ブログ 徒然日記

2012年02月16日

生まれ変わったThat's 学

ご無沙汰してます。フレッシュワーズです。
卒論も無事に終わったので、以前から練っていた計画をついに始動しました。

『That's 学』大改装計画 です!

中2のときに始めたサイトなので、
実は、管理上、いろいろと不都合が生じていました。

まず、ファイルの階層構造。
中学生の私は、後先考えずに適当にフォルダ分けをしていたようで、
サイトの階層構造がひどく乱雑になっていました。

第一階層のフォルダやファイルを羅列すると…

back、banner、bgm、dt、hitozatsu、hitozatu、
img、jikken、logo、qa、shasin、souko、data.htm、
flame1.htm、flame2.htm、hit.htm、index.htm、jikken.htm、
link.htm、mailform.htm、rekitailo.htm、souko.htm

といった具合。よく見ると使用用途不明のファイルがちらほら('A`)

なんだ。「hitozatsu」と「hitozatu」て。
どうして一言雑学集用のフォルダが2つもあるんだw

「bgm」フォルダって何が入ってるんだ…?
と思って開いてみたら、「ワルキューレの騎行」(ワーグナー)のmidiファイルと、
「−・ ・ ・−− ・・・」というモールス信号のwavファイルが入っていました。
どうやら見聞録で使用したファイルらしいです。

さらにそれぞれのフォルダを開いていくと、
そりゃあもうファイルの配置やファイル名が滅茶苦茶。目を覆いたくなるほどです。

特に「img」フォルダが酷かった。
いろんなコンテンツで使用している画像ファイルが
全ていっしょくたにされて詰め込まれていました。
…なんてこった/(^o^)\

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2011年09月28日

日記補完計画

しばらく凍結していた日記補完計画を再び実行しました!

mixi日記で友人向けに書き溜めていた分を、
一般向けに加筆・訂正して、全て徒然日記に投稿し直しました。

2010年以降の日記が少なくなっているのは、
Twitterを始めた影響でしょう。手軽に呟けちゃうんでね。


【補完された日記一覧】
2010年9月13日
2010年6月14日
2010年6月4日
2010年4月1日
2010年3月16日
2010年2月28日
2010年2月12日
2010年1月24日
2009年12月31日
2009年12月14日
2009年12月8日
2009年12月5日
2009年12月2日
2009年11月17日
2009年10月30日
2009年9月29日
2009年9月25日
2009年9月12日
2009年9月6日
2009年9月1日
2009年8月24日
2009年8月7日
2009年7月28日
2009年7月25日
2009年7月21日
2009年6月29日
2009年6月10日
2009年5月14日
2009年5月10日
2009年5月4日
2009年4月10日
2009年4月9日
2009年4月7日
2009年4月5日
2009年4月4日
2009年4月1日
2009年3月24日
2009年3月2日
2009年2月16日
2009年2月14日
2009年2月11日
2009年1月27日
2009年1月11日
2009年1月6日
2008年12月31日 (2010年3月14日の日記から移行)
2008年12月18日
2008年12月10日  
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2011年03月18日

私はここにいます

衛星放送で篤姫を見ていたら、画面中央に大きなテロップが。

−−−−−−−−−−−−−−−−
緊急地震速報(気象庁)
宮城県沖で地震 強い揺れに警戒
宮城 岩手 秋田 福島 山形
−−−−−−−−−−−−−−−−

見慣れないテロップ。なんだこれ?


数秒後、画面上にもテロップが出現。

「午後2時46分ごろ東北地方で強い地震がありました」

何か大変な地震が起きたようだ。
宮城には祖母が住んでいるから心配だな。

一応、電話をしておくか?

・・・と思っていたら、なんと滋賀でも揺れが!!!
しかも、かつてない長周期の揺れ。具合悪くなりそうだ。

これは流石にやばい!

と思い、すぐさま避難準備をしたのですが、
滋賀は震度3だったので、被害はありませんでした。

すぐにネットで地震速報をチェックしてみる私。

え・・・( ゚д゚)


「震度7」


large


絶句しました。

しかも、津波予想6mだと!? えっ。えっ!?
北海道から沖縄まで全部揺れてるし…。鳥肌が立ちました。

はっ、そんなことより宮城の祖母は大丈夫なのか?
急いで電話をせねば!


