東京で被災した人へ

阪神淡路大震災と東日本大震災の両方を体験しました。 その経験を少しでもお伝えしたいと思います。 今回、私は東京で地震を経験しました。確かに東北や茨城には住むところや家族を失くして避難所生活を毎日大変苦労されている多くの方がいらっしゃると思います。でも、東京で震度5を体験した人も心には大きな傷を負った方がきっといるはずです。そんな人と少しでも気持ちを通じ合えたら幸せです。

日常に戻す事

阪神淡路大震災で職場の同僚やお客様には家が倒壊して避難所生活をしているような大変な思いをしている人が何人もいました。
それなのに自分も家族も元気、家も大丈夫だったし、何より震災が起こった翌日には仕事を始めていました。(本当は当日も行こうとしましたが電車が動いていなかったので行けませんでした。)

この時、私が経験したのは罪悪感というか無力感というか、
しばらくはずっとそんな思いを引きずっていました。
人間、そんな思いの中では、仕事にも集中できないし、生活も落ち着かないし、夜も安眠できないし...
日常生活はしていながら心の中は実は結構ぼろぼろな感じでした。

余震が少し落ち着いた頃に、避難所にいる同僚達へ物資を運ぶという話が会社でありました。私もその役に志願しました。

しかし私には別の仕事が割り当てられました。避難所にいる同僚の仕事を肩代わりするという仕事です。

結果的に被災した地域にあるお客様のところへも行きました。

その時、思ったのは自分には避難所で苦労されている方への直接的な援助はできないが、別の形でも援助する事ができる。しかも、これも誰かがやらなければならない仕事だったのです。

今、東京にいて何らかの援助をしたいと思っている人は、自分ができる事よりも、まず自分がしなければならない事を確実にやって欲しいと思います。例えば自分のご家族は皆さんお元気でしょうか? 今回の震災で体調を崩した方が近くにいませんか?

まずはそこから自分の援助を始めて下さい。 

そなえをつねに

タイトルの「そなえよつねに」はボーイスカウトのモットーです。

小学生の頃にボーイスカウトをしていました。
その頃は子供だったので、ただ丸暗記していただけですが
今はこの言葉の力が伝わる気がしています。

前回書いたような事と、この言葉を知っていた事と
まったく関係が無いとは言い切れないと思っています。

さて、ではあなたは何をそなえておけば良いのでしょうか?

今、東京で日常生活に限りなく近い生活ができている人は
募金や献血に協力しようと思っている志の高い方も多くいると
思います。

この事自体は、とても賞賛されるべき事です。
できる限り協力して頂ければと思います。

しかし、ここで重要なのは決してムリをしないという事です。

本当にできることを少しでもするということです。
少々無理しても役に立ちたいという思いは十分わかるつもりですが
それは実はちょっと気になる兆候なのです。

この話は次に書きますね。一度にあまり長く読まないければならないというのも負担になりますから...

余震はいつまでも続くのか?

一昨日、昨夜と寝ようとする頃に余震がありました。

特に一昨日はちょっとした大きさで、少し日常生活を取り戻し始めたところだっただけにショックで体調を崩した方も多いと思います。

私は預言者ではないので、余震がいつまでも続くのか分かりません。

そこで私が言える事は、余震がいつまでも続く事を前提に備えておいた方が安心できるという事です。

別にずっと緊張してなさいとか、そんな軍隊式のスローガンを唱えるつもりはありません。

何となく地面は常に揺れるものだと思っているだけです。

私はそうなんですが、既にいつも地面が揺れてる気がしています。

人間というのは柔軟性があるのでそのうちに慣れてしまい、というか気にならなくなるだろうという感じです。

ただ我々は一度震災を体験しています。次が来たら、今回の経験を少しでも活かす事を少し考えても良い気はします。

とりあえず、私は阪神淡路大震災の後、通勤に使っている鞄には、懐中電灯とコンパス、携帯ラジオ、レスキューホイッスルに予備の電池を入れています。

もちろん今回の震災でも活躍しました。

自分にできる事を少しでもやっておく、それが次につながり、心の余裕を作るのだと思います。
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