2013年02月21日

2/16 PENICILLIN 20th Anniversary LIVE FINAL@渋谷公会堂

行ってまいりました。PENICILLIN 渋谷公会堂。
もう、物凄く物凄く。楽しくて幸せで、嬉しくて、いっぱい笑って、でも泣いた。そんなライブでした。
とても久しぶりにPENICILLINライブの長い感想日記を書きたいと思います。
遡ってみたら、ギショリバ以来でしたwww
いえ、ライブ行ってないわけでなく、ツイッターでは常にペニさん大好き大好き言ってるのですがw

すみませんが、レポじゃないです。
ひたすらに、私が思ったことをつらつら書いてるだけです。
私なんぞがレポしなくてもDVDが!!!DVDが出ますからね!!DVDを見ればよいのです!
余すことなく全部収録されてると信じてますのでね!
よろしくお願いしますよQUATERDOLLさん!!


というわけで、自分用の記録でライブに関係ないこともいっぱい書いてありますし、
主にGISHOの事ばっかり書いてますし、
ていうかものすごいウザく語ってますし、
とてもダラダラした文章ですが、宜しければ。

■2012年、PENICILLINは結成20周年を迎えたわけですが。
世の中には星の数ほどバンドがありますが、20年続けているバンドってそんなに多くは無いと思う。
最近よくある解散後数年たって復活し、その解散していた期間を含めて「×周年です!」と言ってる方々をよく拝見します。
まあ別にそれが悪いとは思いませんけど、
PENICILLINってのはねー!
今まで一度も、解散は勿論活動休止すらせずに20年走り抜けてやってきた人達なのよ!

今回、記念すべき20周年を迎えるにあたっても、まずは手始めに、過去に出したアルバムを全曲余さずプレイするというマンスリーライブを実施。
その後はファンセレクトとメンバーセレクト、ふたつのベストアルバムを出して全国ツアーをして。
しかもベストアルバムと言いつつ、古い曲は殆ど採りなおしてたり更に新曲もあったり。
その合間にそれぞれのソロ活動やるわ、イベントライブとかもガンガン出るわ、本当に休むことを知らないで走り続けているわけですよ。
とうとうメンバー全員40を越えてしまったのにwwwどこの若手か!ってくらい走ってる。

見た目も若いとは思います。けどそれ以上にやってることが若い。
キャリアも経験値も、彼らの中に蓄積されたものは確実に20年分あるのに、勢いが全然衰えてない。
いい意味で、重さを感じないんですよね。
20年分も積み重ねたいろんなものって、やっぱり重たいじゃないですか。
実際そのペニさんも重さを持ってるはずなのに、あのお兄さん達はそんな重い物を持ってるとは思えない走り方をしてるんですよ。

私も、勿論全部は行けてないですが、マンスリーも結構行ったしツアーで久しぶりに地方回ったりして、負けじと追いかけて走ってみた。
それで何度ライブを見ても全然飽きたりせず、『あー超楽しかった大好き!』と幸せな気持ちがあとからあとから沸き起こるのがペニさんの凄いところだって思っていて。

そして、20年目の最後の締め括り=21年目の始まりのライブが決定。

2012年10月6日、ロックロック二日目でした。
重大発表があるのはわかってたのですが、私は二日目は予定があってライブに行ってなかったんですね。
しかし、参戦組から上がってきた『渋谷公会堂』『スペシャルゲスト:GISHO』の情報。

スペシャルゲストGISHO。しぶこう。久しぶりのホールだなー嬉しいなぁ…
え…GISHO…?

みことさん、恵比寿からちょっと離れた場所(カラオケの個室だった)で一人ガチの絶叫w
ええ。私が一番好きなバンドマンは、今でもPENICILLINのベーシストGISHOその人なわけです。
今から約6年前、2007年の5月20日にPENICILLINから脱退した彼です。
そう、そのGISHOがスペシャルゲストとして出演すると。叫ぶしかない。ぎゃー!
ペニさん全然知らない友人たちも、私がGISHOという人のファンだというのは認識していて、皆におめでとうと言っていただきましたwww

ちなみにGISHOが復活するのは、今回が初めてじゃなくて2009年の8月にもGISHORIX REVIVALというライブでも復活したんですね。
※リバイバルの感想はこちら(笑)⇒http://blog.livedoor.jp/m-22_80797/archives/51982525.html

