2011年09月10日

きみはペット

今日9/10は「知的障害者愛護デー」だそうです。
「愛護」という言葉に、相手を一個の人格を持った人間として
見ていないような、どこか見下ろす目線を感じます。
知的障害のある青年チャーリイが手術を受けて天才的な頭脳を
手に入れた事に始まる悲劇を描いた『アルジャーノンに花束を』の場面を
いくつか思い出しました。

食堂で働いていた精神遅滞児の少年を周りの客が面白がりからかっていた場面。

精神遅滞児の学校でベンチを作っていた少年に、その出来の悪さに目をつむって
チャーリイが「よく出来ている」と言ってしまう場面。

あるいは冒頭の、天才的頭脳を手に入れる前のチャーリイが
勤務先のパン屋でほかの店員からちょっかいを出される
「人気者」である場面も、「愛護」精神かも知れません。




さて本日のお相手は、前回の日記で書いた書き溜めフォルダーの消失に
じわじわとダメージを受け始めている6月でございました。



次回更新までの運勢:吉。パソコン自体の替え時なのかも知れません。
ラッキースポット:アキバ

m-94_23564 at 11:21│Comments(0)TrackBack(0) 社会 | 言語

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