2004年10月02日

君が想い出になる前に(2)

郁也くんは、よくドライブに連れて行ってくれました。 
特に会う予定してなくても、メールのやりとりをしてる間に行こうかってことになって。
そんな気楽な間柄がすごく居心地が良くて、よく会っていました。

 ある日、またもやメールのやりとりしてたら会う事になりました。
「じゃ、30分後に。」ってちゃんと30分後に迎えに来てくれました。
今日の行き先は、東京タワー!! 前にも日記で書いたけど、響は大の東京タワー好き。
私にとって、東京タワーって夏の夜の象徴みたいなもんで。
むか〜し、夜遊びを始めた頃にみんなで東京タワー観に行ったからかな。

 郁也くんと下からオレンジ色の東京タワーを見上げる。(この季節は、初夏の頃です。) 車を止めて見る為に、真下から違う場所へ移動。
ちょうどちょっとした公園みたいな場所があって車を出てそこから東京タワーを観ていました。 石のイスみたいなのがあってそこで背中合わせに座って。

 東京タワーに着いたのは、21時頃だったのに、気がついたら24時近くなってて二人ともビックリ。 だけど、そのまままだ話してて。 そしたら、見ていた東京タワーのライトが消えた。 消える瞬間って見たことなかったから、感動〜。
次の日は、お互い仕事なのに、1時近くまでそこで東京タワーのライトが消えても話してた。仕事のこと、恋愛のこと、自分のこと、友達のこと、家族のこと・・・。
段々と彼の事がわかってきていた。

 この時は、約束してなかったけど、2日後にまた会う事になった。
                        

                                  続く


m-08_97363 at 23:34│Comments(0)TrackBack(0)

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