モモ☆タロのサックス修行日記

不惑過ぎてサックス修行を始めたモモ☆タロのジャズサックスの自習初心者コース、実体験記録。

テナー再入門 こだわりのこだわりの本体アンドMP


あっという間に半年ですよ。ほそぼそとアルト(King Zephyr + Brilhart Ebolin)で練習してます。

ある日、気づいたんですね。スティーブ・グロスマンを聴いていて。
何の曲だったか忘れたんだけどね。
あ、人生もう長くないかもしれない。やりたい音楽をやんなきゃ。

でそのときの思い付きを大切にしようと決めたら再びテナーを
吹きたくなって。でも、かつて入手したものはなぜか某高校のブラスバンド部の部室のガラクタに混ざって帰ってこないことになっており、、。かつてその楽器のおかげでぎっくり腰になったこともあり、、。

で新たにテナー本体入手(ぱちぱちぱちぱち)。
これですよ、大人の趣味は道具から入る。

とはいえ、財政的に贅沢はいえないため、ブランドは追わず、中国製の中古品を徹底的にいじり倒していい音が出るようにしてくれているものを入手。その新品くらいの値段でしたが、実はすごくいい音がします。
長く生きているとときどきこうした「おおっ、出会えたね」という体験もあったりするのです。
本体はアンラッカー仕上げの渋い感じ。でも、手持ちのMPはなんだかフュージョン系のものばかり。

と思ってネット散歩していると、ありましたありました。求めている音、デザイン、材質のものが。

Gottsu Sepia Tone。竹で業界騒然にして最近はメタルもいい感じのもので独自のポジションを獲得している日本の誇るメーカー。
そのGottsuさんから、シリコンゴム製のハイテクだけどヴィンテージサウンドという、いかにも私の好きそうなコンセプトのマウスピースが登場しているではありませんか。

「マウスピースの価格コム」と個人的に勝手に呼んでいる、一人マウスピース比較サイトのeijiさんも絶賛しているし、本家の商品ページにあったサウンドサンプルも、私好み。きゃー。これしかないし。ということで、深夜酔っ払いながらぽちっと。
これが到着しまして、吹いてみました。

おーーっ。楽しい。楽しい。気持ちいい。
いつまでも音を出していたくなる。
ppでも、ハードに吹いても、余裕余裕。
ぼそぼそと語っても、大向こうに声をかけても、しっかり答えてくれる感じ。

こだわりのリペアマンの美意識が吹き込まれた楽器と、新しい素材を日本ならではの手仕事で仕上げたマウスピースの、絶妙なコラボ。
これ、これですよ。旦那。

惜しむらくは、それを吹いているのが私だということだけ。

さぁ、ネックコルクの巻き直しをしなきゃ。
それから他のマウスピースは処分だな。

長く生きているとたまにはいいこともありますよ。
長くサックスを吹いていきたいな、とあらためて思う今日この頃です。

・モモタロ。ここに復活せり。(笑

楽器の基本操作力

何年もサックスを吹いていても、なかなか上達しないのはなぜか?

これは趣味でやっている人なら何度もぶつかる問いなのではないでしょうか。
単純に練習時間が少ない、というのはあるとしても、それだけでもないはず。

練習の「質」が問題なのでは。

そこで、はじめました。楽器操作の基本動作の訓練。
らくに

楽に吹ける!アルト・サックス上達のコツ タンギング・アンブシュア……つまずきのポイントを徹底攻略

サックス関連の教則本は数多く出ているものの、こうした「楽器操作法」を丁寧に書いているものは意外に少ない。呼吸法のイメージ、タンギング、自分の勘違いを知りました。

初心者から抜け出したいが、曲やフレーズの練習ばかりでは壁が乗り越えられない私のような人がいたら、一度試してみてください。私も、効果はまだまだ出ていませんが、いくつも目からうろこのようなことが書いてありました。