「もしもし。すごい地震だったけど、大丈夫!?」

「水道が壊れて、水が噴き出してて大変!!」(※実際は東北弁です)

「えっ、じゃあまた後で掛けるわ」


・・・それ以降、しばらく電話はつながりませんでした(´・ω・`)


祖母は宮城県蔵王町という山側の地域に住んでいるので、津波の心配はないのですが、
ライフラインが全部途絶えてしまったようで、心配で心配で。。

報道では、沿岸部の地域の映像ばかりですし、
蔵王町役場HPのサーバーも落ちてしまってるし、
頼みの綱はTwitterによる情報だけでした。

そして、地震発生から7日後、ようやく電話回線が復旧し、連絡が取れました!
近所の人々で助け合ってるようで、祖母は無事でした。
特に怪我もしていないようです。安心しました。

強いて言えば、家の瓦が落ちて割れてしまったみたいです。
雨漏りしなきゃいいのだけれども…。


…というわけで、FWの親戚は無事でした。
コメント欄で心配してくださった方々、お騒がせいたしました。
琵琶湖西岸断層帯が暴れない限り、滋賀は多分大丈夫です(`・ω・´)



最後に。

今回の大震災で、地震、そして津波の恐ろしさを改めて実感しました。
被災された方々、そしてその御親族の方々に、心からお悔やみとお見舞いを申しあげます。  
Posted by m-57_84184 at 20:55Comments(11)TrackBack(0)事件・事故 

2011年03月08日

地の底から復活しました

皆さんお久しぶりです。フレッシュワーズは元気です。

2010年10月31日、今まで使っていたサーバー「iswebライト」がサービスを終了してしまいました。
急な死亡宣告だったので、こっちも対応に追われ、非常に大変でした。

データバックアップを取ってなかったので、もしサービス終了に気付くのが遅かったら、
『That's 学』はインターネットの闇に葬られていたかもしれません((((;゜Д゜)))

(iswebライト終了で消滅してしまった数多の貴重なサイトに御冥福をお祈りします)


さて、10月16日に土壇場でトップページをFC2サーバーに移転し、
さらに11月〜12月に全コンテンツを新サーバーに移転しました。
そして、今日、ようやく徒然日記の全写真の復旧もできました。

何が大変だったって、
元々、中学生の頃に作ったサイトなので、
ほとんどのリンクが「絶対リンク」になっているんです。
一斉置換ソフトを使って、とりあえず間に合わせ程度に処理しましたが、
そのうち大幅にソースを整える必要がありそうですね。。

日記に至っては、一斉置換が使えないので、
2003年12月以来の473件の日記を、全て手作業で再編集しましたw
(ついでに全日記を「カテゴリ」に分類しました)

あ、もし、「ここのリンクが繋がってないよ!」などの指摘がありましたら、
この日記のコメント欄やメールフォームから教えて下さると助かります^^
既にメールを頂いている分は、随時訂正していこうと思っております。


今後の予定としては、

・本業の雑学コンテンツを更新
・日記補完計画の続き
・京大受験体験記用特設サイトの作成
・全ページのリニューアル(未定)

といったところでしょうか。
(個人的に、TOEICの勉強とか院試の勉強とかもしなきゃいけないのですけどね…汗)  
Posted by m-57_84184 at 09:34Comments(21)TrackBack(0)サイト管理 

2011年01月11日

どうせ一夜漬けになるけれども

来週木曜から、いよいよテスト期間が始まります。
おかげさまで1月はテンション低いです。

前期は7月10日から8月1日までの23日間で、
14科目のテストがありましたが、

後期は1月22日から2月5日までの15日間で、
10科目のテストなのです。少しだけ気が楽。


1月22日(木)
【微分積分学B】…いきなりの微積。死亡フラグ。
【健康科学】…単位は降ってくると思います。

1月23日(金)
【熱力学】
…持ち込み可だけど、なんとかなるのだろうか?
 偏微分のオンパレードなのですが。

1月26日(月)
【電気電子回路】…山場です。トランジスタの小信号回路とか意味不明。
【中国語】…前期97点だったし、後期は23点取ればいけるはず。
【英語】…何を勉強すればよいのやら。

