2005年08月03日
B現象ツアー�� B現象
この旅のキモだから、ちょっと気合を入れて書かせていただく。
そもそもB現象とは何か？
もう気がついてる方はいらっしゃると思うがブロッケン現象の
ことです。基本的に登山者が遭遇するあまりメジャーじゃない
現象だけど、この福島県只見町では特定の条件を満たせば
ほぼ毎日見られるとのこと。
これに魅かれてこんな遠くまで来てしまったわけで。
ブロッケン現象って何？ってのには、その言葉で検索してもら
えれば一発です。
簡単に言うと、人の影が前方の霧に投影された時、真後ろから
太陽の光が当たると影の周りに虹が出来るってやつです。
他の呼び名として、ブロッケンの怪物、ブロッケンの妖怪、日本
では御来迎。
ここ只見町で見られる条件として
��7〜8月であること。
��AM6:00〜8:00の間であること。
�Ａ案�よく晴れ気温が高く、朝も晴れていること。
�た緻未棒醋犬�出ていること。
って感じ。
これも詳しいことは「ブロッケン現象 只見町」で検索を。
そんなわけで5:30頃到着したのはいいけれど、曇りすぎ。
もう後は念力で雲をどかすしかないんじゃないか？
とりあえずうろつきまわることにした。
川に限らずそこら中霧だらけ。すごい景色だ。
この看板に書かれている通りにサイレンが鳴った時はちょっと
びびった。水が増えんのか？どうなのか？特に何も起きず。
ゆうキャンはここで爆睡。「15分置きに携帯の目覚まし鳴らし
て空模様をチェックする！」とかぬかしてたくせに、実際見て
いると携帯が鳴ると切り、携帯が鳴ると切り。空なんかひとつ
も見やしねえ。彼はきっと冷たい只見川にでも放り込まない限
り目を覚まさないであろう。もう知らん。
蜘蛛の巣で少々遊んでみる。
使用前。
下の部分は水。すごい光景だ。
このように川と一緒に霧が流れている。
写っている橋は万代橋。左手が上流で只見川。
霧が晴れれば田子倉ダムが見える。右手は只見湖。
この橋が丁度境目っぽい。
そんなこんなウロウロ撮りまくっていたらもう7:00をかなり回って
しまった。そして雲が切れ始めた。しかしもう見られる条件があと
一時間を切ってしまった。今日はもうダメなのか？
そもそもB現象とは何か？
もう気がついてる方はいらっしゃると思うがブロッケン現象の
ことです。基本的に登山者が遭遇するあまりメジャーじゃない
現象だけど、この福島県只見町では特定の条件を満たせば
ほぼ毎日見られるとのこと。
これに魅かれてこんな遠くまで来てしまったわけで。
ブロッケン現象って何？ってのには、その言葉で検索してもら
えれば一発です。
簡単に言うと、人の影が前方の霧に投影された時、真後ろから
太陽の光が当たると影の周りに虹が出来るってやつです。
他の呼び名として、ブロッケンの怪物、ブロッケンの妖怪、日本
では御来迎。
ここ只見町で見られる条件として
��7〜8月であること。
��AM6:00〜8:00の間であること。
�Ａ案�よく晴れ気温が高く、朝も晴れていること。
�た緻未棒醋犬�出ていること。
って感じ。
これも詳しいことは「ブロッケン現象 只見町」で検索を。
そんなわけで5:30頃到着したのはいいけれど、曇りすぎ。
もう後は念力で雲をどかすしかないんじゃないか？
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とりあえずうろつきまわることにした。
川に限らずそこら中霧だらけ。すごい景色だ。
この看板に書かれている通りにサイレンが鳴った時はちょっと
びびった。水が増えんのか？どうなのか？特に何も起きず。
ゆうキャンはここで爆睡。「15分置きに携帯の目覚まし鳴らし
て空模様をチェックする！」とかぬかしてたくせに、実際見て
いると携帯が鳴ると切り、携帯が鳴ると切り。空なんかひとつ
も見やしねえ。彼はきっと冷たい只見川にでも放り込まない限
り目を覚まさないであろう。もう知らん。
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蜘蛛の巣で少々遊んでみる。
使用前。
下の部分は水。すごい光景だ。
このように川と一緒に霧が流れている。
写っている橋は万代橋。左手が上流で只見川。
霧が晴れれば田子倉ダムが見える。右手は只見湖。