リバイバルの時に思ったのは、あまりにすんなりとGISHOがGISHOのままだった、事で。
GISHOもメンバーもスタッフもファンも、何ひとつ違和感が全く無くて安心して爆笑したっていう記憶が鮮烈にあったので、今回も何も不安に思わなかった。
この記念のライブに戻ってきてくれるって事がただひたすらに嬉しかったです。

しかも、今回はGISHOだけじゃなくて、HIROKIさんもNAOMIさんもいるということで、それを見て、ああこれ、きっと色んな意味での、感謝祭なんだなーって思って。
そんな気持ちで迎えたライブでした。

■そして2月16日。当日は、晴れ渡ってましたが、風が強くてとてつもなく寒かった。
超久しぶりに物販開始時刻に会場に行き、並びながら寒さでガタガタしつつも楽しみでわくわく。

今回のグッズ、パンフやフォトセットにGISHO先生がいたのですが、グッズが発表になった時、オリジナルメンバー4名が写ったPENICILLINの写真がね、普通にバランスよすぎて見慣れすぎて馴染みすぎて、一瞬スルーしそうになってしまったよねwww
そしてGISHOチェキとかも含め、GISHO関連のグッズが多すぎる。

…GISHOで儲けようとするのはやめてください!!!(財布を出しながら)

ええ、散財しまくりましたよ。
パンフ、4人のペニさんがほんとしっくりきすぎるのもあるんですが、GISHOという人が魔物美しかった。
そりゃーフォトショマジックはあるでしょうが、本当に美しかった。
パンフは、メンバーのコメントや今回SS席とS席に配布された記念音源配布音源「未来」の歌詞も含め、本当に永久保存版だと思います。
そしてフォトセットの写真かーわいいーよおおお!全部かわいいよ!
ぎしょーがTシャツ姿でぶたさん描いたチョコ持ってにっこりしてるう!
でも何よりも、4人揃って笑顔の写真が可愛すぎてもうもうもうもう……!(じたばた)

SS席についてくる記念品は大きなバスタオルだったんですが、4人の写真がプリントされてて。
そして「未来」は、なんとGISHO作曲というオマケつき。
あーもうなにそれ。何のご褒美ですか?(GISHO曲大好き)
昔話しますけど、GISHOが脱退する時のライブで、ミスターが「これからもGISHO君にも曲作りとか参加してもらいたいと思ってる」と言ってて。
その当時はGISHOの脱退があまりに悲しくて、「もしかしてそうなるのかな、そうなったらいいな」っていう期待と、「脱退するのに絶対無理じゃん、どうせリーダーの気休めでしょ」ってくさった気持ちが織り交ざってたんですけど、
AIにしろ未来にしろ、今回のPHENIXSTARの新録にしろ、ホントに参加してるしね…何あの人達…!
もー…好き!w

■さて、いい加減ライブの話を。

・セトリ。ネットで拾わせて頂いたものですが(ありがとうございます)。

SE〜VIBE∞
 地球
 REAL×××
 99番目の夜
 Rosetta
 PHOENIX STAR
 冷たい風
 one star
 腐海の砂 
 ×・×・×
 ウルトライダー
 Desire
 QUARTER DOLL
 NEW FUTURE
 太陽の国

SE〜In the Kingdom of the Moonlight
 God of grind
 Melody
 fantasia
 FOR BEAUTIFUL MAD HUMAN LIFE

〜en1
 男のロマンZ
 イナズマ
 天使よ目覚めて

〜en2
 螺旋階段
 ロマンス
 Chaos

本編が2部構成で、基本はHIROKIさんが、最後の4曲はGISHOがベースを担当。
アンコールは最初はHIROKIさん、二回目はGISHOも呼んで全員でという構成。
NAOMIさんは常駐。
衣装レポはしませんDVD見てください!w

今回のテーマは「曲を沢山やる」ということだったそうです。
MCはアンコールでほんのちょっとあっただけで、いつものように沢山喋ったりはせずでした。

ちなみに私はSS席のド上手で見ました。GISHOの事があったので下手がいいなーと思ってたのですが、SS取れただけでも幸せですよね…!

