2009年08月19日
8/16 GISHORIX REVIVAL @恵比寿リキッドルーム
さて。
久々にちゃんとPENICILLINのライブレポを書こうと思うわけですが、下手前方にいたのに人に埋もれてしまって私の位置からGISHO以外ほっとんど見えず…orz
ペニさんてモッシュとか無いし、まだお客さん皆厚底はいてんのよね…
忘れててヒール無い靴で前行ってしまいましたよ。
というわけで、正直に言ってPENICILLINレポというよりGISHOレポです。
本当、気持ち悪いくらいにGISHOレポです。
すみません…。だってくどいけど本命麺なんだってば!!!
これくらい許して。
お暇ならお付き合い頂ければ是幸いです。
■会場に入ると、スクリーンが下りてて、「GISHORIX REVIVAL」のロゴ。
QD限定ライブで会員証チェックなど入場後の待機時間がかなり長かったのもあり、途中でスクリーンにPVなどが流れていました。
流れてたのは全部GISHOがいる時の曲で、hyper chord→リミットコンプレックス→ 聖・MARIAN HURRICANE→NEW FEATURE→CRASHだったかな?ひたすら懐かしかった…
最後にトリニータのCMと、WARPのCMが流れてました。
トリニータのCMでミスターのアナウンスに微妙に笑うw
この一連の流れ、待ってる間に3回か4回くらい見たんですけど、
毎回WARPのプロモでミスターが舌出すカットで悲鳴に似た歓声が上がってたw
■GISHORIXの通例で、最初はMATRIXの曲にあわせてGISHO中心にPV編集した映像から。
じろーさん作ですよね、多分。相変わらずいい仕事してますぜ。
花園キネマのPVがやっぱり好きです。長い髪のぎー美しすぎるわぁ。
■HELLBOUNDのイントロ(テテテテテ…ってやつ)をバックにメンバー登場。
GISHOは魔法使いみたいな三角帽子と、襟足?ウィッグで長髪風に。
まあ帽子は曲始まる前に脱いでたけど。
衣装は胸元あいてる、袖がパフスリーブ?王子みたいになってる黒のロングコートで、黒手袋。あと、珍しくブルーのカラコン入れてました。シベリアンハスキーみたいだったわー。
カラコン入れると外人にしか見えないねぇ。
ミスターにMCで「相変わらず暑い格好で汗だくで」って言われて、「だって俺が涼しい格好で出てきちゃ嫌でしょ!?」って言ってたwwww
たーしかにw
■曲別に、覚えているところだけつらつら書いていきます。
まずはHELLBOUND、Mr.freeze、QDと激しい曲を立て続けに。
この流れは普通にPENICILLINなんですけど…
けど・・・
…ぎ…
GISHOこえええええええ!!!!!!(爆笑)
出てきた途端とんでもない勢いで煽りまくる、2年間社長業しかやってなかった人。
ちっとも衰えてない(どころかより強力になっている)眼力を発揮しまくり血走った目で客席を睨み付ける、2年間社長業しかやってなかった人。
ヘルバウンドの爆音の中、マイクを通さずに「ウォオーーイ!!!」と煽る声が客席にまで届く、2年間社長業しか(ry
開始2曲目からステージから飛び降りて客席につっこむ、2年間(ry
・・・・・ちょっとちょっとちょっと。あの人本当に2年間ステージからいなくなってたんですか?
