2008年12月30日

自助論

冬休みに入って、不調だった咽喉から風邪を引いてしまった。

今年は風邪を引くのは3回目。
子どもを通じて、風邪が我が家の中で猛威を振るっている。
このペースで風邪を引いていては、とても生産的ではないので、
何とか対策を講じねば。

しかし、何とかこうして早起きして、パソコンを打てるまでには回復しました。

さて、本書のメッセージを一言で言うならば、意思の力です。
人間がなしえることは、身分では決まらない。
本人の意思の力、つまり努力次第だ。
というシンプルなものなのですが、
これでもかと言うくらいの有名人の例を挙げながら解説されると、
すごく説得力があります。

この本が、1850年のイギリスで書かれ、
明治維新後の日本において、「西国立志編」と題して出版され、
「学問のすすめ」と並んでよく読まれ、100万部を超えるベストセラーになった、
ということにとても感動します。

21世紀を迎えた日本で、この本が再び熱心に読まれているとすれば、
それは現在日本の環境の困難さの裏返しではありますが、
新しい人が生まれ、新しい時代が始まることに希望を覚えるのです。

「自助論」S.スマイルズ著、竹内均訳(知的生きかた文庫)
スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
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2008年12月20日

「原因」と「結果」の法則

これも勝間和代さんのおススメ。
自己啓発シリーズ、第二弾。

ただし、この本は僕の心にはあまりヒットしませんでした。

文章がきれいなのは認めますし、内容的にも深いのですが、
ケミストリーが合わないというか。

いつか再読することがあるかもしれません。

「『原因』と『結果』の法則」ジェームス・アレン著(サンマーク出版2003)
「原因」と「結果」の法則
「原因」と「結果」の法則
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2008年12月18日

7つの習慣

一年ほど前に読んで、オーディオブック(英語)も買っているのですが、
今回思うところがあって、というか、まだまだ「血肉化」がされていないな、
という問題意識から再読してみました。

再読してみると、以前気付かなかった/もしくは忘れていた、
重要な指摘が多いことに気がつきます。
再読してよかったと思いますし、
これからも折に触れて、読み返すべき本なのでしょう。

今回強く思ったのは、最初の一歩としての「人格主義」の重要性です。
やはりこれが出発点ですね。
(「『原因』と『結果』の法則」も、「自助論」も同じことを言っているにすぎない)

子育てをしていると、自分の時間が思うように取れないので、
ついイライラしてしまうのですが、自分でこの生活を選び取っているのだ、
という「インサイド・アウト」の原則を忘れてはいけませんね。

正に、自分の刃を研ぎなおすに最適でした。
「7つの習慣」スティーブン・コビー著(キングベアー出版)
7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!
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2008年12月13日

銃・病原菌・鉄(下)

下巻も読了。

僕も生態学を学んだ経験があるので、すっきり理解できました。

どうして、世界に貧困に苦しむが存在すのか?
という大きな疑問に対する答えも、大枠は整理できた。

つまり、コロンブスがアメリカ大陸を「発見」するまでに、
環境要因によって生じた「差」が、増幅され、現在に至っている。

20世紀も戦争や内戦が多かったから、
それらが減りつつある21世紀には貧困の解消が期待される、
というサックスの期待も理解できる。
(それに、世界銀行等の現場を知らない官僚達の無能さも、明らかになった!)

「貧困の終焉」、「エコノミスト、南の貧困と闘う」
そして、この「銃・病原菌・鉄」の3冊を読めば、
大体の枠組みを理解することができると思うのですが、どうでしょう?
甘いかな。

「銃・病原菌・鉄(下)」ジャレド・ダイヤモンド(草思社2000)
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
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m-24_93028 at 17:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 戦争・平和 

2008年11月30日

銃・病原菌・鉄(上)

なぜ、世界には貧しい国があるのか?
少なくとも、何100年か前までは、一時的な飢饉や疫病があったとしても、
恒常的に貧困で苦しんでいる国はなかったはずである。

もちろん、現代の先進国の生活に比べれば、どんな豊かな国も貧しく、
不条理なことも多かったと思われる。

しかし、理論的には、国際援助など存在しなかった時代では、
もし、政府や王に原因があれば、取り除かれただろうし、
それができないのでれば、そんな国や文明は淘汰され、絶滅していたはずだ。