■地球〜太陽の国は、本当いつもの…HIROKIさんがベースというのもあるのですが、「現在のPENICILLIN」のツアーという感じで。
PHOENIX STARツアーのラスト、そして20周年のラストを飾るのに相応しいライブでした。
コレ毎度毎度言ってる気がするんですが、PENICILLINってほんっっっとーーに!かっこいいバンドですね!!!!w

ツアーで300〜500人キャパの地方の小さいハコでも何度も見ましたが、そういう小さいハコでも、ほぼ満席で2000人規模の渋谷公会堂でも、ペニさんは全く変わらないね。どっちで見ても同じ、爆発的なエネルギーが客席まで飛んでくる。たぶん今武道館とかやっても、きっと同じなんだと思う。(埋まるかどうかは、まあおいといて)

MCが無いのもあって、繋がりがしっかり考えられた流れになっていたように思いました。
NAOMIさんがいるのもあって曲間の繋ぎアレンジが色々バリエーションに富んでいて素敵。

地球と太陽の国は、凄く説得力を感じた。
私、昔はこの二曲ってあんまり好きじゃなかった(たぶん10代の私には壮大すぎてついていけてなかったという感じ)のですが。でも今聞くと…色んな意味で、凄い曲だと思うんですね。大きいミラーボール回って綺麗だった。

×・×・×。兄さんイントロで息はきすぎてて笑いが起こっていたw
久しぶりにライブ来たって方も多いだろうに、お客さんが普通にちゃんと合唱できるのが凄いと思いましたw
『幻覚に震える人形 最期までのろわれたまま〜』とか本当90年代V系の歌詞すぎるwwwそれを今やって格好よすぎるとか、大好きだ。

Desire。正直GISHOで聞きたかったので残念〜えー!今やっちゃうの!?と。でもDesire好き好き。
間奏でいつもどおり向かい合って弾いてたミスターとHIROKIさんが、別れ際にいえーいっとハイタッチ。かわええかわええ。

ウルトライダー。最後の「ラララ ラララ」を兄さんがメンバー一人ずつに歌わせ、客席も皆で合唱。
綺麗に決まると兄さんがとても満足げw

NEW FUTURE。
兄さんとミスターが微妙な距離感で向かいあってたのですが、「ハートに火をつけろ」で兄さんが手を広げて、ミスターの胸の上にかざして火をつけてた!きゃー!ってなったww
あといつものことだけどHIROKIさんオーラス曲のめっちゃ笑顔かわいいです。
上手にもいっぱい来てくれて嬉しかった!

――雑な感想ですみませんwいえ、凄く楽しくて楽しみすぎて記憶が薄い!w

■太陽の国が終わって、一旦メンバー全員無言のまま退場。
しばらく緑のレーザーが光る中で、ストリングスの太陽の国アウトロが流れ続ける。客席も何もコールはなく、「もしやこの次に出てくるのは…」とソワソワした雰囲気。
私の緊張もMAXw

するとぱっと照明とSEが切り替わり、なんとIn the Kingdom of the Moonlight!
カンカンカカン!って聞えた瞬間会場からも叫び声があがり、テンション急上昇。

後ろから照らすライトとスモークの中、メンバーが登場。
なおみさん→じろーさん→ミスターと来たと思うんだけど全員シルエットになって顔は見えず。
そして。そのあとに走ってきた影が。
どうみても、シルエットなのに、遠目なのに、どこをどう見てもGISHOでしかない。

出てきてベース持って、凄い勢いで煽りまくり。会場は勿論「ぎっしょおおおお!!!」コールの嵐。
そして兄さん出てきて始まったのが、God of grindとか、どういうイジメかと。
ステージ逃さず見たい、でも頭振りたい、でも見たい!

曲が始まっても、GISHO先生は本当に、どっからどうみてもただのGISHOでした。GISHOすぎた。
なんていうかもう、リバイバルと全く同じ感想を抱いたんですけど、
……ホンット、あの人なんなんですか!!?
あのひと、ホントに3年前のギショリからステージ立ってないんですか?
ホントにずっと普通の人として過ごしてたんですか?
ブランクって…ブランクって一体なんなんだ!!!!

