November 2017
November 22, 2017 22:39
尾張名古屋は城で持つ、とはよく言ったもので、
名古屋で生まれ育った僕は、お城が大好きです。
日本にいる時は好きなバイクでお城巡りをするのが趣味でした。
ドイツでは妻を巻き込んで、週末や休暇中に各地のお城を訪れています。
前回のブログに書きましたが、これからは自分が実際に訪れたお城のことを
書いていきたいと思います。
ということで、記念すべき初回は地元、
今の自宅から歩いて行けるお城、ベンラート城(Schloss Benrath)を
紹介したいと思います。
ベンラート城はデュッセルドルフ市の南の端に位置し、
デュッセルドルフ市内を蛇行するライン川のほとりに建っています。
写真を見てもわかるとおり、お城というよりは宮殿と言った方が正しい、
優雅な佇まいの離宮です。
市内から来るとまず大きな噴水のある池の向こうに
淡いピンクの宮殿が建っています。
その中はガイド付きでのみ見学できるのですが、
見学ツアーについてはまた後日書きます。
この宮殿はバイエルンを初めとしてハイデルベルクも含まれる
プファルツなどいくつかの国の選帝侯であった
カール・テオドア(Karl-Theodor)が建設させたものです。
カール・テオドアは文化や学芸に熱心だったようで、
僕が大学に通った学問の町ハイデルベルクでも石造りの橋を作り、
そこに彼の名前が冠せられています。
ベンラート城は夏に狩りをするための離宮として建設され、
狩りをするための大きな庭園が併設されています。
ヨーロッパにはこういう狩りのための離宮が各地に点在していて、
どこも比較的質素な建物に広大な庭園があります。
なので主に戦国や江戸時代に作られた日本のお城とは
全く雰囲気も用途も異なります。
僕がベンラート城に行く時は、基本的にはお庭でお散歩するために行きます。
元々は狩りのために作られた大きな庭というか森があり、
英国式庭園、フランス式庭園、オランジェリーなどがあり、
一年を通じて季節それぞれの美しさを楽しめるのでおススメです。
宮殿から森を抜けるとお城の敷地が終わりますが、
そこにはライン川が流れています。
少し砂浜のようになっているところがあり、
天気がいい時にはビーチサンダルでそのまま川に入れます。
父なるラインに浸かりながら
行き交う船や飛び回る鳥を見ていると、
とても気持ちいですよ。
名古屋で生まれ育った僕は、お城が大好きです。
日本にいる時は好きなバイクでお城巡りをするのが趣味でした。
ドイツでは妻を巻き込んで、週末や休暇中に各地のお城を訪れています。
前回のブログに書きましたが、これからは自分が実際に訪れたお城のことを
書いていきたいと思います。
ということで、記念すべき初回は地元、
今の自宅から歩いて行けるお城、ベンラート城(Schloss Benrath)を
紹介したいと思います。
ベンラート城はデュッセルドルフ市の南の端に位置し、
デュッセルドルフ市内を蛇行するライン川のほとりに建っています。
写真を見てもわかるとおり、お城というよりは宮殿と言った方が正しい、
優雅な佇まいの離宮です。
市内から来るとまず大きな噴水のある池の向こうに
淡いピンクの宮殿が建っています。
その中はガイド付きでのみ見学できるのですが、
見学ツアーについてはまた後日書きます。
この宮殿はバイエルンを初めとしてハイデルベルクも含まれる
プファルツなどいくつかの国の選帝侯であった
カール・テオドア(Karl-Theodor)が建設させたものです。
カール・テオドアは文化や学芸に熱心だったようで、
僕が大学に通った学問の町ハイデルベルクでも石造りの橋を作り、
そこに彼の名前が冠せられています。
ベンラート城は夏に狩りをするための離宮として建設され、
狩りをするための大きな庭園が併設されています。
ヨーロッパにはこういう狩りのための離宮が各地に点在していて、
どこも比較的質素な建物に広大な庭園があります。
なので主に戦国や江戸時代に作られた日本のお城とは
全く雰囲気も用途も異なります。
僕がベンラート城に行く時は、基本的にはお庭でお散歩するために行きます。
元々は狩りのために作られた大きな庭というか森があり、
英国式庭園、フランス式庭園、オランジェリーなどがあり、
一年を通じて季節それぞれの美しさを楽しめるのでおススメです。
宮殿から森を抜けるとお城の敷地が終わりますが、
そこにはライン川が流れています。
少し砂浜のようになっているところがあり、
天気がいい時にはビーチサンダルでそのまま川に入れます。
父なるラインに浸かりながら
行き交う船や飛び回る鳥を見ていると、
とても気持ちいですよ。