2017年11月01日

ヨハクノート「HAMLET be」

 先日、konya-galleryで上演された東京の劇団ヨハクノート「HAMLET be」の福岡千秋楽に、アフタートークのゲストとして呼んでいただいた。
 
 アフタートークのゲストというのは、ある意味賭けみたいなもので、作品が面白くても、面白かった以外に言うことがないと何喋っていいかわかんないし、作品がつまらなかったらもう何喋っていいか分かんないのだけど、前回ヨハクノートの福岡公演を見た時は、面白い上にしゃべりたいことがたくさん出てくる作品だったので、今回も期待して、ゲストを引き受けた。
 
 ヨハクノートを主宰している臼杵君は、元々福岡で高校演劇をやっていて、大学で東京に飛び出していったパターンの人だ。高校の時からいろいろと僕に構ってくれている素敵な後輩だったのだけど、東京に行って、素敵な演劇人にすくすくと育っている。
 
 だいたい、高校生のときに僕に構ってくれる素敵な男の後輩はだいたい全員東京に行ってしまう。矢ヶ部も伊藤も松野尾も古賀も西もである。自分のせいにしたくないので福岡のせいにするが、そんな中、臼杵君はきっちりと「東京に行って正解だった」ことをツアーという形で報告をしてくれる頼もしいやつなのだ。そしてアフタートークのゲストに呼んでくれる可愛いやつでもある。
 
 なにを持って正解とするかだけど、臼杵君の場合は、「君のやりたいことをちゃんと引き受けてくれる俳優に出会えているのは東京だからだろうね」と思えるところだ。今回は女優三人だったが、全員よかった。この三人ならツアーに行ける!と厳選したのだろうな、と思う。

 臼杵君は、あの若さできちんと自分の演劇について言語化できてて、本当にいつまででもしゃべっていられる。僕の10年前とは大違いだ。一番すごいのは、ふわっとしてるところはちゃんとふわっとしている、ということだ。

 自分の反省をしていたら、作品について書く時間がなくなってしまった。
 落語的でもあり、漫画のコマ割りのようでもある三人のシンプルな居ずまいに、不在だからこそくっきりと浮かび上がってくる「主人公ハムレット」の影響力に周りが狂わされていく様子がよく見えた、と思う。そして、ハムレットは謎解き劇でもあるのだな、と思った瞬間があったり。改めてハムレットを読み直そうと思ったのだった。

東京公演、成功をお祈りしております。あと臼杵君、今度どっかでご飯行こうね。アフタートークでもらったギャラ、どう考えてももらいすぎだから、おごります。


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2017年06月22日

高校生のための俳優ワークショップ、終わりましたありがとう。

ここんとこ、高校演劇部の皆さんとつながる機会が増えている。
つい先日、うちで主催した「高校生のための俳優ワークショップ」が終わったばかりだし、戯曲講座の課題が次々届いて添削して返信したところだし、来月25日の「福岡地区高校演劇部合同自主公演」にもお呼ばれしている。先輩風がびゅーびゅー吹いている。

俳優ワークショップでは、僕と木村に加え、バカダミアンから重松輝紀さん(以下、しげさん)にゲスト演出家として来てもらい、それぞれチームを作って創作、発表をした。僕と木村は同じ劇団に所属しているが、俳優へのアプローチの仕方がだいぶ違う(と、思っているけど当事者なので、傍から見ればそうでもないかもしれない)し、出来上がってくるものも結構わかりやすく違うのだけど、さらに違う感じを、ということでしげさんを呼んだ。結果、3作品とも、目にも耳にも違いの分かりやすい作品となってよかったなーと思っている。

とにかく思うのは、演劇にはひとつの正解があるわけじゃない、ということを、いかに肌身で感じてもらうか、だ。

自分が学生の頃を思い返して思うのだが、学生の時に出会う大人は、とんでもない影響力を持っている。演劇なんていう得体のしれないものはなおさらだ。「僕たちの言うことやることが正解で、他は間違いだから、あの劇団とあの劇団は観ちゃだめだよ」なんていう言い方で、かんったんに彼らを洗脳できてしまうと思う。まじで怖い。
非・売れ線系ビーナスは、会話劇からミュージカルまで、社会派からナンセンスまで、どちらかといえばいろんなジャンルの作品を作ってきたつもりだ。学生と接するとき、そこがうちの強みだと思っている。劇団としてはカラーを出しにくいのでちょっとマイナスなところもあるけど。
だから、こういうのがやりたい!という声を大事にしたいし、そのための方法を今後も一緒に考えていけるような先輩でいたいと思う。どんな作品でも、それが本当に自分たちのやりたいことなら、いいんだと思う。
その第一歩として、今回は、大人の演出家がそれぞれ面白いと思うことに付き合ってもらいました。いかがだったでしょうか。
高校生の皆さん、参加してくれてありがとうございました。また企画しますので、ぜひ。


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2017年05月22日

アラビックヤマトの件でお騒がせしました。

アラビックヤマトと聞いて、何を連想しますか?

先日、このような質問をツイッターにて投げかけたところ、1分もしないうちに3名から「のり」と返事が返ってきた。
なんでこんな質問を突然したのか、についてのお話。

うちの嫁は司会業だ。色んなイベントで司会をしている。
ある日、とあるイベントにマジシャンが数名ゲストとして呼ばれていたそうだ。
その中の一人の芸名が、アラビック・ヤマトと言った。
「変な名前だよねー」という嫁に対し私は、
「やっぱり、何かと何かをくっつける、みたいなマジックをするのかね。」
と聞いた。すると嫁が、きょっとーんとした顔をするので、
「いやいや、だって名前がアラビック・ヤマトなんでしょ?」
「は?」
「だって、アラビック・ヤマトって、のりじゃん!」
ここまで言っても、嫁はピンとこない。そこでスマホで画像を検索して見せると、ようやく
「ああー」と納得の声をあげた。あげたがその後、のりの商品名なんかいちいち覚えてないよ普通、とか言い出したので、冒頭の、ツイッターでの質問となったのである。