道具をうまく操作する。すべての前提ですよね。冬の決意。

御無沙汰です。細々続いてます。

ホントに、今年もそろそろ五ヶ月が過ぎようとしてます。
なんと、半年も書き込んでなかった。

とはいえ、細々と「継続」は力なのかどうかわからないくらいに、細々と続けております。

サックスを吹く機会も実は少なくなっておりましていろいろと変化があった半年です。

とはいえ、上手くなりたい、もっとサックスを吹きたい、という気持ちは続いています。

ぼちぼち、また再開しますので、たまたまこちらを覗いてしまった方、コメントなどいただけると
書き込みの気力も湧くかと思います。

よろしくお願いします。

ぺこり

モモ☆タロ

4度圏にしびれる

スケールの中のフレーズを練習している。
とくに、最近凝っているのが「4度」、「4度プラス2度」。
ゲイリー・バーツを聴くと、頻発している。
でも、バップ系の人たちでは色づけくらいに使っている感じ。

「完全四度」。

Cメジャースケールで見ると、
C→F、D→G、E→A、F→B♭、G→C、A→D、B→E、、。

これを二オクターブの間で上下していると、無調な感じもあり、
空間も広くて、独特の浮遊感がある。

コードに対応させると、1−4が基本だけど、5−1も完全四度。
上記のように、2−5も、メジャーなら3−6、6−9、7−3。
7thコードなら4−7でも使える。

これに、二度(ルートの完全五度)を足してみるとフレーズのもとができる。

たとえば、G-7 / C7 という2小節(Fメジャー)があったとする。
各小節のルートを意識すると、
G−7: G→C+D(→G)なので、GとCとD。145
C7:  C→F+G(→C)なので、C、F、G。
一小節を三つの音で処理してしまう。

また、1−4,2−5という取り出し方もある。
G−7: G→C、A→D
C7:  C→F、D→G
各小節4つの音で対応する。

この方法は、コードの、メジャー、マイナーにかかわらず、使えるところが便利。
コードトーンを追う必要がなところが楽だったりする。

例外は、マイナー2−5のところの「m7b5」。「2」が短二度であることを意識。
たとえば、C♯m7(b5)だと、C♯→F♯、D→G。

曲のタイプとしては、やたらと細かい転調が多く、コード進行が複雑なものは確実に気持ちよくアドリブできる。リズム隊がそれでなくてもコード進行でどんどん前に進んでいくので、細かいコードにとらわれずに、空間をひろくつくりながらアドリブしていける。これなら、テンポが速くても慌てなくてすむ。

こればかりだと、のんびりしすぎるので、クロマチックアプローチや細かいコード進行や転調にあわせた「変化する音」を強調するなどの小技を混ぜていけば、のびのびしたスペーシーなメロディーがつくれる。

というのを意識して、先日アップした曲にあらためてチャレンジしています。来週末は人前で披露の予定。よければ動画アップ予定。こう、ご期待。

人としてオリジナルであること

ジャズというかインプロビゼーションを中心にした音楽は、基本的に「個人」の創造性を基本にしたもので、その集まりの真剣勝負がセッションだったりするわけです。だから、オリジナリティも個人の精進がその基盤だったりするのです。

ところが、はじめから「グループ」による創造性をめざすというのもありだなーとおもったのが、先日リーダーが残念な事故死をしてしまった「E.S.T.」。エスビヨルン・スベンソン・トリオ。

今月号の「JAZZLIFE」に彼らの曲をギターでカバーした人の特集があり、その中でE.S.T.の生い立ちや歴史のレビューもありました。

ピアノとドラムが幼馴染。初めて買ったドラムを友達のピアノのある部屋にセッティングして二人して常に音楽をしてきて、そのオリジナリティを高めていったとか。

たしかに、以前このブログにも書きましたが、グループとしての音楽のオリジナリティに感動したものです。

その彼らの初期のアルバムにセロニアス・モンク曲集があります。
独自のビートとメロディでモダンジャズを作った巨人です。
ピアニストの中でも、昔から大好きな人です。DVDももっています。

