2009年10月04日

まだ成長中?

ちづる、もう19歳なのですが、この夏また背が伸びたみたいで、向き合って立つと、かすかに見下ろされます。体重もずっと30キロ台だったのが、いつの間にか43キロに。もう、大きくならなくていいよ〜。

カラダは大人並みなのに、近頃のブームは、ガチャポン。キティちゃんとかミニーちゃんのストラップだったりすると、素通りできません。そして、買い方は連続10回などという、「大人買い」。どうしたものか思案中。RIMG0318
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2008年06月15日

半年ぶりです

何とか元気にやっております。

3月にちづるは養護学校を卒業し、(無事に卒業式にも出られました)、4月初めに、家族3人で5年ぶりに福岡に帰省し、おにいは大学近くにアパートを借りて、一人暮らしを始めて、と、大きな出来事がいくつもあったけど、今は生活の変化にも慣れて、単調ながら平和な毎日。近頃は、電車に乗って外出ということもたまにある。相変わらず、困った行動も多いので、私にとっては痛し痒しというところ。でも、新幹線で福岡に帰れたのは快挙だった。小旅行なら、車なしでもできるようになるかもしれないし。


来月の初めに、三回忌。今のところ、これが一番の心配の種・・・。ちづるが行儀よく振舞えなくても、夫は怒りはしないと思うけど。

卒業!

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2007年12月23日

ちづるの部屋

bab96df1.JPG 8月に根城にしていた和室を引き払って以来、結局、私の寝室のクローゼットに落ち着いてしまった。

 ←こんな感じで、白い収納ケースに自分の全財産を収め、このわずかな床スペースに寝袋を持ち込んで寝ている。寒くなってきたので、昨夜より、友達のアドバイスで寝袋の下にキャンプ用のマットを敷いてみた。

 秘密基地みたいな雰囲気?おにいも、こういう空間が好きなキモチはわかるといってる。

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2007年12月17日

もうすぐ18才

 来月で18才なので、市から、新たにサービスの申請をしてください、とか、介護の区分認定をします、とかお知らせがきて、書類を出したり、ケースワーカーさんが訪問してくれたり、主治医に意見書をお願いしたり、した。

 が、実際にはここ数年サービスを一回も使ってないし、今すぐに使えそうな見込みもないので、いまひとつ、この制度の使い勝手や仕組みが理解できないし、理解しようという気力が起きない。実際に使い続け、負担額を払い続けてみないと、制度が変わったときの、問題点もわからないものだ。

 でも、ちづるの場合、今のところ、ヘルパーさんにやってほしいことは、長時間ひとりでうちに残していかなければならないときの「見守り」なのだが、行政が助成してくれるサービスにそういうものはないのだ。

 だが、学校卒業後、どこかしら所属できる場所を確保しておかないと、本当に社会から孤立してしまう可能性があるので、近くの活動ホームに登録だけでもできればいいなあと思っていて、(ちづるがその気になればだけど)そのためにはこういう手続きはちゃんとすませておかないといけない。年をとるにつれ、面倒なことは頭にはいりづらく、はいってきてもすぐ出て行ってしまうけど、頑張って、ついていかないと・・・。

 


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2007年12月02日

ディズニーランド♪

 小さい頃にお世話になった方に、ディズニーランドに連れて行ってもらった。ちづるが自ら持ち出した企画(?)だったんだけど、私以外の誰かと遠出をするのも(学校の遠足以外で)ディズニーランドに行くのも、たぶん、6年ぶりくらいなので、大丈夫か〜と半信半疑だった。ギリギリまで、「おかあさんも行こうか?」と娘の意志を確かめてたけど、「(おかあさんは)行かない!」とゆるぎなく。

 自動改札のトラウマで、ゲートが通れないんじゃないかとか、クリスマスシーズンの日曜日のTDLのアトラクションにおとなしく並べるのかとか、行儀の悪い振る舞いをするのではないか(17歳の乙女ですから目立ちます)とか、人の多さにパニック、またはフリーズしちゃうんじゃないかとか、いろんな心配して、ヤキモキしてたところに、アリスのティーカップに乗って、笑顔全開の写メールが届き、一安心。

