やんの読書日記。

読んだ本の覚え書き

僕僕先生/仁木英之5

僕僕先生 (新潮文庫)僕僕先生 (新潮文庫)
著者:仁木 英之
販売元:新潮社
発売日:2009-03-28
おすすめ度:4.5
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内容(「BOOK」データベースより)
舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、
ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。
ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、
ひとりの美少女と出会う。
自らを僕僕と名乗るその少女、
実は何千何万年も生き続ける仙人で…
不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、
まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、
天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!
「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。


印象的には畠中恵の「しゃばけ」なんだけど
しゃばけよりも歴史好きのツボを付き、
更に恋愛もの、ファンタジーとしては上を行ってる。
個人的には歴史好きなので、
中国の歴史ものとして読んでもその欲求を満たしてくれる作品。

小難しい漢字がちょこちょこ出てくるのだけど
そこがまた探究心を呼び起こしてくれて
辞書捲ったり、ネットで検索したりっていう気を高めてくれるのも◎。
ファンタジーなので癒しも(*'-')b OK!

(-""-;)ムム・・・
いいとこばっかしだわ。

更に言うと、読んだばかりなのに、また読み返してる。。。

(。-_-。)ポッ

はまってるぢゃんw

単行本で続編が今のとこ二冊出てる・・・
ちなみに文庫本も発売されて間もないのに第三刷・・・

すんごい売れてる

読んで損無し。
うむ。

あ、そうそう。
挿画、装画もイメージぴったりでほのぼのしていてとても良い。

いいねっ

吉原手引草/松井今朝子4

吉原手引草 (幻冬舎文庫)吉原手引草 (幻冬舎文庫)
著者:松井 今朝子
販売元:幻冬舎
発売日:2009-04
おすすめ度:5.0
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内容(「BOOK」データベースより)
廓遊びを知り尽くしたお大尽を相手に一歩も引かず、
本気にさせた若き花魁葛城。
十年に一度、五丁町一を謳われ全盛を誇ったそのとき、
葛城の姿が忽然と消えた。
一体何が起こったのか?失踪事件の謎を追いながら、
吉原そのものを鮮やかに描き出した時代ミステリーの傑作。
選考委員絶賛の第一三七回直木賞受賞作。

直木賞受賞時、かなり話題に上った今作。
悩みながらもな〜〜んとなくこれまで手に取らなかった。
文庫になったのを機に読んでみた。

第一印象は同じ直木賞で同じような手法で描かれた
宮部みゆきの『理由』。
『理由』は長過ぎた上に、燻ぶった感があり
ま、好みだろうけどあまり好きにはなれなかった。

これはとても軽快。
しかも江戸時代だったからってのがあるのだけど、
そこそこ好き。

絶賛するには個人的にちょっと物足りない感があるけれど
これ読んだ後、無性に映像の吉原を見たくなったのは事実。
思い当たるのが『吉原炎上』しかなくて、
レンタルショップにまで足を運ぶ気力まではなかったけどね

ミステリーとして読むよりも、吉原を疑似体験できるって意味で
読むのには今現在の段階では最適だと思う。 

ひょうたん/宇江佐真理4

ひょうたん (光文社時代小説文庫)ひょうたん (光文社時代小説文庫)
著者:宇江佐 真理
販売元:光文社
発売日:2009-03-12
おすすめ度:4.0
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内容(「BOOK」データベースより)
本所五間堀にある古道具屋・鳳来堂。
借金をこさえ店を潰しそうになった音松と、
将来を誓った手代に捨てられたお鈴の二人が、
縁あって所帯をもち、立て直した古道具屋だった。
ある日、橋から身を投げようとした男を音松が拾ってきた。
親方に盾突いて、男は店を飛び出してきたようなのだが…(表題作)。
江戸に息づく人情を巧みな筆致で描く、時代連作集。


ちょこちょこと本屋へ行ったり、ネットで新作チェックしたりして
宇江佐の新刊がぽろぽろ発売になっていたのは知っていた。

単行本にはあまりそそられる題名のものがなく、
かといって未読だった作品が文庫化されてもそそられず・・・
宇江佐はもう伊三次くらいしか読まないかもなぁと
何となく思っていた。

で、先日ようやく中毒復活して本屋へ行ったところ、
この『ひょうたん』が平積みになってた。

うん?確か前にも見た事あるけど今回はちょっと読みたいかも。
ってなことで手に取った作品。

本所五間堀で鳳来堂という古道具屋を営む夫婦を軸として
親子の情、夫婦の絆、友情、兄弟の繋がり、人との交わりを
題材に描かれた連作短編集である。

読み終わった印象としては『卵のふわふわ』に近い。
ほのぼの、切なさ、じんわり、
そして読んでるとお腹が空いてくる感じ(笑)

うん、(*'-')b OK!

