釧路と宮古島3000キロを「旅する鍼灸院」の健康ガイド

自称「旅する鍼灸師」が「旅する鍼灸院」を経営してます。 釧路市と3000キロ離れた宮古島に鍼灸院があります。 日本一移動距離が長い鍼灸院です。(笑) 令和2年10月16日には、その想いをまとめた「旅する鍼灸院」(クナウマガジン出版)を発行しました。アマゾンで購入可。 カラダとマチのツボ探検家のおススメする「こころとカラダが元気になる」健康ガイドです。

2023年01月

いい人に会い、 いい言葉を聞こう

おはようございます。
蓮根のキンピラ美味しゅうございました
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

人は食べ物で出来ている。
そして
人は聞いた言葉で生きている。

随分と前に聞いた言葉で、
ふと力をもらうこともある。

2月26日に
港町ベース946BANYAで居酒屋「つぼ九」を開催する。

そのスペースを運営する人と、
開業論発行とNAPA2などの相談にのってもらうことにした。
さっそく昨日は一回目のミーティング。
短時間で素晴らしく充実したものになった。

アイデアは旅先でふと閃くことが多いが、
人と話している時に「そうだ!」と思うときがある。

また発想の豊かな人、自分とは違うものをもっている人に
アドバイスを受けると、
とても素晴らしい意見を聞けることがある。

そんな時には、思いきっり
「頼ってしまう」。

そんな習性がある。
良いことか悪いことかは、
きっとその時によって違うのだろう。

ただ今までの僕の人生は
多くの人に助けられて
ここまで生きてこれたことは間違いない。

どこかで恩返し、
恩送りをしなくては
ならない。


いい人に会い、
いい言葉を聞くことは
楽しくて、
ワクワクする。


いい物を食べよう

いい言葉を聞こう




今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
電話 0154-39-2589HP https://anzu946.com/

令和5年9月24日「NAPA2釧路」の会場で、
2作目の本「開業論」を先行発行予定。            

Spotify ポッドキャストでラジオ番組配信中!

健全で賑やかな歓楽街は、元気で豊かなマチの象徴

おはようございます。
シラクプハンで生き返った
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

厚生労働大臣賞を受賞した友人の祝賀会に出席した。
社交飲食生活組合というのがあるのも初めて知った。
俗に「水商売」といわれ、
「歓楽街」のみでの営業が認められているものだと知った。
知らないことは世の中たくさんあるものだ。

学校の先生から
「職業に貴賎はない」と教わったが、
その先生が、
「あそこの家は水商売だから・・・」
と言っているのを聞いたことがある。

その仕事を通して、多くの従業員を育て、
イベントやお祭りを開催し、
マチづくり、地域づくりに貢献している人がいる。

健全で賑やかな歓楽街は、
元気で豊かなマチの象徴でもある。
札幌のススキノ、博多の中州、釧路のスエヒロだ。

社交飲食生活組合は
ぼったくり暴力バーではなく、
衛生的で、美味しく、
そしておもてなし精神のある店を増やすことに
尽力しているのだと想像する。

今回受賞した友人はその代表的な人物だ。
すべてに精力的に、前向きに活動している。

その後ろ姿を知っているからであろう、
ビックリするくらいの人が祝賀会に集まった。

最後の本人からの挨拶では、
僕も知らなかった経歴を知り、
思わず感動で目が潤んだ。

ダイバーシティといわれながら、
まだまだ多様性の受容は進んでいないところもあるが、
昨夜の祝賀会でその道は開けつつあることを確信した。

「いろんな仕事の人が
 それぞれの仕事に誇りをもって活躍することで、
 このマチはもっともっと良くなるのだ」と。




今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
電話 0154-39-2589HP https://anzu946.com/

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2作目の本「開業論」を先行発行予定。            

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GO BEYOND IMAGINE 創造を超えて!

おはようございます。
湯たんぽ2つ寝の
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

釧路も全国もシバレタ昨日。空が綺麗だったね。
昨日は26歳、現役東大生社長(サフィルバ)の三木智弘さんの
講演を聴いた。
札幌の男子プロバレーチームの社長をしていて、
スポーツと地域振興の熱い夢を語ってくれた。
「インパクト投資・顧客満足から顧客成功へ」
等の言葉を教えてもらった。
テーマは
「GO BEYOND IMAGINE 創造を超えていけ!」だという。

良い言葉で、熱量があった。
日ハム・コンサドーレ・レバンガ・サフィルバ、北海道は熱い。
変わる可能性を持っている。

実は、あんずの種も変わっていく。
光陽町・文苑・愛国と7〜10年周期で場所が変わり、
宮古島へ突入し名前が変わった。

それから7年がたった。
今が5回目の変革期。
ベースキャンプである愛国にある釧路本院を変えつつある。

キャッチは、「にぎわいから豊かな時空へ」。

日本一大きなスペースの治療院を建て、
最初とにかく人がたくさん集まる場を作り
にぎわいを創造した。

今は時代が変化し、求められるものが変わってきた。

「より豊かな時間と空間の提供」が

あんずの種の新しい使命となってきた。

壁を変え、内装を変え、インテリアを変え、
仕組みを変え、メニューを変えていく。
それは、どこまでか?

