英国でフェンシングを指導する日本人コーチのブログ。

母が他界して1年が過ぎようとしています。
母は葬儀の後、遺骨となってしばらく父といました。今まで暮らしていた家の、今まで母が綺麗にしてきた仏壇に置かれ、父と家族と一緒に過ごしてくれていたと思います。
仏壇に置かれた母を見て父は「お父さんもいつかここに入るんだから、なんて言ってて自分が先に入るなんてな・・」と寂しそうに呟きました。

一周忌で親戚が集まった時に母の納骨となりました。母の入るお墓も完成しました。
父は「俺が先に逝ってたらこんな立派な墓にはならなかった」と言いますが、自分もいずれは入る墓だから気に入ったように建てたのではないかとも思いました。
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それでもこれから残された私達の役目は父が再び母と並んで過ごすその日まで、お墓を守り、そして父を支えて生きていくことです。
そう言った意味でも、別れであり、決意の日ともなりました。

法事の挨拶で「母は今、三途の川あたりまで戻って来てるようです」と言ったらめちゃくちゃスベりました。

全英ユース大会は 14歳以下で
表彰台を独占!!
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12歳以下でも優勝!!
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U18で銅メダルと選手は結果を残してくれました。
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また今回表彰台に立てなかった選手、トーナメントの途中で悔しい涙を流した選手もいました。
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次は君がメダルを穫る番だ!だからまた一緒に練習をしよう!

今回もクラブとして一丸となれる良い経験ができたと思います。

全英選手権でエリオットが3位入賞を果たしました。
激戦に次ぐ激戦で、正直もうダメかというような試合展開もありましたが、国内ジュニアチャンピオン、元全英チャンピオン、元世界ジュニアチャンピオンに一歩も引かない試合展開で準決勝まで勝ち上がりました。
ここまでの戦いからすれば準決勝は問題なく、決勝の相手は前回の試合で勝っている相手、これは行けてしまうかも、と思ったのが心の油断だったのかもしれません。
小さなミスからポイントを離され、回収できずにそのまま敗退となりました。FullSizeRender


非常に悔しいですが、また来年があります。もう一度出直しです。
試合に負けても気持ちで負けない、勝つまで負けないのです!
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エリオット!銅メダルおめでとう

ポーランドのユース国際大会に選手と遠征しました。
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試合の結果は今ひとつでしたが、次世代の選手育成に大事な経験を積む事できました。
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これからもチーム一丸となって強くなってく所存です!

昨年11月の国内大会で準優勝だったエリオットですが、今回は優勝を飾る事ができました。
(昨年の記事はこちら→変革への導き

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さらに3位にも2名の生徒が入賞して良い結果を出せた週末でした。
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エリオットは日々の練習の成果が感じられる試合展開で、昨年のように途中で気持ちを落とすような展開にもならなくなってきました。

もう少し気持ちが大きくなっても良いかなという気がするのですが、油断につながるような事にならないようにまだまだ気を引き締めて指導します!


いつものように英国のクラブで指導をしていた時の話。
レッスンをしていたベテラン選手が私に「日本の選手を1人だけ憶えてる」と話してくれたのです。
「昔は今と違って道具も質が良くなくて、試合の形式もトーナメントじゃなくてプールの総当たりでね、東京オリンピックに出た時は・・」

え?ちょっと待ってください、それって壮大な昔話じゃないですか!? 東京って・・1964年の東京オリンピックですか?と驚くと、「私は英国代表だった」と衝撃な事実を明かしてくれたのです。
この方はペーター・ヤコブさんという選手で、過去には英国代表で東京とメキシコオリンピックに出場された凄い方した。

私は知らずにオリンピアンのレッスンをしていたんですね。

そんなペーターさんが知っている日本人の話を詳しく聞くと「タブチ」という名前が出てきて私はさらに驚きました。

日本でタブチ選手、さらにペーターさんと同年代ぐらいとなると、京都の田淵先生しかいません。
先生は東京オリンピックに出場され、同志社大学で長年にわたり指導をされながら日本フェンシングの発展に尽力された方です。
実は私も過去に関西の大学で指導をさせて頂いていた時に田淵先生に大変お世話になりました。