そんな疑問を、以前からずっと持っていたのだが、
サックスとイースタリーの本を読んで、
どうやらこの本にヒントがありそうだということを知り、
タイトルだけを知っていたこの本を、読み始めたのだ。

まだ、下巻を読み終わる前に結論を出すのは早いが、
どうやら、全ての大陸や島々は、その地理的要因によって、
気候的・環境的に平等ではない。

そのおかげで、人類が誕生した1万3,000年前から、
コロンブスがアメリカ大陸を発見する1492年までに、
決定的な「差」がついてしまったのだ。

今世紀に入って、サックスの言うところの「私達世代の挑戦」は、
この最近の500年間の時計を巻き戻す、
いや、そんなには単純な話しではなく、
本当に誰も見たことの世界の構造へと、
パラダイムを変化させるためのものなのだ。

これは、かなり大変な作業になるけれど、
21世紀の人類がこれを実現できないと、その生存さえ、危ういのだ。

「銃・病原菌・鉄(上)」ジャレド・ダイヤモンド著(草思社2000)
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎


m-24_93028 at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 戦争・平和 

イギリス人が見た日本林業の将来

本書の副題は、「国産材時代は来るのか」。

1996年の出版である。
そして、2008年現在、国産材時代はまだ来ていない。

筆者のブランドン氏は、
林野庁が長期需給見通しの数学モデルの理論的な不備を指摘するとともに、
このモデルを改良してこなかった研究者に対して、「怠惰」と批判している。

また、訳者の熊崎氏は、需給見通しの算出プロセスや結果ではなく、
林野庁の体質そのものを「惰性林政」として、痛烈に批判している。
(本文だけではなく、熊崎氏の解説だけでも読む価値があると思う)

僕が、この本をこの次期に読むことになったのは、
業務の中で「21世紀を展望した森林・林業の長期ビジョン
(森林基本計画研究会編1997)」を読み、
巻末の資料に「ブランドン氏の批判に対するコメント」が
掲載されているのを読んだからである。

その中で、二人の林野庁の職員が、これまた強烈に反論をしている。
感情レベルで怒っているのを感じるので、多分いい線を突いたのだろう。

それはともかく、見通しが全く当たらなかったのは事実。
それを受けて、モデルの改良に努めるのではなく、
モデルの妥当性を主張し、結果が外れたことに対しては、
挿入したパラメーターのせいにしているのは、
全く反論にならないのだと思うのだが・・・

官僚の抵抗と闘うには、外国人くらい突き抜けていないと難しいのだろうか。
少なくとも、こちらも必死で勉強しないとダメなことは確かだ。

「イギリス人が見た日本林業の将来」
ピーター・ブライドン著、熊崎実訳(築地書館1996)

m-24_93028 at 21:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 森林・林業 

2008年11月22日

貧困の終焉 2025年までに世界を変える

生物多様性保全条約のCOP会議が、2010年に名古屋で開かれる。
業務の中で、このイシューについて調べる機会があり、
色々と、目を開かされるものがあった。

グローバルに議論されていることと、日本で議論されていることは、
どうも「ずれている」ことが分かった。
気候変動問題についても、同じことが言えるが、
生物多様性についてはより顕著なようである。

貧困問題については、どうなのだろうか?

日本で「ほっとけない、世界の貧しさ」キャンペーンが、
ホワイトバンドを売り出したのは、2005年のことで、
今サイトを確認したら、ちょうど2008年10月28日に活動を停止していた。
これからは、GGAPジャパンとして活動を続けていくという。

さて、この「貧困の終焉」の日本語訳初版が出たのは、2006年の4月のこと。
僕も書評を読んだ記憶がある。

僕はこの本を読む前に、ウィリアム・イースタリーの「エコノミスト、南の貧困と闘う」を読んだ。
イースタリーは、サックス教授とボノらが取り組んだ債務救済キャンペーン「ジュビリー2000」に批判的だ。
その他の点においても、イースタリーとサックスの見解は異なっているように思える。

しかし、僕はこのように整理している。

サックスが主張している援助額は、これまでの援助額を超えるものであり、
従来の「実らなかった」支援と次元が異なる可能性がある。
イースタリーは「かなりの額」として分析していても、
MDGsを達成するために必要な額としてサックスがはじき出した額から見れば小さい。