というのを思い出していたら、同じ号の「JAZZLIFE」にセロニアス・モンクのピアノを解説していたりして、もー、いきなり「モンク祭り」です。

関係ないですが、「叫び」を書いた画家は『ムンク』です。
倉敷の美術館で彼の絵を見ましたが、これも独自のパワーを感じました。

クリシェを学ぶのも大切ですが、自分の内なる『歌』を歌える人に私はなりたいです。人生も先が短いですから、優先順位を考えなきゃ。

という前に、頭に浮かんだ歌が指を通じて表現できる最低限の『技術』がないと、話にならんということは、重々わかっております。

日々是修行、です。

サイドキー操作の運動障害

月曜日の振り替え休日は、運動能力テストを、一時間半。

サイドキーの操作がまったくできていないことが判明し、その運動障害の克服のためのリハビリ、というか運動機能向上のトレーニングに、励みました。あはっ。

わかる人だけ反応してください。
Dだけとか、Eだけとかならなんとかなるのですが、連続的に音を出すというのが現在の私の運動能力では、ほとんど、無理。というか、できてない。左手の指の付け根や掌をつかって、三つのバーを押し分ける。 そのうえ、指先はGからBまでのキーの上に接触しておいて、即座に反応する。 これは楽器操作の基本中の基本です。それをこの5年の間、避けてきたんですねー。

フラジオのF♯からG、A、Bくらいまで師匠は軽やかに分散和音で吹きながら、 「お楽しみはまだまだあるんだから、そんなところでひっかかっていては」と にやっと冷たく笑います。あはははは。確かに、確かに。私が悪かったです。

音を出すまでもなく、左手と指のポジションを家で時間のあるときに確認しておくこと。 掌が黒くなるまでやること。ふむふむ。

「難しいことほど、力を抜いてリラックスしてやらないと絶対にできない」

確かに確かに。人生の師です。ほんとにあらゆることに当てはまる。 困難なことに対峙した時、力むとろくなことがない。 力を抜いて、力を抜いて、でもサボらず腐らずイメージでとらえて・・・。
軽い感じでやると、「ほら、音までよくなってきた」とな。 ほんとに、余裕のよっちゃん(って古い)でできるときは、音もチャーミング。 この感じこの感じ。

息の圧力で支えましょう。指はリラックスして、必要最小限の五ミリの動きができればいいんだから。
毎日15分トレーニング、でしょうか。楽器をケースに仕舞わずにすぐ手に取れるように。

近頃、めきめきと形成されてきた腹筋。あとは、末端の神経を頭につなぎなおす作業。運動会系、もしくは神経生理学系の、趣味になってきた。

マウスピースの話

先日、某所でアルトサックスを吹いたのですが、直前になって変更したマウスピースについての反省。

Lawtonというイギリスの有名なハンドクラフトのマウスピースを持っています。
著名な技術者だったLawton氏が手作業でつくったメタルマウスピースで、独自の一体型リガチャーとキャップがかっこいいもので、奥行きのあるふくよかな音がします。

メタルなので強く吹くとそれなりに金属的な響きになる様な気がして、本番直前でラバーに変更。
あまり使っていなかったヴィンテージ物の「ブリルハート・エボリン」を使ってみると明らかに柔らかく明るい音がしてそれに決定。それが、結論をいうと、違ってたんですね。

このときは本番直前でもあり、自宅で小さな音を出しながら指の練習を繰り返しておりました。
結果として、ちゃんと本番の音量で音だししてなかったんですね。これが失敗。

本番では、あがりまくったこともあり、キーキーした音になって、吹いていて悲しかった。
決して、リガチャーとリードのセッティングが悪かったわけでもなかったんですけどね。

サックスは、体に近いところから音に影響が出ます。
リード、マウスピース、ネック、それから本体。
自分のイメージした音が出せるマウスピースをしっかり選んでおくこと、それにあったリードを常に用意できること。
その重要性はサックス吹きにとってほんとうに大切なのですね。再確認しました。

