2004年07月

2004年07月12日

懐かしいあの場所へ

 土曜からの三連休。どこか旅にでて、気分転換をしようと思った。これから始まるであろう、新しい生活へ飛び込むパワーを、どこかで充電しないといけないような状態だった。
 夜行バスや宿を調べ始めたのが、金曜の夜中。行き先は、白馬。準備もすませて、母に「明日から長野に行って来る」というと、パソコンで天気を調べた母は一言。「…天気悪いわよ」
 多少雨が降ってもいいや、と思ってはいた。しかし、いま、「がんばる」旅はしたくはない。あれこれと各地の天気を調べていて、発見した。…あの町が、晴れだってこと。
 あの町、とは、いまの仕事に就く前に、勤めていた会社のある町。4年間、過ごした、川のせせらぎがきれいな、あの町だった。

 行って、よかった。
 何の気兼ねもなくおしゃべりできる友達、懐かしくて、大好きな、風景。
 友達の車の窓から吹き込む風は、とても心地よく、緑や空が、きらきらしていた。そんななかに、みんなといることが、たまらなくうれしくて、「この瞬間がずっと続けばいいなあ」って思った。

 …行って、よかった。
 つらいことも苦しいこともあった土地だけど、楽しいこともうれしいこともいっぱいあった土地だし、なにより、自分が一生懸命生きてきた、愛すべき場所。少しだけ、原点にたちもどった気がする。
 あそこで、がんばってきたから、いまがあるんだな、って思うし、だとするならば、多少、いま、へこんだり落ち込んだりすることがあっても、がんばっていかなきゃ、って。

 いま、自分の決断、自分の選択については、後悔してないし、まだ、やれるはず、って思っている。もう少し、あがいてみよう。

 今日は、友達は仕事なので、自転車を借りて町をサイクリングした。
 一番最初に向かったのは、自分のお気に入りの場所。
  そこは、美しい水が流れ込む清流。この場所に来たとき、「あ、わたしが一番来たかったのは、ここだったんだ」と、直感的に思った。…どこで暮らしていても、自分にとって、大切な場所って、絶対に必要だと思う。

 そのあと、もう一つの川へと向かう。
 ここは、さきほどの川よりも、おだやかで、小さな子どもたちがざぶざぶと遊べるような川。ここで、1時間ぐらい、流れに足を入れ、ぼーっとする。
 本読んだり、ときおり、上流から流れてくるピンク色の花びらをすくったりして過ごす。水はつめたかったけど、気持ちがよかった。

 懐かしいあの場所は、やさしかった。
 明日から、歩いていけるかな。

m-02_16951 at 23:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)