そのマジシャンだって、「アラビック・ヤマトって、のりですよねwwwうけるwww」みたいなリアクションを期待して名乗っているに違いないのだ。司会者が「のりの商品名なんかいちいち覚えてない」と知ったら、出る鳩も出なくなってしまうのではないか。
ただ、嫁曰く、アラビック・ヤマト君は、19歳の色白美少年らしいので、案外師匠に適当につけられたのかもしれない。





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2017年04月05日

気が楽

土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」にかなりグッときた。
ほぼ日刊イトイ新聞で対談記事もあがっているので是非読んでほしいんだけれど、
ようするに「一汁三菜が和の基本とかいうから毎日の献立に悩む人がいるのだ。ご飯炊いて、あとは具沢山の味噌汁作ったらそれで十分じゃないか」という提案である。
私も主夫として毎日の献立に結構悩んでいたので、かなり気が楽になった。
で、さっそく取り入れた。味噌汁をちゃんとつくればあとは納豆くらいでいいや、と考えることにした。そしたら不思議なもので、味噌汁を作った時点で、あと一品くらい作るか、という気持ちになる。
今日はもともと、菜の花とシーチキンの炊き込みご飯を作ることにしていた。菜の花をゆでた時点で、炊き込みご飯に入れるにはちょっと多かったので、これを味噌汁の実にしようと思った。菜の花だけではなんなので、実家からもらってきたえのきも冷蔵庫から出してみる。すると、使いかけのニンジンが目に入る。ニンジンとえのきと豚肉で炒め物にしようかな、と思いはじめる。
一汁一菜でいいと思うことで、結果、はじめに想定してなかった野菜炒めを作っている。

これ、普段の生活にも応用できそうだ。
トイレ掃除だけしよう、と思っていざトイレを掃除すると、ついでに洗面所も片付けるか、と思い、洗面所がきれいになると脱衣所の床に掃除機がかけたくなり・・・というぐあいに。
仕事も、15分だけ頑張ろう、と思っていれば、20分くらいは頑張れるかもしれない。もっと頑張らないかんけど。


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2017年02月20日

吉富町のキセキ

福岡県だより3月号の最終面は、福岡の地域イベントを紹介する「おでかけクリップ」というコーナーなのだが、
そこに、「よしとみガールdeマルシェ」というイベントが紹介されていた。
「よしとみ」と名の付く女の友人が二人ほどいるので目に留まったのだが、吉富町、という福岡の西の果てにある町の駅前イベントだった。
説明文には、

「女子集客の町プロジェクト」が本格始動。飲食ブースや雑貨販売など、出店多数。

とある。
吉富町には、そんなにも女子がいないのだろうか。プロジェクトの概要はともかく、女子集客を目指すなら「よしとみガール」という名称もうなずける。踊れブンブンよしとみガールである。きっと吉富町に住んでいる数少ない「よしとみガール」によるマルシェなのだ。女の子がすきなものが、エッグ・ベネディクトとか、ベネディクトカンバーバッチとかが並ぶのだ。

と、ここで、わざわざ文字を小さくして注釈があるのを見つける。

ガール(gare)・・・仏語で「駅」の意

・・・なんだろう、この気持ち悪さは。よしとみガールとは、吉富駅、のことであったのだ。って、そんなの誰が承服できる?。だって、「女子集客の町プロジェクト」なのだろう?なんでわざわざフランス語で、わざわざ。
と、ここで私ははたと気づいたのです。これはきっと、「カワイイ区」の二の舞を踊れブンブンしないための、苦肉の策なのだと。


午前4時。吉富町役場の会議室には、疲れ果てた産業建設課のメンバーが夜食のおにぎりを食べていた。女子の少ない吉富町がついに本格始動させた「女子集客のまちプロジェクト」。その第一弾として行う駅前イベントの名称がなかなか決まらないのだ。
「やっぱり、マルシェって単語は外せないと思うんですよ。博多駅前でも、マルシェって名称でやってるし」
比較的元気が残っている奥田が言った。
「マルシェはいいんだよ、マルシェは。問題は、女性に来てほしいって部分をどう盛り込むか、なんだから」
そう返したのは、先月双子が生まれたばかりの金井だ。寝不足らしく、何度もあくびを繰り返している。
「だから、ガールdeマルシェ、でいいんじゃないんですか?と奥田。
「ガールは英語で、マルシェはフランス語だろ?なんか、ごちゃっとしてるなあ」
留学経験のある坂崎が、スマホをいじりながら言った。
「じゃあ、フランス語で女の人ってなんです?」と奥田。
「ファム、フェミニン、マドモアゼル・・・」
「なんか、ピンとこないですね」
そこで、最年長の箱宮が、食べ終わった手を拭いて立ち上がった。
「そもそも、イベント名にガール、とつけるのはどうなんだ。ガールと呼ぶには年齢が上の人たちから、クレームが来るんじゃないか?」
「でも箱宮さん、我々はガールと呼んで差し支えない年齢の人たちに来てほしいわけですし・・・」と奥田。
「だから、それが透けて見えてしまうとクレームの対象になりかねない、と言っているんだ」
「カワイイ区も、たった4人のクレームでマリコさま、いなくなっちゃいましたもんね」
金井の言葉に、全員言葉をなくす。
その沈黙を破ったのは、坂崎だった。
「そういえば、フランス語で、ガール、という単語があります」
「意味はなんです?」と奥田。
「駅だ。今回のイベントは駅前で行う。だから、あくまでも、駅前で行うマルシェですよ、という意味で、ガールde
マルシェ、とすればいいんじゃないか?」

デーデン デーデン (料理の鉄人のテーマ)