久々に・・・

通勤電車の中でぼーーっとしてるのもさすがに飽きてきまして・・・

ぼちぼちと本読むかと本棚へ。
というのもケーブルテレビで『居眠り紋蔵』が放送されてたから

一応確認のためにと思ってシリーズ第一作目を手に取った。

・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・

やっぱり面白〜〜い

ドラマの方はどうだったかというと
本の方の紋蔵のいいところがまるで出てなかった

『こ・・・こんなところで紋蔵は笑いをとらないもんっ』とか
『お里も息子もこれでどうなの』とか
不満ばっかりが残る出来。
ま、しょうがないね。

そんな前置きがありーので、今日は本屋へ。
本読み体勢に入っている時って怖いわ。
次から次へと『うわぁぁぁぁ』ってなくらい買い込み体勢

しかもね、そんな時に限って、気になる新刊が
単行本でずらっと平積みだったりするわけですよ
例えばもうそこそこ前に出てたんだけど

こいしりこいしり
著者:畠中 恵
販売元:文藝春秋
発売日:2009-03-27
おすすめ度:3.0
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とか

巣立ち お鳥見女房巣立ち お鳥見女房
著者:諸田 玲子
販売元:新潮社
発売日:2008-11
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とか

べっぴん―あくじゃれ瓢六捕物帖べっぴん―あくじゃれ瓢六捕物帖
著者:諸田 玲子
販売元:文藝春秋
発売日:2009-04
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とか

富子すきすき富子すきすき
著者:宇江佐 真理
販売元:講談社
発売日:2009-03-19
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とかね。

この『べっぴん』はあったら買うつもりだったんだけど
残念ながらなかった_| ̄|○ ガクッ

単行本を読みたい気持ちを抑えて今回は文庫本に絞った。

ひょうたん (光文社時代小説文庫)ひょうたん (光文社時代小説文庫)
著者:宇江佐 真理
販売元:光文社
発売日:2009-03-12
おすすめ度:4.0
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吉原手引草 (幻冬舎文庫)吉原手引草 (幻冬舎文庫)
著者:松井 今朝子
販売元:幻冬舎
発売日:2009-04
おすすめ度:5.0
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僕僕先生 (新潮文庫)僕僕先生 (新潮文庫)
著者:仁木 英之
販売元:新潮社
発売日:2009-03-28
おすすめ度:4.5
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『僕僕先生』はなんだか表紙が可愛くてついついw
とふとふくちゃんさんとこ覗いたら あ、やっぱり
何だか聞いたような見たような気がしてたら
そうか、ふくちゃんさんとこかw

よしよし、中毒でてきたぞっと

シンプルライフ

もうすぐ三月も終わりだと言うのに、全く時代小説読んでない

でも漫画からやさしい活字へと転換中。

何だか心が疲れてる時や、気持ちが訳も分からず焦っているなと
思った時に必ず手に取ってしまう本がある。

いわゆる『暮らし』本。
それがまずこの三冊。

娘に伝えたいこと―本当の幸せを知ってもらうために (知恵の森文庫)娘に伝えたいこと―本当の幸せを知ってもらうために (知恵の森文庫)
著者:町田 貞子
販売元:光文社
発売日:2005-03
おすすめ度:5.0
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暮し上手の家事ノート (知的生きかた文庫)暮し上手の家事ノート (知的生きかた文庫)
著者:町田 貞子
販売元:三笠書房
発売日:1995-03
おすすめ度:4.5
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続 暮し上手の家事ノート―もの・時間・心…人生はすべて整理です (知的生きかた文庫)続 暮し上手の家事ノート―もの・時間・心…人生はすべて整理です (知的生きかた文庫)
著者:町田 貞子
販売元:三笠書房
発売日:1995-04
おすすめ度:5.0
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あたしがこの本に出会ったのは、結婚後のこと。
結婚したのはいいけれど
早くに実家から離れて暮らしてしまったために
祖母や母親から何も教わらずにきたことに気づき
自分で学ばなければならんと思って教科書になるようなものが欲しかったのだ。