 上機嫌で、8時頃帰宅。お土産は、かなり予算オーバーで、連れて行ってくれた方が恐縮してたけど、久々のTDLだから、仕方がないかな。何でもめっちゃ高いし。10年ぶりの娘との1日も「お土産をセーブできなかったことをのぞけば、全く問題ありませんでした。いい子でしたよ〜。私たちもとても楽しかったです!いっぱい笑わせてもらいました」と言ってくださって、本当に感謝。

 ちづるも、ちょっとは我慢したり、頑張った局面もあったのだろうけど、すっごく楽しんできたのがよくわかる。私がひとりでどこか連れて行くときは、トラブル起こすなよ光線がギラギラ出てて、私自身も楽しむ余裕なんてあんまりないし、ちづるもうっとおしいのかもしれないなあ。 


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2007年10月14日

久々の外食

 今朝、ちづるは起きるなり、「ジョナサンでスープ飲む!」と何故だかわからないけど、怒りモード。こんなに不機嫌な状態で外に連れて行きたくないから、「日曜日は混んでるから、明日にしようよ」と提案してみたけど、「やだ!14日!」と言いはり、そのうち、顔も穏やかになってきたので、じゃあ挑戦してみようかと、おにいにも一緒に来てもらうことにして、徒歩10分くらいのところにある、ジョナサンへ向かった。

 レストランで家族で食事をするのは、実に4年ぶりくらい。引きこもりになってからは、そういうことが一切出来なくなっていて、夫の両親に誘われても、夫とおにいにだけ行ってもらっていた。
 
 でも、今日は、案内してもらった席じゃなくて、一番奥の空いてる席にすわらせてはもらったけど、それも余裕がある感じ、ダメならダメでも大丈夫そうだったし、すごくうれしそうに自分で選んだ、パスタとスープとデザートをたいらげ、レジでも私を待てたし、全く問題なく、外食を楽しむことができた。

 買い物、外食と、ちづるは少しずつ社会復帰している模様。


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2007年09月29日

変化

 9月後半から、週に2日くらいの頻度で学校に通い始めた。起きられなくて、休んだ日も、ぢづるとしては本当は行くつもりだったので、気持ちとしては毎日学校に行ってる感じ。今までも、午前授業や行事のときは、「様子見」という感じで、校長室または職員室登校してたんだけど、今回はお弁当もち(給食はいまだに拒否。牛乳だけもらってる)で出かけ、ちゃんと教室にもはいって、課題にも取り組んでいるらしい。もちろん、完全に日課に乗れているわけではなく、暑いとすぐ保健室に逃亡するし、はいれない部屋もあるし、みんなより30分くらい早めに帰りの支度をして校門近くで私を待っているのだけど。先生にもマンツーマンでついてもらってるし。

 そうだとしても、やっぱり、すごい変化だ。近頃は以前のように普通にお店にもはいれるようになり、お金を払って品物を受け取るまで落ち着いて私のそばで待てるようになったので、買い物もできる。ちづるの中の何かが変わってきているようだ。

 ただ、私のほうが、ついていけてない。「ちづるが引きこもっている生活」にすっかりからだが慣れてしまっているし、(私の大変さだけでいうと、そっちのほうがラクチン)ひどい状態のときのトラウマに縛られていて、外でちづると行動するときはまだまだおっかなびっくり。

 このまま、毎日通学するようになるのかしらん?そうなると、今までみたいなVIP待遇では通らないだろうけど、ちづるにその覚悟はあるのかなあ、わかってるのかなあ。あまり無理しないほうがいいのになあと、正直言って、私としては少々及び腰。

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2007年08月20日

ついに和室をひきはらう

 一周忌と初盆の法要を、自宅のリビングでやることに決めた後で、住職に来てもらう時間に、ちづるが観たい番組があることがわかった。本人もそれをとても気にするので、苦肉の策で、リビングの隣の、ちづるの居城である和室に期間限定でテレビを移すことにしたのだ。音は多少聞こえるかも知れないけど、襖を閉めてしまえば、そんなに気にならないだろうし。

 命日からしばらくはお客様も多かったけれど、ちづるは気にせず、いつもどおりに過ごすことができたし、お花もたくさんいただいのを、テレビを移動したおかげでそれを飾る場所も確保できてよかったのだが、あまりに快適な環境なので、9月になっても(一応、9月になったら、元に戻すという約束だった)戻さないと言い出すかもな〜と危惧していた。