Facebookで田渕さんのご家族と連絡が取れたので、早速ペーターさんという英国人を憶えていらっしゃいますか?と確認して頂きました。

すると「その名を忘れるはずがない!!」との返答が・・。

なんでも当時、国際大会に日本代表として参加されていた田淵先生、あと1つ勝利すれば世界大会でメダルという場面で破れてメダルを逃したそうなのです。その相手というのが・・英国のペーターさんだったのです。

私がペーターさんにその事を話すと「うーん、そんな事あったかな?」と記憶が曖昧・・

しばらくしたある日、ペーターさんが「あの話は恐らくこの事だと思う」と古い紙を見せてくれました。
それは・・1961年のユニバーシアードの試合結果表。
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[1961年ブルガリア ユニバーシアード大会]

確かに・・ペーターさんと田淵先生が4勝で並んでる・・当時は本当にトーナメントではなく決勝進出者の総当たりだったんですね。
今ではデジタルになんでも保存できてしまいますが、紙でとなると・・これは貴重な資料ですし、今まで保存していたペーターさんもすごい!!

田淵先生からは「ありがとう、この人に間違いないです。お互い歳をとりましたが懐かしいです」とメッセージを頂き、ペーターさんに伝える事ができました。

田淵先生にご指導を頂いた私が、英国でペーターさんのレッスンをしている、これは不思議な巡り合わせですが、大変貴重な経験となりました。

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[ペーターさんとやまけん]


私としては是非、東京オリンピックで田淵先生とペーターさんが再会してくれる事を願うばかりです。

これはもう再戦もあるかもよ!?

ロンドンに移ってから、ケンブリッジ大学のフェンシングクラブで指導をさせて頂いております。
先日、光栄な事に歴史あるケンブリッジ大学対オックスフォード大学の対抗戦に参加させて頂ける機会を得ました。

100年以上に渡り両校で続けられている歴史ある対抗戦だそうで、今回が111回目。会場には両校の元フェンシングOBさんやOGさんが大勢いらしておりました。
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この長い歴史の中で少なくとも指揮官としてケンブリッジ大学を率いた日本人はいないはず!と私もテンション高めに指導しました。
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無事にケンブリッジ大学は勝利を収め、夜は両校の親睦パーティーへ。


さすがに居酒屋でみんなでドンチャン騒ぎって感じではなく正装でディナーでした。
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111回目に歴史ある両校の対抗戦に関わらせて頂けた事は大変栄誉な事です。
ちょうどこの週末は国際母の日でした。天国の母も誇りに思ってくれていると思います。

ポーランドに海外遠征してきました。
今回はU17の試合ですが代表としての参加ではなく、あくまでプライベート。
選手は教え子のフローリン君とルイス君、そして別クラブながらも一緒に参加したハル君。
全員まだ14歳でこの大会はあくまで練習試合。それでも初戦のグループ戦を勝ち上がり、トーナメントに進出できた事は将来への明るい希望となりました。
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一緒にロンドンで合宿していた U17の日本代表選手も同じ大会に参加。
日本選手の最高は3位の銅メダルと輝かしい成績を残してくれました。
これを機に海外遠征の前はロンドンで合宿、という流れになってくれると嬉しいですね。

日本のU17エペ代表がロンドンで国際大会事前合宿を行い、レオンポールセンターでの受け入れをお手伝いしました。
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合宿中にちょっとサプライズ!?
男子フルーレ世界ランキング1位のアメリカ代表ALEXANDER MASSIALAS選手が練習会場に現れて・・日本の選手たちも一緒に記念撮影!!
この子達・・ラッキーかも!?
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ここで運を使いきらないように国際大会も頑張れ!!
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デンマークはコペンハーゲンのヨーロッパカデサーキットに参加しました!
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結果は男子選手が2名が8位入賞、女子選手が3位で銅メダル、団体戦で女子チームが銅メダルを獲得しました!
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今期のカデサーキット遠征もこれで最後。
また来年に向けてしっかり準備します。



