で服用していいこと、身体への負担も軽く、痛みの程度に合わせて、量を増やすこともできることがわかり、それならと、またオキノームを飲むことにしました。
今日で3日目ですが、ほぼ快適に過ごせています(*^^*)

痛みがひどかったときは、食欲も全くなくて、ほとんど食べることができなかったのですが、栄養士さんが何度も来てくれて、お昼ご飯を麺に変えてくれ、朝ごはんには納豆と冷奴をつけてくれ・・ときめ細かにメニューを変えてくれたおかげで、かなり食べられるようになりました。

今日は、もしかしたら入院して初めて、朝ごはんとお昼ごはんを完食しました(^^)/

日曜日にはいったん退院する予定です。

今後の治療をどうするのか、じっくり考えたいと思います。





 

何よりの薬

昨夜も何度も目が覚めて、あまり眠れなかった。

朝は、吐き気やめまいは収まったけれど、今度は腰が痛くて痛くて・・
それでも、朝ごはんは少しだけ食べれたので、嬉しかった。

昨夜、瀬戸内寂聴さんのドキュメンタリーがあっていて、取材相手の記者あてに「痛い、痛い」とか「あまりの痛さに声をあげて泣いてしまいました」というメールを何度も送っていた、とあり、彼女ほどの人でもそうなのだ、と妙に共感を覚えてしまいました。

朝、薬を飲んでもなかなか痛みがとれず、寝ているのもつらくて、起きて病室を歩き回っていたら、主治医のA先生が来てくれたので、頓服の痛み止めをお願い。
看護師さんたちも「顔色がよくないね。大丈夫?」 と心配して声をかけてくれるけど、「痛い」と答えるのがやっとのありさま。

頓服の痛み止めを飲んでしばらくすると、やっと痛みがおさまってくれました。

そして、お昼過ぎに、大の仲良しのKDさんが来てくれました。
入院のこと、知らせてなくて、一昨日の電話で知って、心配してきてくれたのです。
久しぶりにいろいろおしゃべりしていたら・・・

ふと気が付くと、痛みが全くなくなっていて、気分もすごく良くなっていたんです!

看護師さんたちも「朝と表情が全く違いますね~ よかった~」と喜んでくれたくらい。

話しているうちに、本当に数日ぶりにお腹が空いてきて、一緒においなりさんとたこ焼き(変な組み合わせ!)を買って、半分ずつ食べることができました。

昨日は、当分退院なんてできそうにない、と思っていたのに、今は、明日にでも退院できそうなくらいの元気です。

病状は確実に進んでいるけれど、そして体調も気持ちも落ち込むこともあるけど、こんなに元気になれる日もあるんですね。 

友達の力って偉大!!
 

体調いまいち

一昨日、練習で自宅に戻って外泊しました。
精神的な不安からか、自宅に戻ってから夕飯の支度をしていたら、すごく具合が悪くなって、また過換気症候群みたいになってしまいました。

「これは精神的なものだから・・」と自分に言い聞かせ、深呼吸を繰り返したりしたけど、身体がつらくて、デパスを飲んで、早々にベッドに入りました。

幸い、夜はうまく眠ることができて、翌日は少し良くなってたんだけど、だるさがあって、お昼までベッドでぐだぐだ・・

昨日の夕方、病院に戻った時には、なんとか体調は普通に戻ってたのだけれど、夕食が全然食べられない!無理して食べようとすると吐き気がしてくるのです。

昨夜はデパスを飲んでも全然眠れず、一時間おきに起き上がって時計を確認するしまつ。こんなふうで退院できるんだろうか、と不安になってしまいました。

朝ごはんも、ジュースと果物だけで、それ以外は全く受け付けず。

お昼前、先生から「CTの結果が出てます」と言われ、説明を受けました。
そして、リンパ節の腫れもあるけれど、肝臓にも転移があることがわかったのです。
何とかリンパ節でもちこたえてくれてると思っていたけれど、そうは甘くなかった・・