今まであくびを繰り返していた金井の目に、光がともった。
「それだよ坂崎!ガールと聞いてフランス語の駅って意味だな、なんて思う人はいないから、ガールたちに来てほしいという意図が十分に伝わる。更に、クレームがきたら、あくまでも駅という意味なんですと説明すればいい。最高じゃないか!!!」
「坂崎!やっぱり留学経験のあるやつは違うな!」
箱宮が坂崎を抱きしめる。
窓から、うっすらと朝日が差し込む。彼らの今日は、まだはじまったばかりだ。



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2017年01月27日

つくば市ってどんなところなのか。思い出せるだけ。

つくば市って言われても?な方も結構いらっしゃるかもしれませんが、
「筑波研究学園都市」という言葉を、社会の授業で聞いた方もいるんじゃないでしょうか。
僕のいたころはまだNASDAと呼ばれていた、今でいうJAXAがあるところ。
「宇宙兄弟」で登場したのでそれで知ってる方もいるかと。
あとは、筑波山という山がありまして、ガマの油が有名です。

今回「些細なうた」を公演するノバホールは、つくばエキスプレスの「つくば駅」から徒歩3分という、めちゃくちゃ交通の便のよいところにあります。なお、東京の秋葉原からつくば駅までは、だいたい1時間かからないくらいだそうです。福岡からだと、小倉に芝居観に行く感じですかね。交通費もそのくらい。

僕が住んでいたころは、研究所と公園とショッピングセンターと学校だけがある街でした。もうちょっとあっただろうと思いますが、中学生の行動範囲なんでそのくらい。松代というところに住んでいましたが、へびやま公園はまだあるのかな。松代ショッピングセンターに、エビが丸ごと一匹入った餃子食わせる餃子屋があったんだけど、もうないかな。本屋もあって、当時はまだ規制がゆるかったので、エロ本読み放題だった。

僕のことを知っている人がどのくらいつくばに残っていて、どのくらいの人に情報が行っていて、どのくらいの人が来てくれるのか分かりませんが、できるだけたくさんの人に会いたいな。もちろん、僕のことを全く知らないって人にもたくさん来てほしいです。

非・売れ線系ビーナスレパートリー公演第一弾
『些細なうた』  脚本:田坂哲郎 演出:木村佳南子


■あらすじ■
「しあきたし、ぜつぼうごっこはやめにしておとといからの食器を洗う」
今年で30になる男、カゲフミは、数年前から実家の外に出られない引きこもり状態が続いている。 家族に支えられながらもウツウツとした日々を送るカゲフミはある日、インターネット上に発信された笹音という 歌人の短歌と出会う。知らない誰かの言葉に、まるで一本の蜘蛛の糸のような救いを感じるカゲフミ。蜘蛛の糸は、 やがて折り重なり、カゲフミを包んでいく。

■出 演■
大竹謙作(あなピグモ捕獲団)
岩城朋子(語り芝居)
福澤究(office・SUN9)
ケニー/ぽち/田坂哲郎

■つくば公演■
日 時:2月11日(土)18:00 / 12日(日)13:00
※受付開場は開演の45分前、開場は開演の30分前です。

場 所:つくば市立ノバホール 小ホール

料 金:一般前売 2500円(当日500円増) U-25割 1800円(当日同料金)


ノバホールへの行き方

電車の場合


つくばエクスプレス「つくば駅」下車 A3出口より徒歩3分
※秋葉原―つくば駅間 1,190円(2015/2/26現在)



車(常磐自動車道)の場合

1.桜土浦ICより約15分、つくば方面へ
2.2つ目の歩道橋のある交差点(大角豆(ささぎ))を右折して東大通りを北へ約3km
3.途中片側2車線から3車線になってから3つ目の交差点(学園東)を左折
4.2つ目の交差点(大清水公園前)の右手奥に見えるのがノバホールです。
※お近くの有料駐車場をご利用ください(駐車料金の割引サービスは現在実施しておりません)



高速バスの場合


東京駅八重洲南口高速バス5番乗り場より毎時20分(または30分)間隔で運行中
「つくばセンター行き」つくばセンター下車
※所要時間約70分 料金1,180円(2015/2/26現在)
※交通状況によっては70分で到着しない場合がありますのでご注意ください。
※高速バスの詳細については関鉄学園サービスセンターまでお問い合わせください。
TEL:029-852-5666



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2017年01月18日

この年になったから思うこと

戦争が終わったのが昭和20年で、僕が生まれたのが昭和58年。
たった38年前の出来事だったんだ、終戦って。
映画「この世界の片隅に」を観た後しばらくして、ふと思った。

たった38年前、なんて、10歳の時には思わなかっただろう。
これは、僕が今33歳だからそう思ったのだ。
あと5年で38歳になるわけだが、これはもう遠い未来じゃあない。
いや、もしかしたら社会は激変するかもしれない。5年前には想像だにできなかった世界が確かに今あるから。でも、僕自身はどうだろう。結婚したりして生活は変わったが、中身はさほど変わってないような気がする。
というか生まれてたった33年、多少なりとも大人になったか?そして、今から5年後、少しでもましになっているのか?うーん、どうだろう?というような意味で、たった38年、だ。

「この世界の片隅に」ですずが慟哭したあの日から、たった38年と4日後に、僕は沖縄で生まれたのだ。
そしてそれからまだ、たった33年しかたっていない。



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2016年12月31日

2016年、気づいたこと。2017年、思ってること。

今年、いままでと変わったのは、愚痴を言うようになったことかもしれない。
いままでも言ってたかもしれないが、意識的に言うようになった。
決してネガティブな意味じゃなくてね。
あ、愚痴ってもいいんだな。と思う瞬間があったのだ。

なんか、愚痴っちゃいけないよなあ、と思うことが多かったんだけど、
それは突き詰めると、愚痴るようなことだと思っちゃいけない、という我慢を自分に課していることでもある。
「恋人にそういう負の感情を抱いちゃいけない」
「好きな仕事をやらせてもらってるのに不満に思ったら贅沢だ」なんてね。
僕は意外とそういう「誰も得しない戒め」をしてしまうタイプなので、
それでストレスをためていることも結構あったのだ。