1月28日(水)
【物理学基礎論B(電磁気学)】
…過去問ください。この科目って、小テストから出題されるの??
 教科書はなかなか興味深くて、全部読んだんだけど、理解はしてません(爆)


(ここで5連休が入りますよヽ( ・∀・)ノ)


2月3日(火)
【線形代数】
…ちゃんと勉強すれば通るはず。
 とりあえず、グラムシュミットの直交化は必ず出ると思う。

【アルゴリズムとデータ構造入門】
…まぁ、なんとかなるでしょ。なんとかならなかったら、随意課題頑張ります。

2月5日(水)
【線形計画】…レポートと同じようなテストだったらいいのだが。


…と、まぁ、こんな感じ。
前期は、一夜漬けの嵐により、昼夜逆転の挙句、瀕死状態になりましたので、今回は早めにテスト勉強をしようと思い、テストの一週間以上前にこのような日記を書いたわけです。


しかし、何から勉強しようか。
そういや、一般教養のレポートも書かなきゃなぁ…。

あぁ、早く春休みが来たらいいのにー。  
Posted by m-57_84184 at 08:35Comments(2)TrackBack(0)大学生活 | 考査・試験

2010年09月13日

そうだ警察行こう!

滋賀県から私の通う大学に通学する人は、大きく分けて、

・出町柳駅下車組
・東山駅下車組

の2通りです。

出町柳駅(京阪)は大学の最寄りの駅ですが、
滋賀県からだと乗換2回だし、交通費も高いです。

一方、東山駅(地下鉄)は大学からは若干遠いですが、
乗換1回で行け、通学時間も短縮できます。
しかし、最大の問題は、自転車を置く場所がないことです。

まさに一長一短。


僕は、入学当初から出町柳駅下車で貫いていたのですが、
友人たちの多くは東山駅で下車しているようで、
僕だけ損をしているのではないかという疑念を抱くようになりました。

そして、ついに今年の7月の定期券購入の際に、
「東山はいいよー」との甘い誘惑に誘われ、通学区間を変更…。


─ これが私の運命を変えた瞬間でした



出町柳駅から大学までは600mですが、
東山駅から大学までは2,400m。毎朝歩くのは大変な距離です。
だから自転車を駅前に置くことにしました。

…といっても、京都市は放置自転車撤去で定評のある街です。
変な場所に自転車を置いてしまったら、すぐに撤去されてしまいます。
そこで、東山ユーザーの意見を参考にして、自転車を、
駅から少し歩いたところにある某公共施設の駐輪場に置かせてもらうことに。

当初から、「利用者以外の駐輪で怒られないか?」とか、
「撤去はされないか?」とか、大変懸念していたのですが、
東山ユーザーの友人らは「大丈夫大丈夫」と軽い返事。

・・・うーん、本当に大丈夫なのか?

と、最初はビクビクしながら、自転車を停めていたのですが、
1ヶ月ほど利用していると、「なんだ大丈夫じゃないか」と思えるようになってきました。

毎日疏水を見ることもできるし、なかなか良い通学ルートじゃないか。



そして夏休み。
東京に行ったり、宮城に行ったりしてました。

8月26日。久々に大学へ行こうと思って、いつも通り、某公共施設の駐輪場へ。

「16日ぶりの大学だな。まあ何も変わっていないだろ・・・・あっ、あれれ〜?」




そこにあるべき自転車が無い!!!!!