新年早々、玉突き事故に遭いました・・。
私は普通に運転してたんですが、友人同士の若者が運転する2台のBMWがお互いにスピードを競い合った結果、この2台が衝突して弾かれた1台が私に追突するという・・なんとも運のない事故。
外国での事故はたとえ自分に非があっても絶対に謝ってはいけない、と言いますが・・本当に謝らないですね。どうなってんだ?と若者グループに言っても、あいつがこいつがと原因のなすり付け合い。
[前が私の車です]
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警察に来てもらいましたが、この日はちょうど日本で映画「君の名は」が初めてTV放送された日。遠く離れたイギリスで、警察官に君の名は?と聞かれたタイムパラドックスだな・・新年三日でBMWに彗星の如く衝突される悲劇の物語かぁ・・とか思いながら、現場検証をしてもらい、あとは警察と保険会社に任せることに。
[現場検証の警察官]
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年明けからトラブルで、車も私も凹みましたが、気を持ち直して頑張ります!

どうも!今年も宜しくお願いします!

今年はグリニッジの本初子午線(実際は若干ズレるらしいけど・・)から気持ちを0にしてスタート!!

これが経度0の線。
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で、やっぱりまたいでみたりして。身体が西と東で半分に・・ってわかりますか!?
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2018年も西へ東へ頑張ります!

ラーメンが食べたい。ラーメンが食べたい・・と思っていました。ロンドンには日本食のレストランが多くあり、以前このブログでも紹介した通り、日本のラーメン屋さんも店舗を出しています。
しかし、味は本当に美味しく、日本と同じラーメンでも御値段が日本の3倍。
毎度、気軽に食べる庶民のラーメンとは程遠い存在なのでした。

・・ですが、ここである革命が起きます。
近所のアジアマーケットでこんなものを見つけたのです。
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冷凍ラーメンの麺。
Yutakaという英国でよく目にする日本食材を扱ってる会社の商品です。
見た目は・・日本のラーメンのようです。
早速、買って味見をしようと思いますが、ここで問題が発覚。

スープが付いてない!!

あくまで麺は売ってても、スープがないとダメなのでは?これを買う人ってどうやって食べてるの??

うーん、なければ作るしかないですね。
材料は結構、揃ってます。
味付きメンマも購入しました。
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本格的にこだわるつもりは全くないです。
ただ、日本の醤油ラーメンに似せたいとは思ってます。

まず、鍋に昆布・いりこ・カツオの粉出汁と中華スープの素、玉ねぎ、にんにくと生姜、みりん少々を入れて煮込みます。

ラーメンを入れる器に醤油、オイスターソース、ごま油を入れておきます。

沸騰したお湯に冷凍の麺を投入してほぐし、しばらくしたらザルに移し水切り。

麺を器に入れて鍋のスープを入れたら軽く混ぜて、ネギ、メンマ、のり、自家製チャーシューをトッピング。
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たったこれだけ!!

・・でお味の方は??

ふつうに美味い!!これは・・学食のラーメンとか高速道路で有名ではないサービスエリアのラーメンくらいのレベルがあります。

これなら気軽に庶民の味としてラーメンが楽しめます!!

お料理バンザイ!

先日の休日はロンドンにある帝国戦争博物館を見学にいきました。
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博物館見学という軽い気持ちで行ってしまいましたが、見学し終える頃には気持ちがズーンと沈みました。
この博物館には世界中の戦争兵器と歴史が展示されています。
展示品は拳銃から核弾頭まで様々。
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「リトルボーイ)
各国の戦闘機や戦艦、潜水艦や装甲車の展示もあります。
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「時代の兵器」
なかでも人間魚雷という発想がイタリアにもあり、作戦投入されていた事実は、私が知らない事実の1つでした。

また日本の零戦の残骸も展示されていました。
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日本国旗と共に展示された残骸は、どういう経緯でここに展示されているかは分かりませんが、戦火の日本人が様々な思いを込めて組み立て、ここに乗っていた日本人がいたのだと思うと感慨深いものがありました。
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私は日本人としてこの博物館を訪れました。中にはドイツの人、アメリカの人、フランスの人、色々な国人が自国の歴史を垣間見れる内容で、共通して思える事は戦争は繰り返してはいけないという事なのではないでしょうか。




クラブも年の瀬、今回はクリスマスパーティーに招待されました。
俺はね〜自分のポジションを理解してるんですよ、ここはやっぱり普通に参加しちゃいけないのです!