愚痴ってもいいのか、と気づけたら、なんだかものすごく楽ちんになった。
愚痴ったって解決しないよ、という人もいるけれど、どうしたって解決しないことはある。
解決しなくたっていいことも、世の中にはあるだろう。

ただ、愚痴る場所と人には気をつけなくちゃいけないと思う。
ツイッターなんかに安易に愚痴っちゃうと、予想以上にとんでもないことになったりするから。
そういえば今年は、「大通りで叫んでもいいことだけを書いてるつもりでも、事故は起きる」
ということを学んだ年でもありました。

愚痴るときは、愚痴る相手の顔を見ながら、というのは鉄則だと思う。
なぜなら、他人の愚痴は珍味だからだ。
おいしく召し上がれてるか、様子を見ながら出していく必要がある。

僕の場合、愚痴らせてくれる友達がいたことも大きかったと思う。
この場を借りて、ありがとね。
来年も、愚痴りあいましょう。

しかし、愚痴って言葉、すごいね。おろかで、しれてるだって。
おろかでしれてる皆さん、来年もよろしくお願いします。
今日のブログ、60パーセントくらい糸井重里を意識してみたんだけど、いかがか。


ちなみに来年のテーマは「聞いちゃダメ」です。欽ちゃんのやつね。なんでかは、聞いちゃダメ。



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2016年を手帳で振り返る残り

4月。

2日、井尻謎解きイベント。井尻のアイドルhipS Shipとのコラボ企画。もうできないんだなあ。
7日から10日。1/4。二時間に及ぶ交渉の末。若い人たちに混ぜてもらって楽しかった。
22日から24日。ムゲン公演。「爆走里見八犬伝」40人くらい出てた。とにかく大変だった。
ほんとは熊本YMCA学院の授業が4月から始まるはずだったんだけど、地震の影響で中止に。スケジュールにバッテンしてあるのが生々しい。
28日JealKBのライブ。今年は「一曲も歌えない」ライブによく行きましたが、そのひとつめ。

5月。

暗殺、って書いてある。暗殺教室からの脱出やってたんだね。USJのゾンビ行ったり、心斎橋OPAのコナン君行ったり、謎解きウエディングの司会をはじめてやらせてもらったり、謎多き月。USJで遊んだ翌週に祖母の葬儀でまた大阪に。前週に大阪旅行したおかげで、ギリギリ生きてるうちに会えたのよね。

6月。

愛・地獄博の稽古真っ最中。物販CDのセトリについての走り書きがあったり。アクロスでコラボアートQ観たり、14+のサンゲツキ観たり、engelで「二万七千光年の旅」観たり。20日、ようやく我が家の脱衣所にのれんがかかったのでした。

7月。
愛・地獄博。それと、まどかぴあで小学生向けの謎解きイベント。ガラパと一緒に作ったの面白かったな。
9日には高校生向けに戯曲講座もやっとる。

8月。
逆転裁判。あと、アジトオブスクラップ福岡天神オープン。割とオーディションとか多い月だった。

9月。
サンセットLIVE!グループ魂。今年行った、曲を知ってる唯一のライブかも。両親の還暦祝い。名古屋のうりんこ劇場で、「名探偵山田コタロウ×ナゾトキシアター」これ今年やれて本当によかったことのひとつ。
末から10月にかけて、飛ぶ劇場「RRR_R」福岡ゲスト出演。ゲストじゃなかった。

10月。
ロゴスでcrossfaith。めっちゃ首振った。夜の魔王城からの脱出。高校演劇地区大会の審査員。

11月。
キビるフェスの記者会見。エレガントの合同公演「海賊船のアリス」ようやく手ごたえ。

12月。
舞台転換ワークショップ。めっちゃ芝居観た。「驟雨」「三代目、りちゃあど」「はたらいたさるの話」「月ろけっと」「梨の礫の梨」「クリスマス・キャロル」いい舞台も、そうでもない舞台も。

前半めっちゃ忙しくて、年末だんだん忙しくなくなっていく、そんな一年でした。来年も、とりあえず前半はめっちゃ忙しいので、ゆっくり年を越します。総括は、また、ページを変えます。


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2016年12月30日

2016年を手帳で振り返る1月から3月

今年は、ちょっと大きめの手帳を使おうと思い、結構ちゃんとした値段の手帳を買ったのですが、結局いつものように、マンスリーのところしか使いませんでした。なので2017年は、100均で買いました。
そして、たった今、2016年の手帳が、壊れました。役目を終えたのでしょう。

1月。

4日5日に、ムゲン「名もなき、青」って書いてある。今年は1月4日のこれからスタートしたんでした。なんかすごい昔のことのよう。新年早々見に来てくださった方、ありがとうございましたほんとに。
なお、6日はいいひとの稽古。7日はそう遠くないの稽古。1月忙しかったんだな。よくぞ体壊さず乗り切ったよ。福浜小学校にワークショップもいってるし。更に、14日はくまもときらら。「半分恋人」の稽古場に遊びに行ってる。元気だなー!21日から北九州芸術劇場で「いいひと」24日大雪が降ったんでした。29日は熊本でポペンク企画。30日はサンマリノ城からの脱出。これ、今年のリアル脱出ゲームナンバーワンです。

2月。

8日9日がそう遠くない佐世保公演。18日から23日までが福岡公演。佐世保に行けたのは本当によかったです。ギリギリまでチケット売れなくて死にそうでしたけど、ふたを開けてみると満席で。劇団鳥のすのちゃなみとにゃりとにあえたのもうれしかった。その間にも、12日は東市民ホールの見学行って、夜はまどかぴあの謎解きイベント打ち合わせ。最終週だけ急に白さが目立つのは、ようやくひと段落したんだと思われます。