( ゚д゚ )




「は、ははは…勝手に場所を移動したんだな。ったく、けしからん…実にけしからん!」

「どのへんに移動したんだ?ここか?あそこか?」

「あれ……ドコニモナイヨ……」

「ちょ……」

「…」

(´;ω;`)ブワッ



えっ?なんで!?
撤去されたのか?でも撤去通知とか届いてきてないぞ。

…はは〜ん、さては「盗られた」んだな。
窃盗だな。刑法235条、窃盗罪だな!
鍵をしてたけど運悪く盗られてしまったんだろう。
私の自転車、綺麗だったしなー。

よーし、警察行こう警察行ったろう。



@川端警察署東一条交番

私「駐輪場に置いていたのに何故か無くなっていたんです!」

警官「盗難被害に遭われたわけですね?」

私「そうです!そうなんです!」

…というわけで、『被害届』を書いてきました。

(尚、交番に行く前に、購入した自転車店で防犯登録番号調べてもらったり、
ネットでこういう場合の対処法を調べたり、いろいろ大変でした)




さて、あれから数週間経ちますが、未だに警察から連絡がありません。
撤去センターからの通知もありません。

状況から考えるに・・・・


私の自転車は撤去されたのではなく、

もちろん施錠していたので、盗まれたわけもなく、


予告なく「廃棄処分」されました\(^o^)/オワタ



ちょっ・・・、勝手に捨てちゃうとか、恐ろしすぎるんですけど。
俺の自転車、粗大ごみじゃないんですけど。

ありえない(´・ω・`)


やっぱり出町柳ルートに戻した方が良さそうだな。
東山怖すぎる。魔物が棲んでる。

そんなことより、自転車どうしよう( 'A‘)
もうすぐ新学期始まるというのに…。

うぅ、新しい自転車を買わなきゃいかんなぁ……。


(正規の利用者以外の駐輪が禁止されていた駐輪場なので、文句は言えませんね。
でもなんで私の自転車だけ・・・)  
Posted by m-57_84184 at 10:57Comments(0)TrackBack(0)大学生活 | 事件・事故

2010年09月05日

たろうさんが京都にやってきた(後編)

2日目(2010年9月4日)

「早く起きないと遅刻するわよ!」

朝、聞き覚えのある声で目が覚めました。
声のする方向を見てみると、たろうさんの携帯電話から、
灰原哀の目覚ましボイスが流れているではありませんかww

流石、たろうさん、灰原ファンの鑑ですね。感服です。



朝食は、ホテルのビュッフェです。

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「美味いものにはお金を惜しまない」がポリシーのたろうさんは
お値段を気にせずに朝食を奢ってくださいましたが、
庶民の私はやっぱり数字が気になってしまいます。

メニューをちらっと一瞥したところ、
この朝食、1人あたりのお値段1,900円。わーお。



さて、腹ごしらえしたところで、早速、本日も京都の街に繰り出しました。
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Posted by m-57_84184 at 20:00Comments(5)TrackBack(0)大学生活 | 旅行

2010年09月03日

たろうさんが京都にやってきた(前編)

2010年6月22日、Twitterでたろうさんからダイレクトメッセージが送られてきました。

「もし、差し支えなければ、一度関西か北海道でお会いしませんか?
通常の時期でも、最高5連休まで取れますので、ご都合のよい時にでも。」


"たろうさん"というのは、『たろうの雑学カフェ』さまの管理人で、
2003年12月31日に『That's 学』と相互リンクを結んで以降、
ネット上でよく交流していた博学多才なお方です。

実際に会ったことは一度もなく、素性もよく知らなかったので、
多少の不安はあったのですが、私も以前からお会いしたかったですし、
まあ、少し会うぐらいなら問題はないだろうと信頼し、
「京都でお会いしたいです」と快諾しました(`・ω・´)


その後、お互いに連絡を取り合い、9月の第1週に京都で会うことに決定。
しかし、7月3日にたろうさんから想定外のメッセージが送られてきたのです!

「もしよかったら、一緒にホテル泊まる? 宿泊費はこっちで持ちますので」

あっ…
(※ここからFWが勘違いモード全開になります。たろうさんゴメンナサイ!)

