君がまだ寝てるうちに

夕暮れも好きだけど、私はやっぱり朝焼けの方がいい。空の染まり具合は同じはずなのに何か違うと思うのは思い込みか。写真で見たら見分けられるとは思えない。
でも、実際には確かに違う。1日の始まりのまだ空気が澄んだ感じ、あれが好きだ。早起きな人たちが動き始める雰囲気が静かに漂い、西の低い空には月がまだくっきり光っている。空気がしんと青い。それにしても、淡い橙色から深い青なんてすごい組み合わせを、よくこんな当たり前みたいににグラデーションにしたもんだ。いつ見ても感嘆してしまう。やがて金色の光が差して、淡いピンクが挟まり、橙色が光で薄まっていく。空が「白む」。でも、実際あれは白じゃない、無色透明になっていくのだ。空はまだ青くない。
光を背景に浮かぶスカイライン、壁面のガラスが朝日を反射する。私の好きな都会のいいところ。さぁ、1日が始まる。

そういや仕事ってこんなんだったっけ

根比べみたいな、もう半年以上にわたって延々と見積もりを出し続けている新規案件がある。目標の見えない値下げ要求や、要領を得ない前提条件でいい加減いらいらしていた。こんなんビッドとは言えない。業者には軒並み匙を投げられ、できるといったところも最後の最後でやっぱり無理だとひっくり返してきた。いやいや、うちもう見積もり出しちゃってんですけど!今さら金額上げんなよ、うち真っ赤っ赤じゃない!?
死にそうな気持ちで、なんとか他部署に助けてもらって打開策を見出だしたものの、綱渡りもいいところだ。そして相変わらず客先の言うことはころころ変わる。昨日の打ち合わせでもえらい爆弾発言が炸裂した。与件と違いますがな。まったく、思いついたことの垂れ流しだ。頼むからもう少しフィルターかけてくれ。打ち合わせ後、こちらサイドはみんなげんなりを通り越して笑ってしまった。なんすかね、あれ。相変わらず訳分からんわ。ええ加減にしてくれな心が折れそうやな。○○ちゃん、頑張ってくれ。
決まれば何年も続く仕事だから、何が何でも赤字ではできない。放り出したいけど、社長案件とやらでギブアップできない。採算を睨みながら、なんか開き直りの境地になってきた。やってやろうじゃないか。その代わり、細かくぎっしり条件をつけてやる。
と、いっそ清々しく思った翌朝、また条件変更。まとめて書面で出してくれと突き放したら呼びつけられた。存分にケンカしてきてくださいなと課長に送り出された先で、一緒に行った本部長も途中でキレかけるほどの無茶ぶり。だめだ、この人たち駄目すぎる。疲労する。

2週間ぐらい早く帰れてたものの、またわんさと見積もり依頼がきた。確実にとれるならいいけど、見積もりだけで終わることだって多いのだ、当然ながら。超円高のあおりで皆さん金額にはすんごい厳しいし。
やってもやっても終わらない。視力が下がってコンタクトの度を0.5上げてたら、しばらく頭がくらくらした。明日は5時起き、7時の新幹線で神戸に行く。ネイル塗り直したいのに、てか荷物。うわー寝る時間が。

2月

髪を地色に近く戻した。やっぱり黒いと地味だ。まとめ髪とか不便もある。季節に逆行してるかもしれないけど、カラーに飽きた。黒髪でばさっとしてみたいんだよな。しかし私の髪では、1本1本に重さがないから「ばさっ」という重みが出ない。ううむ。でも重めしっとりシャンプーにすると髪がぺたんとなるし。前髪もまた伸ばし始めた。ロングはまだ続行しよう。
服の好みが広くなった。会社服はコンサバ続行。でも、ゆるいのも入れる。ドルマンニット好き。スカートはやっぱりタイトかストレートなラインがいい。私がふんわりAラインを着たら、似合うけど幼くなる。これで営業に行けるか、が会社服の基準。上にジャケットを着られるか。私の相手は圧倒的に年上の男性が多い。みんなスーツだ。内勤だったらなぁ、とこういう時に思う。ゆるっと長いカーディガンとか、はおる大きめシャツとか着たい。最近いっぱい出てる広がりすぎないチュールのスカートも履きたいなぁ。しかしお仕事ですから。