天国のロートンさん、ごめんなさい。もっと大切にします。

ジャスト・フレンズ。結婚式ではタブーの曲

某所で演奏する予定の課題曲

二小節ごとに転調するという難曲。コード進行が覚えられない。
とくに、11,12小節のマイナーのところがスムーズに出てこない感じ。

Original Key = F major
for Alto Sax = D major

GM7 GM7 Gm7 C7
DM7 DM7 Fm7 Bb7
E-7 A7 C#m7b5/F#7 Bm7
E7 E7 Em7 A7

GM7 GM7 Gm7 C7
DM7 DM7 Fm7 Bb7
E-7 A7 C#m7b5/F#7 Bm7
Em7 A7 DM7 D7 :||

1,2: Gメジャースケール
3,4: Fメジャースケール
5,6: Dメジャースケール(メロディーを考慮するとF#m7、Eメジャースケールの方があうか)
7,8: Ebメジャースケール
9,10: Dメジャースケール
11,12: Bマイナースケール
13,14: Aメジャースケール
15,16: Dメジャースケール

後半は最後の四小節が変わるだけ。

5,6をEメジャースケールと考えると、3小節目から10小節目まで
二小節ごとに半音下がりで転調していることになる。

Bマイナーは、基本のDメジャーの平行調とみるとよいか。

小粋な小曲、である原曲のキュートな軽さをどんなフレーズで
演出できるかが、肝だとおもっているのだが、こんなに転調しては
突っかかって、軽さの演出もキュートな雰囲気も難しい。

転調をとにかくスムーズにできるようになることか。

なかなか、面白い。やりがいのある課題だ。たのしみ、たのしみ(うふっ)

音楽は「技術」だ (東京ジャズ観戦記)5

今年も行ってきました。「東京JAZZ」
なんだか今ひとつ好みのプログラムがなく、
なんとなく聴いたことない人が多かったこともあり、
本日の夜の部。

19:00〜 上原ひろみ〜HIROMI’S SONICBLOOM
20:10〜 リシャール・ガリアーノ & ザ・タンガリア・カルテット
(guest 寺井尚子vl)
21:30〜 ミシェル・カミロ・トリオ

これがねー。結論から言うと、最近数年の中では、一番の感動ものでした。

とにかく、息をのむ、超絶な技術を持った人々ばかり。
もー、キョーレツです。

上原ひろみのステージは二年ぶりくらい。オリジナルバンドにはギタリストが追加され、これまた、すごい。リズムの変化のキレキレと、ピアノの上を跳ねる指が、会場の大モニターに映し出されるのだが、あまりに速くて映像がブレブレになるくらい。
もー、快感。

ガリアーノさんは、急遽美人のバヨリンおねーさん寺井尚子をフロントに追加して、日本人好みのタンゴの名曲ばかりを熱演。すごくいい音をものすごくたくさんのボタンを右手が踊るようにならしまくり、左指ではベースラインやコードを鳴らす。パーカッションもすごく面白かった。ばりばりのタンゴ。踊りたくても椅子席じゃ無理とあきらめた人ばかり。

この二つのグループを聴いただけで、もうおなかいっぱい。
ピアノトリオが4ビートの曲を二曲やったところで、席を立つ人が目立ち出す。私もちょっと睡魔が。でも、じわじわと聴いてくる超絶のピアノ。カミロさんはつるっとした白人で、手品師のようにピアノの上を手のひらが舞う。ビートが複雑になった頃からもう目と耳が離せない。
アンコールの「テキーラ変拍子(4分の7)バージョン」では会場も一体化。かけ声のところでは、至る処からだみ声の「テキーラ」が。もー、感動もの。

とにかく、音楽は「技術」です。
センスとか、感性とか、好みの前に、それを表現できる技術を持った人のみが、自分の音楽を表現できるのです。それを痛感した、そして、それに感動した一夜でした。

NHK BSハイビジョンで9月13日の深夜から東京ジャズ2008のダイジェストを放送するそうです。見られる人は、ぜひ、上記の三グループに注目してください。

さぁ,日々練習だ。(かけ声ばっかり)

すごい、すごい。プログレッシブ・ジャズ。5

e201eda3.JPGさきほどすごいコンサートを聴いてしまいました。

ところはニューヨーク。セントラルパークの西に面した「Ethical Culture School」という学校の講堂で。久しぶりに、演奏を聴いて体が震えました。涙が出そうなくらい、感動してしまいました。

