英国でフェンシングを指導する日本人コーチのブログ。

関西の学生達がロンドンに帰ってきてくれました!!
今回で2回目になる関西学生合宿。
今回も愛知工業大学の横井監督と小西コーチと共にレオンポールセンターで合同合宿。
3種目共に午前午後と良い練習ができました。

さらに!今回は私が指導しているケンブリッジ大学のフェンシング部男子エペチームと親善試合もする事ができました。

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横井監督と小西コーチと・・初めてハンガリーでお会いしてから10年以上のお付き合い頂いております。
私が今日、指導者として剣を振る事ができるのは、ハンガリーで交流合宿をしたり関西の大学で指導させて頂いたり、さまざまな行事を一緒に経験させて頂いたからです。
その経験を知識と技術にかえて次世代に伝えていく事が何より大切なのだと思います。

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まぁ・・普段はこんな感じなのですが・・

ロンドンで開催される男子フルーレ・サテライト大会に参加する為、日本代表でロンドンオリンピック団体銀メダリストの淡路選手がレオンポールセンターへ練習に来てくれました!

練習では英国代表のリチャード・クルーズ選手と対戦して華麗な動きを見せてくれました。
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クルーズ選手も「私に必要な練習はこういう対戦だ」と淡路選手のプレイを絶賛。
私も淡路選手とお話をさせてもらうなど、聞けて貴重な体験となりました。

今後も彼らの活躍から目が離せませんね!

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9月10月は若い選手たちの試合が連続であります。特にU17女子のイザベラとエレナはヨーロッパサーキットへの代表遠征がかかった大事な試合もあります。
出だしは2人とも好調で。イザベラがU17カデとU20ジュニアのランキング大会で優勝、エレナもU17カデで3位とU20ジュニアで8位に入りました。
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どの選手も次世代を担う大事な選手です。1つ1つの試合で結果と経験を求めて頑張っています。

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まだまだいきます!!

フェンシングとは関係のないプライベートな用件で私の第二の故郷ブダペストを訪れました。
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早々と用件を済ませて、昔お世話になったホンヴェイドフェンシングクラブへ。
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久しぶりに恩師ペーターさん、師匠のガーボル先生と再会できました!!
ガーボル先生は最近怪我をされたとかで心配でしたが、今では回復されてすでに指導に戻ってらっしゃいました。さすが師匠!

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お二人ともいつまでもお元気でいてください。

櫻井選手が復帰!!
車いすフェンシングの日本代表の櫻井杏理選手がロンドンに帰ってきました。
・・というのも、実は櫻井選手は10ヶ月ほど剣が握れない状況にありました。
2017年に急成長を遂げ、車いすフェンシングのW杯で銀メダルを獲得した櫻井選手でしたが、その後に受けた手術のリハビリと再手術により戦線を離脱、長期の寝たきり生活を余儀なくされたのでした。(まぁ、詳しくはプライベートの事なので書けないですが、最終的にはアメリカでも事例が2つしかない特殊なアレルギー反応が原因だったとか)

それでも東京パラリンピックを目指す気持ちに変わりはなく、むしろ今でよかった、東京に間に合う!と気持ちを切り替えて練習再開です。

パラリンピックの選考試合が始まる前に、櫻井選手はアジア大会に参加すべく練習に励むのです!

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ロンドンに戻って、引き続き合宿です。
国際ユース合宿、スパーリングキャンプ、ユース大会、サマーオープンと・・いや〜今思い出しても気が遠くなるスケジュールでした・・。
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国際ユース合宿は1週目がフルーレ、2週目がエペ・サーブルと続きました。
普段はあまり仕事では一緒にならないフルーレコーチの方々と一緒に練習できた事は私にとって勉強になりました。
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エペ・サーブル合宿、さらにスパーリングキャンプにも嬉しい事に日本からも合宿参加がありました!
エペ・サーブル共に色々な国選手と切磋琢磨してる様子は本当に楽しそうでした。
逆に頑張りすぎて怪我しちゃうんじゃないかと心配にもなりましたが、それでもこういった機会が増えると私も益々頑張れます!