あれ?ホテル??見ず知らずの男性と二人っきりでホテルに宿泊??
もしかして、これはすごくまずい展開なんじゃないか??
もう20歳だから分かるぞ。これは絶対あかんやつや((((;゚Д゚))))

たろうさんは本当に良い人だけど、
世の中にはいろんな御趣味を隠し持ってる方がいらっしゃるからな…
念の為に、流石にホテルは断っておこう。

「宿泊費を持っていただくのは申し訳ないですし、
僕の住む滋賀から京都は近いので、泊まらなくても大丈夫です。」


と返信し、丁重にお断りしたところ…

「お気になさらずに。
いつも2人部屋を1人で使っているので、正直料金変わらないです。
せっかくなんで、夜遅くまでFWさんとゆっくり楽しみたいですしね(^^」


とのお答えが返ってきました。Oh... 断れなかった...

親も「え、ネットの知り合いと一緒に泊まる? 本当に変な人じゃないの?」などと
甚だ心配していましたが、こればかりは「たぶん大丈夫」としか答えようがありませんね。


─ そして、ついに、たろうさんが上洛する日がやってきたのでした。
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Posted by m-57_84184 at 00:00Comments(3)TrackBack(0)大学生活 | 旅行

2010年06月14日

いちごオレの実験室的製法(後編)

(前編はこちらです。先に目を通しておくことをお薦めします。)


〜 前回までのあらすじ 〜

後輩に唆されて「いちごオレ」を飲むことになったFW少年は、
その甘い味に魅了され、ついには「いちごオレを作ろう」と思い立ってしまった。
彼は独自に調査を進め、いちごオレを作るための4種類の材料を突き止めた。

牛乳、砂糖、食紅、いちご香料(ヘプタン酸エチル)

だが、4種類の材料を求める冒険を始めて間もなく、
少年の前に思わぬ壁が立ちはだかったのであった・・・。



〜 第二章「さよなら」 〜

2009年12月2日。

いちごオレの材料を求め、街に駆け出した。

百均、コンビニ、平和堂、近鉄百貨店...
いろんな店舗を回ったが、「いちご香料」なんて売っていない。

香水売り場やドラッグユタカにも行ってみたが、
やはり「いちご香料」は売っていない。


・・・困ったなぁ、そもそも「いちご香料」って市販されているのかなぁ・・・


日は傾き、鈍色に冷える空。
諦めかけていた僕は、近鉄百貨店に行ったついでに、
その向かい側にある「食品スーパー 阪急オアシス」に足を踏み入れた。

香料が何売り場に置いてあるのかも皆目見当がつかないので、
ジグザグに歩きながら、全ての売り場を念入りに見て回った。

そして、店の奥にある「製菓コーナー」で僕は目を見開いた。


・・・あっ・・・!!!


そう、ついに「いちご香料」に出会えたのだ。
バニラエッセンスの隣にひっそりと「いちご香料」は佇んでいた。


彼女の名は、「ストロベリーフレーバー」。


可愛らしい名前だが、やはり正体は「ヘプタン酸エチル」。
茶色い小瓶に入っており、いちごの甘いイメージとはちょっと違う。
どう見ても化学薬品だ。

容量は30mlで、値段は560円。

決してお手頃価格とは言い難い。
僕は脳内電卓で即座に計算をして、
市販のいちごオレが2.5リットル買える値段であることに気付いてしまった。

一瞬、葛藤したが、値段の高さに圧倒されてしまったのだろう。
気付いたら、僕は右手を伸ばし、静かに小瓶を棚に戻していた。

せっかく素敵な相手に出会うことができたのだが、
高貴な彼女と庶民の僕とでは身分が違いすぎたのだ…。


さよならストロベリーフレーバー。



〜 第三章「甘くて赤くていちごの香り」 〜

砂糖・・・食紅・・・香料・・・
甘くて赤くていちごの香り・・・・

はっ・・・!!

頭の中に電撃が走った。


そうだ! それぞれの材料をバラバラに手に入れなくても、
3つ一気に手に入れる方法があるじゃないか!!

僕は知っている・・・

「砂糖」と「食紅」と「いちご香料」が混ざった最適な食品を!!


そう・・・


か き 氷 シ ロ ッ プ !!!!!



