父を想う

父が亡くなって、ちょうど10年がたった。

昨日の休みに久しぶりで、北斗の墓に一人で行った。

一緒に昼飯でも食べようと思い、
チャーハン弁当を作っていき、
番茶・日本酒・コーヒーと一緒に供えた。

さて、僕も食べようとしたら、箸を忘れたのに気付く。
・・・・
しかたないので、手で食べた。

小学生の頃は毎年4・5泊のキャンプに連れていってくれた父である。
息子が手で食べていても、さほど驚かなかったであろう。

晩秋の青空は高く、
枯れた湿原が雄大に広がっていた。

勉強会では質問

c373ddc8.jpg昨夜は労災病院で開催された
神経内科の勉強会へ、松山さんと出かけた。
脊椎小脳変性症やパーキンソンの専門科であるので、
その疾患の方も杏園堂に来院しているので、
ちょうど良い勉強会だった。

講演が終わり、
「講演会では積極的に質問するように!」と
スタッフに言っている手前、僕が質問しようとしたら、
一足、いや一手早く、松山さんが手を挙げ、
僕が聞こうとしていたのと同じ質問をした。

所属・講師への謝辞を言ってから、
要点を簡潔に質問する姿は、なかなか落ちついていた。
さすが、学会発表や勉強会をこなしてきただけのことはある。
いつもに増して、頼もしくみえた。

医療関係者がずらりと並ぶ席で、質問するのは
意外と勇気がいるものだからね。

座長席には、イルファー代表でもある宮城島医師が、
「職業は座長です!」というくらい
堂々と貫禄を持って場を取りまとめていた。


写真は厳島神社の鳥居。
60トンの石の重みで自然と海中に立つ。

海の道

3110375f.jpgしまなみ街道は海の上を走る道だ。
絶壁の両端が海で、
まるでタイタニック気分で自転車を走らす。

慣れないので最初の橋が一番怖かった。

海を2つに割ったモーゼの気分は
どんななったのだろうか。

もう中学生

以前、杏園堂で職場体験をした市内の中学生から、
礼状と感想が届いた。

・鍼やアロマの仕事だけでなく、掃除やアイロンかけ、花壇の球根植えなど、
 少しずつのつみかさねが大切なんだなーと思った。
・とても日当たりが良いのであたたかかった。
・従業員のみなさんがとても優しくていい人達だった。
・鍼をしてもらったが、ぜんぜん痛くなくびっくりした。

と、中学生らしい新鮮な嬉しい感想だった。

「杏園堂の名前の由来は何ですか?」と
 聞かれた新人スタッフは、
 ネットで調べて60点の答えをしてくれたが、
 今は100点の答えができるようになった。

興味のある人は、質問してほしい。


遠軽訪問

遠軽の「はりきゅうルーム ひなた」へ皆で行ってきた。
鈴木真弓さんらしい、温かみにあふれる鍼灸院となっていた。
「遠軽のチャングム」と言われるようになるのも近いだろう。

今回は社員旅行もかねているので、
隣町の丸瀬布の「マウレ山荘」という温泉に泊まったが、
これがまた良かった。

山荘というより、デザインホテルのようで、
露天から舞い散る雪も眺められた。

当然のごとく、チーム杏園堂はよく飲み、よく笑った。

2日間で580キロのロングドライブだったが、
レンタしたエスティマはよく走り、快適で、
車中ゲームも盛り上がった。

ソロドライブ

2年ぶりに中標津に往診診療に出かけた。

小雨の中ソロドライブだ。
勉強のCDを聞いていたら眠くなったので、
エーちゃんとキョーシローを聞きながら、
シャウトする。

ドライブ中の眠気覚ましは
ブラックガムやスルメもいいけど、
僕にはロックンロールが一番。

連続的に叫び声をあげていると
脳はトランス状態になっていくらしい。
少数民族の祭・儀式の時と同じだ。
脳って面白い!

ただし助手席に誰かがいる時は
とてもうるさがられるので、
この技は使えない。

無我夢中

福岡には営業時間の終わりを決めていない
美容室がある。
つまり、お客さんが希望すれば、遅くなってもやるので、
夜の11時近くまで仕事している時もあるという。

杏園堂も以前より診療時間を長くして、
少しは利便性をたかめたが、
コンビニみたいに
24時間営業・年中無休というわけにはいかない。

でも、杏園堂は年中夢中でやっている。

杏園堂としての理念や夢の達成のため、
一人一人の個人の夢の達成のため、
全員が一瞬を一生懸命、
そして楽しく働いている。

夢中になれば、我を無くすることもできる。

年中夢中

以前のブログでも書いたが、
杏園堂のスローガンのひとつだ。

もうすぐ師走講演会

今年もイルファー師走講演会の時期がきた。

12月4日(金)午後6時半
市民文化会館 小ホールにて
「報道が見たHIV・エイズ」と題し、
宮田一雄氏の講演会を開催。
豪華(?)ゲストによるパネルディスカッションも予定。

