2010年12月27日

残りわずかの今年を愛しむ ―Sへ捧ぐ―

少しずつそそいでくれる優しさに我のうつわは満たされてゆく






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2010年12月25日

MerryXmas☆.・。・。.☆.・。・。.



やわらかな朝があふれて我と君ぬくもる冬のひかりを食べた

m-55_87281 at 21:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)短歌 

2010年07月12日

やまない雨があった

耳の奥のずっとずっと遠くで
静かな雨おとは絶えることなく
繋ぎあった手の
わたしの指だけいつも冷たい

暖かなものを欲しがるように
くちづけをして
雨のおとが
潮騒になる

夜の海が雨にぬれて
やわらかに波打つ

星座をきちんと結べなくて
赤い星のとなりに青い星をおく
瞬くたびに遠ざかる
優しさのまねごと

わたしの
くるぶしのかたちを知らないひと
やまない雨の中で
青い花が散ることも
知らない



m-55_87281 at 22:37|PermalinkComments(38)TrackBack(0) 

2010年06月16日

いのり

わずかな風になぞられ
ゆるやかに拡がる波紋のゆくえ
たえまない水音のしずかな響き

膝をついて俯いて
水底に眠るものをさがす
背中から肩をすべり
さらさらと髪が
湖面にふれてゆく

指先ですくいあげた髪から
こぼれおちる水滴に濡れた
膝のうえで
透明なさかなが
眠りつづけていた

そっと胸に抱きあげて
水の底まで歩いてゆけば
明るむ夜のように
青に満ち
水音は遠く

色のない
眠るさかなを抱いて
目覚めたまま
わたしも
眠る




m-55_87281 at 21:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 

2010年05月27日

祈り

なにも願わずに ただ
祈ること

朝のひかりのなかで


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m-55_87281 at 21:15|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年05月23日

波の泡

凍る波の泡
風にころがって

潮騒のざわめきのなかで
置き去りにされたものを
ひとつ ひとつ
海へもどす


夜には
どこで眠るのかも知らない


冬の海鳥は
流木に群れて
さけぶように鳴く

春も、夏になっても
さけび続けて
羽を散らすことを
やめない

波の泡がころがる
海辺で

いつか





m-55_87281 at 17:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0)未詩 

2010年03月22日

うちよせる波を見ていた
ひいてゆく波には目を伏せて
うちよせる波だけを

残雪にまだ覆われている海辺の草原は
淡い光りのなかで静かに横たわって

目覚めるものと
二度と

目覚めないものと



m-55_87281 at 20:08|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 

2010年02月07日

デジブック

デジブックを作ってみました。




m-55_87281 at 19:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0)日記 

2010年02月06日

十勝川



白鳥のひろげる羽に凍りつく水滴のひかり川霧の朝

 
えいえんを細かくちぎって降らす空しろく冷たく翼に宿る


白鳥

m-55_87281 at 20:05|PermalinkComments(1)TrackBack(0)短歌 

2010年01月28日


指先に伝わる胸のざわめきをじっと見つめて冷えてくる心



指先でわれのくちびるわれの耳静かになぞって確かめてゆく





m-55_87281 at 18:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)短歌