サックスもイースタリーも、経済成長を重視している点では、
むしろ完全に共通している。
だから、サックスが提唱する「臨床経済学」的手法で、
イースタリーが提唱する「インセンティブの付与」が実現すれば、
確かに国は貧困から脱するだろう。

そして、二人の著作で共通しているのは、
IMFや世界銀行が機能不全を起こしているという批判だ。
以前、REDDに関するシンポジウムに参加した際に、
国際NGOが世界銀行に対して不信感を露にしていたのが、印象的だったのだが、
何となくその理由が分かった。
日本の官僚だけではなく、彼らも現場のことが分からないのだ。

後は細かい点で、どちらが本当なのか分からない部分があるが、
それは、自分がこの目で確かめなければならないのだろう。

ただし、近年のインドや中国の経済成長を見ると、
確かにどんなに貧しい国でも、
上手く「開発の梯子に手をかける」ことはできるのだと思えてくる。
誰が、20年前に中国・インドの経済発展を予測できただろうか。

2025年には、2008年の人々がサックスの言うことに
確信を持てなかったことを嗤うことになるだろう。

「貧困の終焉」ジェフリー・サックス著(早川書房2006)
貧困の終焉―2025年までに世界を変える
貧困の終焉―2025年までに世界を変える


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2008年11月18日

読書進化論

次から次へと本が出る。
これは大したものだと思う。

著者にコンテンツがあって、なおかつこの人の場合はマーケティング力があり、
優秀なスタッフが支えるという好循環になっているのだろう。

チームでのプロジェクトのお手本のような人です。

内容的には、これまでの書籍でも触れられていたことが多いと思いますが、
新しいのは、本の企画づくり・マーケティングの実際が総体として明らかになったことでしょうか。
本のつくり方だけではなく、自分の売り込み方(上場のさせ方)として読むと、
なおためになることが多いと思います。

少なくとも、私はそう読みました。

売り込む努力、確かに足りないなぁ。

「読書進化論」勝間和代(小学館101新書、2008)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)


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2008年11月08日

ドラッカー先生の授業

知り合いの中小企業診断士の方が、読んでいたのを見て、買ってみました。

最近、少しだけ企業の経営コンサルティングの仕事の内容が理解できるようになったと思っているのですが、
そのやり方には色々な流儀があるようです。

その中で、ドラッカーという人がどのように位置づけられているのか、
それを知りたいと思っていました。

ドラッカー自身はとても謙虚な人だったので、自分の社会的評価について、
ほとんど語ることがなかったようですが、
生徒であったコーン氏がそのあたりをフォローしてくれています。

つまり、学界では定量的な手法を用いた研究の方が重要視されており、
ドラッカーのような定性的(もしくは哲学的?)な手法はあまり評価されなかったという。

ドラッカーはそういった意見を気にすることはなかったようですが、
その理由は、本書でも書かれているように、
彼自身がオーストリア・ウィーンの官僚一家に育ち、早い時期から知識人たちの洗礼を受けていたこと、
ビジネス界での実務経験や、ジャーナリストとしての活動を、人生の初期に経験し、
初めからビジネスコンサルティングを目指してわけではないこと、
などが関係しているような気がします。

初志を貫徹することの必要性を感じました。
そして、常に偉ぶることなく、高貴な姿勢を貫くことの重要性を。



それはそうとして、アメリカ企業のエグゼクティブが猛勉強していることに、
驚きを覚えるとともに、改めてアメリカ企業の底力を感じた思いがしました。

激務の後、夜10時・11時まで勉強をする・・・
そして、翌朝8時からのミーティングをこなす。

この気力と体力には脱帽です。

「ドラッカー先生の授業」
ウィリアム・A・コーン著 
有賀裕子訳(ランダムハウス講談社2008)ドラッカー先生の授業 私を育てた知識創造の実験室
ドラッカー先生の授業 私を育てた知識創造の実験室


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2008年11月01日

エコノミスト 南の貧困と闘う

会社にアルバイトで来ている学生が、
開発経済学を専攻していると聞いて、
ふ〜んと思い、全くイメージが沸かなかったのですが、
この本を読んで、初めて、その内容が想像できるようになった。

というか、非常に面白い学問・仕事であると思うようになりました。
社会学的な手法の方が、難しい理論や数式が要らないので、
親近感を覚えていたのだが、
この本を読んだ後は、むしろ経済学的手法の方が有効であるとさえ思える。