合宿は順調に進み、最終日のユース大会では良い成績を残せました。
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シニアのオープン大会はレオンポールチームが表彰台を独占!優勝者はエリオット。
確実に力をつけて成長している彼ですが、最近はその実力に自信も持てるようになってきたようです。
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南フランス合宿に今年も参加させて頂きました。コーチのメンバーは昨年に引き続き、フランス人のオリビエさん、マックスさん、英国人のダビットさん、そして日本人の私です。
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今回も多くの選手一緒に練習ができました。
私がこの合宿に参加させて頂いた当初は、フランス式のフェンシングとハンガリー式のフェンシング違いに戸惑い何を教えれば良いのか悩みました。しかし、今となってはこの悩みはただの傲慢であったように感じます。
今では「結局、自分が教えられる事しか教えられない」と考えるようになりました。
選手はフランス式のフェンシング学びたくて私の指導を受けているのではなく、新しい技術や考え方を求めて私の指導を受けてくれている、そう感じる場面が昨年、今年と多くあった気がします。彼らは彼らなりに、従来のフランス式から新しい技術を個々に増やして自分のフェンシングを進化させているのです。
それに対して私がスタイルがどうこう考える必要はなく、私の持っている技術や経験、考え方などを選手に伝えてあげる事が、この合宿を有意義なものにするのだと思います。
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この先、フェンシングが更なる進化を遂げた時は、国伝統的スタイルなどはなくなるのかもしれません。それでもコーチはコーチで過去の遺産を受け継ぎ、次世代に繋げていかなくてはなりません。それには私もまだまだ勉強が必要です。



今回、マックスさんとフランスフェンシングとは?の話で色々と新しい知識がもらえたので、今後の指導に役立てて行きたいです
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さらにはフランスでサッカーワールドカップの決勝、しかもフランス対クロアチアの試合を観戦する事になるなんて!
いや〜この時間だけは合宿所にいた違う競技団体や選手が一堂に集まり、サッカーに釘付けでした。そしてフランスのゴールの瞬間は大歓声!
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優勝を見届けると、ふと我に返ったようにそれぞれの練習に戻って行きましたが、パリでは優勝を祝って大騒ぎだったようですね。

怒涛の夏休みでした・・まずは恒例の南フランス合宿!!
今年も光栄な事に合宿に指導者として参加させて頂けました。
しかし、最初の移動からトラブル!
オーバーブッキングでヒースロー空港で足止めされてしまいました。結果、フライトを変更するはめに・・でもでもこれが最高の展開に!?
私達フライトはスペインのマドリードを経由して、フランスのトゥルーズに入る予定だったのですが、これをトゥルーズ直行便に変更となりました。マドリード経由は£80(およそ1万円)だったのですが、トゥルーズ直行便はその日の値段で£700(10万円)・・これが無料で変更。しかも空港で待ち時間が4時間発生したのでお食事券がでました。これが£100(1万5千円)。
一緒に合宿に参加する為に移動していた教え子のマチューも同じ待遇を受ける事になりもう気分はいきなり天国へ。
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まずは2人でレストランで食事。日本食が食べれるお店に入ってマチューが生まれて初めて箸と日本食に挑戦!
ゆっくりデザートまで楽しんで、トゥルーズに移動。さぁここからは合宿の始まりだ!
と2人で気分を入れ替えたのですが・・実は私達はこの4時間以上の遅れで、合宿の南フランスに移動するバスに乗り遅れ、移動の方法を失っていたのです。
そこで急遽、合宿主催者からの提案で、合宿に参加するフランス人コーチのオリビエさんのお宅に1泊する事に。そして次の日の早朝に南フランスへ移動する事になりました。
オリビエさんの家ではバーベキューさせて頂いたり、フランスワインをご馳走になったりと、本当にゆっくりさせていただきました。

明日からは本当に合宿!頑張ります!