The Bad Plus

5,6年ほど前から、ピアノトリオニューウェーブと一部で取りざたされていた三つのうちの一つ。
かつて、この場でも書いた、「E.S.T,(エスビヨン・スベンソン・トリオ)」と、まだここには書いていない「MMW」と、この「バッド・プラス」の中で、気にはなっていたけど聞いたことのないバンドでした。

「爆音ピアノトリオ」なんて呼ばれたりしていたので、かつてのロンドン・パンク系の、暴力的な疾走感が売りの音楽かな、とか思ってました。でも、CDを試聴してみると、静かでミニマルなどちらかというと環境音楽的なものかな、とも思っていました。要するに、あんまり期待していなかったんですね。でも、せっかくだからと現地の知人を誘ってチケットを取ってもらったら、なんとやや右側の最前列。これが、効いたー!!

ドラムセットが目の前にある席でした。三メートルほど先のドラマーの一挙手一投足に目を奪われ続けた1時間半でした。すごい、すごい。ものすごいグループ。手数の多さと、強弱のダイナミズムのおおきさが、カラダに直接きました。となりにいた後輩は、ほんとうに涙が出たとのこと。
ラストバットワンの曲では、途中から会場の叫び声が混じり、終わっていないのにもかかわらず多くのスタンディングオベーション。ラストの曲が終わったところで、一階席も二階席も全員がスタンディングオベーション。鳴りやまない拍手。演奏した彼らも感動したようでした。

どうやら「ブルーノート東京」でのライブ盤もCD化されているらしい。
早速取り寄せねば。

人生、一日でも長く生きていると、いいことがあるものですね。感謝。

最高にスピリチュアルな夜。自分の演奏はさておき5

昨日は、ココロの師、F師匠の結婚式/披露宴/二次会に列席させてもらいました。

最高に楽しかった。とくに披露宴での演奏、歌唱の数々、ほんとに感激、感動しました。
過去たくさんの披露宴に行かせてもらってますが、こんなにスピリチュアルな会は初めてでした。
これも新郎の人柄とジャズのスピリッツのすばらしさが生み出すものなのでしょう。
ほんとに、よかったです。みなさまに感謝。

イケメン/クラリネット奏者のYさんと談笑出てたり、スピリチュアルな写真家Nさん親子ともお話しできたり。それ以上に、その人たちの演奏、歌唱がほんとうにココロがあふれていて感動的でした。F師匠の会社生活時代の同期だった演歌歌手の方の「笑ってサンバ」もハッピーでした。新郎新婦二つのサックスでのアンサンブルもかっこよかったなー。はじめて一年八ヶ月とは思えない新婦のしっかりした音と堂々とした演奏には驚きました。深紅のロングドレスに、真っ赤なストラップもかっこよかったなぁ。

私も短い曲を披露しましたが、本番での勝負弱さを露呈しました(とほ)開始前とっても緊張してシャンパンを三杯がぶ飲みして望んだのがまちがいだったかも。カラオケをBand-in-a-boxで作っていって、4コーラス分。そのうち三コーラス目をご挨拶とお話しで埋めたのですが、演奏後に多くの方から誉められました。「あのしゃべりのあとに、すっとテーマに入っていくところがすばらしかった」と。「あのしゃべりと入り方はすごく練習したんでしょう」ともいわれましたが、そこはノリだけです。どうも、演奏自体よりも、演奏としゃべりの構成の妙がうけたようです。これからは演奏で感動させたいものです。がんばろ。ちなみに、私が披露した曲は、「ずっとふたりで」(松風鉱一作)でした。かわいかったでしょ。

二次会では、お話しした方々のほとんどお名前も不明なまま、酔っぱらってオヤジ話をしてしまいました。すごく楽しかったのに、どなたとも連絡先の交換もなく、それが残念です。Fご夫婦を介して、またお会いできるといいなぁと思う次第です。

>Fご夫婦様(私信です)
 また何かの機会にパーティをやってください。千葉でも成田でもとんでいきますから(^_^)

さぁ、あと3日の連休は、練習するのです。クラリネットも、やっぱりいいなぁ。難しそうだけど。

中央線ジャズの醍醐味 Sax Workshop5

SaxWorkshop

(リンクになってなくてごめんなさい。コピペして使ってね)http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=sax+workshop

