September 04, 2009

最近走りこみをしている

ここ数日、走りこみをしている。

インターネッツとは便利なもので、自分のランニングコースを地図に打ち込み、どれだけ走ったかだとか、いくらカロリーを消費したか等を表示することが出来る。人類総メディア化の昨今ならではなのか、ジョギングのデータをブログに簡単に貼り付けることも出来る。毎日続けて、ブログに残していけば変わっていく身体なんかを体感できるかもしれない。これは、非常に便利だ。



しかし、こんなものを誰もが観覧できるweb上にアップしていると、自分の住まいや個人情報が簡単に推測出来てしまう。少なくとも、僕が仮に僕でない赤の他人だとして、僕の本名を聞かされ「僕をリサーチしろ」と指名されたとする。インターネット上にわずかに存在する僕の名前から当ブログを割り当て、ジョギングのデータを閲覧し、ヤサを割る…。ウェブ上に存在する現時点の情報でそれは可能である。
そうでなくても暇人の僕はそんな感じで、こっそりブログをはじめ、ネット人格を謳歌している知人何人かを見つけている。この人、ブログやってたんだ。しかも、こんなキャラだったとは…てな具合で。

―――そんなことを想うと、とても恐ろしくてジョギングのデータをアップすることなんて出来ない。

走りこみを済ませた後は、大体DVDを見たり、本を読む。
昨晩は、フランク・ダラボン監督『ミスト』を見た。
宣伝やら予告では、結末について異様に言及されていたようだが、結末自体はそれほど特徴的なものではなく、それに至る伏線はあらゆる場所にはられていた。そこそこ映画を見ている人なら、別に「やられた!」と思うほどのものではないように思う。
むしろ、カルト化する集団と個人をわかりやすく描いており、そういった意味ではロメロのゾンビ映画に通じる「彼らは我々だ」感というか、劇中で登場人物に襲う恐怖を、(東城人物の)外側と内側、両面で描いていたのが良かった。それは舞台がスーパーマーケットだし、必然なのか。
また、B級臭が濃いのも良かった。

ロメロといえば、一番最近のダイアリーオブザデッドは凄くよかった。万人に受けはしないだろうが、公開当時劇場で、完璧なゾンビ映画だな…と唸ってしまったのを思い出す。そもそも設定や物語が、ドキュメンタリー好きの僕のはまったというのがある。


作品は、ここ数年流行のPOVを用いたフェイクドキュメンタリーで、これがゾンビ映画の性格と非常に合致していた。限られたものしか捉えることが出来ない主観の歪みをうまく演出しており、老いて尚、時事性を踏まえた作品を作り出すロメロ御大の少年性に惹かれた。
低予算ゆえ、限定された舞台劇だったが、それがまた、主観という限られた視野を(結果的に)、描いており、偶発的に生まれた良作であった(計算され尽くされた作品も当然魅力的だが、さまざまな要因が絡みあい偶発的に生まれ、ある時代に配置される作品。それも、また乙なものである。)。

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m-13_30380 at 01:12│Comments(0)TrackBack(0) 日記 | 映画

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