 でも、毎日観ていた「アルプスの少女ハイジ]が終わった10日ほど前、「今日、テレビをリビングに戻す!」と言い出し、ついでに、もともと和室に置いていたパソコンもリビングに移すとというのだ。

 テレビとパソコンがあるすぐそばで寝ているという環境は、健康的にも良くないよなあと心配していたので、「OK!」とパソコンも移動。やはり、自閉症のこだわりで、一度セットにしたものはばらしたくないんだろうと考えた。

 が。

 なんと、ちづるは、自分もセットになって、和室から出てきたのだ。

 引きこもり状態になって以来、和室は、ずっとちづるが落ち着いていられる唯一の場所で、自分の大事なものは何もかも持ち込み、常にリビングとの間の襖を締め切って、自分の世界を確保してきた。万年床状態を気にしながらも、ちづるが安定できるならと放置していて。ここで残りの人生を過ごすのか?と思っていたくらいなのに、あっさりと。

 でも、もう、和室には寝ないという。最近、ちづるがこだわっていたせんべい布団をやっと処分して、低反発のキティ柄のお布団を奮発して購入したばかりなのに、「キティちゃんのお布団、だいっきらい!」(近頃、だいっきらい!と頻繁に口にする、私がそんなに口走っていたのかなあ・・・?)と押し入れにしまいこみ。

 で、どこで寝ているかというと、リビングのソファだったり、私の寝室のクローゼットの中(!)だったり、まだ定まっていない。クローゼットの中は、さすがに暑いので、大体、夜中や明け方に、寝ぼけながら、「暑い!」と飛び出してきて、ベッドに移動してくることが多いけど。

 いまのとこ、様子見である。
 
 

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2007年07月27日

新聞記事

 昨日の夕刊に、今年の1月から6月までの、飲酒運転による交通事故の死亡者が、取り締まりの強化によって、昨年に比べて、三分の一に激減したと、書いてあった。

 夫や、福岡の事故で犠牲になった3人のお子さんや、去年の夏に飲酒運転の事故で亡くなったすべてのひとたちが、今年、もしかしたら、亡くなるかもしれなかった数百人の命と、殺人者になるかもしれなかった数百人のひとたちの人生を、救ってくれたのだと思いたい。

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2007年07月20日

 1年前の今日、監察医の検分が終わらないと遺体を引き取れないというので、朝の7時頃、夫を病院に残したまま、家に戻ってきた。

 子供たちの朝食を作ろうと、冷蔵庫を開けて、そこに、前の晩、夫が帰ってきたら、出してあげるつもりで用意していた桃を見つけた時が、私の人生の中で、一番悲しかった瞬間だ。

 夫は桃が大好きだった。桃を食べるたびに、「俺、果物の中で、桃が一番好きかもしれん」とうれしそうに言っていた。(もっとも、梨を食べるときも、よく同じことを言ってたのだが・・・)

 私たちには、縁もゆかりもない、東京の救急病院の霊安室という、非日常的な空間で、亡骸になってしまった夫と対面しても、もちろん、そのときも涙は出たけれども、どこかぼうっとして、感覚が麻痺してしまっていたようだ。

 つい1日前まで夫と当たり前のように暮らしていた我が家の、見慣れた台所の風景の中で、この桃をもう、夫は食べないんだと、思ったとき、初めて、彼が死んだことがはっきりと理解できたのだった。夫がもはや、この世のどこにもいないという事実の恐ろしさ、そして、彼自身が突然命を絶たれたことをどんなに悲しんでいるだろうという思いに胸がギリギリと締め上げられるようだった。

 そのときのことを、この1年間、何度も思い出し、そのたびに、時が逆戻りして、そこからはじめなくてはならなかった。

 昨日の夜、むいた桃を夫の写真の前にお供えしてあげて、それから、彼の席と決まっていたいすに座って、一緒に食べているつもりで、桃を食べた。本当は1年前、こうしているはずだった。できなかったから、リベンジのつもりで。

 すると、何だか、心残りが消えたみたいに、すっきりした。私の心残りだったのか、夫の心残りだったのか、わからないけれど。もう、桃を見ても、大丈夫。

 

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