誇りと希望は砕かれた。

山口素弘という人は、
横浜フリューゲルスの代表的な選手であり、
横浜ＦＣにとってもレジェンドです。

だけど、彼が去ることに異を唱えるのは、それだけが理由じゃない。

監督に就任して、彼の考えを聞く機会が増えて、
チームに対する姿勢
選手に対する姿勢
試合に対する姿勢
クラブに対する姿勢
サポーターに対する姿勢
どれひとつ取っても
山口監督の言葉は、いつも、横浜ＦＣサポーターであることを誇りに思わせてくれるものでした。
クラブに希望を抱かせてくれる監督でした。

さっき、松尾さんの書かれたJ's Goalの記事を読んだら、ますます確信と感謝と感動と怒りと憤りが沸き上がってきました。
監督の言葉「横浜FCのアイデンティティを作りたかったね。大きい企業に支えられたクラブではないのは間違いないので、普通に愛されるクラブにしたかったし、楽しいサッカー、気持ちが伝わるサッカー、躍動感のある試合、プレーをしたいと。そういうチームを作り上げたいと思っていた。派手じゃないけど地味に作業をしていく。色々区民デーとかやっているけど、そういうことをね。現場が一体感を持って、クラブが一体感を持ってクラブを良くしようとして、サポーターがそれに同調して一体感を持つ応援をする。三ツ沢という舞台はそういうことが生み出されるところだよね」
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00181970.html

誰よりも横浜ＦＣを理解し、
横浜ＦＣだからできることを考えてくれる監督でした。
こんな監督、他にいます？！

はっきり言います。
こんな素晴らしい監督と契約しないフロントは
アホです。

フロントのお偉いさんより、ずっと、横浜ＦＣのことを分かってる。
横浜ＦＣらしい、進むべき道を見据え、頑張ってくれていた。

もし、誰かが出て行かなければならないのなら
出て行くべきは、彼の方じゃないわ。

来季への希望はどこだ

※最近は感情的な投稿をお送りしています。。

今日、ホペイロの畠さんのツイートを見て再び確信。
（畠さん、つぶやいてくれてありがとうございます！）

やっぱりいいチームだよ。
ヤマさんの下に結束してるよ。
みんなこれからもヤマさんの下でやりたいって思ってるよ。
このまま、来年こそ！って。
このまま続けていけば来年はいける！って。

それなのに　こんなことして
チームスピリット下がるよ？
来季に向けて、選手たちのモチベーション下げるよ？

こんなクラブに　選手たちは　居たいって思ってくれるかな？


最高の監督をふいにする
最低のフロント
こんなクラブで
今いる素敵な選手たちに
これからも居てほしい　なんて
申し訳なさ過ぎて　言えないよ。


しかし選手たちを羨ましいと思うこともある
選手はチームを移れる
サポーターは移れない
悔しい
フロントに惹かれて、そのクラブを好きになるケースもあるだろう
だが　うちは違う
自分より後からこのクラブに来たフロントが、最低の場合は？
どうしたら？
意地で留まるか、泣いて去るか、どっちかだ。
悔しい
サポーターには力がない


親会社の都合で　フリューゲルスが潰されて
サポーターの手で　横浜ＦＣを作ったけれど
その横浜ＦＣも　もうサポーターの手を離れてしまった
いや　とっくの昔に離れていたんだよ


いろいろ考えてると結局
「なんであの時小野寺さんを入れたんだ」
に行きついちゃうんだよね
大株主、実質親会社、オーナーでしょ
そういうのは無しでやろう！っていうのが横浜ＦＣなのに
そこでアイデンティティをドブに捨てちゃってるんだよね
やれやれ
勿論、彼のお金が無ければ　ヤマさんだってうちに来てないし
それ以前にクラブが倒産しちゃってるかもだけど
お金がないなら規模を縮小するとか下のカテゴリに行くことも辞さないよ
それでも存続できないかもしれないけど
そこを踏みとどまろうとする苦労と
果たして　どっちが幸せかと。

彼は　うちの歴史を守ろう築いていこうという救世主じゃない
結局は自分のクラブなのだ


話を戻そう

それにしても
ろくに強化部長もいない状況で
ハイ昇格できませんでしたポイ
って
（いやもっと細かい事情があるのかもしれないけど知らないし知ることはできませんからね）
ないでしょ
そんな１、２年でおいそれと昇格できるようなとこじゃないでしょ、Ｊ２は
（一人でなんとかしちゃうようなスーパーな選手が何人かいるならまだしもね。それに、例えそれで昇格できても、そんな昇格の仕方じゃまたすぐ落ちちゃうんだから）
なめんな〜　と
なに、ビッグクラブみたいなことしちゃってるの　と。

昇格し定着できるように、チーム作りというものを
今しっかりとしていたのではないだろうか
またやり直し
またＪ１が遠ざかるよ


サポーターには力がないから
言ったって変わらないだろうけど
それでもフロントに言ったし　言っていかないと
サポーターがこれでハッピーだと思ってもらっちゃ困る。

ほんとはなー
一発逆転したい。。

ありえない。

最初はなかなか苦しかったけど
後半は形も見えてきて、できてきて、
これを続けていけば来年はもっと良いチームになりそう
という期待が持てる感じだったので、
よりによってなんで今・・・。
という気持ちで一杯です。

今さら　ヤマさんが監督じゃない人生なんて
考えられないよ
どうしてくれるの

こんな思いをするくらいなら、最初から出会わなければよかった（；＿；）というくらいの・・・いや、それはないか・・・ないよ、ないけどさ・・・ほんとうにほんとうに幸せな３年間でしたもの！
監督として・・・人として、かっこよすぎる、選手時代以上にそれを感じた毎試合。

ヤマさんとＪ１に行くのが、このクラブに大きな意味がある

このクラブに、誰より必要な人だよ
今年はできなかったけど、見えてきたじゃない？
またゼロからやり直しすることに何の意味が？
さみしいからだけじゃない。なぜ今？
受け入れられないですよ・・・。

そういえば

この間、三ツ沢でこの曲かかってたー。名曲。
北アイルランド人とスコットランド人のバンドSnow Patrolの曲で
2006年にむちゃくちゃヒットした「Chasing Cars」


歌詞は2番の
Those three words
Are said too much
They're not enough
っていうところが特にきゅんとくるさ。

サビの
If I lay here
If I just lay here
Would you lie with me
And just forget the world?
もすごくいい。

なんも言わねぇ、ただ愛ですね、愛。

（歌詞全体とその和訳はいくつか見たけどこちらのサイトが気に入りました）

自分は見てなかったので知らなかったんですが、
この間までやってた某リアリティ番組（っていうのかな）で
使われてたそうですね。