もちろん、この結論は間違っていて、効果的な支援を行うには、
歴史、政治等、社会的な分析が不可欠である。

個人として、多様な分析の視点と手法を確保しておくこととと、
その限界を補うための工夫が組織として必要であるということだろうか。

さて、本書の結論は「人はインセンティブに反応する」という、
経済学の原則から出発せよ、というシンプルなものである。

この理論は(そして、本書で紹介されているその他の経済理論は全て)、
途上国だけではなく、日本の地方にも当てはまるものである。

そういう意味では、世銀のエコノミストが、
勇気を出して、ある種の内部告発的な本書を書いて、
その実態が明らかになったのと同様に、
日本の地域政策についても、
誰かが勇気を出して世に問う必要が有るのかもしれない。

ともあれ、この分野の勉強も続けていこうと思う。

「エコノミスト 南の貧困と闘う」
ウィリアム・イースタリー著 小浜裕久ら訳(東洋経済新報社2003)
エコノミスト 南の貧困と闘う
エコノミスト 南の貧困と闘う


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2008年10月25日

竹中式マトリクス勉強法

「勉強法」本がブームですね。
メンター的な存在の人は、一冊は書いているのではないだろうか。
でも、参考になるので、いいですよね。

そして、何冊か読んでいくと、大体共通することと、
その人独自の工夫があることが分かってきますね。

共通することとしては、
・十分な睡眠、運動(フィジカル面での充実)
・目標設定・管理(マトリクスを使った優先順位付け、〆切の設定など)
の2つが全てだと思います。

加えて、竹中さんの本で参考になったことは、
資格試験のお勉強は大系だっているので、役に立つ、ということ。
これは、確かにその通りだと思います。

僕の場合は、やはり英語力の強化が課題なので、
TOEICを改めて受けなおすことにしました。

そこで、これまで「勉強法」を勉強したことを参考に、
参考書や学習方法は、どうしようかな、と考えてみました。

その結果、平日は時間を作ることはほとんどできないので、
通勤の隙間時間に、i-podで英会話のpodcastを聞く。
これでリスニングセクション対策とする。

リーディングセクション対策としては、
前回受験よりだいぶ経っているので(前回は2003年に受験)、
まずは、公式問題集を解いてみて、弱点を把握。
その後、弱い部分を別の問題集などで補強、とすることにしました。

「竹中式マトリクス勉強法」竹中平蔵(幻冬舎2008)
竹中式マトリクス勉強法
竹中式マトリクス勉強法


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2008年10月18日

パラダイス鎖国

どうも、近頃、現在の日本の状況を、
明治維新期に喩える論説をあちこちで耳にすることが多いような気がする。

その最たるものが、
梅田望夫さんと斉藤孝さんの「私塾のすすめ」であったわけだが、
そもそも本書の「鎖国」という表現も、維新前の状態ということであれば、
全く同じ地平から問題を捉えていると言える。

とある業界雑誌の編集者は、各地で始まりつつある若者のチャレンジを見て、
「幕末小説を思い出す」とコメントしていた。

本当の本当に何か変わりつつあるのか??
2020年くらいには、2010年前後を「激動の変革期だった」と振り返る時がくるのか。
(だといいのだけど)

さて、本書で学んだのは次の2点。
冷静な筆致ですが、目からウロコのことも多いので、
私は読んでよかったと思います。

1.「豊かさ」戦略の類型化の視点、孤高の国・日本
海部さんは、鮮やかに豊かさの戦略を類型化して見せた。
最近の自分の問題意識とも関わるので、抜書きをしておきます。

・新興国の追いつけ追いこせ戦略(かつての日本)
・豊かな小国の一点豪華主義(北欧など)
・おおらかな資源大国(カナダ、オーストラリアなど)
・その他の大国仲間(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本など)

2.自動車産業と電機産業の違い
携帯電話に代表されるように、日本の電機産業は、
なまじ国内市場が大きいゆえに、
世界標準とはかけ離れた独自の進化を遂げてしまった。