GO BEYOND IMAGINE  創造を超えて!

第5次あんずの種産業革命となりそうだ。

過去の体験にとらわれず、

どこまでも新しい夢に向っていく。


GO BEYOND IMAGINE  創造を超えて!



今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
電話 0154-39-2589HP https://anzu946.com/

令和5年9月24日「NAPA2釧路」の会場で、
2作目の本「開業論」を先行発行予定。            

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変化の先にあるもの

おはようございます。
スパイスダルカレーはクミンが決め手
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

僕が飽きっぽい性格も影響しているかも知れないが、
あんずの種はいつも変化していく。
この3年間は何度目かの変革期だ。

ポスレジやオンライン化でシステムの変化。
外壁や内装を塗り替えで見た目の変化。
診療時間や予約枠を減らして質への変化。
治療内容の見直しと料金適正化への変化。

また鍼灸普及のための
研修生制度導入と日本鍼灸普及協会の設立。

ベースには、
「笑顔・喜び・希望の種をまく」という理念があり、
釧路と宮古島の地域の人と共にありながら、
平和で健康的な社会目指すという姿勢を持っている。


基本的には、あんずの種は地域のお店を
優先で使うことにしている。
商品も地場産を優先して置いている。

それでもたまに必要があると
アスクルという会社から文具などを取ることもある。
明日来るのでアスクルというが、
北海道なのでアサッテクルになることもあるが(笑)

アスクルの業績が堅調な特色のひとつが
「エージェント制」といって
地域の文房具屋さんと提携していることだ。

それによりアマゾンに淘汰されず
圧勝したといわれる。

やっぱり顔の見える関係を大事にしている。
すべて「ポチッ」で済むのは血が通わなくて面白くない。

「そろそろGAFAの時代も10年で終わる」と
アスクルの岩田社長は言っている。

ポストGAFAはどんな時代になっていくのだろう。

きっと皆が
「こうなって欲しい」という社会になるのだろう。

共生・共育の寛容性のある社会になりそうな
予感と期待がある。


ゆとりの時間と
ゆとりの心を持ちながら
お互いに
血と気の通った関係を目指したい。


多くの変化の先には
そんな思いがある。


今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
電話 0154-39-2589HP https://anzu946.com/

令和5年9月24日「NAPA2釧路」の会場で、
2作目の本「開業論」を先行発行予定。            

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60代は、大人の60代と老人の60代に分かれる。中間はない

おはようございます。
夜明けが早くなるごと嬉しくなる
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

東の空の薄明るくなる時間が早くなった。
それだけで、ご機嫌だ。

60歳を過ぎると2種類に分かれる。
ご機嫌な人(大人)と不機嫌な人(老人)。
中間はいない。

不機嫌な人は
正論を言って、相手をやりこめる。
前はこうだったと過去の話しばかり話す。
自由気ままに生きている人を批判する。

僕の50代はこんな時も多かった。
ということは、
今より老人だったかも知れない。

「前より若返っているよね」
と言われることが最近多いが、
見た目よりも考え方が変わったからかも知れない。

人の目や世間が気にならなくなってきたので
自由にやれる。
自分が自由だと他の人にも寛大になれる。

50代は仕事が楽しかったが、
60代は人生が楽しくなった。

目的からの解放が進んでいる。
むしろやっているうちに
目的があとからついてくる。

目的のある旅から
また10代後半からのように
目的のない旅ができるようになる。

そしてまだまだ勉強したいことが増えてくる。

これを勉強したら、
将来の役に立つからではなく、
ただ勉強したいから・・・になってくる。

空気を読まずに
空気を変えることが楽しくなってくる。

3度目の成人式を終え、
少し大人になってきたが、
まだまだ道半ば。


ご機嫌な人生が待っている。



今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
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「釧宮貢献」 気どらず 気ばらず