そこで、パーティー会場にはこのコスチュームで登場です。
世界的な有名人、マリオです!
クリスマスに何の関係が!?そんなのどうでもいいんです。知名度ですよ、知名度!
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ちなみにルイージのコスチュームも持参して、選手に着てもらいました!
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楽しんで、楽しませんてもらいました!
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カデ代表遠征第3戦目はフランス。
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しかし・・結果は惨敗!!
驚いた事に、団体戦も1回戦で敗れました。ここ最近、調子が良かったのは嘘だったのか!?
だけど、実際に今大会はレベルが高かった・・。

フィンランドで接戦したイタリアのチームは今回はイタリア3としてエントリー。
あ、あの強さで第3チームとは!!
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国際遠征は毎回結果が違います。良い時があれば悪い時もあります。
負けた時こそ学ぶことが多い。この事実は変わりません。まだまだ若い選手達です。
失敗を修正して次につなげたいと思います。

ロンドンに戻る際になんとフランスからのフライトがキャンセルに!
ロンドンは4年ぶりの大雪で空港閉鎖で、フランスのリオン空港に取り残された我々は、苦渋の選択でそのまま長距離バスでスイスはジュネーブに移動。1泊して空港の再開を待つ羽目に。
同じロンドン行きが朝から2便キャンセルの中、幸い私たちの便はロンドンに向けて無事にフライト。

入国して自分の車が雪に埋まってるのをみてロンドンの積雪量を知り驚きました。
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無事に帰ってこれてよかったです・・。

教え子が年齢別で2つのタイトル!
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国内サーキット大会の最終グランプリでサミエル君が10歳以下で、フローリン君が14歳以下で優勝して年間チャンピオンに輝きました!おめでとう!

今回も英国のカデ代表と遠征でした。場所はフィンランド。
多くの選手が参加する中、英国選手は個人戦で3位、団体戦でも先回に続き銅メダルを獲得。
個人戦も団体戦もL8からは厳しい戦いでした。接戦に続く接戦で個人戦は15−14で勝利して準決勝へ、しかし、準決勝は今大会の優勝者に完敗の結果に。それでも個人でメダルを獲得できたのは大変うれしい成績でした。
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団体戦はL4でイタリアと接戦するも最期は時間切れで、3位決定戦へ。3位決定戦はアメリカに逆転勝ちで銅メダルを獲得しました。こちらはイタリアの接戦を制していれば前回以上の成績が出せたという悔しくもある成績でした。
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少しづつ、でも確実にチームは強くなっています。
まだまだ練習が必要ですが精進をして頑張ります!
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今回は日本のコーチとも会う事ができました!
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坂本コーチや加藤コーチは過去にドイツや英国で一緒に合宿もした事がある旧知の友です。
こうして世界で再会できるのは嬉しいですね!

私がロンドンのレオンポールフェンシングクラブに移籍して早いもので9か月。
日進月歩ながらも若い選手を育成する事にも成果が出てきました。
まだまだ勝つ事が目標とは言えません。しかし、子供たちがフェンシングを始めて楽しみながら試合に参加してみるという初心者が当然通るであろう道まで選手を導くのもコーチの大切な務めです。

今回は団体戦に参加してみました。この大会が初めての試合という選手もいます。
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1人では参加できなくても友達となら出場できるかも・・そんな子供達には大変よい経験となりました。
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この選手たちが将来、英国を代表する選手に成長するかもしれません。
そこまで選手を導くのもコーチの大切な務めです。
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今年も英国カデ代表コーチとして遠征します。最初の遠征(クラーゲンフルト・オースリア)で英国チームは団体戦で銅メダル快挙。
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本当に惜しくそれでいて接戦の試合展開でした。
準決勝は40-39から42-45で敗退。銅メダルをかけた3位決定戦は42-42で一本勝負の展開に・・エースのベン・アンドリュー選手が見事なトゥシェで最終ポイントを制して銅メダルを獲得しました。

いや〜コーチしている私は・・生きた心地がしませんでした。
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おめでとう英国チーム!

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