日本には、アメリカとはちがう、熱いジャズがあるのだ。

Sax WorkShop というグループのライブ版。CD3枚組をじっくり聴くだけで納得するはず。

松風鉱一氏をリーダーに、梅津和時氏、沢井原兒氏の三管の木管楽器をフロントにしたグループ。
ばりばりのアレンジに、それぞれの奔放で知的なソロが熱い。
ピアノの清水くるみ氏も、全盛期のマッコイタイナーを彷彿とさせる圧倒的なソロで聴かせまくる。

これを聴かずに、日本のジャズは、、とか、いえないでしょう。

と強気な発言をしてみたものの、わたしとて先日やっと入手したばかり。
ひさびさに三枚組というのが、うれしーとおもえるアルバム。

そういえば、今月号の 雑誌「Jazz Life」の中でも、「中央線ジャズ」の特集があり、
このアルバムが紹介されていたのを発見。
そうなのですよ、今、こういうのを聴くのがかっこいいのです。

近頃、ピストルバルブというやたらとたくさんの管楽器をかっこいいお姉さんが
吹いているバンドがテレビで人気です。スカパラとかも相変わらず大人気みたいだし。

日本の管楽器インストミュージックにはまる人が増えているのは、うれしい限り。
そういう人には、是非、もっとかっこいい、もっと先鋭的な、音楽があることを知ってもらいたいものです。

一曲一曲が二十分を超える長さでも、ぜんぜん退屈しない、もっともっと聴きたくなる、
そんな音楽をじっくり楽しむのもいいと思います。

さぁ、日曜日はこれをスピーカーでがんがんかけながら、サックスのお掃除をしよう。

春なので、リ・スタート。

長らくの御無沙汰でした。数少ないと思いますが、ウォッチしてくださっている方々、お待たせしました。

サックス修行も五年を過ぎ、進歩もない日々を送っていますが、気分一新、再開です。

◇初心に戻って、いい音を出す。

自己流は悪い癖が付く、とよく言われますが、本当にそうなのです。
先日来、どうも自分の音がバラバラで気持ちよくないと思っていたら、師匠に指摘されました。
唇に無用の力が入って、せっかくの音にブレーキをかけているとのこと。
息を入れようとすると、唇の筋肉が力んでぎゅーっと絞めてしまっていたのです。
それを開放することがまず悪い癖の除去。
これがなかなか。頭でわかっていても、体に付いた癖はすぐにはとれません。
でも、なんとかこの一週間で少しいい感じの音が出るようになりました。

力を抜いて、リラックスしないと、いい音も出ないし、指も動かない。
頭でわかっているだけでは意味がない。演奏とは、下あごの力の入れ方や指先の感触など
微妙な感覚を頼りに、体で行う技術なのだから。

そういわれて、本当にそうだと思うわけです。修行なのですから、素振り百回、理屈より反復、なのです。

◇音程を正しく、音色をそろえる。

古い楽器を使っていると言うだけでなく、音程の調律ができていませんでした。
マウスピースをねじ込みすぎていて、高い音がうわずっていました。
上記のように唇から力を抜いてみると、いままでよりもマウスピースを抜いた状態で、
音程も正しくとれて、その結果、音色まで揃ってきたような気がします。

音色が悪いのは、音程が悪いからだ。音程がよくなれば自然と音色もよくなる。

というのを実感した今日でした。
特に、中音のD Eb Eあたりの音が、いままでつまった感じで籠もり気味でしたが、
アンブッシャーをリラックスさせて、高音の方でチューニングしてみると、いくぶん音色もよくなり
音質も揃ってきたように思います。もちろん、腹圧をしっかりかけることを忘れてはダメですが。
結果、マウスピースの位置が三ミリほど引かれました。

◇タンポはしっかり掃除する。

練習のあと、管の間を二三回布を通して湿気を取るだけでしたが、
その結果、レゾネーターの金属が腐食していることが判明。
アー、恥ずかしい。愛器を大事にしていないことが露呈してしまいました。
こんなことでは、音程もいいはずがありません。特に、Ebキーのタンポが腐食してました。
ちゃんとオイルでもつけて、きれいに掃除しなくっちゃ。
音色をよくし、音程をよくするためにも、しっかり掃除をしましょう。