この橋が丁度境目っぽい。
そんなこんなウロウロ撮りまくっていたらもう7:00をかなり回って
しまった。そして雲が切れ始めた。しかしもう見られる条件があと
一時間を切ってしまった。今日はもうダメなのか？
7:14 遂に太陽が顔を出した！！
急いで橋から自分の影を見る。おおっ！薄いけど出た！
そしてすぐに太陽はまた雲に隠れてしまった。
とにかくゆうキャンを起こさないと。
急いで車まで戻ってみるとやつは大口開いてグウグウ寝てやがる。
この口に何か放り込みたい衝動に駆られながらも耐え切りやつを
揺する。「う、う〜ん」何がう、う〜んですか？
あれ？確か西沢渓谷でも同じ光景を見たことがあるが？
なぜ毎回おれがこやつを起こさねばならんのか・・・
寝ぼけ野郎と共に橋に戻ってみたが、太陽がまた雲に隠れて出て
こない。だがまたすぐに出そうだ。
7:28 そして再び太陽登場！
来た！すぐ水面の影を見る。出た！今度はさっきのと比較になら
ない程きれいに虹が現れた！すごい！何も考えずに激写。
・・・と、ピントが全然合わない。何しろ相手は実体がないぼやけた
ものなので、カメラが距離を認識してくれない。
どうすんだこんなの？
ここでゆうキャンが似たような距離にある物体でピントを合わせ、
ブロッケンにカメラを向けて撮る方法を捻出。よくやった！
っていうかなんでこんなことに気がつかなかったんだろう？
よっぽど興奮してたんだろうな・・・
その時撮れたのがこれ。
実際写真にするとしょぼいけど、生で見るとかなりすごいです。
もっと立体的に影と虹が浮き出たような奇妙な感覚。
とても幻想的でした。
これだとなんだかよくわからない。薄すぎって向きにはこれ。
コントラストを滅茶苦茶強調してみました。
これだともうちょっとはっきりするでしょう？
「うをー！何これー！」
「すげえ！すげえ！」
「うあ、でけー！」
「動いたら動いた！」
などガチャガチャ騒いでいたら、そばで釣りをしてた三人組の
人たちが寄って来た。トラウト狙いらしい。
そして声をかけられた。
「もしかしてブロッケン現象とかいうのを見に来たんですか？」
「そうです〜」
「ブロッケン現象ってどんなやつ？話には聞いたことあるんだ」
水面を指差して、
「今まさに目の前にあるやつがそうです！」
「おお〜！」
この人たちの間でもしばらくこれで持ちきりに。
総勢五人でガチャガチャ騒いでいたところ、太陽がまた雲に。
ここに妙齢ご夫婦？登場。
「ブロッケン現象を見に来たんだけど、まだ見えてないよね？」
「いや、今滅茶苦茶見えてたんですけど」
「！！」
「ええ？本当ですか？」
すごい悔しがりぶり。
聞くとこれを見に昨日来たら曇ってて全く見えず、一晩泊まった
とのこと。そして今朝も出遅れ。不運としか言いようがない。
しかもおれらと同じく遠く（千葉だそうだ）から来たらしい。
だが幸いなことにまた数分後太陽登場。
総勢七人でお祭り。
ここで面白いことに気がついた。
例えば二人近い位置に立って影を水面に投影させるとそれぞれ
に虹の輪が出来そうなものなのに、自分の影しか出来ない。
つまりそれぞれ自分の影にしか現象が出ないのだ。多分太陽の
微妙な位置に関係するみたいだ。
こうなるといろいろ試したくなってくる。
せっかく今七人もこの場にいるのだから試さない手はない。
そんなんでいろいろやってみた。
並んで立ってみたり、固まってみたり。
しかしどんなにくっついてもどうしても自分の影にしか輪は出来な
かった。むしろ自分の影に他の人の影が重なると輪が欠けてしま
う位だ。不思議だ〜
そいえば釣り三人組は携帯で写真を撮っていたが写らなかったらし
い。妙齢夫婦？は写るんですみたいなやつで。これも結果がすぐに
見えないので辛い。やっぱりデジカメでないと苦しいかな。
場所を橋の袂から橋の上に移し、ここでも数枚。
橋の上は橋の影が一緒に写ってしまうので、いまいち。
でもこれもずっと見てて気がついたことだが、水面に自分の影が
近いと頭にしか虹の輪が出来ず、遠いとそれだけ大きい輪が出来
るみたいだ。なので、橋の上からの方が虹の輪的にはいい感じ。
ゆうキャンと記念撮影(笑)
なんだか妙にお気に入り。
現象もかなり薄っすらとだけど出てるし、幻想的だと思う？
7:58 夢の終り。虹の輪が出なくなった。
8時までってのは本当なんだ。