イングランドのユース大会に参戦してきました。今年は若い選手が増えて、私1人では指導できないので、クラブに在籍するサムが選手兼アシスタントコーチとして一緒に選手を指導してくれました。
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結果は金メダルが2つに銀メダルが1つ。
特にサミエルは全英ユースと合わせて2冠を達成してくれました。
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でも何より嬉しいのはチームとしてこのイングランドユース選手権に参加できた事です。
この選手達が次世代を担うスター選手になれるようにこれからも頑張って指導します。

日本から戻った私は教え子の結婚式に参列させてもらいました。カタリナは私が英国で指導始めた時に教えた最初の生徒の1人。今は彼女はリバプール、私はロンドンと拠点が違うけど、自分の幸せを見つけてくれた事を本当に嬉しく思います。末長くお幸せに!
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Truro の頃の仲間と一緒に。

次の日はロンドンに戻ってユースの大会。
フローリンは絶好調で優勝!
こちらもうれしいです!
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母が他界して1年が過ぎようとしています。
母は葬儀の後、遺骨となってしばらく父といました。今まで暮らしていた家の、今まで母が綺麗にしてきた仏壇に置かれ、父と家族と一緒に過ごしてくれていたと思います。
仏壇に置かれた母を見て父は「お父さんもいつかここに入るんだから、なんて言ってて自分が先に入るなんてな・・」と寂しそうに呟きました。

一周忌で親戚が集まった時に母の納骨となりました。母の入るお墓も完成しました。
父は「俺が先に逝ってたらこんな立派な墓にはならなかった」と言いますが、自分もいずれは入る墓だから気に入ったように建てたのではないかとも思いました。
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それでもこれから残された私達の役目は父が再び母と並んで過ごすその日まで、お墓を守り、そして父を支えて生きていくことです。
そう言った意味でも、別れであり、決意の日ともなりました。

法事の挨拶で「母は今、三途の川あたりまで戻って来てるようです」と言ったらめちゃくちゃスベりました。

全英ユース大会は 14歳以下で
表彰台を独占!!
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12歳以下でも優勝!!
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U18で銅メダルと選手は結果を残してくれました。
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また今回表彰台に立てなかった選手、トーナメントの途中で悔しい涙を流した選手もいました。
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次は君がメダルを穫る番だ!だからまた一緒に練習をしよう!

今回もクラブとして一丸となれる良い経験ができたと思います。

全英選手権でエリオットが3位入賞を果たしました。
激戦に次ぐ激戦で、正直もうダメかというような試合展開もありましたが、国内ジュニアチャンピオン、元全英チャンピオン、元世界ジュニアチャンピオンに一歩も引かない試合展開で準決勝まで勝ち上がりました。
ここまでの戦いからすれば準決勝は問題なく、決勝の相手は前回の試合で勝っている相手、これは行けてしまうかも、と思ったのが心の油断だったのかもしれません。
小さなミスからポイントを離され、回収できずにそのまま敗退となりました。FullSizeRender


非常に悔しいですが、また来年があります。もう一度出直しです。
試合に負けても気持ちで負けない、勝つまで負けないのです!
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エリオット!銅メダルおめでとう

ポーランドのユース国際大会に選手と遠征しました。
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試合の結果は今ひとつでしたが、次世代の選手育成に大事な経験を積む事できました。
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これからもチーム一丸となって強くなってく所存です!

昨年11月の国内大会で準優勝だったエリオットですが、今回は優勝を飾る事ができました。
(昨年の記事はこちら→変革への導き

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さらに3位にも2名の生徒が入賞して良い結果を出せた週末でした。
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エリオットは日々の練習の成果が感じられる試合展開で、昨年のように途中で気持ちを落とすような展開にもならなくなってきました。

もう少し気持ちが大きくなっても良いかなという気がするのですが、油断につながるような事にならないようにまだまだ気を引き締めて指導します!


いつものように英国のクラブで指導をしていた時の話。
レッスンをしていたベテラン選手が私に「日本の選手を1人だけ憶えてる」と話してくれたのです。
「昔は今と違って道具も質が良くなくて、試合の形式もトーナメントじゃなくてプールの総当たりでね、東京オリンピックに出た時は・・」

え?ちょっと待ってください、それって壮大な昔話じゃないですか!? 東京って・・1964年の東京オリンピックですか?と驚くと、「私は英国代表だった」と衝撃な事実を明かしてくれたのです。
この方はペーター・ヤコブさんという選手で、過去には英国代表で東京とメキシコオリンピックに出場された凄い方した。

私は知らずにオリンピアンのレッスンをしていたんですね。

そんなペーターさんが知っている日本人の話を詳しく聞くと「タブチ」という名前が出てきて私はさらに驚きました。

日本でタブチ選手、さらにペーターさんと同年代ぐらいとなると、京都の田淵先生しかいません。
先生は東京オリンピックに出場され、同志社大学で長年にわたり指導をされながら日本フェンシングの発展に尽力された方です。
実は私も過去に関西の大学で指導をさせて頂いていた時に田淵先生に大変お世話になりました。

