2012年01月11日

イメージングやってます


ライブイメージング
ひとことで言えば僕の研究はそうなります。

ライブイメージングでは顕微鏡で生きた生物での細胞の動態やタンパクの発現をみたりします。
DNAワークとかはほとんどやらず、少し変わった研究かも。生きた生物を使うので、僕の場合は培養細胞も飼ってません。

生きた生物による研究結果というのはインパクトが大きいのですが、苦労も大きいです。
特に僕の場合は、培養細胞のように一気に大量の実験をできないのが痛い。今、生きた組織での細胞分裂を見ているのですが、だいたい1回の実験に1週間ぐらいかかる。3回やると3週間。コントロールの実験も同じだけやると6週間。時間はあっという間に過ぎていきます。

今日、発表用にここ3ヶ月ほどのデータを整理していたのですが、インパクトのあるデータと思っていたものでも、いざまとめてみると差が小さい。差はあるものの理論上かんがえられる差よりも少なく感じる。そして何か他の要因が関わっているような気もする。さらには、顕微鏡の視野で見ている部分が全体からみてrepresentativeかどうかも気になる。

問題が山積で気が重くなります。

ただ、実は今やっている実験は、本来のプロジェクトからは少し離れてます。それも全て動物の都合。実験に使う動物の準備が狂ってしまい、1年間ずれこんでしまったのです。
本来の実験を初めて、何かインパクトのある発見をすること、それに賭けるしかありません。

この1年間で自分がとるイメージングの画像はとてもきれいなものになりました。いわば職人芸のようなものです。この技術はこれからの実験にかなり役に立つはず。
まだモチベーションは下がってません!
ただ、やっぱり研究は難しい!!!!


lylmekrhyme at 23:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年12月25日

いい一年でした


この三連休は本当に三連休にしました。いつもは可能な限り実験を詰め込んでいるのですが、立ち止まって考え事したいな、とはいつも思ってたので体力回復もかねて休みにしました。正月も実家に帰りたいと思います。

この一年は変化が多くて楽しめました。
大学院に入ってから夏までは、新しい研究室での実験手法の習得だけでおわってしまいました。こちらの研究室ではイメージング技術を売りにしており、その技術や知識の習得はなかなか大変でした。

夏をすぎてからは、新しい研究室での研究がどんな壁にぶつかっているのかが、徐々にわかってきました。これからはそれを踏まえた上で研究を進めていかないと。医学研究科の博士課程は4年間で他より1年長いですがそれでさえきっと短く感じるんだろうと思います。やっぱり大きな仕事がしたいですからね。

今の生活はお金の面からすると大してよくないですが、好きな事を好きなだけやってるので気に入ってます。好きな事をやるにはお金がかかるということでしょうか。

来年もバリバリやっていきたいです!





lylmekrhyme at 18:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年12月03日

学振


http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_boshu_f.html
博士課程に進学すると、学振という言葉をよく聞く事になると思います。早い話が取るとちょっとカッコいい奨学金(返済不要)です。
僕の場合は所属が医学研究科(4年)なので博士一年の時にDC1というのに申請する事になりました。

これに採択されると3年間、月に20万ほど給料としてもらえます。それに加えて研究費として年間70万ぐらいの予算が入るので、国際学会に行ったりPCを買ったりできます。履歴書上もちょっとプラスです。

つい1ヶ月ほど前に僕も採択されました。
医学部出身ですでに論文がある状態で、申請書も熱がこもったものだったので特に誰も心配してなかったみたいですが、採択されて何よりです。まぁ、もらったお金の分以上には研究させてもらいます。

別に学振をとれなかったら研究者として大成しないという代物でもないですし、MDなら医者のアルバイトすれば簡単に稼げてしますが、やっぱり博士課程にいくならゲットしたいですね。

振り返って思うと、まずは業績(論文)があることが何よりかと思いますが、次はよい申請書がかける事かなと思います。筋が通っていて、研究内容とその進め方がしっかりしていることが大切かとは思いますが、そのスキルは博士の学生レベルではかなりキツいんじゃないかと思います。
結局、上の先生の添削があってこそのものだと思います。

将来、学振をとりたいと思うなら、1に業績をあげること、2に学振を取ってる人が多いラボにいくこと
でしょうか。すこしブラックでもありますが。

lylmekrhyme at 01:27|PermalinkComments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!