この時を待っていたぜぇぇぇえええ!

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 というわけで、2013年夏の新作アニメ、幻影ヲ駆ケル太陽の舞台である長崎市を探訪してきました。現住所なのに探訪と言っていいのかはわかりませんが。地元民であります。劇中で出てきた場所の探索は任せろー!


 今期のアニメはヤバい。

 2013年夏、僕の中でひっそりと異常事態が進行しています。いつも、春夏秋冬各クールのアニメで僕が見るのは1〜2作品程度なのですが、今期は大豊作であります。

・幻影ヲ駆ケル太陽
・プリズマ☆イリヤ
・ファンタジスタドール
・ローゼンメイデン
・サーバント☓サービス

 魔法少女最高ぉぉおおおおお! (二作品ほど違いますが……)

 日曜朝8:30臭のするアニメが、なんと3本もあります! しかも各作品微妙に方向性は違っていて、僕が見た1話の印象でざっくりと類似作品に当てはめると、「幻影ヲ駆ケル太陽→まどか☆マギカ」「プリズマ☆イリヤ→なのは」「ファンタジスタドール→CCさくら」という感じ!

 なかでも幻影ヲ駆ケル太陽には期待しています。僕が大好きなアニメ作品のひとつであるブラック★ロックシューターに似て、人の二面性を謎めいた世界観と超現実的な演出で描いてくれそうな感じがします。1話から積極的に触手とはたまげたぜ。

 しかも、舞台は僕の住む長崎です。その情報をまったく知らないまま1話を見てしまい、最初の5分ほど呆然としました。いきなり見覚えのある遠景から始まり、あからさまに大浦天主堂ですからね。気がつけば話がまったく頭に入らないまま、背景ばかりチェックしていました。いや、ちゃんと話も二回目で理解しましたよ……!

 そんなわけで、地元民の機動性を生かし、早速劇中のシーンを探してきました。前々からアニメの舞台探訪には興味あったんですが、僕の興味あるアニメの舞台はどれも長崎から遠いんです……。大洗とか伊豆大島とか、どうしろと……!

 1話で出てきた場所は魚屋以外は「ここじゃないか?」と思える場所を探し出しました。かなり怪しい場所もありますが……。

 なお、アニメの時系列でまとめようかとも思いましたが、僕の行動順でまとめます。もし長崎に舞台探訪に訪れる方がいらっしゃれば、実際の行動順のほうが役立つかなぁと。長崎は道が入り組んでますから……!

 では、長崎の街をさるき(歩き)ますおー。アニメとはまったく関係ないところも紹介していきます。


 長崎市街に到着したのは11時頃。まずは腹ごしらえということで、長崎の繁華街である思案橋へ。かつて遊郭へ「行こか戻ろか」思案する場所だったので、この名がついております。


 僕は新地中華街は好きではありません。高い割にたいして美味しくないのです。いわゆる観光客価格です。というわけで、僕は思案橋横丁にある中華料理よこはまへ。


 日替わりランチです。一品料理、ご飯、スープ、揚げ物、漬物、サラダ、デザートがついてお値段880円。リーズナブル……! 味も良いです……!

 思案橋は高級店から庶民的な店まで様々な飲食店が揃っているので、長崎でなにか食べようと思ったら、思案橋付近をチェックしてみるのがおすすめです。


 長崎一のカステラの老舗、福砂屋本店も思案橋にあります。


 さて、劇中で出てきた商店街は中通りだろうと目星がついていたので、まずはそこへ向かいます。


 こちら、商店街の中心地、浜町のアーケード。いつも人で賑わっています。そのうちアニメでも出てくるんじゃないでしょうか。



 あっさりとした口当たりが特徴のカステラの老舗松翁軒や、たびたびショップコンテストが行われる写真屋等、様々な店が。


 長崎アニメイトもこの浜町にあります。きっと地元のショップとして幻影ヲ駆ケル太陽をプッシュしているに違いないと中を覗いてみると……。


 ただ予約特典の告知があるだけだったよ!

 佐世保のアニメイトは特設コーナーあるらしいのに……! それでいいのか長崎アニメイト……。まあ、まだ放送開始したばかりでグッズとかなにもない気もします。


 本題の中通りへ。外灯と敷石の形からして、劇中の商店街はたぶんここです。


 いきなり寄り道して、カステラアイスを購入……

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 カステラアイスを食べながら中通りを歩いていると、ついに劇中のシーンが見つかりました。ピアンカならぬビアンカです。まさか背景の洋菓子店にモデルが存在していたとは……。



 ファンキーな人形のディスプレイが目を引きます。ちなみに、この人形は電動で上下動しています……。


 嬉々として店内に入り、ビアンカさんのシュークリームを購入……小ぶりですが、濃厚なカスタードクリームがぎっしりと詰まっています。
 ちなみに、お店の人に「以前アニメ関係のスタッフの人が訪れたりしてませんか?」と聞いたところ「わからない」とのこと。


 あかりが覗いていた宝飾店は、現実だとガラス屋です。微妙に似て非なりますね……。

 劇中ではこのシーンで、あかりはやたら派手な衣装のエティアに出会います。長崎はおしゃれな人ばかりなので、あれくらい普通ですけどね。


 平気で嘘情報を流しつつ、商店街に隣接する眼鏡橋です。長崎市でも随一の有名スポットですね。

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 OPにも1話にも登場しています。階段があるので、OPと同じ位置に降りることができます……!


 眼鏡橋のある中島川には、鯉が放し飼いになっているエリアも。ベンチが設置されていて公園になっているので、結構地元の人も休んでたりします。ながさき紫陽花まつりの時とか、人で賑わいますね〜。


 眼鏡橋から商店街に戻り、南西の方角へ歩いて行くと、新地中華街です。

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 有名スポットだけに最初から出てきましたね〜。かなりの再現度!


