お友達に誘ってもらった舞台だったんですが四季のストレートプレイに歌舞伎をたしたような舞台でした。様式美というか。すごく綺麗で最後の最後に美しさに泣くという貴重な体験をしました。

てっきり、フランスのお貴族様の物語だと思っていたんですがめちゃめちゃ和風演出でビックリしました。
あと、台詞がみなさん歌舞伎みたいでかっこ良かったです。ああ、こうゆうの演出っていうんだな・・・となんだか感心してしまいました(偉そう)
一面の白い花畑と枯れた木のセット、2帖程の畳、シラノの物語を描く作家と
物語の中のシラノが重なるお話で、
最初、傘を持って現れる主人公が刺客と切り合うんですが、畳の場所に入ってからは刺客と主人公は場所が完全に離れてそれぞれで殺陣をするんですね。
ということは、最初の現れた時点は「シラノ」畳の中は「作家」なのかなぁ・・・とか。まだ、半分も理解出来てなかったりですが面白かったです。

あ、アスペクツのあのシーン本当に台詞もあのまんまで出て来て
それがなんか嬉しかったです。
シラノもクリスチャンも臆病だけど良い奴だよなぁ・・・と。
ヒロインのロクサアヌはなんだか可哀想でした。
理想に恋しちゃった女性というのかな。
なんとなく純愛だけどあの三人は本当に恋をしていたのかなぁと
そんな事を考えました。なんて言うかみんなして恋に恋し過ぎでした。
とちゅうで、オペラの椿姫の音楽が流れるのも印象的でした。
最後に全てが明らかになるもクリスチャンとの友情から全てを否定して
死んで行くシラノと雪とも花ともとれるものすごい量の紙吹雪が綺麗で

嘘も真実も綺麗も汚いも関係なくただすべてを真っ白に覆い尽くす雪は
男の心意気ですべてを飲み込んだシラノの心なのかなぁ・・・とか
考えて勝手に泣いてました。もちろん、全部妄想解釈です。(あいたたた)

途中、娘芸者が剣客(?)を接待(?)してるような場面があるんですが
ミニ丈着物がめちゃ可愛いのと芸者さんたちが机の上で傘を持ってそれぞれのポーズで静止するところがあるんですが、本当にぴくりとも動かず本当に綺麗で感動しました。
舞台転換の女中さんたちも高速すり足で行ったり来たり、アンサンブルさんはこれ相当しんどいだろうな・・・と(何その感想)

山賊ではしゃぎ過ぎたこともあり長ゼリフでちょっとグラグラもしましたが(おい)
面白い舞台でした。また、機会があったらこういう舞台も観てみようと思います。