2007年02月20日

加点法で行こう。 【その1】

「働くことは好きか?」と聞かれれば・・・・。

聞き手が上司なら、「好きです!!」と即答する。
そして、聞き手が上司以外なら、「嫌いです!!」と即答する。
そういうことにしてる。

働くって、やっぱしんどい。
だから、「働く」の合間合間に、ちょっとした「遊び」がないと、とてもじゃないがやっていけない。

しかし、最近何だか、「遊び」を許さない、きっつい雰囲気を感じてならない。
ちょっとでも遊んでると、ちょってでも手を抜くと、生き馬の目を抜くかのように、四方八方から責め立てられる。

ミスとか失敗とか挫折を許さない、って雰囲気、感じませんか?

政治家の失言しかり。
そりゃあ、「産む機械」だなんて、とんでもない発言ですよ。
私だって、この発言に同意しようだなんて思わない。
けど、何て言うのかなあ、誤解を恐れずに言えば、失言しちゃうのも人の愛嬌じゃない、と思ってしまうのです。まあ、大臣という要職に、「愛嬌」は要らないのかもしれないけど。

例えば国会で、議員の失言や不正経理(事務所費の流用等々)で、「○○を辞任しろ!!」と攻める。それが野党の戦い方だが、これって、完全な減点法の発想なんだよな。前提には、「政治家先生に間違いはない。それが当然だ。」という認識があるのでしょう。

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しかし・・・・、カンペキな人間なんているんでしょうかねえ。同じくカンペキなカイシャだって、ないんじゃないの?

コンプライアンスって言うの? そりゃあ、社会のルールを守るのは大事。
しかし、個人やら企業やら政党やらが、ライバルのミスをここぞとばかりに槍玉に挙げ、攻撃するのは、何だか、貧弱な発想に思えてしまうんですよね。

競争原理は良いんだが、減点法の競争・・・・、すなわち「相手のあら探し競争」みたいなのは、いかがなもんかと。

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裏を返せば、どの個人もどの企業も、それなりの成長レベルに達してて、もはや、互いの欠点を見つけライバルを蹴落とすしか術がない・・・・ってぐらいに社会が成熟しちゃってる(むしろ成熟しすぎて腐りかけてる?)ってことなのか?

それとも、「人は企業は、カンペキであるべきだ。カンペキであり得るのだ。」という幻想が世間を覆っているのか? 

僕はどうも、後者なんじゃないかと思う。

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みんなカンペキな人になろうとする。
カンペキな企業人、カンペキな男、カンペキな女。
カンペキな母、カンペキな父。カンペキな子、カンペキな恋人。

観ちゃいないけど、『ハケンの品格』の篠原涼子やら、同じく観てない(読んでない)けど『働きマン』の主人公みたいな、デキる女にみんな群がる(※この記述に関しては、こちらの【追記】もご覧ください)

・・・・吐き気がする!!

企業人向け雑誌の『プレジデント』は、『プレジデントファミリー』なんていう雑誌を出して、世のお父さんに、「仕事だけじゃなく、家庭もカンペキにこなせ。息子・娘をニートにするようなダメ親にはなるな!!」とけしかけ(余計なお世話じゃ!!)、『東京タワー』やら何やらの「泣かせる話」系のドラマは、立派な母親像を世間にじんわりじんわり刷り込ませ続ける。

・・・・気持ち悪っ!!

ハイ。僕の母も、日曜夕方には、『グレートマザー物語』を観て、涙しているそうです。妹曰く、「母は、ああいう偉大な母になりたいらしいよ。」とのこと。息子としては、身の毛もよだつ思いです。「偉大な母」と「偉大な息子・偉大な娘」はワンセットですからね・・・・。九州方面から、無言のプレッシャーを感じます。「偉大な息子」になんて、全然なりたくないんですが・・・・。

+++(続きは明日)+++

(山崎六)


◆ 日々 07.2.20 ◆
何だか、カイシャの手違いで、国民年金が4月分から支払われてないらしい。
ちゃんと天引きされてるのに・・・・。


Posted by m-45_69745 at 21:09│Comments(0)