もちろん参加無料・託児あり

国債エイズデーに合わせての
毎回の講演会。
今回の実行委員長は成瀬教諭で、
はりきって活動してくれている。

「がんばっている人をみると
 応援したくなる」
これは人間の本性(?)のひとつだろうか。

是非聴きに来てほしい!

僕は会場整理係でがんばる。
「ナイロビバザール」も同時開催。

12月4日
手帳に書き込んで欲しい。

遠くからありがとう

あんず通信最新号に「つぼ九」の案内を載せたら
結婚して滋賀に引っ越していた元患者さんから
「参加しま〜す」との電話が入った。
宮古島へともに行った仲間だ。
遠くからの参加、とても嬉しい。

どうも、杏園堂は、
「治療家と患者さん」という
枠組みではとらえられない関係の人が多くいるようだ。

友人というのか、親戚というのか、
はたまた同志か・・・

だから、治療を受けなくても、
時々顔をみせてくれる人もいる。

松山さんの尽力により、
待合室にはミニカフェもオープン。
杏園堂は
新しい「サロン」も目指していく。

病み 悩める人へ

辻仁成は小説「愛のあとにくるもの」の中で、
韓国の詩人・ユンドンジュの言葉を
紹介している。
この小説の主人公のように
悩み苦しむ人に贈っている。

僕は病める人にも共通すると思ったので、
紹介する。


「悲しむ者には福があるはずだ」

「悩める人よ 海へ行こう」

「手を握れば みんな穏かな人びと」

「あかあかと火を焚いてください
 この部屋には冷たいものが漂っています」


この小説のラストシーンを読み終えた時、
スッーと涙が流れた。
僕の中の汚いものが、ひとつ洗い流れた気がした。

今日、釧路は初雪。
マチの汚いものが
そっと隠れる朝である。

「助けて!と叫ぶ 勇気を!」

普天間・嘉手納基地の近くを
自転車で走ったことがある。

地域の中に、非日本的風景が散在していた。

小学校の通学路には
こう書かれた看板が立っていた。

「助けて!と叫ぶ 勇気を!」

米兵が小学生に悪戯・暴行することが
日常の中にあるからだろう。

癒しの島・沖縄に基地はいらない。
県外にも、国内にもいらない。

日本に外国の軍隊が、
こんなにも長くいること自体が、おかしい。

ベルリンの壁が崩壊して今日で20年。
アメリカ型資本主義も崩壊した今、
世界は
武力による「力の支配」の時代が
終演をむかえようとしている。

今年最後の帯広詣で

昨日の帯広での中医鍼灸研究会では、
松山さん・久保さん、そして札幌から久しぶりに
元気な顔を見せてくれた鈴木いずみさんが発表した。

中国の古代思想の基礎をなす、陰陽五行と十干がテーマで、
それぞれ面白い発表だった。

これで今年最後の勉強会が終わり、
来年は3月から、またスタートする。
その時に松原さんの発表デビューも決まった。

理論と実技の一体化した吉川先生の鍼灸学を
こうして勉強出来るのは、本当に幸せである。

世界はエイズとどう闘ってきたのか

宮田一雄さんという人が書いた
「世界はエイズとどう闘ってきたのか」という本を読んだ。

彼は今年のイルファー釧路の師走講演会の講師である。

「報道が見たHIV・エイズ」と題し、
いったいこの間、世界はエイズとどう対峙してきたのか、
国内外の事例を豊富に知っている
宮田氏が報告してくれる。

実行委員長の成瀬氏を中心に、準備が進められている。
今日はその案内を入れた最新の
「イルファー通信」の発送作業日でもあり、
6時半から 杏園堂で
「袋詰め」が行われる。
お手伝いにこれそうな人がいたら、大募集!


「あんず通信 最新号」もできたし、
いろいろ読んで欲しい。

信号が付いた

杏園堂の入口の交差点に信号が付いた。

少しずつ交通量も増えてきていたので、
これでより安全になった。

また、気がつかずに運動公園の方まで、
行き過ぎてしまう人もいたが、
それも解消されるでしょう。


数日前、信号機のテストに警察官が来ている時、

「すどうさん、何か警察が来てますよ」と
ビビリ声で報告する久保さん・・・。

何も悪いことしていないのに、
警察官をみると軽く動揺するのは、
何かトラウマがあるのだろうか・・・?