あの方は例え脱退してもずっと変わらず、なんというか魂の根っこから
『PENICILLINのベースのGISHO』なんだねぇ…。
ぐるんぐるん回転して、両手広げて煽って、何よりあの強烈な目力で客席睨みまくる。
笑っちゃうくらい、凄く良く知ってるGISHOですよ本当にもう。

そして馴染みすぎるのはGISHOだけではなくてPENICILLINとしてもそう。
4人のPENICILLINが、渋公で爆発していた。
私が知らないだけで、ずっと4人のPENICILLINがどこかで動いてたんじゃないのか?って疑っちゃうくらい、PENICILLINだった。
いつものペニさんが「PENICILLIN(通常モード)」なら、4人の時は「PENICILLIN(完全体)」みたいなね。ラスボス倒したと思ったら出てくるやつねw

普通さぁ…3年ぶりとかに一緒にバンドやったら、
どんなに友人として仲良しでもちょっとは違和感あるじゃないですか。なのに全然それが無いんですよ。
ちょっとくらいギクシャクしなさいよ!!!ww

Desireを先にやっちゃったので見られないかと思ってたライト兄弟の絡みはここで見れましたよ。
ミスターがGISHO先生の頭捕まえてでこちゅー。いいぞもっとやれ!w
ミスターは同い年ってのもあるのかもだけど、昔から対ぎしょー先生だけには、なんか少年ぽいっていうかツッパってないっていうかwかわいくなるよねww

Melodyは、イントロのベースで会場から悲鳴があがる。勿論私も悲鳴を上げる。なんかもうこの曲はGISHOの代名詞みたいになってるよね。大好き。
向かい合ってじゃれてたシリアス班。
「唇ふさいだ」の歌詞の所で、突如はくえいさんがGISHO先生の手を伸ばして。
たぶん、会場の殆どが「え、もしかしてホントに唇ふさいじゃうの!?」と思ったと思うのですがww
ではなく、抱き寄せて、ぎゅーーっとハグ。笑顔全開で可愛すぎました。

ってか兄さんはなんかもうずっとデレてた。ニコニコしすぎてた。
あの人は、もう、ほんっとーーーに!ぎしょー先生好きね!
GISHO先生も今回なにかっていうと兄さんのほうにひょこひょこ近寄ってってたけど、(単に真ん中行きたかっただけかもだがw)兄さんもぎしょーくんぎしょーくんって寄ってって、結局二人でキャッキャしていた。
そういうシーンを何度も見たw
やっぱ兄さんもHIROKIさんにはちょっと遠慮があるんだろうし、あんまりガッツリ触ったりはしないもんなぁ。
で、ミスターは最初はそれを知らん振りしてるんだけど、結局ちょっとずつ二人に寄ってってw最終的に真ん中でフロントメンバー三人ごちゃってまとまってたの超かわいかったです。

何かの曲の時、途中で兄さんがGISHO先生の肩に腕かけて歌ってて、
ミスターが真ん中に近付いてきたからそっちにも手かけて、右手にGISHO、左手に千聖状態になった時のはくえいさんのドヤ顔すごかったよね。
「これうちのギターとうちのベース、後ろはうちのドラム。良いでしょ?」って感じw

fantasia。
実はこれがPHOENIX STARに入ってたとき、GISHOが選んだんじゃないかってちょっと思ったんですよね。
GISHO先生この曲好きだったよな。
私事で申し訳ないんですが、結構色々つらかった時期にこの曲とウルトライダーをヘビロテして乗り切ったという思い出がありまして。自分的応援歌なので、GISHOベースで聞けて物凄く嬉しかった。
ポップ曲のGISHOは、やっぱりめっちゃかわいくて笑顔でぴょんぴょんはねて腰振ってた。

確かこの曲の時だと思うのですけど。
ギターソロ中、GISHOがじろさんのドラム台のとこに登ってって、兄さんがそれ追っかけてじろさんの前に二人で並んで。あんな大きい人二人並んじゃったらじろーさん見えないじゃないの!wって思ってたら、ソロ終わって「はっ皆いない!?」ってなったミスターもちょっと台に登って、4人がドラムの所にぎゅっと集合した時の、ザ・ペニシリンって感じをどうお伝えしたら良いものやら。
おくさん!あの4人が!PENICILLINですよ!