おはようございます。
久しぶりにカラオケ歌った
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

昨夜は
帯広から人生の師匠が、パワフル姉妹を連れて
釧路に来てくれて一緒に駅裏ディープな店で宴会。

「帯広に農地を買って、
 畑をしながら障害者のためのアートスペースを創る」

という壮大な夢をスタートさせている凄い姉妹だ。
こんな出会いがまだまだあるんだな。思わず最後はカラオケに。

脳神経外科医の林成之氏は、
「貢献心を失うことが思考力を落し、
 人と人とのコミュニケーションを阻むことになる」
と書いている。

この林氏は救急医療現場での禁句として
「無理だ、難しい、疲れた」を揚げていて、
あんずの種でも同じように真似している。

言葉の力、意志の力を大切にしているのだろう。

「貢献心を失うことが思考力を落す」
思考力が落ちれば、
相手の考えていることを想像することもできない。
結果、コミュニケーションが上手くいかなくなる。

僕の今年のテーマは「釧宮貢献」とし、
色紙に書いた。
これは
「釧路・宮古島、そこに関わる人を豊かに元気にする」
というのを4文字にまとめたもの。

地域貢献と言っても範囲が広いから、
釧路と宮古島を第一に考えて、
この2つの地域を中心、軸にしてやろかなと思っている。

ただ「ふわふわ」も大事なので、
気どらず、気ばらず、ゆる〜くやっていく。

細くても長く続けなれるものに。

「貢献を貢献感を持たずに続ける」

そうなれたら素敵だね。




今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
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何を言うかではなく、誰が言うかが重要になるとき

おはようございます。
大葉ジェノベーゼに唸った
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

昨日は同友会の会合があり久しぶりに参加した。
ある委員長が今度の講習会の講師が
いかに素晴らしいかを熱を込めて語った。
説明のプリントを読んでいても心が動かなかったが、
僕はそれを聴いて、「行ってみよう」と思った。

人の行動形態は、
内容よりも誰が言ったかが大事になる。

「あの人がそこまで言うなら・・・」
で心が動き、
行動になる。


そしてまた
「オマエがそこまで言うなら・・」と
思ってもらえるような人になりたい。

誤魔化しを言ったり、
自己の利益だけを考えて言っていては
そう思ってもらえない。

マルチ商法で
友人をなくすような人にならないように。

本当に自信のあるもの
大好きなものを薦めるときは
楽しみながら出来る。

熱がこもる。

熱(エネルギ−)は伝播する。

最後は
熱量の大きさに比例すると思う。


むかし観た山田洋次監督の
映画「同胞」にそれはある。

東北の田舎で芝居公演主催する青年団の話しだ。

「でも赤字になったらどうすんだっべ」と詰め寄る青年に、

「そうなったらオラのベコ売るだ」と団長が言った。

その瞬間に空気が変わった。

「団長は本気だ。団長にベコ売らせるワケにいかない」

田舎の青年が結束し、
困難を乗りきり大成功となった。
主演の倍賞千恵子が美しかった。

高校生だった僕はその団長に憧れた。
(倍賞千恵子の次に)

何かを為そうとするときの
法則がそこにあると思った。

覚悟があるか
ないのかだ。


人生ワクワク楽しく
生きるには
たくさんの覚悟がいる。




今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
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第3は「治療技術と共に人格を磨くこと」

おはようございます。
ゆっくりいそぐ
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

生活クラブの豚肉、新鮮なパン粉、新鮮なごま油で揚げた
昨夜の晩ごはんもの「トンカツ」は絶品だった。
専門店で食べるより美味で、料理上手の妻にただ感謝する。

丸山敏秋氏は昨年の伝統鍼灸学会の報告で
伝統医学を継承する人たちに望むこと3点を教えてくれた。

第1は「謙虚さと畏敬の念を忘れないこと」

第2は「自分の個性に適った治療法の確立を目指すこと」

第3は「治療技術と共に人格を磨くこと」

とのことだ。
特に第3のことは重要だ。

「たとえ優れた技能を有していても、人間性に魅力がなければ
 患者が集まらない。
 明朗は最大の魅力であり、常に前向きで肯定的な生き方を心がけたい」。
と言っていた。

鍼灸師になると先ずは治療技術の向上に目が向く。
それは誰しもそうであり、必要なことである。

しかし技術だけで乗り超えられない壁にぶち当たる。
その経験を経て、
僕は「技術2割 人間性8割」と思っている。

豊かな人間性の上に人格がある。
まだまだ僕も人格者ではないが、それを目指す道途上にある。

そして丸山先生は、
人格の一番大事なものとして「明朗」を上げている。

人格者というと、なんとなく真面目、沈着冷静、不動心、胆力などの
言葉が浮かぶが、
「明るく朗らかに」を第一に上げている。

ここが深く大事な点だろう。

僕もどんな人と一緒にいたいか、と考えると
「明るい人」がいい。
常に前向きで肯定的な人がいい。

そんな人と
事を一緒にしたいし、酒を飲み語りたい。

人も虫も同じく「明るいところに集まる」。
そんな習性があるのだろう。

一説にセブンイレブンが他のコンビニより集客が多いのは
「電灯を明るくしているから」とも言われている。

人格を磨くというと堅苦しいが、
明く朗らかにする、と考えると目指しやすくなる。

そして「自分は明るい方だ」と錯覚している人が多い。
30代頃の僕もそうだった。
普通の顔しているのに
「怒っているのかと思った」と言われたことがある。

20ワットでは暗い。
100ワットで初めて「明るい」と認知してもらえる。

自らを太陽光発電所としよう。

熱と光を与えられる人になろう!