この町田貞子さんという方は明治44年生まれなので
年齢的には実の祖母よりもちょっとばかり年上。

最初に読んだのが文庫化された『暮らし上手の家事ノート』
たまたま近所の本屋で平積みになっていた。
ガサツでずぼらなあたしには、恐れ多い内容だったのだけれど
『思い』はとても心に響いてきた。

同じようにはできないけれど心構えとして持つことで、
これがあるのとないのとでは『安心感』が違うことに気づいた。
それ以来の愛読書である。

特に『娘に伝えたいこと』で読者は知るのだけれど
町田貞子さんは1999年にお亡くなりになっている。
文庫のあとがきと娘さんによる解説を読む頃には
実の祖母を亡くしたような失望感で涙が止まらなかった。

心が多少落ち着いたその後に読むのは
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らしお部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
著者:金子 由紀子
販売元:アスペクト
発売日:2006-12-01
おすすめ度:4.5
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夢もゆとりもあきらめない わたし時間のつくり方夢もゆとりもあきらめない わたし時間のつくり方
著者:金子 由紀子
販売元:アスペクト
発売日:2008-06-25
おすすめ度:4.5
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暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活
暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活
著者:金子 由紀子
販売元:リヨン社
発売日:2006-09
おすすめ度:5.0
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とても気楽だけど丁寧に暮らす、そんな術を教えてくれる。

町田さんほど完璧にはできないけど
でも丁寧に暮らしたい、そんな人におすすめ。

ずぼらでガサツなあたしだけど、
『節約』じゃなくて『丁寧で心にゆとりのある暮らし』がしたい。

この御二方の著書を読んで、ちょっと実践したあと思った。

・お金をかけて上質な暮らしを望むか
・ちょっとした手間は必要だけど、心豊かな暮らしを望むか

答えは簡単だった。
手間をかけても、その分だけ心が安定することに気づいちゃったから。

手仕事って楽しい。
ちょっと面倒とか思ったけど、やってみたらたいしたことじゃなかった。
手をかけて何かした方がすごく楽しい。
こんな楽しいこと、他人にお金だしてまでさせてなるものかって思ってしまった。

よし。今回もちゃんと元気でた。

年が明けたのに・・・

明けましておめでとうございます(激遅っ)

ってか年が明けてもう二月も終わりだってのに
実は本読んでません

本屋の見廻りはしてるんですが、
読みたい本が見つからない

大昔に読んだ漫画の文庫本になったのを大人買いして
寝る前に読む程度。

冬は編み物に没頭してることが多かったり
通勤の電車で年末のLIVEを思い出して
音楽聴いてることが多いからかしら。

きっともう少ししたらまた活字中毒になると思うんだけど。

よいお年を♪

今年は新しい作家さんにも出会え、
本読みとしては充実していたかも

そんなこんなで今年もありがとうございました<(_ _*)> アリガトォ
また来年もよろしく御付き合い願います。
よいお年を

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか/関裕二3

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)
著者:関 裕二
販売元:実業之日本社
発売日:2008-11-28
おすすめ度:2.5
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たまにはこんな本を読んでみます(-m-)ぷぷっ