なんかもう言いたいこといっぱいあるのですが、GISHOの衣装エナメルコート脱いだら露出高くてたぎったとか
全員四十代バンドなのにフロント3人生足だしてたけど今九十何年代だっけ?いいぞもっとやれ!とかwwww

そして「ラストいくぞーー!!」の声でFOR BEAUTIFUL。メンバー全員大暴れしておりました。
GISHOのいるステージから目を離すのが勿体無くてずっとヘドバン押さえ気味だったのが、
もうここまで来たら暴れるっきゃないでしょ!!状態にw
すっごく楽しかった!!!


■アンコール一回目。
HIROKIさんベースでのアンコール。
記念の渋公であってもやりますやっちゃいます、男のロマンZ!ミスターが「しぶこうしぶこうしぶこう!」とか言ってたかなw

イナズマに入る前にPENICILLIN21回目のバースデーセレモニーを。
NAOMIさんの伴奏でハッピーバースデーを歌い、ケーキ登場。
ロウソクを消すためにHIROKIさんNAOMIさん含め5人がその周囲に集合。お客さんから「GISHOはーー?」といっぱい声が上がったのですが(てか私も言った)、それを聞いたミスターが「GISHOくんは勢いありすぎるから、あっち(楽屋)から吹くくらいで丁度いいんだよッ!」とwww(たぶんここでGISHO呼んだら本当に色んな意味で収集つかなくなるだろうという配慮だと思うwww)

どうやら曲をいっぱいやるために時間がなかったらしく、MCも一言ずつでした。HIROKIさんNAOMIさんは「おめでとう」と「これからも一緒に頑張っていきましょう」という感じで。
本当に、お二人の力無しでは今まではなかったので。これからも、ペニさんとDOLLをどうぞよろしくお願いします。

じろさんの一言がすごくかっこよくて、「多くは語りません。一言だけというなら、感謝しかありません。」って言いきってた。ほんっと、さすがペニさんの男前担当だよ…
ミスターがそれをそのまま受けて「多くは語りません」って言ってた時にオイ!って思ったけどw
兄さんは「ありがとう」と「愛してる」と。

いつもはチケ代の何パーセント占めてるんだってくらいに喋り倒すPENICILLINですがwww
今回は本当に皆一言ずつでしたが、そのぶん、たくさんの…20年分のありがとうを貰った気がしました。
こちらこそありがとう。これからもよろしくお願いします。

そしてイナズマで暴れて、次。
H「天使よ?」
客「目覚めてー!」
H「まだまだ、駄目。もう一回。天使よ?」
客「目覚めてーーー!」
H「もっと大きく!天使よ!?」
客「目覚めてえええ!!」
というコール&レスポンスから天めざ。
記念の日に凄く聞きたかった曲だったので嬉しかった。光がはじけて、ステージも客席も、皆笑顔になるこの曲が大好きです。

ラストの締めは全員で20カウント。おめでとう!


■アンコール二回目。
2回目もHIROKIさんが出てきてスタンバイ。
HAKUEI兄さんが次にやる曲、と螺旋階段の説明をし始める。

H「初めてのアルバムレコーディングの時に、千聖くんがちゃんとしたバラード作ろうって言って。寒い廊下でギター一本で作って、そこに歌合わせて、歌詞つけて。今でもあの廊下の明かりを思い出せるくらい…」

何度も聞いた話なのに、やっぱりしんみりな空気に。
なのでもうGISHO出てこないんじゃないかなって思ったのですが。
はくえいさんが「せっかくだからね」とGISHOを呼び込む。と、白髏の軍服に着替えたGISHO先生登場。
大歓声を受けながら真顔でピースするGISHO先生www本当にかわってねぇwwww

H「一言なんかいう?」
と、振られ、GISHO先生は真顔で客席に向かってジェスチャー。
『長く喋っちゃ(手広げて伸ばすジェスチャー)駄目なのよー(口の前でバツ)短くね。短く。(短くするジェスチャー)OK?』という感じwwww
H「ホントにかっちり一言じゃなくてもいいよw」
と、言われつつ、兄さんからマイクを受け取ったのですが。その瞬間。

G「皆さん、ただいまーー!!!PENICILLINのGISHOです!!!!」

おかえり…おかえり・・・!!!おおおおおおおおおおかえりいいいいいいいいいいいい(号泣)
本人の口から聞くぺにしりんのぎしょーって言葉がこんなにこんなに嬉しいだなんておもわんかったよ…!!!!
本当に、おかえりGISHO…!