3月。

5日はヨハクノートのアフタートーク。さきに椎木が決まってて、うらやましいと呟いたら臼杵君が気を遣って誘ってくれたのでした。11日に「1515ソラリアケーバイ」って書いてあるの、何だろう・・・?
13日に劇トツ×20分。おしくも総合2位でしたが、ようやくお客さんと分かり合えた、という感じがしました。過去2回出て、審査員票より観客票が薄い感じだったので。
エレガントの詰め稽古もあったり、今は亡き1/4「二時間に及ぶ交渉の末」の稽古もあったりして、まだまだ忙しい感じです。

正直これ、皆さん読んでも面白くない気もするんですが、年末だし、備忘録代わりに書きます。




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2016年12月15日

場面転換ワークショップ、やってみて。

 ぽちも言っていたが、思えば高校生の頃、「場面転換」について考える、なんてしたことなかった。ト書きに従って、脚本を頭からなぞるのが演劇の稽古だと思っていた。ただ、僕にとっては、それまで観ていたお芝居のほとんどが暗転のない作品だったことは、作品を創作するうえでかなり影響を与えたと思う。つまり、場面転換するために暗転を使うという発想が、そもそもそんなになかった。
 だから、風の子、うりんこ、あとむ、といった劇団はいまだ演劇を作るにあたっての原風景だ。

 今回、企画側として思ったことは「やっぱり作品を作り始めると、場面転換のことはどっかに行ってしまう」んだなあということだ。ワークショップの後半は「カゲネコ」という劇団きららの池田美樹さんが書いた短編を3チームに分かれて作ってもらったのだけど、演出側は「場面をどう作るか」役者側は「どう演じるか」が最優先事項になっていき、「場面をどうつなぐか」がどんどん抜け落ちていったように見えた。俯瞰する人がいない。「カゲネコ」は、そのまんまやればある程度シームレスな場面転換ができてしまう脚本なので、それを使って作品を作った、というだけでもかなり参加者にとっては発見があったんじゃないかと思うのだけど、じゃあこれを今度、自分たちが書いた作品にどう取り込んでもらうか?というのは、まだまだ企画側にもあと一手必要なことのような気がする。

 まったく見せ方の違う3パターンの「カゲネコ」が観れたのはとっても面白かったし、こんな面白い作品が作れるんじゃないか、いいぞ地区大会もっとやれ、と思った。あの場でも言ったけど、劇団花道の、選挙で新村長が選ばれる場面は本当に良かった。

 高校生対象のワークショップ、せっかくなのでまた視点を変えてやってみたい。どうしましょう。次は、高校生が書いた脚本を本気出して作ってみる、とか面白いかもしれないなあ。




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2016年12月06日

劇団員とサシノミしたら思った以上だった

劇団を主宰して13年。そういえば、劇団員と二人きりで飲む、つまりサシノミ、ということを、誰ともしたことがなかった。
ぽちや木村さんともサシノミはないように思う。
ケニーと二人で飲むことはあるが、それはまたちょっと違う。ケニーは劇団員だが、同時に飲み友達だからだ。
13年劇団をやり、しかも2年間本公演を休むという段になって、急に
「劇団員とサシノミとかした方がいいんじゃねえか」
と思いたったのが今年の7月。
先日ようやく、うちの劇団員、柳暁子とサシノミをした。

7月に暁子に提案したときは、「8月とか全然暇ですよー」という返事をもらっていたのだが、そっからなんとなく俺は別の仕事で忙しく、それが終わると今度は暁子が客演してたりして、まずい、このままでは今年が終わる。と慌てて日を決めた。

柳暁子。高校生の時にまどかぴあの子どもミュージカルに応募してきて以来の付き合いである。当時応募用紙に貼り付けられた写真を今でも覚えているが、相当に芋っぽい。まあ現実も、ザッツ田舎の女子高生、であった。
あれからもう6年。参加していた子どもたちは、モデルになったりアイドルになったりディズニーランドのキャストになっていたりいろいろしている。まだ高校生のやつもいる。
やがて大学生になり、うちに来たのが2013年。入って最初の役は「矢印」。
来年2月からツアーで回る、福岡とつくばと札幌で公演する「些細なうた」の初演が、暁子の初非売れであった。(急に宣伝)
その後は「そう遠くない」で喫茶店のマスターをひたすらにやり続けたので、それで覚えてくださってる方もいるかと思います。

しかし、もともと劇団員のプライベートにくちばしを挟まない俺であるが、ツアーまで一緒に行った割に暁子の印象、と聞かれれば、
福満しげゆきの奥さんに似ている(普通の顔が笑顔になってるところが)。酒を飲むと途端にしゃべらなくなる。どうやらバンギャをしているらしい。ほら、ふわっとしてる。劇団主宰として、これはサシノミする必要がある。

で、博多駅近くの居酒屋で飲んだ。
気づいたが、二人きりだと、割としゃべる。飲んでもしゃべる。大人数で飲むときは、楽してるのだ、こいつ。
おでんの具はもちきんちゃくが好きだという、ものすごくどうでもいい情報を得つつ、どんな男がタイプなの?と切り込んでみる。

「・・・私の事、興味ないんだろうなーって人が好きです。」

突っ伏した。
なんなら、聞き間違えたのかと思った。
「私に好意を寄せてくれる人を好きになってしまう」なら、よく聞く話だ。中学生男子なんか全員そうだ。中学生女子だって大方そうだろう。俺なんか、二十歳過ぎまでそうだった。

「私、自分に自信がないんで、私のこと好き好きって来られると、え、なんで?って思っちゃう」

不幸だ。ハッピーエンドが見えない。いいじゃねえか、好きって言われてんだから。え、なんで?じゃねえよ。その言葉がどういう気持ちで発せられたかはたとえ親子でもわからないなんだから、「好き」という言葉を自分にかけてくれたその行為を受け取るしかないわけで、そのことを喜べばいいじゃないか。