元々古代史に興味があって、
どうやって日本という国が出来上がったのか
深く深ーく追求したいという思いがある。

余談ではあるけれど、
もし、今大学生になれるならば
是非にも考古学を専攻してみたい。
しかも日本の古代専門で。
ってなくらい好きです。

黒岩せんせの作品を読み漁っていた時、
自然とこういう日本古代史探求本みたいなものに
引きこまれ、ちょこちょこと読んだりw

この関裕二さんという方は、
そんなあたしの欲求と同じ時代を興味深く追求している。

が、何ていうんだろう・・・
『あなたはUFOを信じますか』とか
『あなたは神を信じますか』みたいな
かなり偏った物のいい方をするんだなぁ・・・

ある意味面白いし、これが真実なのかもしれんとも
思えるんだけど、何か胡散臭いのだ(-m-)ぷぷっ
文章の語り口のせいだと思うんだけどねw

この本も如何にもってな感じの持って回った言い方で
頭の中がぐるぐるしちゃうくらいややこしい。

しつこいほどに『拙著で語っているのでここは簡潔に』と
いう言葉が出てくる。
つまり気になる『その部分』を知るには
その『拙著』を読まなければならない

ま、要点をいうならば
これまでの日本書紀の常識である
『天武のために書かれた天武賞賛の歴史書』ってのは
間違いで、『天武』と『その近習』、『血筋』を憎む者が
わざとそれを抹殺して自分の都合のいいように
神話の時代からある程度のからくりを用意して
歴史そのものを改竄したのだ
そしてそれは何故なのかってなことを分析した本
ってとこですかね

一回読んだだけではいまいち納得できないとこも
多々あるのですぐに頷けないのだけど
なかなか興味深い内容ではあったかな。

白い息-物書同心居眠り紋蔵-/佐藤雅美5

白い息―物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)白い息―物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)
著者:佐藤 雅美
販売元:講談社
発売日:2008-02-15
おすすめ度:4.5
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内容(「BOOK」データベースより)
紋蔵が深川の元締め殺しの背後にある事情に心痛めていた折り、
例繰方での経験を生かして、将軍の御前で裁きを披露する
「吹上上聴」で扱う事件に、先例がないことを確かめてくれと頼まれた。
が、先例を知っていた紋蔵は苦慮の末に逆転の手を閃いて…。
定廻りに任じられた紋蔵の葛藤を描いた好評短編連作。

念願叶って定町廻りとなった紋蔵
初めのうちは定廻りのしきたりに慣れなかったものの
引き継いだ岡引ら総勢70人を従えて大活躍

この作品でわかったことだけど、
三廻りの人って特殊な髪型、服装だったのね。
奉行所の人は全員同じかと思ってたので
細かな説明がされていてちょっと驚いた。
文字だけではわからなくて想像できなかったのだけど

それとこのまま定廻りでいったら
『物書同心』じゃなくなるんじゃと思ったら、
これは役職名で部署とは関係ないことも読んでて判明。
物語としてだけじゃなく、江戸時代の辞典のようだわ。

そしてこの作品の最後「白い息」で
またしても一波乱があり・・・
今後もまだまだ目が離せそうにない紋蔵であります。

で、紋蔵シリーズの文庫本はここまで。
本屋に行く機会があったので単行本を探したのだけど
見つからず・・・・
う〜ん、残念。

四両二分の女-物書同心居眠り紋蔵-/佐藤雅美5

四両二分の女―物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)四両二分の女―物書同心居眠り紋蔵 (講談社文庫)
著者:佐藤 雅美
販売元:講談社
発売日:2005-02
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内容(「BOOK」データベースより)
隠売女(売春)の罪で三十六人が検挙された。
彼女らに前代未聞の刑“吉原送り”が敢行されようとしている。
しかも、奉行所は彼女らを入札で吉原者に値をつけさせて、
その金を御金蔵に納めるという。
世間の非難を浴びるであろう刑に反対する紋蔵は一計を案じるが…。
表題作「四両二分の女」ほか全八編収録。

紋蔵ファンならこれははずせない作品だろう。
この作品の最後の最後はとても大事だ。
ここまで読んできたものならば、ある種の感動を得ると
言ってもきっと過言ではないと思う。

何故かはわからないけど、
この作品を読んで宮部みゆきの『ぼんくら』『日暮らし』の
平四郎を思い出した。
どうしてかなぁ?w

ついでにこの文庫本から文字が若干大きくなってるw
どうしてかなぁ?w


次の『白い息』で文庫本は終わり。
好きな作家の直木賞作品を読もうと
佐藤雅美の『恵比寿屋・・・』と北原亞以子の『恋忘れ草』を
控えているのだけど・・・・

あんまりにも紋蔵が好きになってしまったので
単行本で出ちゃってる紋蔵シリーズの続巻も
買っちゃいそうな勢いだ。
( ̄~ ̄;) ウーン

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