それは
伝統医学を継承する人のみならず、
きっと
すべての人に通じるものでだろう。


熱と光をあたえる人へ



今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
北海道釧路市愛国191-5717 院長 須藤隆昭
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医は意術なり

おはようございます。
意があると動く
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

先日、噛みしめの症状が出た。
数日続き今も少しある。
咬筋がはって少し不快感がある。

この意味はなんだろうと考えていたが、
今朝「解」が出た。

「喋りすぎるな、実践しなさい!」

「丁寧に食事し、少なめに食べなさい!」

と言うことだと解釈した。

つまりこの2つを、
噛みしめ症状の
「意・メッセージ」として受け取った。


病には「意味」がある。
未病治のために生活を変えなさいということだ。

病に感謝。

その「解」は人から示されることもあるが、
自分で発見した方が面白い。



丸山敏秋氏は
「検査の数値に依存する現代医学と意術を極意とする
 伝統医療では土台が違う。
 東アジアの伝統医療で理想とされたのは『聖人は未病を治す』
 という言葉に示されている」
と書いている。

あんずの種の理想も
『未病治』であり『意術』である。
気の循環と五臓のバランスを整えることで、
病気を予防する。
気を流すのは鍼先に込めた『意』である。

丸山先生は
「気のバランス回復」と言っている。

やはり、
「検査の数値に依存する現代医学とは土台が違う」のである。


意は
頭で考えるものではない。
心で感じるものだ。

意を悟ったら
つべこべ考えないで
動くだけだ。

走れ、メロス

変われ、タカアキ




今日も
いいこと
あるといいね


☆はりきゅうアロマ あんずの種 釧路本院
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「症状即療法」の意味が深い訳

おはようございます。
認めたくないものが多すぎるとツライ
旅する鍼灸師の須藤隆昭です。

甲田光雄先生の本で「症状即療法」を知った時、
「なるほど」と頭で理解した。
発熱してばい菌を殺すのは自然の理に叶っている、みたいに。
でも、
自分の顔の湿疹はツライ症状には、
それを認めたくなかった。

食事・運動・睡眠に大きな問題はないし、
過労ストレスもそれほどではない・・・・。

いったい長引くこの症状は、なんの療法なのか。
「排毒作用の一種である」ことは頭で理解できても、
何をどうすれば良いのか、簡単に答えが見つからず10年間苦しんだ。

同じように
激しい生理痛はなんの療法なの?
夜中の胃痙攣はなんの療法なの?
不眠は?パニック障害は?ギックリ腰は?

鍼灸院で働いているのだから、毎日いろんな人を診る。
「とにかくこの症状をナンとかして欲しい」
と言う人を。

そんな時に
「症状即療法です」
なんて言ってもまるで理解されない。当たり前だ。

有り難いことに鍼には即効性もあるので、
症状を和らげることができる。
ただ、治すのは自分だ。
薬や鍼はこの場合、一時しのぎだ。

大事なことは目に見えない。

大事な答えは簡単に見つからない。

これは宇宙の法則だ。

60歳を超えて、よくやく
「症状即療法」を
頭でなく、心で理解できるようになってきた。

そしてこれは本当に素晴らしい事だと実感している。

カラダは自分の命を守ろうとして
時に自分の一部を犠牲にしながらも
けなげに働いてくれている。

僕が60を超えて元気にいられるのは、
症状即療法の意味を長い時間、必要な時間をかけて
考えて、行動や思考を変化させてきたおかげだと信じている。

あの10年間の顔面湿疹がなければ、
僕は命の継続が出来なかったかも知れない。
魂の成長の道を歩めなかったかも知れない。
ようやく
症状に感謝できるようになった。

頭で理解しようとしてはダメだ。

認めたくないものを
認めろ!

考えるな 感じろ!

ブルース・リーもそう「燃えよドラゴン」で
そう言っている。


考えるな
感じろ!


世界は奇跡で満ちている



今日も
いいこと
あるといいね


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2作目の本「開業論」を先行発行予定。            

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