見るとあれほど濃かった霧が大分薄くなってしまっている。
使用後。
おまけ。只見湖側の風景。
とにかく来てよかった。
全然晴れなくて今日はもうダメかと思っていたのに。
多分これは念力に違いない(笑)
それでも太陽が余り強力でなかったのが残念。晴れまくっていた
らもっと濃いのが見えたかも知れないのに。
それでも見られたんだから全く文句ないけど。
この感動は今回の写真では半分も伝わってないです。
あんなにすごいものだとは実際に見るまでは分からなかった。
これは見ないと人生損します(笑)
それと妙齢ご夫婦？見られて本当によかった。
それとあの時あの場にいた方たち、ご協力ありがとう！
同じ感動をあの場にいた全員で共有できたことが嬉しい。
またここに来るぞ！
【撮影機材� �Canon IXY DIGITAL L2
【撮影機材�◆�Canon PowerShot S40
※ブロッケン現象の撮影は全てS40です。
急いで橋から自分の影を見る。おおっ！薄いけど出た！
そしてすぐに太陽はまた雲に隠れてしまった。
とにかくゆうキャンを起こさないと。
急いで車まで戻ってみるとやつは大口開いてグウグウ寝てやがる。
この口に何か放り込みたい衝動に駆られながらも耐え切りやつを
揺する。「う、う〜ん」何がう、う〜んですか？
あれ？確か西沢渓谷でも同じ光景を見たことがあるが？
なぜ毎回おれがこやつを起こさねばならんのか・・・
寝ぼけ野郎と共に橋に戻ってみたが、太陽がまた雲に隠れて出て
こない。だがまたすぐに出そうだ。
7:28 そして再び太陽登場！
来た！すぐ水面の影を見る。出た！今度はさっきのと比較になら
ない程きれいに虹が現れた！すごい！何も考えずに激写。
・・・と、ピントが全然合わない。何しろ相手は実体がないぼやけた
ものなので、カメラが距離を認識してくれない。
どうすんだこんなの？
ここでゆうキャンが似たような距離にある物体でピントを合わせ、
ブロッケンにカメラを向けて撮る方法を捻出。よくやった！
っていうかなんでこんなことに気がつかなかったんだろう？
よっぽど興奮してたんだろうな・・・
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その時撮れたのがこれ。
実際写真にするとしょぼいけど、生で見るとかなりすごいです。
もっと立体的に影と虹が浮き出たような奇妙な感覚。
とても幻想的でした。
これだとなんだかよくわからない。薄すぎって向きにはこれ。
コントラストを滅茶苦茶強調してみました。
これだともうちょっとはっきりするでしょう？
「うをー！何これー！」
「すげえ！すげえ！」
「うあ、でけー！」
「動いたら動いた！」
などガチャガチャ騒いでいたら、そばで釣りをしてた三人組の
人たちが寄って来た。トラウト狙いらしい。
そして声をかけられた。
「もしかしてブロッケン現象とかいうのを見に来たんですか？」
「そうです〜」
「ブロッケン現象ってどんなやつ？話には聞いたことあるんだ」
水面を指差して、
「今まさに目の前にあるやつがそうです！」
「おお〜！」
この人たちの間でもしばらくこれで持ちきりに。
総勢五人でガチャガチャ騒いでいたところ、太陽がまた雲に。
ここに妙齢ご夫婦？登場。
「ブロッケン現象を見に来たんだけど、まだ見えてないよね？」
「いや、今滅茶苦茶見えてたんですけど」
「！！」
「ええ？本当ですか？」
すごい悔しがりぶり。
聞くとこれを見に昨日来たら曇ってて全く見えず、一晩泊まった
とのこと。そして今朝も出遅れ。不運としか言いようがない。
しかもおれらと同じく遠く（千葉だそうだ）から来たらしい。
だが幸いなことにまた数分後太陽登場。
総勢七人でお祭り。
ここで面白いことに気がついた。
例えば二人近い位置に立って影を水面に投影させるとそれぞれ
に虹の輪が出来そうなものなのに、自分の影しか出来ない。
つまりそれぞれ自分の影にしか現象が出ないのだ。多分太陽の
微妙な位置に関係するみたいだ。
こうなるといろいろ試したくなってくる。
せっかく今七人もこの場にいるのだから試さない手はない。
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そんなんでいろいろやってみた。
並んで立ってみたり、固まってみたり。