かき氷シロップ(いちご)の材料も確か、砂糖と食紅と人工香料で、
いちご果汁は一切含まれていなかったはず!!
同じだ!! いちごオレの原材料と同じだ!!

高1でかき氷の模擬店をやったときに、
シロップの原材料表示を読んでおいて良かった。

かき氷シロップを使えば、安価に大量のいちごオレを生成することができる!!

よ〜し、そうと決まれば、かき氷シロップを買いに行こうじゃないか!!



2009年12月4日。

僕はかき氷シロップの入手先にアテがあった。
高1の模擬店の時に買い出し担当だったからだ。

自信満々に「業務スーパー」に入店した僕は店員に尋ねた。

「すみませーん、かき氷シロップはどこに置いてますか?」

だが、店員は怪訝な表情を浮かべた。

「かき氷シロップ・・・ですか・・・?」

あれ?僕は何かおかしなことを言っただろうか。
かき氷シロップの1本や2本、業務スーパーに置いてあるのは当然だろう。
もしかしてこの店員はかき氷シロップを知らないのか?

「あのー、かき氷にかけるシロップで・・・え〜と、いちご味の・・・」

店員は僕の言葉に割って入るようにこう返してきた。




「入荷してません。冬ですから。」



やってしまった・・・。
すっかり忘れていたが、今は12月だ。
この時期にかき氷シロップの需要があるわけないじゃないか!!


その後、ダイソー、平和堂、近鉄百貨店、阪急オアシスなど、様々な店舗を回ったが、
かき氷シロップの存在が完全に消されている・・・。
こ、これが冬将軍の力なのか!? 恐るべし。

諦めきれない僕は、京大近辺のダイコクドラッグ、グレース田中、カナート洛北にも出向いた。
だが、どこにもかき氷シロップは置いていない。そして店員の反応が冷たい。


仕方ない! こうなったらインターネット通販で購入だ!!
僕は某かき氷用品専門店にアクセスした。

17358999_4292942_45large[1]

在庫が切れてる・・・だと・・・!?



・・・・万策尽きた。




〜 第四章「忘れない想い」 〜


─ ようやく「かき氷シロップ」を手に入れたのは、あれから6ヶ月後のことだった。


2010年5月27日。

時は満ちた・・・


僕は改めて平和堂に足を運んだ。
すると、そこには、何事も無かったかのように「かき氷シロップ」が平然と置いてあるではないか!
あの冬の苦労はなんだったんだ。

まあ、良い。ようやく長年追い求めた相手に出会えたのだ。
僕は298円を払い、かき氷シロップ(いちご/350ml)を購入した。


意気揚々と家に帰ったが、母にシロップが見つかると厄介だ。

「何これ!? うち、かき氷機も無いのにシロップ買ってどうする気よ!!」

と怒鳴られるに決まってる。
だから、母の目を盗み、こっそりと食器棚の奥に隠しておいた。



そして、夕方、母が買い物に出かけた。好機である。

一目散に台所に向かった僕は、いちごオレの原材料を並べて、にんまりとした。

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これが・・・6ヶ月間追い求めてきた原材料か・・・

なんというか・・・・・・・すごく普通だ。
大袈裟な前振りをした割には、随分普通すぎる原材料じゃないか?

と、一瞬感じてしまったが、現実なんて所詮そんなものだ。


何はともあれ、これにて原材料が全て揃った。
ようやく「いちごオレ」が作れる!さあ、料理に取りかかろう!
長年待ち望んだ至高の味を堪能しようではないか!



〜 最終章「甘くない現実、甘すぎる牛乳」 〜

作り方は至って簡単。


17358999_4292953_71large[1]
1.まず牛乳を用意します


17358999_4292947_34large[1]
2.シロップを入れて混ぜて完成です

以上


驚くべき早さで完成してしまった。
6ヶ月かけた割には、非常にあっけなく完成してしまった。
何だかやりきれない思いがあるが、完成は完成だ。

あの冬に僕が夢見た「いちごオレ」がついに完成したのだ!!

僕は素直に喜んだ。



さあ、祝杯をあげよう!