同期が一人辞めることになった。MBAを取りに留学するのだ。それを決めるに至る背景は前から聞いていたけれど、今年度で辞めると聞いて、なんというか、やられたなと思った。彼は目標を立てて努力してきたのだ。えらいと思う。MBAプレイヤーが彼のいうほど輝かしいものなのかは知らないけれど、彼の行動力は光ってみえる。
私はどうしたいんだろうと、自分の胸に手を当てる。一日オフィスでひたすらパソコンを見て、期限に追われる生活。ストレスと座りっぱなしで全身がちがちで、背中が痛くなって吐き気がすることもある。仕事はなんだってそうだと言われればそれまでだが、本当にこれでいいのかな。でも同時に、自分の部屋を見て思うのだ。私は今の仕事のおかげでこの部屋を維持できている。(家賃自己負担2.5割だけど)。仕事をやめたら、これは保てない。自分で食べていけるようになって、やっと誰にも気兼ねしなくてよくなった。それが一番だったんじゃないの?そのためには犠牲は仕方ないって思ったんじゃないの?

TLは次、35歳になる。それで私がプレッシャーを感じる必要はないものの、少し気になる。転職?いや、ていうか彼はそもそも結婚相手としてどうなのか。すごくいい人で愛し愛されてるというのは、必ずしも結婚に適してるということではない。私は信頼できる相手がほしい。そういう人と同居するのはいいなと思う。私はまだあくまでそういうスタンスだ。

こんなことを考えるのは、たぶん、春が近づいているからだ。雪が降るほど寒くても、雑誌は一気に春ものの特集を始めているし、沈丁花のつぼみは膨らんでいるし、花屋には私の大好きなヒヤシンスが並んでいる。そうだ春がくると思ってそわそわしているんだろう。そのせいだ。きっと。

気持ち悪いとかびっくりとかより、まず驚きだった。まだメール送ってくるの?この人、そんな暇というか懐古趣味なのかしら。ある意味勇気あるよな。というかプライドないのか。いやいやプライドとかじゃなくて、なんていうか、ああもう。
きっと彼はすごく冴えなくて、おじさんになっていて、ださい靴を履いているだろう。想像できてしまう。だってメールに自分ちの住所まで自動署名しているのだ。きっともっと垂れ目になって肌の毛穴も広がっているだろう。でも、きっと私は興味心から会うだろう。何年前だ?そう、10年ぐらい前に一時期付き合った人が今どうなっているかという好奇心で。少し残酷な気持ちで。そう思うのは、私の方が優位だと信じているから。私はあれから頑張ってきた、と言っていいと思う、その気持ちが私を少し意地悪にする。
「かわいそうな子」を好きだった彼に、今の私を見せてやろうか。私は彼になんて救われなかったし、もうだいぶ前から誰かに救ってもらうとかいう思想は持ち合わせていない。他人に頼ることはあれど、私の痛みを誰かの自己満足のために提供してあげるほどもう優しくはないのだ。

季節性

寒い日々が続くのは良くない。あー死にたいとぼけっと思い始める。意味なんてないのだ。単に日照が足りてないんだろう。鬱になってきた。まずい。フラットにあっけらかんと、何もかもやめたいと思う。ああ面倒くさい。生きていたってろくなことがない。
こういう季節的な鬱に薬は効いたっけ。弱気になって考える。いや、そもそも薬の効果なんて感じたことはないぞ。あと2ヶ月の辛抱だ。いや、3月になれば大丈夫。春の気配がしてくれば大丈夫。きっと私は本当は、今は冬眠しているべきなのだ。それを不自然に活動しているからエネルギーが切れる。あともうしばらく、なんとか持ちこたえろ。