そこにいたのはGISHOであって、GISHO以外の誰でもなかった。
あまりにもGISHOすぎて、最初ちょっと唖然として徐々に嬉しくて笑えて、結果、ぶっ飛んで爆笑しながらヘドバンするはめに。
まさか脱退した本命麺が1日復活したからって爆笑するとは思わなかったですよ私も。
■3曲終わって兄さんが挨拶。
「元祖PENICILLINです!」ということで。嬉しいねえ。ニヨニヨする。
兄さんも嬉しそうで。本当この日一番嬉しそうだった。
で、何より私が嬉しかったのは、
GISHOさんが兄さんのMC中もずっとステージにいた事。
2006〜2007年あたりのライブやBLUE HEAVENツアーを見ていた人ならわかると思うんですが、あのころのGISHOは、正直…ちょっと人が変わったようになってて。
兄さんのMC中もすぐに袖に引っ込んでいなくなってて、曲が始まるよって段になってもなかなか戻ってこない、って事がよくあったんですね。
その、「居ない」って状態が、私には凄く悲しかったんです。
今回も一度下がったからまたソレかな…?って思ったら、すぐタオル持って戻ってきてドラム台のとこに座って、兄さんの話聞きながら笑ったりじろーさんと喋ったりしつつ、ずっと「居て」くれた。
それがもう嬉しくてしょうがなかった。昔のGISHOってこうだったもん。
一言貰おうか?ということで兄さんがGISHOにふったんですが
早速「ウォーーーイ!!!(デスボ)」と超デカイ声で煽りまくるGISHO先生w
最初のMCって曲間の繋ぎのはずなのに、GISHOにマイク渡したが最後、全力でしゃべりまくってましたよ。
G「約2年間のソロ活動を経てですね、帰ってまいりました!」
客席がえ、ソロ活動?と笑いつつざわつくと
G「皆さん笑うとこじゃないですよぉ?ひどいね、また新しい名前でソロ活動してん
のに」
新 し い 名 前 wwwww
そっか〜そういうことだったのか(爆笑)
PENICILLINはGISHOで、映画監督は大滝純で、星男はSOXXで、社長業は近藤さんだったのか(笑)激しく納得。流石過ぎる。
G「今日はPENICILLIN史上最強のライブにするからなぁ!!」
私、この言葉を聴いた時もう既に泣きそうでヤバかったです。
覚えてるでしょうか。
彼は脱退ライブでも同じように「PENICILLIN史上最強ライブ」を掲げていました。
そして今回、もう一度「史上最強」を掲げるということは。
あの脱退ライブよりも、凄いモノを見せてくれるってことなんだよ。
それがどれだけ私にとって意味のあることか、わかってるんだろうか。
■兄さんの「GISHOくんがいないと成立しない曲」というフリから久しぶりのBVBへ。
テンションが死ぬほどあがりまくりましたよ。
GISHOの歌も勿論嬉しいけど、私この曲の指弾きベースが大ッッ好きなんで。
特にバキュンバキュンバキュンのとこの、右腕振り回しながらたたきつけるように弾くのが。
この曲でいつも使ってた(というか、最後らへんはこの曲でしか使ってなかった)茶色いベースではなかったんですが、それでもいい。
動きが、全く持って昔のままのGISHOでした。
BLUE HEAVENツアーの時、毎回この光景を半泣きで見たなと。思い出していたさ。
■冷たい風。
イントロはミスターのギターソロ。
リフ効かせていろんなフレーズねじ込んだソロ弾いてたんで、私は純粋におーやっぱ流石だわーとか思って聞いてたんですが、
ぱっと前見たら兄さんとぎーが二人でめっさ笑ってミスター見てたw
じろさんもかな?見えなかったけど。そんな様子が微笑ましい。
■makelove。
「そしてこの歌を…」で、止めた兄さん。
GISHOを指差しつつ、客席に向かって「いい?」と無言で確認して、(お客さんも皆
全力で頷くw)
「ぎしょ〜だ〜け〜に〜〜〜↑」とバリトンで歌いあげておりました。
それ聞いてGISHO先生ニヤリw
■この辺で確か中MC。
いったん弦楽器隊はハケて兄さんMC。
H「楽しんでますか?忘れてたけど、俺のこっち側こんな元気だったんだね。HIROKIさんもかなりテンション高い人だけど…(笑)最初のMCも、話したら?って言ったら最初から勢いで行きますよ!って言ってたけど、本当に(笑)俺耳痛くなったもん」
兄さんはいい加減自分のマイクをGISHOに使わせるのやめたほうがいいと思うw
イヤモニに全部跳ね返ってくるんだからw
H「GISHOくん、2年間ベース触ってなかったらしいんだけど、全然大丈夫だよね。でもよくよく考えたら、ずっと15年くらいやってて、間2年くらい抜けても大丈夫だよって事になったんだよね。
2年ぶりにチャリ乗っても乗れるじゃん?…あ、でもアイツチャリ乗れないんだった(笑)こんなんなって、ヨロヨロしちゃっ
て。1000CCのバイクとか乗る癖に(笑)」
本人居ないと思ってチャリ乗れない暴露をする兄さんw
しかしGISHO先生戻ってきてちゃんと聞いてて、振り返った兄さんがちょっとびっく
りしてたw