春です。気分一新で、初心者に戻って、楽しいサックス生活を送りましょう。

またまた、よろしくお願いします。

ライブ観戦記】 クニタチ音大OBピットインライブ 2008/02/06

二月六日。ライブ観戦記。

クニタチOBによるジャズライブが新宿ピットインでありました。
NHKFMがその模様を3月に2時間にわたって放送するとか。

クニタチ音楽大学卒業のジャズミュージシャンが集まって、多彩な演奏を楽しませてくれました。
山下洋輔大兄、佐山MC、本田雅人&矢野沙織の師匠石田氏、ドクトル梅津、松風鉱一、・・・。
冒頭、佐山MCが、「最初の僕の演奏と次のバンドくらいは、音楽だから今の内に楽しんで。第2部は、『表現学派』だからなにがおこるかわからないよ(笑)」といっていたのがよくわかる、普通の聞き慣れた音楽から、どんどんはみ出した演奏になっていく、それ故に非常に楽しいライブでした。

客の内半分は、クニタチ音楽大学のジャズコース在学中の学生さんらしく、立ち見まででる盛況さで、クニタチ音大に占拠された新宿ピットインでした。

なんか、大学祭を見た気分。顔ぶれだけで、わくわくしたなぁ。

そういえば、学生時代、「生活向上委員会」を呼んでコンサートをした記憶がある。
当時はたぶん、ドクトル梅津もいたはず。でも、まったく記憶にないのはなぜ?

「表現学派」は、自分の信じた表現方法のためなら聴衆は無視されても仕方ないという感じで、ぐいぐいと70年代後半の「フリージャズ」を思い出すようなものから、今風のとってもおしゃれな物まで、がっつりやってくれました。いやぁ、学生さんたちはいい先輩を持って幸せだ。

とりわけ、「サプライズ」がおもしろかった。

ドクトル梅津氏は、かつての盟友原田氏のピアノとのコラボ。アルトが縦横無尽に咆吼する。
きたーー!!って感じ。循環呼吸法も手伝って延々と上り下りを続け吼え続ける。
そこに登場する十人以上の管楽器軍団。無表情のまま、ステージ中央の梅津氏を取り囲む。
アルト、テナー、バリトン、ソプラノというサックスだけでなく、トロンボーン、トランペット、ホルンなどなど。よく見ると、女性も混じっている。梅津氏の咆吼とは無関係に、ある旋律をユニゾンで吹き始める乱入集団。いつの間にか、原田氏はピアノを離れ、ステージ中央の前に現れ、乱入集団に指揮をはじめる。ゆったりとした旋律が大きなうねりのように流れはじめる。その中で、梅津氏は自分の演奏をやめるわけにも行かず、延々ととぐろを巻くようなソロをその大きなうねりの中で吹き続ける。原田氏の身振りに応じて、何らかのテーマを演奏し終わった集団は、フリーブローに入り、そのまま盛り上げて、無秩序の中、大団円。そのまま、ゆっくりとステージ袖に下がっていく。
その間、集団は無表情のまま。

佐山MCが演奏の終わりを告げると、ステージ中央に取り残された小柄な梅津氏は、舞台袖に向かって一言叫ぶ。

「聞いてなかったよー。あーっ、焦った」

だって。一同、大爆笑。さすが元祖「生活向上委員会」のキーマンたち。やることがおしゃれです。
でも、ラジオ番組のための録音をしていたのを原田氏は知らなかったそうな。さすが。

続いた「表現学派」は松風鉱一氏。
いつも静かにマイペースに見えるマルチリード奏者松風氏。諸先輩や後輩の中、めずらしく興奮した感じで、テーマにはいるところを間違えたりして、山下洋輔氏のピアノに無理矢理合わせてもらったりして、おかしかった。それでも自分のスタイルを貫いているところが、実に、非常に、かっこよかった。ワン&オンリーの、ウィット。