最近のヒット 2

ナノユニバースの春ものバッグ、ツボすぎる。色違いで買おうかと本気で迷った。鋼の意志で1つにしたけど。でもなー安いんだよなーー。本体と持ち手の色合わせがどれもすごく素敵。
ユナイテッドアローズの紙袋がすごく好きで、ああいう色のバッグがほしいとずっと思っていた。明るい茶色というかオレンジというか、「ミッドセンチュリー」という単語を想起させる色。でもレトロにならない絶妙さ。でも、ああいうオレンジ茶色の革バッグで、やたらクラフト感溢れるのばっかりなんだよな。それが、セールのコートを探しに入ったはずの店内で、探してたまさにその色のバッグを見つけてしまった。よかった、待ってた甲斐があった!

あとは、ウールのロングコートがほしい。でももうセールでは残ってなさそうだから来シーズンか。キャメルで、上まできっちり留められるタイプ、ウエスト切り替えなし、後ろにベルトもなし、広がらないストレートなライン。ポケットの縁にリボンつけてみたり、無駄にハイウエストに切り替えたり入れたりするデザインがすごく多いけど、どんだけロリコン文化かっつの。

セールで買ったもの;
〇オレンジバッグ
〇くすみピンクベージュのとろみブラウス
〇大判の白ストール
〇ちょいデコラティブタイトスカート
〇白ベージュ七分ニット
〇ちょい光沢、グレイコクーンスカート
〇シルク混 白×黒チェックの春夏フレアスカート

最近のヒット

最近買ってよかったもの。フライパンの蓋。まだいいか、と思って早何年。もっと早くに買ってればよかった!
野菜を蒸し焼きみたいにするのが好きなんだけど、お鍋でできるし、と思ってた。でも、お鍋ではスープを作っちゃう。蒸し焼きとは似て非なる。
底面積の広いフライパンで、キャベツとか白菜とかきのことお肉とか鮭とか蒸し焼きにして、レモンと塩をかけるのが好き。魚焼き器で魚を焼くとあとがえらいことになるので、もうそこはトースターと化してるんだけど、これなら魚も食べられる。素晴らしい。注意点としては、これをすると野菜の消費量がすごいことになる。今、野菜高いのに。。。

相変わらず過食はほぼ毎日で、喉がけっこう死んでて、冬ってこともあるけど体重増で、夏のお気に入りのタイトスカートとかパンツとか入んないんですけど!春には戻さないとなぁ。
でもまぁ、休日は、できるときは、なるべく自炊しよう。おいしいものを食べよう。野菜を食べよう。近所でいいパン屋さんを見つけたらから毎週末通ってる。その後がどうであれと、そのときおいしいと思えることは本当。


声のイメージ

出張で初九州。福岡はめちゃくちゃ寒かった。雪降ってるし。西というだけで緯度はべつに変わらないから寒くても当然なんだけど、九州にはどうしても南というイメージがある。これが金曜日なら土日にプライベートであちこちまわれたのにな。しかし平日、朝一のフライトで9時すぎに東京に戻ってきた。
そこのお客さんとは初めての顔合わせだった。今まで電話とメールのみ。その人のイメージが書き換えられる。ちなみに、せっかちだけど見た目はスマートなおじさんを想像していたら、いかつい見た目の人だった。そして実際のほうが朗らかだった。
向こうはというと、もう一人の女性と声を揃えて、「とてもお若くてびっくりしました」「正直、もっと年輩の方かと」。とても若いってほどの年齢とは思えないので(ニッパチですよニッパチ、と隣の課長がばらしている)、よほど上を想像していたのか。それは嬉しい。電話ではなるべく落ち着いた声で話すようにしているのだ。効果あったわー。だって、会えばこの見た目と3年目というので、頼りなく思われる。だからせめて話し方は、声は、落ち着いた風にしたい。
…はて。
今まで初対面の人には必ず入社何年目か訊かれてたのって、もしかしたらそうだったのか?声とメールの印象より若いから意外だったのか?一回なんか、10年目ぐらいかと思ってましたと言われたことがある。2年目のとき。いやまぁストレートの新卒よりは年上ですが、10年目て。