Facebookで田渕さんのご家族と連絡が取れたので、早速ペーターさんという英国人を憶えていらっしゃいますか?と確認して頂きました。

すると「その名を忘れるはずがない!!」との返答が・・。

なんでも当時、国際大会に日本代表として参加されていた田淵先生、あと1つ勝利すれば世界大会でメダルという場面で破れてメダルを逃したそうなのです。その相手というのが・・英国のペーターさんだったのです。

私がペーターさんにその事を話すと「うーん、そんな事あったかな?」と記憶が曖昧・・

しばらくしたある日、ペーターさんが「あの話は恐らくこの事だと思う」と古い紙を見せてくれました。
それは・・1961年のユニバーシアードの試合結果表。
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[1961年ブルガリア ユニバーシアード大会]

確かに・・ペーターさんと田淵先生が4勝で並んでる・・当時は本当にトーナメントではなく決勝進出者の総当たりだったんですね。
今ではデジタルになんでも保存できてしまいますが、紙でとなると・・これは貴重な資料ですし、今まで保存していたペーターさんもすごい!!

田淵先生からは「ありがとう、この人に間違いないです。お互い歳をとりましたが懐かしいです」とメッセージを頂き、ペーターさんに伝える事ができました。

田淵先生にご指導を頂いた私が、英国でペーターさんのレッスンをしている、これは不思議な巡り合わせですが、大変貴重な経験となりました。

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[ペーターさんとやまけん]


私としては是非、東京オリンピックで田淵先生とペーターさんが再会してくれる事を願うばかりです。

これはもう再戦もあるかもよ!?

ロンドンに移ってから、ケンブリッジ大学のフェンシングクラブで指導をさせて頂いております。
先日、光栄な事に歴史あるケンブリッジ大学対オックスフォード大学の対抗戦に参加させて頂ける機会を得ました。

100年以上に渡り両校で続けられている歴史ある対抗戦だそうで、今回が111回目。会場には両校の元フェンシングOBさんやOGさんが大勢いらしておりました。
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この長い歴史の中で少なくとも指揮官としてケンブリッジ大学を率いた日本人はいないはず!と私もテンション高めに指導しました。
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無事にケンブリッジ大学は勝利を収め、夜は両校の親睦パーティーへ。


さすがに居酒屋でみんなでドンチャン騒ぎって感じではなく正装でディナーでした。
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111回目に歴史ある両校の対抗戦に関わらせて頂けた事は大変栄誉な事です。
ちょうどこの週末は国際母の日でした。天国の母も誇りに思ってくれていると思います。

ポーランドに海外遠征してきました。
今回はU17の試合ですが代表としての参加ではなく、あくまでプライベート。
選手は教え子のフローリン君とルイス君、そして別クラブながらも一緒に参加したハル君。
全員まだ14歳でこの大会はあくまで練習試合。それでも初戦のグループ戦を勝ち上がり、トーナメントに進出できた事は将来への明るい希望となりました。
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一緒にロンドンで合宿していた U17の日本代表選手も同じ大会に参加。
日本選手の最高は3位の銅メダルと輝かしい成績を残してくれました。
これを機に海外遠征の前はロンドンで合宿、という流れになってくれると嬉しいですね。

日本のU17エペ代表がロンドンで国際大会事前合宿を行い、レオンポールセンターでの受け入れをお手伝いしました。
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合宿中にちょっとサプライズ!?
男子フルーレ世界ランキング1位のアメリカ代表ALEXANDER MASSIALAS選手が練習会場に現れて・・日本の選手たちも一緒に記念撮影!!
この子達・・ラッキーかも!?
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ここで運を使いきらないように国際大会も頑張れ!!
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デンマークはコペンハーゲンのヨーロッパカデサーキットに参加しました!
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結果は男子選手が2名が8位入賞、女子選手が3位で銅メダル、団体戦で女子チームが銅メダルを獲得しました!
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今期のカデサーキット遠征もこれで最後。
また来年に向けてしっかり準備します。



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