「はあ、あたし、結構こじらせてるんですよ。・・・はい。」





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2016年12月05日

いかにして私は「童貞め!地獄に落ちろ!」に至ったか。

とある日曜日のこと。
雨ということもあり、17時ごろの西鉄電車はほどほどに混んでいた。
帰宅すべく天神駅から乗りこむと、おそらく、高校生と思しき私服カップル。
女の方は手すりにつかまり、男はGUの袋を片手に持ち、反対側の扉にもたれかかっている。
「今日はたくさん歩いたねー」なんて会話から、一日天神をぶらついたのではないだろうか、と想像する。
ふと見ると、お互いにゆるく握られたこぶし。面接のときに太ももの上に置くあの感じ。
で、ひとつめのツイート。

「手、つないじゃえよー!という感じの若い二人の手元をじいっと見ている。その距離、たったの5センチ。女の子は絶対に期待している顔。…あ、でも、キップ握ってるなー。そのキップ、邪魔。おい!女!そのキップ、ウォールシーナばりに阻んじゃってるから!童貞型の巨人には無理だって!」

今思うと、なんで俺がしょっぱなからこんなに興奮しているのかわからん。女!ってあたりに、このころはまだ男を応援する目線だったことがうかがえる。
そして、このツイートから間髪を入れず、

「と、呟いたとたん、女の子がキップをもちかえたよ!思い通じた…って、男!おい男!なんでジーユーの袋を両手で持つんだよ!」

肩が触れ合うほどの距離に立ちながら、決して目線を合わせない二人。お互いに、少しだけ緊張しているのが伝わる表情である。わかるよ、おじさんにはわかる。手、つなぎたいんだろ!?今、女の子の手はがら空き。完全にチャンス。というか、「いいよ」のサインであるよ完全に。なのになぜ、なぜ男は、今まで片手で持っていた袋を両手で?
そして、

「しかも女の子は、空いている方の手をちょっと後ろに置いてるよ!?」

背中の方に、つまり、もたれている扉の方に、すっと手を移動させたんですね。

「これは、他の乗客に隠れて手を繋げるようにしてくれてるんだよ!」

完全におじさんの妄想が爆発してます。

「…ジーユーの袋から手を離せ!!!そんなもん、片手で持てるだろ!」

そうこう言ってるうちに、俺の降り立つべき駅が近づいていきます。

「頼む!あと一駅で俺降りるから!それまでに手を繋いでくれ!」

もはやここまできたら、ハッピーエンドがみたい。
なあ坊主、俺だってそうだった。いや、みんなそうだったんだよ。イチローだって、加藤鷹だって、今の君と同じように、好きな女の子と手が繋ぎたくてチャンスをうかがってるうちに機を逃す経験をしてるんだ。ゲスの極み乙女。の川谷君も、ファンキーモンキーベイビーの加藤君も、みんな最初は童貞だったんだ。だから、もし、君が今日この電車の中で、結局このちょっと釣り目の可愛い女の子と手が繋げなかったら、夜、どんな気持ちで眠りにつくか、あまりにも容易に想像がつく。隣にいる彼女をよく見て。手を見て。キップ、ないだろ?ポケットにも入れてないだろ?城門は開かれている。門番もいない。たった5センチ、手を動かせ。秒速5センチメートルで動かしたって、1秒で済む!

電車、駅に着き、ドアが開く。

「くそ!童貞め!地獄に落ちろ!」




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2016年12月02日

子孫、という意味だそうです。

映画「ディセンダント」を観た。劇場公開ではなくディズニーチャンネルで放送された映画で、DVDを借りた。
まーこれが、とってもよかった。
この「ディセンダント」がどういう映画なのかを、ディズニーのことを全然知らない人たちに説明するのは結構めんどくさい。なぜならこれは、ディズニーチャンネルを見ている人たちに向けて作られた映画だからだ。

ためしに、注釈をつけながらどんな映画なのか説明してみる。

舞台はオラドン合衆国。ベルとビースト(美女と野獣)によって統治されている。ヴィランズ(ディズニー映画における悪役たち)はみなロスト島に閉じ込められ、魔法で封印されている。ベルとビーストの息子、ベンは、「親が悪いからと言って子どもには罪はない。島から開放すべき」として、手始めに四人、オラドンの高校に転入させることを提案します。
その四人というのが、マレフィセント(眠れる森の美女に出てくる魔女)の娘、イーヴィルクイーン(白雪姫の継母)の娘、クルエラ(101匹わんちゃんの山田邦子)の息子、ジャファー(アラジンの悪いやつ)の息子。

だめだ、めんどくさい。だからこの映画、ディズニー映画を一本もみたことない!って人には、正直おすすめしない。なんでオーロラ姫のお母さんがマレフィセントを目の敵にするのか、とか、全然説明がないんだもん。
ちなみに、マレフィセントの呪いから逃れるためにオーロラ姫は生まれてすぐに三人の妖精のもとに預けられたため、オーロラ姫の母親は自分でわが子を育てることが出来なかったためにマレフィセントを憎んでいる。のです。

でもいい。だってこれ、ディズニーチャンネルを見てる人のための映画なんだから。ディズニーが好きな人にとっては完全に世界観が共有できてるところからスタートしてるから、変に説明されるとかえってしらけちゃう。このくらいの不親切さがファン心をくすぐるのだと思う。

市場を限定する、ってことがもっともっと重要視されていくんだろう。

とはいえ、ただのセルフパロディーではない。悪の世界では強大な力を持つ母親に認められたいと思う娘の焦り、悪いことをするのが本当にいいことなのか?という葛藤、親世代の確執による差別。ディズニーがずーっと問い続けてきた(と僕が思っている)「共存はありうるのか」というテーマがここでもきちんと提示されている。