で、ミスターにバトンタッチ。
■ミスターの第一声「お久しブリーフ!」…相変わらず過ぎる。
C「これゲッツの人と同じギャグらしいから」とウケなかったのを人のせいにするミスター(笑)
挨拶もそこそこに、GISHOを呼び出し、久々のライト兄弟トーク。
G「ちょっとぉ!お久しブリーフって。流石だよね?誰も言う人がいないからこうなるんじゃないの!?ほら皆さん今の笑うとこですよ!」
C「そういえば、こういういじめ的な(笑)久しぶりだね。あんま言わないから誰
も」
G「野放しじゃない!!」
野 放 し www
というわけで、GISHO先生の号令の下「『ちさとくんかっこい!』ハイ!」「『ちさとくんおもしろい!』ハイ!」と言わさせられるw
最終的に「ちさとくんGISHOを目立たせるためにわざと不細工にメイクしてくれてありがとう!」とかいって覚えられねーよ!ってなった(笑)
C「緊張してないの?」
G「してますよー」
C「キンチョー支店なら俺がカンチョーしてやるよ、なんて」
G「またアナタね!はい、笑うとこですからね!」
C「アナタド頭からステージ落ちてたでしょ?」
G「落ちたってひどいね、降りたんですよ!」(確かに今回は落ちてはいなかったw)
C「え、そうなの?」
G「そうよぉ。お客さんとのね、距離を縮めないと!あ、そちら(上手)も後で行きますからね〜(にこにこ)」
C「でも普通にベース弾けてるよね、俺たちのほうが2年間何やってたんだって話でプレッシャーだよ」
G「そんなことないでしょ、あなた達プロなんだから!私アマチュアですから!!」
そこらの芸人よりも面白いライト兄弟漫談に更にじろーさんが加わると、最強トリオ結成w
O「ホントね、言いたい。変わって無さ過ぎますよ。」
C「ほんっとーーに変わってないよね。」
O「変わってない」
G「さっきから変わってない変わってないってねぇ、変わってたほうがいいわけっ!?」
あとで出てきた兄さんが言ってたけど、↑この流れ
H「ホントさー聞いてて思ったんだけど、MC面白いよね。『変わってたほうがいいわけ!?』って…(笑)裏は大爆笑だったよ」
だそうだw
喋り倒して収集つかなくなって「曲いくか」ってなってた(笑)
■little love story。
曲始まった瞬間、誰よりも、兄さんよりも先に手を左右に振るベースの人。
挙句演奏しながらベースのネックを左右に振る。
あれ?リトルラブストーリーそんなに好きだったっけ?(笑)
■99番目の夜。
飛ぶGISHO、回るGISHO堪能。(それだけwww
どこだったか忘れましたが、MCでGISHOが「もう若くないよ、凄い頑張ってんのよ!?」って言ってたけど、どう見ても若くない人、頑張ってる人の動きではありません、先生。
■Desire。
きたぁぁぁぁ!!!!
GISHO復活するなら絶対やってほしかった!
「でっざーいあー!」のとこの、開放弦にして左腕を広げるGISHOの煽りが好きなんです!!
いやもうホント凄い眼力で怖かったが…w
間奏もちゃんと、ライト兄弟で向かい合って。
ミスター一瞬忘れてたみたいだけど、最後去ろうとしたGISHOの頭捕まえて軽く抱かかえてポンポンしてましたw
この絡みも久々ですよねぇぇぇ。感涙。
■イナズマ。
GISHOの前で兄さんが屈んで歌ってたら、ぎーがw
指でこう…兄さんに向かって、なんていうんだろう、自分のほうに引き寄せて誘うみたいに何度も煽ってw
ちょうど歌詞が「君のアソコに突き刺され突き刺され…」のとこだったので
兄さんがその誘いに乗って、目合わせたまますいーっと寄ってって
あら、シリアス班の麗しい絡みが見られる?と思ったら
「イ・ナ・ズ・マ!!」ってそのまま二人で爆笑(笑)
可愛かったw
■あと兄さんが「俺、GISHOくんとは脱退したあとのほうが会ってる。一昨日も一緒に飲んだし…」って主張しだして、なんの仲良しアピールだよと思ったら
H「だって仕事が違うんだから、仕事で会わないんだからプライベートで会うしかないじゃん?」って普通に言ってて、あーそりゃそうだわととても納得した。
私が友達とのみに行くようなもんですよね。
本当に、メンバーっていうより先に、親友って間柄なんですねぇ。
ほっこり。
■God of〜にイミクイと暴れた後にAI。
H「リハでできそうだったらやろうか、っていってたんだけど、全然大丈夫そうだから」
ということでGISHO作曲の新曲、AIのお披露目。
GISHOが、自分の心から自然に出てきた音をそのまま表現した音楽だそうです(笑)
今回のセトリはかなりテンション高い曲ばかりで、バラードはAI一曲でした。
だから、余計に凄く際立ったし、ああー超!GISHOのバラードだって思った。
サビが特にGISHOっぽくて好きでした。
GISHO先生はイヤモニを首にかけたままで、ベースネックに耳を寄せて、目を閉じて一音一音刻むように弾いていた。
■Melody。
GISHOが復活するならコレをハズすわけにはいかないでしょう!!!!
