蔵王の森から〜ペンションの四季便り

わたしは新宿区四谷にある 「ふるさと情報館」ふるさとネットワークの 白石蔵王駐在員で南東北の田舎暮らしのお手伝いもしています。 すでに心通うお客様との出会い、ふれあいが生まれています。 私にわかること、力になれること、ペンションでお話もしています。 お気軽にお声をおかけください。

春も近し、元気な東北へお越しください

冬至を過ぎれば、お日さまは一日一日、少しずつ北へ
戻ってくる理屈です。冬至から一カ月を過ぎたこのごろ
は、春の兆しを、つい、雪の中に探してしまいます。
 黄みどり色のフキノトウがペンションの庭に見つかる
のも、あとわずか。指折り数える毎日です。


 東北自動車道路の白河以北の無料化は3月31日まで。
平日でも、どなたにも適用されます。
そらまめに一泊され、翌日は最近人気の魚市場、八戸港
まで340キロ、無料の高速道を往復して冬のおいしい
お魚をたくさん召し上がってきてください。

 
 雪上車に乗って標高1600メートルの蔵王山頂まで
往復する樹氷ツアーは、これからが最高です。
群青の青空の下に、立派に成長した氷のモンスターが見
られるのは2月下旬まで。中国の観光客も多くなった蔵
王の冬山体験を、賑やかに、ご家族でお楽しみください。

秋です

愛犬ゴローの朝の散歩が日課になってもう13年になります。
老犬のうえ、後ろ足が不自由なので、坂道が苦手です。
平らな場所まで助手席に乗せ、雨の日も雪の日も嵐の日も
1年中往複しています。

9月も中旬となると蔵王山中の早朝の気温は
もう15度と、寒いぐらいの日がありますが
犬には快適な気候のようです。
まだ山は濃いみどりですが、空はすっかり秋の色。
オニヤンマが泳ぎ、夏の名残りを惜しむセミの声が寂しく聞こえてきます。
   「蝉ひとつ梢に残せ秋の風」。
 今年はどんな紅葉が見られるのでしょうか。

熊との共生

蔵王高原に秋風が立つと
実った作物を狙って畑の脇の谷川から熊が出没します。
恒例のことで、秋の風物詩です。

ここは熊をはじめ、カモシカなど
野生動物との共生地域。
ですから猟銃の出番はなく
一部の農家は数年前から畑を
電気柵で囲むようになりました。

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柵は、ビリビリとくる微量の電流〔単1乾電池4本分〕を
常に流して熊から畑を守ります。
柵がないころは一晩で、100坪ぐらいのトウモロコシ畑が全滅でした。
明日収穫という完熟期を待ってやってきますから賢いです。
でも、
「やられましたね」
「やられました」
の苦笑で済むのが熊を憎まない。
この町のおおらかさです。

急を知らせる半鐘を

あれから5カ月。
繰り返す思いは
津波さえなければ、という思いと
津波にのまれてしまった方の背中を
もっと早く、もっと強くおすことはできなかったのか
という悔やみです。


地震を感じてから津波が襲来するまで
時間は充分にあったのに
異常な大津波だという急報が
停電などの障害もあり
全住民の耳にまで届いていませんでした。



昔は町や村に火の見やぐらがあり
火事や天災には半鐘〔はんしょう〕が
激しく連打されて、みんな総出で逃げ出しました。
テレビや携帯が伝えなくても
確実に個人の耳に急が知らされる
【現代の半鐘】を考えるべきです。



小さい秋みつけた

8月も中旬になれば、
蔵王はあちこちに秋の気配がみえてきます。
白石から蔵王の高原道路にさしかかりましたら
車窓からでも、
もうススキの穂がでているのが見えました。


白い雲が流れる
青空にゆれる若いススキほど
初秋を感じるものはありませんね。

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