17358999_4292944_229large[1]

色も香りも完全に「いちごオレ」だ。

とても美味しそうだが、原材料を知っている分、正直あまり食欲はそそらない。


ごくり・・・


一口飲んで僕はコップを置いた。


あ、甘ぁっっっ!!!!!!甘すぎるぅぅうー!!!!!!


どうやらシロップの分量を間違えてしまったようだ。
牛乳とシロップを3:1の割合で入れたのが良くなかったのだろう。
シロップは少し入れるだけで良いみたいだ。なんと経済的なのだろう。


そして、分量を整えて、もう一度作りなおした。


ごくり・・・


・・・んっ?おっ!?こ、これは「いちごオレ」だ!!


だが、決して不味くはないが美味しいとも言えない。

色も香りも味も完璧だった。
全ては僕の計算通りだった。
しかし、たった一つだけ想定していない要素があった。


それは『口触り』だ。


「デキストリン」を入れなかったせいだろうが、
僕の作った「いちごオレ」は、あまりにもサラサラだった。

失敗とは言えないが、決して成功とも言い難い。
点数をつけるなら、60点といったところだろう。



手製「いちごオレ」は、それなりに美味しかったので、
僕は、気付いたら1リットル分の「いちごオレ」を飲んでいた。
当初の目的が「500mlでは足りない!おなかいっぱい飲みたい!」だったので、
無事目的を達成することができた。

そして気付いた。

「いちごオレ」は500mlで十分だということに。
そう、1リットルも飲むと飽きてしまうのだ!

口の中に糖分と香料が広がり、胃は1リットルの牛乳で膨れ、
とてもじゃないがこれ以上飲もうとは思えなくなる。

そうか・・・。
だから、500mlのいちごオレが主流だったのか!

なるほど。



─ こうして僕の6ヶ月にわたるプロジェクトは幕を閉じた。





〜 エピローグ 〜

今回の実験で、「いちごオレ」にどれほど砂糖が使われているか、
どれほど香料の効果が大きいかを実感することができた。糖尿病になってしまいそうだ。
500mlだけだったら、その糖分の多さには気付かなかっただろうが、
嫌と言うほど「いちごオレ」を飲んで、僕は気付いてしまったのだ・・・。

きっと僕はしばらく「いちごオレ」を飲むことはないだろう。

そう心に固く誓ったのであった。




〜 あとがき 〜

うーん。余ってしまった大量のかき氷シロップどうしよう・・・(´・ω・`)  
Posted by m-57_84184 at 20:52Comments(4)TrackBack(0)大学生活 | やってみた

2010年06月04日

いちごオレの実験室的製法(前編)

─ これは「いちごオレ」を飲みたかった男の6ヶ月にわたる壮大なプロジェクトである。

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〜 プロローグ「甘い誘惑」 〜

時は2009年12月1日、吐息が白くなる季節だ。
乾燥した空気のせいか、僕の喉は執拗に飲み物を欲していた。

やっと電車が到着した。車内暖房が僕の眼鏡を曇らせる。
座席に腰掛けて、僕は手袋を取り、携帯電話でmixiを開いた。

「いちごオレが飲みたい」

「いちごオレが飲みたい」

後輩がまたmixiボイスで「いちごオレ」に対する愛情を表現している。
彼は異常なまでの「いちごオレ」好きで、サークル内で名を轟かせていた。
…一体、この冬、彼は明治乳業の売上にどれほど貢献したのだろうか。

やれやれ。いちごオレ、いちごオレ、ってお子様じゃあるまいし。

僕は呆れて携帯電話を閉じた。
だが、その時、僕の頭の中は、いちごオレの優しい桃色と甘い香りでいっぱいになっていた。



「ただいまー」

寒さに震えながら帰宅した僕の右手には、しっかりと「いちごオレ」が握られていた。

買っちまったじゃないか・・・。奴の洗脳効果には参ったものだな。
まあ、買ってしまったものは仕方ない。

僕は「いちごオレ」をコップに注いだ。甘い香りが部屋を包む。


いちごオレを一口飲んで、僕は目を輝かせた。

「お、美味しいっ!!」

濃厚なミルクの味わいと口の中に広がるフローラルなイチゴの香り。
渇いた喉は一気に潤いを取り戻した。

「うまい!うまいじゃないか!」

あっという間に「いちごオレ」はなくなった。



飲みたい。飲みたい。いちごオレが飲みたい。
でも、500mlは少なすぎる。何故1リットルのいちごオレが無いんだ!