あと、マレフィセントの娘、マルがめっちゃくっちゃ可愛い。


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2016年11月29日

ワークショップで使う戯曲「カゲネコ」について

田坂です。
12月11日、「高校生のための演劇的な場面転換を考える創作ワークショップ」やります。
長いタイトルなんで、場転ワークショップ、と覚えてください。
別に、パネルの上手な運び方とか、箱馬をいっぺんにたくさん持つ方法を創作するわけではありません。
転換している時間もひとつの「場面」ととらえて、どうやったら魅力的な、「場面転換の場面」をつくれるか、を考えたいと思います。あるいは一瞬で場面が変わる方法も、考えてみたい。
で、考えるためのテキストとして、劇団きららの池田美樹さんの短編戯曲「カゲネコ」を使わせていただけることになりました。まじありがたい。
かつて「漂流画祭」で上演され、その後も上通り演劇祭などで繰り返し上演されているこの作品。20分程の中に、演劇の面白さがぎゅぎゅっとつまった名作です。

あらすじ
舞台はとある貧しい村。村長は村を富ますため「生産的な仕事」を奨励します。村長の政策はあたり、村はどんどん栄えていきますが、その代り歌や踊りやお芝居はどんどんなくなっていきました。ある日村長は、物語を食べる不思議なネコ「カゲネコ」と出会います。

場面がくるくると絵巻物のように変わっていくこの作品は、ワークショップの内容的にもぴったりだし、なによりすごくいい脚本なので、ぜひこれを、高校生のみなさんと作ってみたいと思いました。というわけで皆さん、予約、よろしくね。

ワークショップ予約フォーム

追記
「漂流画祭」は、演劇評のフリーペーパー「漂流画報」を発行していたマヤ北島さんを偲ぶ会として企画されました。って、今の高校生は見たことないよね、漂流画報。まとめて本になったものがあるので、ワークショップのときに持っていこうかと思います。休憩時間とかに読めるように。




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2016年11月22日

「高校生のための演劇的な場面転換を考える創作ワークショップ」やります。

来年の2月から「キビるフェス」という、演劇祭が始まります。という話はもうしたと思うのですが、関連企画として、

非・売れ線系ビーナス「高校生のための演劇的な場面転換を考える創作ワークショップ」

やります。
12月11日㈰10時から18時半、場所はパピオビールーム大練習室です。
参加費は500円。
すっごく簡単に内容を言ってしまうと、暗転以外にも場面転換の方法はいろいろあるし、暗転するならするでどうすれば効果的かみんなで考えようぜ!という内容です。
高校生のみなさんよりはちょっとだけ長い時間演劇に携わっているので、その分アドバイスできることはあるかと思いますが、あくまでもワークショップですんで、なにかを教えてもらおう、という気持ちで来ると、あてが外れるかもしれません。一本作品を作り上げたいと思いますんで、県大会も終わってお芝居したくなってるそこのあなた、ぜひ。

で、前述しましたが、これは「キビるフェス」の関連企画なのです。
ちなみに、キビるとは、福岡の方言で「結ぶ」という意味らしいのですが、実は先日行われた記者会見でわたくし、「高校生と演劇祭をキビりたい!」と宣言いたしました。ですんで、関連企画としてこのワークショップを立ち上げているのです。つまり、このワークショップに参加すると、きっとフェスの時になにか特典があるっぽいみたい。(まだ企画中なのでふわっとしていますが、きっといいことがあると思います)

ワークショップ予約フォーム


こちらから予約受け付けております。
皆さんのご参加お待ちしております。







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2016年11月18日

海賊船のアリスには、獏は登場しません。

エレガントプロモーションというところでお芝居を作ってるんですが、僕が担当始めてから3作目の「海賊船のアリス」が今週土曜、つまり明日からぽんプラザであります。明日の19時開演分はまだお席があるそうです、
それから、劇団員の柳暁子が客演している灯台とスプーン「海をわたる獏」は今日からFUCABASEでやっております。タイトル、海つながり。

劇団じゃないところで芝居を作るってことをやらせてもらって3作目。ようやく、作り方がわかってきた感じです。新しいことに対して器用にこなせるほうじゃないので、試行錯誤しながら、なんとかここまで来たな、と思っております。
個人的にアリスモチーフで作品作るのは3回目。最初は、イムズホールでやらせてもらった「クラブ・オブ・アリス」で、次は劇団ニセ外国人の「岐阜市の国のアリス」。そして今回の「海賊船のアリス」。大人になったアリスという主人公は「クラブ・オブ・アリス」とも共通していて、個人的には、あのときに考えきれなかった、表現しきれなかったことをやり直してるところがあります。リベンジ、というと大げさかもしれませんが、ちょっとそういう感じです。
それと、「岐阜市の国のアリス」を見てくれた方だけに分かる共通点もご用意しております。って、ニセ外国人見に来たお客さんが今回の芝居見に来るとは思わないけど。


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2016年11月10日

フェス出ます。

今日記者会見が行われ、情報公開解禁となりました。
「キビるフェス〜福岡きびる舞台芸術祭〜」
(期間:2月18日から26日 場所:ぽんプラザホール/パピオビールーム大練習室)
こちらに、非・売れ線系ビーナス、でます。

本公演じゃない!本公演じゃないよ!(大汗をかきながら)
レパートリーツアー第一弾、と題しまして、あの、「些細なうた」を再演いたします。
再演ですが、俳優もぎゅっと凝縮して6人になり、新演出になります。
ツアーなんで、福岡以外でもやるんですが、それはまた、おいおい発表します。

で、この「キビるフェス」なんですが、フェスなんで、いろんな団体が出ます。
今日はおもにこの話がしたい。

まず!長崎から!
劇団HIT!STAGE×劇団ヒロシ軍!!!!
佐世保の劇団と、諫早の劇団がタッグを組んでのリーディング公演です。
非・売れキッズ(ゴリパラキッズ的な)のみんな!またヒロシにあえる!さちにあえるよ!

そして、東京から三団体!!!
まず、「トラッシュマスターズ」!!!!!!
ついに福岡にあの!トラッシュマスターズが来る!
2011年に演劇賞を総なめにしたあの中津留章仁率いるトラッシュマスターズですわ。
今日初めてお会いしましたけど、中津留さん、でかい!185センチあるそうな。
あと、目がぎょろっとしてる!稽古場で、何言われても怒られてる気持ちになりそう!(失礼)
しかも今回、あの、林雄大と、多田ちゃんと、林田麻里さんを連れてきますぜ!
林君と多田ちゃんの共演て、「アームストロング・コンプレックス」ぶりじゃない?違ったらごめん!