 すでに新地中華街の悪口は書いているぜ……!

 新地中華街を進んでいくと、オランダ坂に着きます。


 西洋館の立ち並ぶ、瀟洒な坂道。大浦天主堂もすぐ近くです。ある意味一番長崎らしいところですね。幻影ヲ駆ケル太陽の神秘的な雰囲気とよく合うためか、劇中ではここ近辺と思われるシーンが多かったです。

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 本当にここか微妙ですね……。草の絡まる感じ、道の雰囲気からしてオランダ坂かと思ったのですが、違う場所かもしれません。

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 関係者以外立入禁止なのでこの位置からしか写真は撮れなかったのですが、OPで愚者と魔術師の人の背景にあるのは、活水女子大学のラッセル館ですね。解説看板に建設当時の写真が載ってまして、形状が酷似しています。
 門は活水女子大学の入り口かなぁと。

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 また、形状はちょっと違いますが、色合いや構造の雰囲気からして、占いの館もラッセル館っぽい? ということは、愚者と魔術師の人の背景にあるのは占いの館なんですかね。1話で燃えてしまいましたが、どうなるんでしょう。冬菜のように、何事もなかったかのように繰り返すのでしょうか……。






 ちなみに、オランダ坂には東山手甲十三番館という、入場自由の西洋館があります。ドリンクや軽食等を注文することができます。最初はこちらが占いの館かもと思ったのですが、違う感じですね〜。

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 あかりの学校は正直まだわからないのですが、長崎港の背景から推測すると、オランダ坂にあるこの海星中学校か、


 ちょっと歩いた先にある大浦小学校のどちらかじゃないかと予想しています。


 こちら大浦小学校屋上近辺からの眺め。微妙に角度が違う気がします。学校の形的にも、有力なのは海星中学校かなと……。


 ちなみに、大浦小学校に隣接して、なんと斜行式エレベーターなるものがあります。「グラバースカイロード」と言いまして、管理された「道路」です。グラバー園頂上に位置する第二ゲートに続く道路として、完成しました。グラバー園は階段が多いのですが、これを使って頂上の第二ゲートから入れば、下り階段だけで楽にグラバー園を楽しめるというわけです。


 全然関係ないですが、長崎の暑さに猫もうんざりしているようでした。この先一週間、長崎の最高気温は常に30℃を超えるみたいですね〜。僕の故郷、北海道とはえらい違いです。

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 結局それらしい場所さえ見つけられなかった魚屋。たぶん、探す方向を間違えています。アニメを見返すと、あかりの登校中のシーンっぽいので、あかりの家の近く=中通り商店街より北東かなと。2話以降で、あかりの登下校ルートがもっとはっきりわかれば、探しやすくなるはず……。

 ちなみに、この魚屋のシーン、かなりの坂道ですが、


 わりと長崎にはよくあります。

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 OPの路面電車の駅は、駅が多すぎて探すのが大変だったので、とりあえず大浦天主堂近くのものを。地元民としてはこういうところまで再現してくれるの、嬉しいですねぇ。

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 大浦天主堂に向かう坂で、冬菜の両親とわかれたシーンっぽい場所が。完全に雰囲気だけの判断ですが……。うーん、他にあるかなぁ……。

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 そして、いよいよ大浦天主堂。これはひと目で場所がわかりましたね。

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 大浦天主堂シーンの数々。物語と一体になったような不思議な感覚です。これが舞台探訪の魅力ですかね。


 大浦天主堂内は撮影禁止です。静粛であるべき信仰の場となっております……。

 なお、大浦天主堂のシーンであかりは足を止め、妊婦の荷物持ちを手伝いますが、あのまま走り去っていたらこの場所に出ます。



 看板に書いてあるように、この角を曲がればオランダ坂です。やはり占いの館はオランダ坂にあるんじゃないかなと……。

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 さて、幻影ヲ駆ケル太陽最初の遠景ですが、グラバー園頂上からの風景に似ています。アニメではもっと高い所から見ているようです。というわけで、鍋冠山公園(展望台)からの眺めです。リンク先の写真を見て頂ければ、一致っぷりがわかるかなと。

 なぜかこの時、グラバー園頂上からの写真だけで満足して鍋冠山公園まで行きませんでした。

 なぜベストを尽くさなかったのか……暑さで頭がどうにかしていたのかもしれません。代わりにグラバー園の写真をいくつか撮ったので載せておきます……。





 この白い建物が、グラバー園で一番高い場所です。先ほどの遠景写真はこの建物のテラスから撮りました。





 グラバー園の出口は長崎伝統芸能館と直結しており、祭りで使う山車等が展示されています。別に入場料を取られたりはしません。

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 本日の舞台探訪最後は、稲佐悟真寺国際墓地です。あかりの母、ひなたの眠る墓地のシーンですね。ここだけ稲佐山側、長崎港を挟んで対岸に位置しています。広さ等かなり違いますが、赤レンガの壁と背景の長崎港から、この場所かなと……。





 長崎港を一望できるこの場所で、多くの人々が永遠の眠りについております……。

 というわけで、幻影ヲ駆ケル太陽の舞台、長崎を探訪してみました〜。初めて舞台探訪というものを行いましたが、楽しいですね〜。ある程度街を知っているぶん、パズルみたいでした。あかりが通ったと思われる道を見つけると、物語に入り込んだような気分を味わえました……!
 今回はとりあえず1話で出てくるところを中心に巡りましたが、平和記念公園や軍艦島、ショッピングモール(は微妙か……)等、長崎の見所はまだまだあります。アニメの展開に合わせて、そのシーンの場所を探していきたいところです。

 その2へ続く……!

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