前回の入院の時から、なにかが今までと違う、と感じていたのはこのことだったのかもしれません。
肝臓のがんを治療するには、シスプラチンの点滴をする必要があるのだけれど、以前の治療でシスプラチンの副作用で難聴になっているので、それはもうしたくない。

・・だとすれば、あとは緩和ケアしかないわけで・・

一日ベッドの中でうつらうつらしながら、あ、和室片付けておかなきゃ、とか、新聞もとめておいたほうがいいかな、とか、まだ渡していない旅行のおみやげ、誰宛か分かるようにポストイットに名前書いて貼っておかなきゃ・・とか、ささいなことばかり気にかかって(笑)

土壇場でも意外と普通の生活のことしか考えられないものですね。

1月に大腸がんの手術をしたときに、先に楽しみをみつけてがんばろう、と思い、4月にシンガポール、10月にアラスカの旅行を計画して、それはクリア。

そのあとの目標は、DLの50歳の誕生日。

そして、今日がDLの50歳の誕生日。今日は夜遅くまで仕事と言ってたから、おめでとうのメールだけ送ってたら、仕事の途中で電話をくれました。
お誕生日にバッドニュースはちょっとね、と思っていたので言わないつもりだったのに、声を聞いていたら気持ちが緩んでしまって、つい涙声になってしまって、結局転移のことを話してしまいました。せっかくのお誕生日だったのに・・

さっきは、娘から電話。病院に来るつもりだったけど、10時前まで仕事が終わらず、来れなかったから電話だけって。これから先、身体が厳しい状態になったときに、あまり娘に負担はかけたくないなあ・・ 最期までなんとか動ける身体でいたい。

これから先、いったいどうなるのか・・ 気持ちはわりとおちついている(つもり)んだけど、痛みとか吐き気とかうまくコントロールできるのか、そこがちょっと心配。

体調がいまいちなので、メッセージをいただいている方にもお返事が出せていないので申し訳ないです。ごめんなさい。

夕食は少し食べれたし、お風呂に入ったあと、クネッケを温めて腰にあてたら、ずいぶんと楽になったので、今のうちに、とブログ更新しました。
今日はうまく眠れますように。。





 

最高の一日

自宅で生活できるように、主に精神的なリハビリ?を続けながらの入院生活も、一週間を過ぎました。

自宅に戻ると、いろんなことが気になって、片付けたり、洗濯したり、たまっている仕事も片付けなきゃ・・とバタバタして、あっという間に半日が過ぎてしまいます。
昨日は、一昨日の夕方外れてしまった歯の詰め物を入れてもらいに、街中の歯医者さんまで。せっかく出てきたのだから、何か買い物でも、と思ったのだけど、なんだか疲れてしまって、結局はお昼ご飯だけ食べて、自宅に戻ってしまいました。

今日は、生きていたら60歳になる夫の誕生日。
「本人はいないけど、お祝いのランチを食べよう」と娘が特別なランチを予約してくれていました。なのに、昨日の疲れがとれないのか、朝から食欲もなく、なんとなくだるくて・・
久しぶりのコース料理なので、食べれないかもしれないと心配でした。 

でも、前菜に続いて出てきたスープを一口飲んだ瞬間、「命のスープってこんなのをいうんだろうな」というくらい優しくておいしくて、胃腸が急に元気になって(笑)
結局、デザートまでおいしくいただくことができました(*^^*)

素敵なお庭を鑑賞しながらの、ゆったりとしたおいしい時間。

幸せな幸せな一日でした。

昨日、たまたま見つけたネットの記事。
8年前に末期の乳がんが発見された、毎日新聞の記者の方の連載記事。

リンパ節にも骨にも転移していたのを、抗がん剤とハーセプチンで治療して、一年間の休職を経て、今は仕事に復帰されているとのこと。

乳がんは比較的おとなしいがんと言われているし、膀胱がんとはまた違うのだろうけど、私も、まだもう少しがんばれるかもしれない、と励まされました。

その方が通っていた病院のHPに連載記事のリンクがはってあります。
こちらをご覧くださいね。

私にはこの方ほどのガッツはないけど、自分なりに充実した時間を過ごしていきたい。
歳ばかりくって、ちっとも大人にならないわがままな母親を「お母さんの思うとおりにしたらいいよ」と温かく見守ってくれる娘に心から感謝です。