好きな時に好きなだけ飲みたい!!
いちいちコンビニで買い足すなんて面倒すぎる!


そうだ!いちごオレを作っちゃおう!!(`・ω・´)

明治乳業に作れるなら、俺でも作れるはずだからな。
自信を持って僕は立ち上がった。





〜第一章「いちごが無くてもいちごオレ」〜

「明治いちごオレ」の原料は以下の通り。

・原材料
乳製品、砂糖・果糖ブドウ糖液糖、乳、いちご果汁、デキストリン、香料、乳化剤、pH調整剤、カルミン酸色素


pH調整剤?カルミン酸色素?
なんか余計なものが入り過ぎな気がする。蓮舫議員も黙っちゃいないだろう。

よし、順番に事業仕分けしてやろうじゃないか。


『乳製品、乳』
要するに「牛乳」。パッケージには「ミルク分50%(牛乳換算)」って書いてある。
これは全体の半分を占める必須原料なのだから、絶対に必要だ。


『砂糖・果糖ブドウ糖液糖』
要するに「糖類」。やっぱ「いちごオレ」は甘さが命だからな。これも絶対に必要。


『いちご果汁』
パッケージに「果汁1%」という衝撃の事実が書いてある。
「いちごオレ」という名前なのに、果汁が1%しか入ってないだと!?
「いちご」が苺で「レ」が牛乳だから、文字の上では苺は牛乳の3倍もあるのに、実際は1%だと!?

果汁1%ってことは、500ml中5mlしか含まれていないじゃないか。少なすぎる。
もしかして「果汁」ってそんな重要ではないんじゃないか?
じゃあ、もう果汁なんて入れなくていいんじゃないか?

よし、決めた、果汁は不要!


『デキストリン』
希硫酸もしくは酵素アミラーゼによりデンプンを麦芽糖にする途中でできる中間物質。
ガムテープの接着部分とかに使われてる粘着剤ですね。
まぁ、とろみをつけるために入れるんだろうけど、要らない。


『香料』
いちごオレは甘い香りが命!においは味覚に大きく影響しますからね。
いちごの香料と言えば、ヘプタン酸エチル(C6H13COOC2H5)だけど、入手方法が分からん・・・。

そもそもヘプタン酸って何だよ。と思って調べてみたら、
「腐敗物のような悪臭を持つ油状液体で、腐った油のにおいの成分」とか書いてあるしw
腐った油の香りがエステル化すると、いちごの香りになるだと!? 化学すげぇ。


『乳化剤、pH調整剤』
乳化?最初から牛乳なんだから、そんなもん意味ないだろ。
pH調整?余計なお世話です。
乳化剤とpH調整剤は、どう見ても要らないな。


『カルミン酸色素』
コチニールカイガラムシという虫から取れる色素のこと。
赤い食品の多くに使われてる有名色素で、いわゆる「コチニール色素」ってやつ。
食紅で事足りるはず。


以上より、最低限必要な原材料は、

・牛乳
・いちご香料
・糖類
・食紅

パッケージには、牛乳50%、果汁1%って書いてあるから、
微量の食品添加物を無視すると、計算上、ガムシロップが49%www

そうか、あの甘さの原因は大量の糖分だったのか。

そういや缶コーラには角砂糖13個分の糖分が含まれてるとか聞いたことあるしな。
まあ、冷たくて甘い飲み物なのだから、これぐらいの糖分は妥当なのかも。 



さて、原材料は決まったが、「いちご香料」がすごく厄介だ。
ヘプタン酸エチル(C6H13COOC2H5)とかスーパーマーケットで売っているのだろうか。


(後半へ続く)  
Posted by m-57_84184 at 20:43Comments(0)TrackBack(0)大学生活 | やってみた