それなのに何故、自動車産業は強いままなのかなぁ、と疑問に思っていた。
本書では直接触れられていたわけではないけれど、ぱっと理解が進んだ。

それは、電機産業の製品は、
ITの進化等でコモディティ化してしまったのに対して、
自動車はまだまだコモディティ化が進んでいないことと、
ラッキーなことに、日本が進めて来た燃費効率の向上という戦略が、
環境問題の深刻化ともあいまって、世界的に支持されているからである。
(クリーンディーゼルでは遅れを取っているが、ハイブリッド、電気自動車ならまだいける)

「パラダイス鎖国」海部美知(アスキー新書2008)
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)


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2008年10月13日

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

勝間さんは、本気のようです。
会社を辞めてやりたかったことは、これだったのかぁ、と感心しました。
本としての完成度はあまり高くないですが、
問題意識はしっかりと伝わってきました。
これからの活動に期待したいと思います。

内容はさておき、特に自分が学んだことは、
Lifehackingという考え方、フレームワークでした。
なるほどなぁ、先人の知恵、万歳!

それと「いつか世代は交代する」という事実。
これは若者には、とても勇気づけられることです。

いい時代になってくると思います。
ますます、がんばらねば!

「勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan」
勝間和代(毎日新聞2008)
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan


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2008年10月12日

進化するCSR

期待して読んだのですが、
本としての内容はあまり濃いものではありませんでした。
残念。
雑誌の連載をまとめたそうで、この手の本に多い。

とは言うものの、
イギリスでのCSRの最新動向の一端に触れることができたのは興味深い。
特に、日本でCSRの観点から生態系の保護等を主張している人は多くないので、
自分の業務上、有益な情報を得ることが出来た。

大手企業の役員まで務めた人のノウハウや人脈は日本ではかなり有効である。
しかし、若手がもっとがんばらなくては!

「進化するCSR 『企業責任』論を超えた<変革>への視点」
岡本享二(JIPMソリューション2008)
進化するCSR―「企業責任」論を超えた〈変革〉への視点
進化するCSR―「企業責任」論を超えた〈変革〉への視点


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2008年10月05日

フィンランド豊かさのメソッド

フィンランドへの注目は高まっているようで、
今週もフィンランドに関する書評が朝日新聞に掲載されてました。

フィンランドの教育を調べに行った、その著者は、
「当たり前のことをやっているだけ」と総括したそうです。

その感想はかなり合っていると思います。

でも、社会全体で「当たり前のことを当たり前にできること」というのは、
結構すごいことだと思います。

だって、そうじゃないですか!
安全な米や食糧を確保できない。
不要な道路を止めることができない・・・

全てそうです。

一つ一つやることを、きちんきちんと考えて、心を込めて実行できるかどうか。
オーストリア大使館の人は言っていましたよ。
「少し面倒かもしれないけど、後で必ずいいことがあるから!」

ヨーロッパと日本を比較して語るとき、
その違いを上手く説明できずに、もどかしいことがあります。

「当たり前のことが、できていないこと」
その病理を深く考えることからスタートすべきではないかと思いました。


「フィンランド豊かさのメソッド」堀内都喜子(集英社新書2008)
フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453)) (集英社新書 (0453))


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2008年09月28日

スウェーデン人 我々は、いかに、また、なぜ

近所のスーパーで古書のバザーが開かれ、
ラックの中に表紙は取られて置いてあった。
それを見つけて、100円玉を寄付して買ってきた本である。

内容は、スウェーデンで増加する移民達に向けて、
スウェーデン人の行動様式や文化を紹介したもの、である。
理知的なユーモアあふれる筆致で、なかなか面白い。

僕はこの本を読んで、スウェーデン人であったら、
生きていくのが楽だったのではないかと思った。

なぜなら、
・スウェーデン人は、お酒をあまり飲まない
・男性と女性は平等で、家事を均等に分担する
・一人立ちしていること、独力で何とかやっていくことは素晴らしい、
とみなされていること
といった、彼等の特質に非常に共感できるからだ。

「労働観」の章にはこうあったので、早速僕は真似をしてみた。
つまり、部下に当たる人間に「どうしたらよいと思うか、提案してほしい」と
持ちかけることにしたのだ。
自分でアウトプットを100まで考えて指示を出すよりも、
50くらいまで考えて「依頼」した方が自分も楽だし、
相手のモチベーションも上がる。
これは、よいやり方だと思う。