思えばいつもそうだった。小さい頃から早く大人になりたかった。幼く見られるのが嫌で、年上に見られたかった。オフィシャルな声は大人になった。さて、これからは肝心の中身だよな。

ラブ考

恋人がいなくても不自由はないだろう。友達がいなくても特に不自由しないように。むしろ、付き合いは時間とお金を消費する。でも私が続けているのは、彼だから。

TLにはそれはもう愛されているけれど、だからといって彼が私を100%理解しているかといえば、当然ながらそうではない。その反対も同じく。それに、私がぐだぐだのときは誰がいようがいまいがぐだぐだだ。愛情は実用目的で持ったり持たなかったりするものではなく、また、理解度に比例するものでもない。一方通行の愛情なんてよくあることだ。理解より、尊重や信頼がほしい。私たちは別々の人間。だから、愛情には適度な距離がいる。あくまでひとりであることのひんやりした静けさがいる。

愛情はただあるだけのものだ。だからTL、あなたが自分の無力を感じる必要はないし、私が自分の肩身を狭く思う必要もない。それは時に難しいことだけれど。

アスファルトに苔

雨上がりのしっとり冷たい晴れた空気のなかをふらふら歩く。このまちは好きだ。庭つき一軒家が多い。古めのおうちは特にいい。おしゃれではないが、生垣や地面のしっとりした苔がきれい。比較的新しい家の玄関横の置かれたプランターにビオラが咲いている。ちょうど目の高さに花があって、じっと見てみた。葉脈の透けた柔らかそうな葉っぱ。これは水彩画だな。庭で絵を描くのを好きだったことを、母もスケッチが好きだったことを、思い出した。今では絵なんて描かない。本もほとんど読まない。音楽もパソコンを立ち上げているときYouTubeで流すぐらいだ。
余裕がなくなった。気力がなくなった。その他の、最低限をこなすことで手一杯。
確かにそれはそうだが、ひどく寂しい気持ちになる。
自分を保って人並みに生活していくためには、感情も感覚も、あまり構っていては足をとられる。つらい、なんて、疲れたなんて、丁寧に感じていたら立ち行かない。辛かろうが日々を続けていくためには、自分の気持ちを無視しなきゃいけないことの方が多い。何かをいいと思う気持ちより、苦痛への耐性。不安と共存する強さ。それがいけないこととは思わないが、こうしないと生活していけない社会というのも不自由だ。とても不自由だ。

・・・

子どもは親を見て育つ。
だから私は、夫にしか収入がない夫婦ってのは不幸なものだと思った。だって離婚したくてもできない!家事労働に育児ったって、やっぱり立場が弱い気がする。不自由そうだ、なんか嫌だ。結婚なんて別にしなくていいや、私はとにかく働かないと。自分の稼ぎがすなわち自由ということである。てのが、子どもの私の結論だった。
それがもう一人の子ども、すなわち私の姉目線だと、これがまた変わるんだな。私は仕事はしたくない、早く結婚したい、相手はとにかくそこそこ稼いできてくれたらいい。私は子どもを理不尽に怒らない。家のことを完璧にする。穏やかで安心できる家庭を築く。