 

無意識の不安

前回の入院で、病状に対する不安が一気に増したことは自覚していました。

そして、そのことで、今までにも増して、身体のちょっとした変化にも敏感になっていました。
お腹がちょっと張ってくると「腸がむくんで腸閉塞になるんじゃないか」、お通じが少なくなると「大腸がんが再発したんじゃないか」、膝が痛いと「骨転移じゃないか」などなど・・

それは、リンパ節が腫れているという事実だけではなく、身体の状態が一段落ちた という感覚が自分にあったからでもあります。

うまく説明できないのですが、何かが今までとは違う、という感じがあるのです。

それは、脚についてもいえて、退院してから犬の散歩に行ったときに、左足の関節が変な感じで、体重を支え切れず、カクッとなって、転びそうになったり、右足も重たい感じがしたり、筋肉や関節がダメになってきているような感じです。筋肉がどんどん硬くなって、柔軟性がなくなっているような・・

入院前日、寝ているときにも、左脚のももの前面の筋肉が痛くて、まっすぐ伸ばすことができなかったのです。 かといって、横向きで曲げていると、姿勢を変えようとして足を伸ばしたときに、膝の関節がねじれたように痛むし・・
これは今までにないことでした。

がんという病気では、身体の状態は、徐々に悪くなっていくと思っていたのですが、そうではなくて、悪くなる時は、坂を転げ落ちるように一気に悪くなるような・・ 

たぶん、そんなこんなが、自分が意識しているよりもっと、不安でたまらなかったのだと思います。そして、身体のほうがその不安に反応してしまったのでしょう。

 A先生の言った通り、薬の副作用ではなかったのです。入院中なら、副作用が出ても対処できるから、試しに飲んでみて、副作用が出たら考えていきましょう、ということで、入院してからずっとトラムセット配合錠を飲んでいるのに、一度も吐き気を感じていないのです。

気持ちと言うものがこんなにも身体に影響するのだと今更ながらに驚きました。

そして、自分が思っている以上に、私は今の身体の状態に不安を感じていたのだということにも。

誰かと一緒だと気がまぎれるけれど、一人でいるときにちょっと何かあると、悪いほうへ悪いほうへと考えて不安になってしまうようです。

かといって、娘に仕事を休んでもらってずっと一緒にいてもらうわけにもいかないし、どうにか一人でやっていけるようにしなければならないので、毎日外出して、家に戻って、犬の散歩をしたり、掃除や洗濯をしたり、ということをやりながら、少しずつ、家にいる時間を増やし、外泊しても大丈夫、となった時点で退院しましょう、ということになりました。

腰痛は、朝夕に、セレコックス2錠とトラムセット配合錠を1錠一緒に服用することで、コントロールできています。

脚の筋力は、本当に衰えてしまって、階段などは手すりにつかまらないと上り下りできないくらいになってしまっています。リハビリは自分でやっているけれど、筋力の衰えももしかしたら、がんの病状が進んだためかもしれません。ただ、不思議なことに、入院してからは、足を伸ばして寝ることもできるようになりました。

不安を和らげるために、夜寝る前にデパス(エチゾラム)を一錠飲んでいます。
朝まで一度も目が覚めないことはないけれど、以前のように一時間ごとに目が覚めることはなくなりました。

体調的には、旅行から帰った時と比べたら、ずいぶん良くなっている感じです。

死に対する覚悟はできていたつもりでしたが、吐き気やめまい、気分の悪さに対する覚悟はできていなかったみたいです(笑) 

これから、身体の声に耳を傾けつつ、自分の気持ちともしっかり向き合うことが必要なのだと思います。

やっと始められそうになっている大好きな仕事を、たとえ短期間でもやりたい。
そのためにも、あせらずリハビリを続けていきます。




 
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