これは分かりやすい例だが、相手を一個の人間として扱うことで、
全体の生産性を、飛躍的に向上させることができる。
これが先進国のやり方なのだなぁ、と思った。

スウェーデンもぜひ行ってみたい国の一つだ。

「スウェーデン人 我々は、いかに、また、なぜ」
イリス・ヘルリッツ 今福仁=訳(新評論2005)
スウェーデン人―我々は、いかに、また、なぜ


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2008年09月21日

座右のニーチェ 突破力が身につく本

ニーチェという人は、こんなにも瑞々しく、熱い言葉の数々を残した人だったとは!
あまりにも卑近な比喩ですが、松本大洋のピンポンが好きな人は、
その原点として、ニーチェに当たるべきだ。

例えば、友情ということに絞って引用するのならば、

「君は友にとって、超人を目ざして飛ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだから」
「のがれよ、わたしの友よ、君の孤独の中へ。強壮な風の吹くところへ」

斉藤孝さんももちろん、これらニーチェの言葉からスポーツを連想している。

それと、僕が気に入った言葉は、コミュニケーションへの渇望。

「おまえ、偉大な天体よ。おまえの幸福もなんであろう、
 もしおまえがおまえの光を注ぎ与える相手をもたなかったならば。」

本当にかっこよい。

「座右のニーチェ 突破力が身につく本」斉藤孝(光文社新書2008)
座右のニーチェ (光文社新書 353)


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2008年09月15日

ウェブ時代 5つの定理

よい本です!
伝えたいことと、暖かい気持ちが詰まっている。

しかも、すごいところは、「クールな言葉」をならべたのではなく、
「5つの定理」に構造化したところです。
よほど、深い理解がないとできないことですよ、これは。

おススメとしてあった、Steve Jobs氏による2005年のスタンフォード大学の卒業式におけるスピーチ
「Stay hungry, sty foolish」をYou Tubeで観る。

Firefoxの検索ツールバーに、You Tubeの動画検索を追加しておいて、
「Stay hungry, sty foolish」というキーワードを打ち込む。
そして、動画で出てくる。
素晴らしい時代になったものです。

「ウェブ時代 5つの定理」梅田望夫(文芸春秋2008)
ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!


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2008年09月14日

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

よい仕事をするための心構えを教えてくれるのではないかと手にとったのですが、
厳しい現実を思い知ることになりました。

厳しい現実とは、「30代以降の現実」ということだ。
つまり、
・トレーニングをしないと筋力は落ちる一方
・回復のスピードが次第に遅くなる
・筋力アップの度合いが小さくなる
ということです。

特に、「トレーニングをしないと筋力は落ちる一方」という事実を突きつけられると、
ある程度分かっていたこととは言え、やはりショックです。

僕自身は元々あまり筋肉がつかないほうで、体力もない。
けれど、これから子どもを育てながら、
よい仕事もしていこうと思うと、体力は必須だと思い、
今年からランニングなどを始めたところです。

今のところ、土日のどちらか一日くらいしか走れない状況が続いていますが、
もう少し何とかしたいところ。
せめて、土日は二日間走ることにしよう。

筋トレはその後で、寝る前の腹筋・背筋から始めることにしよう。

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」
山本ケイイチ(幻冬舎新書2008)
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)


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2008年09月07日

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

現実を受け入れよ。

この本のメッセージを要約すると、こうなるのでは。
「ルール」というは、つまり現実を支配している法則。
ルールについて文句を言ったり、それを無理に変えようとしたり、
知らん振りをすると、結局損をしますよ、と。

何だか冷たい感じがして嫌ですが、仕方がありません。
そういうものなのだと受け入れて、その中でいかに人間味のある豊かな生活を送れるかどうか。

ちなみに本書では15の「ルール」が紹介されていますが、
僕は、ほんとど賛成。
「え〜、なんで!?」という感想を持ったものは一つもなかったです。

「ウラとオモテを使い分ける(裏表紙のイラストに書いてある台詞)」ではなく、
自分がベストを尽くしたいと考え詰めれば、案外単純なことなのでは。

でも、だからと言ってこの本の価値が下がるものではありません。
本当に知恵と情熱が詰ったいい本です。
願わくは、こんな本づくりがしてみたいものです。

「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」
福沢恵子・勝間和代(ディスカヴァー2007)
会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール


m-24_93028 at 21:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 経済・経営