しかし感動は長くは続かなかった。この直後GISHO節が炸裂しました。

G「この後のね、螺旋階段という曲は、先程はくえいさんも言ってたんですが…」
客「(いやそっから話に入ったら一言じゃねーだろって感じでざわざわ笑う)」
G「なんですか?何か可笑しいですか?」
客「笑」
G「サァーーイレントッ!」
客「爆笑」

ほんとにもーーーwwww大好きだよwwwww
でもちょっとGISHO先生のトークは、脱退の頃を思い出してしまった。

G「螺旋階段には、『歩き疲れて明日が見えない』という歌詞がありますけれど、私にも、そういう時期がありましたね。けどそういう時にも、『最高のストーリーを信じて』きて今がありますから」

あの頃のGISHOは、本当にそんな感じだった。傍目で見てて悲しくなるくらいに、辛そうだった。
GISHOが何を思っていたのかはわからないけど、あの辛さを決して受け取ってあげられない事がファンとして辛かった。
色んな事を言う人がいると思います。私も、あの時はGISHOともう会えないと思って、寂しくて、いっぱい泣きました。
けれど、あれから六年たった今、決断はきっと正しかったんだって私は思ったりしている。

何故なら、その後に演奏された螺旋階段が、とても幸せに満ちていたから。

忘れもしない、2007年のバレンタインライブ、二日目O-EAST。PENICILLINは15周年でした。
まだ脱退発表はなかったものの、当時の色んな要素から、毎回毎回GISHOがいなくなるんじゃないかという不安を常に抱えてライブにいってました。
そんな時に、アンコールで演奏されたのが螺旋階段。ただし、千聖とHAKUEIの二人だけで。
「アコースティック」だとか「nano」だとか。色々言ってたけど。「PENICILLIN」のライブを見に行ってるはずなのに、ステージにはたった2人しかいない。それがもう本当につらくて、怒りすら覚えて、正直ステージを見るのをやめようと思ったくらいにしんどくて。
そしてそのライブの数週間後に、GISHOの脱退が発表された。
あれから私の中で、螺旋階段はトラウマ曲になってたんです。
GISHOの脱退ライブの時も、螺旋階段は今度はちゃんと4人で演奏されたんだけど、その時HAKUEI兄さんが、ほんとファンなんかより誰より、ぼろぼろ泣いてて。それもつらくて。
この曲は、そういう思いが乗っかってしまった、辛い曲になってたんです。

でもね、今回は、ステージにいるのは6人。兄さんと、ミスターと、じろーさん。GISHO。HIROKIさんとNAOMIさん。
全員での螺旋階段。そして、渋公を埋めるお客さんの合唱。
ものすごく幸せな光景だったんですよ。
あの時GISHOが無理して続けてたら、今回の幸せな螺旋階段はなかったかもしれないって思ったんですね。

そしてその多幸感で満たされたところに、そのままロマンス。
ひろきさんとGISHOが並んでにこにこしながらのツインベースとか、どれだけ幸せな光景だ!
ずっとずっと続けばいい。
オーラスは、chaosでしめ!!これぞPENICILLIN!でした。
最後は兄さんが「今度はGISHOくんも一緒に、21回ね!」と21カウント。おめでとう!

■最後は螺旋階段が流れながらエンドロール。
お客さんが皆で歌ってて、それも嬉しかったし、
GISHOの名前が映った時の会場の暖かい拍手と歓声と、全て終わった後に湧き上がったGISHOコール。
なんかもう愛が溢れてて、全部嬉しかった。幸せすぎた。

最後には未来の歌詞の一節が投影されました。
「過去を愛して 今を壊して 未来を奏でて 僕らは生きていく」

20周年だ、記念だとは言うけど、
PENICILLINは20年ずっと、リアルタイムのバンドなんだよね。
「あの伝説の××」みたいな過去のバンドじゃなくて。ずっとリアルを走ってる。

だからきっと、今回もただの通過点のひとつなんでしょう。
今までありがとう。これから先もずっと楽しみにしてます。
GISHOも、いつでもやりたいときに戻ってきてくれていいのよ!

結論。ペニさん愛してる!


というわけで、長文失礼しました。忘れられない日になりました。

m-22_80797 at 05:51│Comments(0)TrackBack(0)clip!PENICILLIN | ライブ

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