同じ両親を見て育っても、やっぱり違うものである。違う人間だからそらそうだけどさー。でもあの両親見て育って、結婚したいってよく思ったよな。私はああはならない、ああはしないと決意しはったんでしょう。がんばれエリカ。嫌味ではなく、本心から応援しているよ。
でも。
私はぜんぜん結婚に魅力を感じないのである。同棲には魅力を感じるようになったけど。でも束縛とか制約とか大きいしなぁ。過食おさまんなかったらシャレにならんし、リアルな話。
それでもまぁ結婚やら同棲したとしても、仕事は何にしろ続ける。でも、この先生き続けたとしたら何十年。ちょっと真面目に考えると、一瞬くらっとする。世のおとーさんおかーさんて、すごい。35年ローンとか恐ろしいよ。何があろうが働き続けなきゃいけない。そんな決意できないよー。そして、うちの父上、ローンなしで家買ったってすんごい。もっと尊敬の念を表しときゃよかった。

この先、一人でも二人でも、生きていくなら、お金のことを考えなきゃいけないよなぁと思うようになった。いつからそんな超長期的視野をもつようになったのか。でも、実際は結婚どうこうという観点からというより、実は自分の健康に自信がないだけだ。いつどうなるか分からない。ダウンする可能性はいつだってある。だから貯金。お金。どこにも何も保障がないのは本当は誰でもそうだが、私は実際にダウンした経験がある。日常生活が送れなくなる恐怖を、まだ忘れてはいない。だから、そうでない人より少しだけ「確証のなさ」をリアルに感じるというだけ。

でも、その「だけ」がすべての重しになる。誰かと付き合うにしたって、仕事をするにしたって。その重しがあるからこそ、私は今できることはしておかないといけない。先のことなんて分からないから。今のベストを。それには結局、働き続けて自分の基盤を築くしかないんだろうな。

平日の朝

駄目なときは本当に駄目になる。体が動かなくて起き上がれない。とはいっても、大事なアポや緊急の見積もりがあるときにはならないから、まだかろうじて余裕があるということなんだろう。
6時半のアラームも見送り、7時になった時点で午前休みを決めた。8時半になってから会社に連絡した。10時半にアラームをセットし直して、布団にもぐる。何も考えたくない。浅い眠りに浸っていたい。うつらうつらして、10時半には部屋の中がすっかり明るくなっていた。起き出して、洗濯機をまわし、ご飯を食べる。もう昼食だ。
なんだか妙に明るくて静かで、変な感じがした。会社に行けば、また値下げの話やトラブルがわんさと待っている。冷や汗と不安と焦りと苛立ちと。閉じた空間で目の前のパソコンにひたすら集中する日常が待っている。今こんなにうららかでのどかな空気と、あまりに世界が違う。違いすぎてギャップに戸惑う。

あくま

少しセンチメンタルな音楽のかかっている店内のカウンターで、道行く人々とネオンを眺めながら暖かい飲み物のカップを両手で持っているようなとき、悪魔がするりとやってくる。しなやかに音もなく、まるで最初からずっと一緒にいたみたいな顔で私に寄り添う。
ああ、何もかもから手を離してしまいたいな。もう十分じゃないか。楽になりたいな。
その考えは心を溶かす。ああいいな、とぼんやり思う。疲れているのだろう。風邪気味だし、今朝は早かったし。でも、それが治っても私はまた疲れるだろう。果てしない繰り返しだ。
摂食障害が厚労省の難病指定されていようが、だからどうだというのだ。病人ですと言うこともできない。私はigA腎症の予後良好の部類に入るらしいが、まだその方が使える。まだ病気だといえる、可能性がある。

八つ当たりでつらつら考える。空のカップと紙を捨て、トレイを台に置いて店を出る。それでも私は部屋に帰らなきゃ。
他の人々はどうやって毎日過ごしてるんだろう。こんな力づくで日々を過ごさなくていいのって、どういう感覚なんだろう。私には分からない。

