2009年09月20日

帰らざる人

『古畑任三郎』のスペシャルがあるというので喜んでいたら
イチローが犯人の「フェアな殺人者」の再放送でした。
すでにDVDに保存してあった話なので残念でした。
イチローがメインとは言え、大記録とはあまりに無関係ではないかと
思いましたが、イチローの演技があまりに自然で上手かったので
まあいいかと思いました。
緒形拳さんが亡くなった時も緒形さんが犯人の
「黒岩博士の恐怖」を再放送していましたね。
でも山城新伍さんが亡くなった時は山城さんが犯人の
「奇術師の選択」を再放送していなかった気がします。
あの回は狙ったジュースを飲ませるトリックの場面が見事でした。
手品では「フォーシング」(強制法)もしくは
「マジシャンズセレクト」(奇術師の選択)と呼ばれる技です。

(1)「ジュースを取って」と言う。
(2) 相手が毒入り以外のびんを取ったら手を差し出して受け取る。
(2)'相手が毒入りのびんを取ったら持たせたままにする。
(3) 自分は安全なびんを手にして相手と一緒に飲む。
(4) 相手は自分で毒を飲んだ格好になる。

簡単に言うとこんな感じ。詳細は高木重朗『魔法の心理学』をどうぞ。
手品のトリックを軽妙に紹介した名著です。
毎回、惜しげもなく大量の知識と技を注ぎ込んだ『古畑任三郎』、
復活を切に願います。


そんな事を考えつつひさしぶりにネットにつないだら、
神谷明さんが『名探偵コナン』の毛利小五郎役を降板されるという
ニュースを知りました。
詳細は明らかになっていないようなので、今はただ、聞き慣れた声が
聞けなくなってしまうのを残念に思います。


この日記を載せるべく再びネットにつないだら、『クレヨンしんちゃん』の作者、
臼井儀人さんが遺体で見つかったとのニュースが入ってきました。
これ以上の悪い知らせが入ってくる前に載せておきます。


さて本日のお相手は、今回の記事でイチローだけ呼び捨てにしていた
6月でございました。
「イチローさん」と書くと何か違和感があるのです。
ニックネームに近いからでしょうか。



次回更新までの運勢:吉。
日記を書く余裕は生まれました。判決が先延ばしになっただけですが。
ラッキーアイテム:書いている間も録り溜め続けていたせいで
 録画用ハードディスクが一杯になってきたのでDVD-RW。

m-94_23564 at 23:44│Comments(2)TrackBack(0) 娯楽 | 事件

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この記事へのコメント

1. Posted by ぱとぱとりん   2009年09月21日 04:31
おひさしぶりです。
なんか今年は色々ありすぎましたね……
あと二ヶ月以上も残っているのに……
2. Posted by 6月   2009年09月27日 11:59
おひさしぶりです。
秋の新作アニメあたりで良い知らせを聞きたいですね。

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