もちろんこっちも貼る!今週の神のみアニメ

2010年12月13日

ヨスガノソラ 第10話

一度観ただけでは悠の気持ちがいまいちわからなかったので、7話と続けて何度か観てみたところ、自分が今まで前提を誤解していたらしいことに気付きました。

たぶん悠は、穹が兄である自分を異性として見ているなんて、夢にも思っていなかったんですね。
穹が彼に対して誘惑まがいの行為をしてみせるのは、かつてキスをされたことで兄が自分を異性として意識しているのを知っているために、からかっているだけ。穹は悠を都合のいい存在くらいにしか思っていない。そんなふうに考えていたのかな。
で、悠自身の穹への想いはというと、少なくともこの穹編においては、幼い頃に異性として意識してしまった妹のことを、現在に至っても完全には妹として見ることができずにいる設定っぽい。

穹編の悠にとって、一番の女の子は穹。でもそれは許されないことだから、あのキス以降は自制して、穹を妹として大切にしてきた。スキンシップは頭を撫でる程度にとどめていたし、他の女の子を好きになろうともした。しかし今回、妹が自分を異性として愛していることを知ってしまった。
そのショック(もしかしたら暗い喜びもあったかもしれない)で、これまで抑えてきたいろんな感情が一気に溢れ出して、あの涙になったのではないでしょうか。個人的には、恋情や欲望だけでなく、穹を兄に依存し、執着し、異性として求めるようにまでさせてしまったことに対する罪悪感の涙でもあったと思いたいです。なんてったって、兄妹の関係を最初に歪ませたのは悠のほうだったのだから。

穹の想いを知った悠の心がどういうふうに動いていくのか、今後の展開に期待しています。今のところ、真面目にきょうだいの恋愛を描いてくれていて、すごく楽しい!

m-08_14479 at 18:23│Comments(0)TrackBack(0) アニメ『ヨスガノソラ』 | 兄妹・姉弟

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