〇携帯の請求額が上がってきたから、プラン変更。
〇財形貯蓄がいつのまにか貯まってうれしい。ボーナス時の天引き額を上げようか。今年の目標は100万円。
〇株とかFXに手を出すつもりも時間もないが、投資信託はざっくり分かっときたい。
〇誕生日プレゼントで苔(鉢)とヒノキの盆栽を購入。朝晩、ベランダと室内を動かして、触って、水をやる。かわゆい。実は小さい頃から苔大好き。
〇マッサージクッション購入。
〇ファンヒーターを注文。秋からスチームが出なくなり、最近は突然消える。おじいちゃんちから来たやつだから寿命だろう。
〇セールでスカートを2枚購入。いい素材のは皺になりにくい、と発見。素材にもよるだろうけど。シルク混ウールはしなやかでよい。
〇ユニクロのカシミヤセーター、手洗いしたら毛足が立ってふわっとなって、少しだけアンゴラぽい雰囲気になった。意外とよい。
〇エナメルのパンプスの艶を取り戻したい。どうしたらいいものか。
〇まな板購入。初、薄いプラスチック。
〇玉ねぎ、にんじん、ごぼうとかキノコ類をたくさん入れたスープがはやり。細切り生姜もいっぱい入れる。味はお味噌と酒粕とか。
〇初、宝塚観劇。一番人気の星組。センターブロック。いやー、きらっきらだった。そしてファンの方々のすごさ。しかしそれより、舞台セット(回転、せり出し、映像の使い方のきれいさ)にインプレスト。
〇後輩の男の子がザッツ・めがね男子でかわいい。白シャツ、細身の黒パンツ、ソールも黒の黒スニーカー。セーターも着ずに、上は黒のジャケットだけ。すとんとした体型なら、ああいうのしたい。しかし私はタイトスカートかセミコクーンでゆきますよ。せっかくのボリュームなんですから。
〇パールが似合うようになった。というか大ぶりパールにも抵抗がなくなった。コンサバすぎると思ってたけど、意外といいよ。って意外じゃないのか。定番アイテムだものね。コットンパールなら軽いし、照り照りしすぎないからつけやすくてパール慣れに最適。

Don't be a reporter

自分の仕事なのに、トラブルでも他人事みたいな顔をされるのがものすごく腹が立つ。「〜とのことです」って、いかにも「業者からそういう連絡がきましたー」なメールを見るといらいらする。
そうだけど!うちの責任じゃないけど!でもうちが元請けだから!!お客にとっちゃ、うちの責任。つうか、お客の仕事は自分の仕事。自分のことだと思ってケアしろっての。

〜ってやったことない、と言われると、だから?と言いたい。本当は。
私だってないよ。分かんなかったら周りに訊いてやってんだよ。でも、だから?なんて言ったら泣かれて面倒だから言わない。最初私やるからメール見ててね?って、見てないんだろうけどさぁ。
私が少し手を出すと、もう完全に自分は関係なくなったと思っているらしい態度に苛立つ。これ、あんたの客でもあるんですが!ああやだ、本当はこんなタイプと仕事したくない。

毎回、初めてのことばっかりの分かんないことばっかり。でも周囲も多忙を極めてて訊ける状況じゃない。タイトなスケジュールの中でかなり無謀に手さぐりでがんがんやって、怒られて、当然ミスもたくさんして、少しずつ仕事が分かってきた。そういうのは効率も悪いし、危ないし、何より精神的にきつい。だから私はなるべく教えたい。でも正直、自分で何も考えない人には教えたくない。ちょっとは考えろっての!あー。




私の言葉/

そして、私は自分の言葉を少しは見つけたのか?
否。
違和感で焼き切れそうにならなくなったのは、単に忙殺されているからだ。焼ききれる暇もない。それがいいのか悪いのかは、なんともはや。起きて仕事して日付変わる前後に帰ってきて過食して寝て起きてお風呂入って会社行って仕事して。言葉を探す暇なんかあるわけないっての。それより睡眠だ、睡眠時間。

結局、既存の言葉の世界に自分を適合させた。その中に収まるように、その範囲内で理解可能な存在であるように。私の努力はばれていないはずだ。
仕方ないじゃないか。これでよかったと思っているわけではないが、今こういう環境にいる以上、こうするのがベストだ。とにかく他者と通じる言葉で話さないことにはどうしようもない。
笑って媚びだって売るさ。健気さを押し出すさ。営業ってのは社内でもするもんだ。