逆をやれ

前回の北鍼会の勉強会で大口先生は、

「アンケートを取ると、鍼灸のイメージは
 痛い・高そう・効果が不明・何に効くのか分からない・きたない
 というマイナスのものが多い。
 でも、悲観することはありません。
 全てこの逆をやればいいのです」

と言っていた。

これは、
違った意味で、
鍼灸には潜在的可能性がまだまだ、ありそうだと
イウコトではないか。

ものごと
悲観材料も
逆に考えると
潜在的可能性に
楽観できることもある。

家長の幸せ

男も女も30代は、気力・体力も充実、
さらにフックワークの軽さももてる時。

昨夜は充実する30代前半を生きる
松山さんと岡本さんの誕生会を開催した。

モツ鍋と焼き鳥を食べながら、
みんなで美味しくお酒をいただいた。

先輩スタッフが新人に
「ちゃんと自己主張していく大切さ」も
レクチャーしてくれた日だったので、
何だかとても嬉しい日だった。


「みんなが集って、楽しそうにご飯を食べる」

家長としては、こんな平凡な姿を見ていくのも
また幸せなのであろう。

納得の医療・・・

駒場町の住宅地にある
隠れ家のような料理屋に行った。
そこは噂通り、酒も料理も美味しい店だった。

でも、そこで聞かせていただいた
ある医師の話し・想いが料理以上に心に残った。

「医は仁術」ではなく「医は算術」といわれるような
時代が続いているが、
その先生は、
患者さんとの話し合いを繰り返し、
双方にとって、「納得の医寮」ができることを
大切にしている。

「高い技術を持っているのは当たり前、
 その上に、高い人間性を持つことが医寮人として
 一番、大事でしょう」
と教えていただいた。

こんな先生の想いが、
広まると、
また違った素晴らしい医療環境ができるのでは・・・
と思いながら、寝床についた。

ためになった学会

昨日は札幌で、北鍼会主催の学会に参加した。
とても勉強になった。

一人目の講師は山口智先生(鍼灸師でありながら埼玉医大で講師をしている)で
「脳卒中の後遺症に鍼灸がとてもいい」との話。

現在死因のトップではなくなったが、
「しっかりと後遺症を残して生き残る」ものとして、
寝たきりの38%を占めるのが、この病気。
医療費の35%を使っていながらも、
西洋医学では、後遺症に対しては、積極的治療法がないらしい。
山口先生は、
患者さんのQLO改善には鍼灸が効果をあげているのを、
医師との共同研究の中で、発表している。
素晴らしい。

もう一人は、大口俊徳先生
(ペルーで1日百人に鍼をしていた経験があり、また
厚生労働省などにも鍼灸師の意見を伝えてくれてる先生)で、
「これからの鍼灸院のあり方」について、
豊富なデーターを使いながら教えてくれた。

鍼灸師で学会に加入しているのが、25%、
また業界団体(鍼灸師会)に加入しているのも25%しかいない。
理学療法士などは同じものに加入率が80%近いのから考えても、
とても低いらしく、そんことが、
鍼灸師の地位が低いこと、保険・介護などが扱いにくいことなどに
つながっているらしい。

自分の鍼灸院のことだけ考えるのではなく、
学会と業界団体の加入の意味は
今後さらに大きくなるだろう。

クリスマスつぼ九

早いお知らせ
12月19日 午後7時から
杏園堂にて
「クリスマスつぼ九」を開催。

一部の人に「23日にやるよ」と
言ってしまったが、19日だ。

今回は秘密のシェフが特別料理を
作ってくれる。
スタッフ僕らが作った今までのものと
また誓ったものが登場する。

カレンダーに予定を入れておいて。

やっぱり小説もいいな

普段は仕事関係の本を読むことが多いが、
旅先では、小説を読みたくなる。
今回は、
村上春樹の「アフターダーク」、これも良かったが、
クリーンヒットは、
僕と同じ歳の作家・辻仁成の
「サヨナライツカ」と「99歳の赤ん坊」の2冊だ。

人生の価値や意味は、
切なかったり、楽しかったり、
すべて「思い出」にある。

だから、人生は旅にたとえられるのだろう。

いい思い出をたくさん作るには、
効率的な生き方でなく、
出会いを大切にした、ハプニングを楽しむ生き方だろう。


「こんな時代に小説家として何ができるのだろう」と
辻仁成は考え出した。

「こんな時代に鍼灸師として何ができるのか」
僕も模索している。

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