そして、「アマヤドリ」!!!!!
今年、東京でロングランを行い大好評だった「ロクな死にかた」という作品を持ってきてくれます!
アマヤドリは今回で、福岡に3回目の上陸。
主宰の広田淳一さん、相変わらず目がぎょろっとしてる!
今まではツアー用に少人数の作品を持ってきていましたが、今回は10人くらいでくるそうな。
ようやくアマヤドリの群舞が見れそうです!ひょっとこ乱舞!

そして、そして、「劇団森キリン」!!!!!!
うわーーーー!!聞いたことない!
っていじるのは、主催の森山君が年下だからです。
青年団の俳優でもある森山貴邦さん率いる劇団森キリン。森山さんは、元ガラパの松野尾くんに似ています!
今日、日帰りするつもりが、いきなり飛行機が欠航になって、泣く泣く一泊してるみたいだよ!
なんで飲みに誘わなかったんだろう。後悔してます。
森山君、次は飲もうね。

非・売れ線系ビーナスはもちろんですが、他の4作品も全部見てほしい!
特に、森キリンは観てほしい!
きっと、これからブレイクする劇団なので、数年後、「俺は福岡に最初に来た時の森キリンを観た」と自慢するためにも観ておくべきだと思います。

また随時、情報公開して行くので、とりあえず、2月後半、空けといてください!!!!







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2016年10月12日

首肯!首肯!首肯!

首を縦に振りまくってきた。

友達から「crossfaithというバンドのライブに行きたいんだけど、一人じゃ怖いからついてきてくれないか」
というお誘いが来たのだ。
僕は嫌いな音楽があんまりない。その日は用事もなかったし、チケット代をおごってくれるというのでついていくことにした。
crossfaithというバンドは、wikiによれば「大阪で結成された5人組メタルコアバンド」である。youtubeでPVを見たらかっこいい感じだったので、わりと期待していた。
ライブは対バンであった。先に、「BONES」というバンドが演奏していたのだけど、彼らが最後に
「crossfaithのために盛り上がるぞ!」とあおってくるまで、
「この人たちがcrossfaith・・・?いや、BONES・・・?」と思いながら観ていた。ボーカルの髪形がPVとは明らかに違ったが、そういうこともあるだろうし。これがcrossfaithだったとして、これが終わったらもうBONESは観ずに帰る?これがBONESだったら、crossfaithのために体力残しといたほうがいいよね?え、どっち?あああもう!きちんと自己紹介してくれ!!!
もやもやしながらBONESのライブを観終え、次がcrossfaithだということもわかりほっとしながら待つ。この、何分後に始まるかきちんとアナウンスされないまま、お客さんがじっと文句も言わず待つって、演劇だとあんまないよね。5分開演がおくれてもクレームくるもんなー、と友達に言うと、え!そうなの!?と驚かれる。演劇で「ただいまより休憩をいただきます。次の準備ができるまでお待ちください」とかアナウンス流れたらどうだろう。そんなことを考えていたら、crossfaithのライブがはじまった。

あくまでも個人の感想だが、BONESと圧倒的な差を感じた。
こういうライブって、こっちがある程度乗っかって首振って楽しむものだと思っていた。まさか、自然に首振っちゃう、なんてことが起きると思わなかった。もちろん、先発のBONESがしっかり会場を温めていた、というのもあるんだと思う。それにしてもすごい。おそらくほぼ英語詞で何言ってるかわかんないけど、まったく問題ない。変な話、演奏だけでもいい。飛んじゃう!振っちゃう!揺れちゃう!

以下、思ったことをいくつか。

途中で、ボーカルが指を二本立ててぐるぐると回すと、お客さんがぐるぐると会場を走り出した。なにこれ!運動会みたい!!

ボーカルが両手で何かを割るような指示を出すと、客席が二つに分かれて真ん中に空間ができた。モーゼだ!モーゼだったんだ!と思う間もなく、何かのタイミングで左右のお客さんが一斉にぶつかりあう。なにこれ!運動会みたい!!

ボーカルが「全員とべー!」とあおって、曲が終わった時に「みなごろし完了・・・」とつぶやいたのは、クラウザーさん(デトロイト・メタル・シティ)を思い出して笑ってしまいました。

「てめえら全員かかってこいや!」の舌の根も乾かぬうちに「このステージに立たせてもらえたことを本当に感謝しています」っていうの、他のライブでもよくあるけど、笑っちゃう。なにそのツンデレ。

あと、突然夢を語りだしたり、みんなも夢に向かって頑張ってほしい、とかいうの、他のライブでもよくあるけど、なんだかなーって思ってしまう。みんながみんな夢に向かって頑張らなくてもいいじゃない。一応総活躍社会なんて狂ってる。生まれたことに感謝しつつ、日々をのんびり過ごすのも正しい命の使い方だと思うんだ俺は。

また1月だか2月だかに来るそうですが、私はすでに行けないことが決定しているので、気になった方はぜひ。






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2016年10月06日

紅茶の味

何年か前にふらっとはいった別府の喫茶店でご主人に教えてもらったのだけど、
紅茶をティーバックで淹れるときは、色が出たらすぐに取り出すのがいいらしい。
説明書きには数分蒸らせと書いてある場合があるけど、それは普通に茶葉で淹れる場合で、
ティーバックの中に入っている茶葉は出やすいように細かくなっているので、
長くお湯に浸すとかえって渋みが出てよくないらしい。
今まで僕は、その渋いのが本来の紅茶だと思い込んでいた。だから、この渋いのが楽しめないうちはダメなんだ、と思い込んでいたので、それを聞いて気が楽になった。
説明書に書いてあるけど実際は違う、ということが、世の中にはいろいろありそうだ。




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