2016年10月18日

Say, NO.

先日のボードゲーム会にて。
遊びたいゲームがあったので、ゲームを探している人に声をかけて「こういうゲームなんですけどやってみませんか?」と内容を説明しました。
すると「大丈夫です」との答え。「内容は知っているので説明は不要です」の意味かと思ったのですが、その人はそのまま別のゲームを見に行ってしまいました。断られたのだと気づくまでに少し時間がかかりました。
これが巷で言われている、「大丈夫」の意味が変容した実例であったようです。

さて本日のお相手は、「ら抜き言葉」は可能の意味のみを表すので尊敬と区別できる合理的な言葉の変化であると言われても、美しくないと思うので使わない6月でございました。
たまに小説を書いている時、若者の登場人物にら抜きを始めとする新しい言葉をどこまで使わせるか悩みます。私自身は、ら抜き言葉はおろか「マジ」も「ヤバイ」もまず使わないので。



次回更新までの運勢:吉。細かい事であっても、それが私のこだわりです。
「こだわる」は「つまらない事に執着する。拘泥。」の意味から「思い入れや信念を持っている」の意味に変容しましたが、この新しい意味に対応する日本語はなかったので、それまであった言葉に新しい意味を与え直したのです。

ラッキーアイテム:らを入れずに敬意を表す一覧表
「食べる」の尊敬語は「食べられる」ではなく「召し上がる」
「着る」の尊敬語は「着られる」ではなく「お召しになる」
「寝る」の尊敬語は「寝られる」ではなく「お休みになる」
「来る」の尊敬語は「来られる」ではなく「おいでになる」「いらっしゃる」

m-94_23564 at 22:35│Comments(0)TrackBack(0) 言語 

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