しかしどんなにくっついてもどうしても自分の影にしか輪は出来な
かった。むしろ自分の影に他の人の影が重なると輪が欠けてしま
う位だ。不思議だ〜
そいえば釣り三人組は携帯で写真を撮っていたが写らなかったらし
い。妙齢夫婦？は写るんですみたいなやつで。これも結果がすぐに
見えないので辛い。やっぱりデジカメでないと苦しいかな。
場所を橋の袂から橋の上に移し、ここでも数枚。
橋の上は橋の影が一緒に写ってしまうので、いまいち。
でもこれもずっと見てて気がついたことだが、水面に自分の影が
近いと頭にしか虹の輪が出来ず、遠いとそれだけ大きい輪が出来
るみたいだ。なので、橋の上からの方が虹の輪的にはいい感じ。
ゆうキャンと記念撮影(笑)
なんだか妙にお気に入り。
現象もかなり薄っすらとだけど出てるし、幻想的だと思う？
7:58 夢の終り。虹の輪が出なくなった。
8時までってのは本当なんだ。
見るとあれほど濃かった霧が大分薄くなってしまっている。
使用後。
おまけ。只見湖側の風景。
とにかく来てよかった。
全然晴れなくて今日はもうダメかと思っていたのに。
多分これは念力に違いない(笑)
それでも太陽が余り強力でなかったのが残念。晴れまくっていた
らもっと濃いのが見えたかも知れないのに。
それでも見られたんだから全く文句ないけど。
この感動は今回の写真では半分も伝わってないです。
あんなにすごいものだとは実際に見るまでは分からなかった。
これは見ないと人生損します(笑)
それと妙齢ご夫婦？見られて本当によかった。
それとあの時あの場にいた方たち、ご協力ありがとう！
同じ感動をあの場にいた全員で共有できたことが嬉しい。
またここに来るぞ！
【撮影機材� �Canon IXY DIGITAL L2
【撮影機材�◆�Canon PowerShot S40
※ブロッケン現象の撮影は全てS40です。
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この記事へのコメント
1. Posted by コリン 2005年08月09日 00:53
毛虫の攻撃に耐え
ロングドライブに耐え
あっさり寝てしまう同行者にも耐え
撮影に成功してヨカッタですねぇ〜♪
しかしこの不思議写真を眺めていたら
子供の頃に見た「宇宙人写真」を思い出し
ググってみたら、うっかり怪しくも面白い
サイトを発見してしまいました。
http://psyco.jp/heliboy/ufo/top.html#01
暇つぶしに良いかと・・・
ロングドライブに耐え
あっさり寝てしまう同行者にも耐え
撮影に成功してヨカッタですねぇ〜♪
しかしこの不思議写真を眺めていたら
子供の頃に見た「宇宙人写真」を思い出し
ググってみたら、うっかり怪しくも面白い
サイトを発見してしまいました。
http://psyco.jp/heliboy/ufo/top.html#01
暇つぶしに良いかと・・・
2. Posted by ゆうキャン 2005年08月09日 01:13
>あっさり寝てしまう同行者にも耐え
…くっ。
めんぼくねぇ…。
3. Posted by よ〜かん 2005年08月09日 02:06
>コリンさん
ほんと、これで写真撮れなかったら意味わかんない喜多方ラーメン
ツアーに変化してしまうところでしたよ・・
今度はコリンさんも是非見に行きませう。
その不思議サイトの心霊映像はやばかった。夜中に一人で見るもん
じゃなかった・・・
>ゆきゃん
あのポッカリと開いた大口に何度得体の知れないものを放り込もう
と思ったか(笑)
起こしてる時に「あれ？なんか前にもこんな場面を見たことがある」
なんてデジャブかと思ってしまったじゃんか。
なんのことはない。西沢渓谷リターンズじゃねえか！
ほんと、これで写真撮れなかったら意味わかんない喜多方ラーメン
ツアーに変化してしまうところでしたよ・・
今度はコリンさんも是非見に行きませう。
その不思議サイトの心霊映像はやばかった。夜中に一人で見るもん
じゃなかった・・・
>ゆきゃん
あのポッカリと開いた大口に何度得体の知れないものを放り込もう
と思ったか(笑)
起こしてる時に「あれ？なんか前にもこんな場面を見たことがある」
なんてデジャブかと思ってしまったじゃんか。
なんのことはない。西沢渓谷リターンズじゃねえか！