私は私の話なんてしない。そんなものは必要とされない。
諦めたわけじゃないけど、TPOってやつだ。自分を表現するに足る言葉を探すような繊細な感受性と、仕事の場で要求される能力はまったく両立しない。どっちを取るかといえば仕事だ。それで生活しているから。仕方ない。でも、これでずっとはやっていけないなとも思う。
だって、嘘とはいわないまでも、借り物でずっと生きてくなんて。その中に自分を切り縮めて、いつしかそれ以外の価値観や考え方の可能性さえ忘れて、安穏とできるのかしら?それならそれでいいけれど、かすかに疼く違和感は完全に消えるのかしら?

@新橋

誕生日も仕事はぐわーと忙しく、熱が出そうな勢いでとにかくやって18時過ぎに会社を飛び出た。課長がお祝いご飯をしてくれるのだ。
最初は新橋のおいしい焼き鳥屋のはずがすでに満席、もっとずっと高いお店に変更になった。予算がすんごい変わったなとびっくりしたけど、そりゃこっちの方がいい。
課のもう一人も来て、3人で冷酒を飲んで喋りながらゆっくり食べた。生牡蠣がおいしい。鯛のお刺身もぷりぷりで、塩とわさびでいけてしまう。からすみもおいしかったし、クエのアラ炊きもおいしかったなぁ。たまにはこういうの食べなあかんよな、と課長が言う。たまには優雅に。

お店を出るとき、ほいこれ、と紙袋を渡された。お菓子の詰め合わだ。うわ、気がきく。正直、お菓子はいらないけど、気持ちがね。サービス残業分を考えればこんなぐらいで買収なんてされないぞと思うけど、やっぱり嬉しい。そして、飲んでる場だからだとしても、仕事を評価されるのはとても嬉しい。
――仕事をまわせるやつはいくらでもいる、でも情熱をもってやれる人間はそういない。○○のいいところはそこだ。○○には仕事のセンスがあるよ。
だって私、頑張ってるもん。私は自分の案件に対して、オブザーバーやレポーターにならないように意識してるもん。これは、私の案件だ。

また帰りが終電レベルの生活だけど、とにかく、やることをやりましょう。いつかこの道はどこかにつながる。開ける。 不確かな先のことより、足元を踏みしめよう。

誕生日

28歳になりました。
なんとか無事にここまできました。

28年前の今日は大雪で、一面雪景色だったと両親がいう。
―立派になったね、おばあちゃんに見せたかった。
電車内なのに、お母さんからのメールに少し涙が出た。

・・・

−−結婚したいっていうなら、じゃあ資金いくらあるんだって話よねー?!
わたしもすごくそう思う。だからこそ困っている。
でも、同じことを女子にも言うかな。今時ある程度は言うだろうけど、でも年収いくらとか、問われるかな。それを思うと、わたしは簡単には言えない。メインで稼ぐ責任を相手にだけ負わせるのは、あんまりじゃないかと思ってしまうから。なんだかなぁ。

2012

年明けて2012年。街はまだなんとなく静かだ。
お正月は実家に帰っていた。元旦はいつも通り近くのお寺に行った。近場だから手ぶらでいく。往復で1時間弱。坂道を上がっていって振り返ると、眼下に市街が一望できる。
おおげさなことは望まない。と言いながら、手ぶらできてお賽銭もしないくせに、欲ばりなわたしはは色々たくさんお祈りをする。着実に歩んでゆけますように。家族のみんなとTLと彼らに連なる人たちがしあわせでありますように。過食症がよくなりますように。仕事環境がよくなりますように。すべてうまくゆきますように。

新しい手帳も買った。この10年で初めて青色系統じゃない色のカバーにした。気分も変わるだろう。

さぁ、また日々が始まる。

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