イントロのベースが響いた瞬間ヤバかったです。本当に。
■1回目のアンコールで黒特攻服、2回目で白で。
3回目はたぶん赤を用意してて着替えるつもりだったみたいなんですが
会場からのGISHOコールが凄くて、着替えずにさっさとでてきて
G「着替える時間くらい下さいよぉ〜〜せっかく3着目用意してたのに」
もうこの特攻服見られないかと思ってたから嬉しいよーーー!!!
流石だよ総長!と思ったけど、よくよく考えたら、
GISHO先生が脱退して2年たっても、ちゃんとこうして、衣装も楽器もきちんと手入れされて2年間使える状態で保存してあったわけでしょ?
そして何より、正規ベーシストの位置を空席にしたままだったわけで。
私、GISHOが脱退する時に「GISHOの帰ってくる場所を残しておいて欲しい」というのが本当に思ってたことでした。
同時に、そのまま変わらず残しておくのは無理だろうなとも思ってた。
でもGISHOがいた場所はメンバーとスタッフさんたちが、ちゃんと大事にとっておいてくれてたんですよね。
それって凄い事じゃない?他のバンドで有り得ない話じゃない?
PENICILLINて凄いよ。本当。
ちなみに3回目のアンコールはやっぱりやりました、缶ビールイッキのみw
■3回目、Chaosで暴れた後。
最後ひとこと、ということでまたGISHOがマイクを握りました。
G「本編では、少しふざけた感じでお話してしまいましたけれども。
私も、もう一度自分がステージに立つなんて、夢にも思っていませんでした。
もう二度とステージに立たないという決心で、PENICILLINを辞めさせて頂いたわけで。
でも、HAKUEIさんも言ってたけど、PENICILLINの強い絆が、もう一度私をステージに呼び戻してくれたわけです。
私結構意志固いのにね!?
今日のライブは、PENICILLINの絆が産んだ奇跡のライブです。
本当にね、みなさん。私を呼び戻してくれて、有難う!!」
言い回しはもっと大げさだったと思いますけどwこんな感じの話をされて。
こんなの・・・こんなの聞かされたら、
泣いてまうやろーーーーーーーーーーーー!!!!
私の周囲の人は殆ど泣いてた。勿論、嬉しくてですよ。
偏った意見なのを承知で書かせて頂きますが…
私、ようやく、脱退が決まったときから、ずっと聴きたかった、「GISHO本人の本当の言葉」を聴いた気がしました。
2年前はそれが見つけられなくて、ずっとモヤモヤしていた。
でも今回の言葉は、二度とステージに立たないつもりだったというのも、戻ってきて良かったと思っているのも、たぶん本当なんだろうと思えて。
今回ファンに向けて放った「ありがとう」は、脱退ライブで聞いた「今まで有難うございました」より何万倍もGISHOの言葉だったように思えました。
だから、ようやく、よーーーやく!!納得がいった感じなんです。
2年もかかっちゃった。
■GISHOを真ん中に、全員で手をつないで何度もお辞儀。
最後に兄さんがハケる直前、どセンターでGISHOの肩を抱き寄せた、と思ったら頬にキスしとった。そりゃー嬉しそうに。
くそう!誰よりGISHOと仲良しだからって!
見せつけてんじゃないわよ!!!www
しかしぎーもぎーで、キスされた瞬間兄さんのほう見て満面の笑みでした。
なんだあいつら。
ご馳走様です。
■という凄く偏ったレポで申し訳ありません。
読んだ人おるんかしらw
とにかく嬉しくて、楽しくて、幸せなライブでしたもうそれ以外言うことない。
それ以外の記憶が思い出せない。(笑)
またいつか、GISHOさんが復活してくれたらいいなぁと思ったけど、
私個人の感情も整理できたし、今回GISHOは楽そうだったし、戻ってくる環境はちゃんとあるってことも証明されたし、
だからまた、GISHOがやりたいと思った時にやってくれればいいなと思う。
毎回でなくてもいいから、時々友達の職場に顔を出しにくればいいと思ったり、
そして時々曲書いたり、ベース弾いたり、
やりたい時にやってくれたらいいなあと。
そう思いました。以上!!