ところで、国立音楽大学は、数年前まで、学校の授業としてはジャズは正式には教えていなかったと知り、課外活動の重要性と、日本のジャズ界を支えてきた「クニタチ閥」の存在に感謝した夜だったわけです。

新設された3,4年生向けの「ジャズコース」の来年からの講師になる高橋徹氏は、
「同じ漢字を書くけどクニタチではない国立一期というレベルの落ちる新潟大学卒」(by 佐山MC)だそうで、やはり「国立」は「クニタチ」でなければ、という思いをいっそう強くしました。

クニタチにもどりたくなったなぁ。

HmP5thBelow 今年の初荷

新年早々、風邪やらなんやらで、グズグズの体調でした。
おかげで、楽器を触る機会も激減し、先週末、久しぶりに本気で吹いたら、満足に音も出ず、スケールもなんだか思い出せず、ヘロヘロになってました。また、初心者に逆戻りの気分です。腹式呼吸から、アンブッシャから、体に叩き込まなきゃ、なのです。長期(数週間)触っていないと覿面ですね。日々の精進が大切だなぁと再認識。

で、スケールですが、できるつもりのものも自信がなく、こりゃいかんとおもったのが、標題の「HmP5thBelow」。つまり、ハーモニックマイナースケールの、5番目から始まるスケールです。

マイナーの2-5、すなわち「IIm7b5-V7b9」の「V7b9」で使うのが典型的なスケールですね。

再確認のために書き出してみましょう。

■ハーモニックマイナー(トニックから)
   1 2 b3 4 5 b6 7 8(1)
Key=Cだと C D Eb F G Ab B C

■HmP5thBelow(上記の5番目からのスケール)
   5 b6 7 1 2 b3 4 5
書き直すと 1 b2 3 4 5 b6 b7 1
間隔は   H 3 H W H W W
Key=Gだと G Ab B C D Eb F G ---「G7b9」
Key=Cだと C Db E F G Ab Bb C ---「C7b9」

これを12キーで。上下行、一つ飛ばし、三和音、三連、四連で。

いきなり頭が働きませんでした。えーと、GHmP5thBelowだとすると、(1)そのトニックコードは、四度上なので「C」。
(2)CHarmonicMinorを思い浮かべて、その五番目からならべる。
(3)面倒なのであきらめる。
という感じです。1)2)を練習するわけですが、ちょっと難しいキーのときは、とっても大変です。(^_^;)

今年は、どんどんフレーズを体に染み込ませていって、コード名を見た瞬間に体が反応するようにさせたいです。

一緒に、修行がんばりませふ。てふてふも呼んでいます。
新春らしい、華やかなサウンドで、地道にがんばるのです。
ご支援いただけると幸いです。よろしゅーに。

あけましておめでとうございます 今年の誓い



あけましておめでとうございます。
今年は気を引き締めて、さらなる精進をしていくことをここに誓います。

早速正月から聞いていた曲。ジョー・ヘンダーソンって、くねくねとしたアドリブのイメージが強いのだけど、こんな素敵なバラッドもあるのですね。こういうテナーって好きです。目指せ、ジョーヘン。

Memory of This Year



My Most Memorable Scene.
Not So Good. But Enjoy This!!!
Thank you very much. Be Happy New Year!!

2007年今年細々と続けてきたこのブログを楽しんでいただいた方に感謝。
来年はもっといろいろ活動できたらと思います。

良いお年を。

Momotaro

あこがれのおじさん2



Joe Henderson です。朗々と歌い上げるテナーは絶品です。若い頃から縦横無尽。
白髪と白いひげは真似できないけど、この音は真似したいなぁ。
かっこいいジジイをめざそう。うん。

UA x 菊地成孔 +類家心平(tp)

昨夜は渋谷オーチャードホールでコンサート。

UA X 菊地成孔 + 類家心平(tp)

もうなんだか最高。幸せ。わくわく。

昨年春に発売されたUA X 菊地成孔のアルバム「Cure Jazz」の曲を中心に、スモールオーケストラをバックに、のりのりでした。

コンサートと呼ぶにはあまりに多彩な演出。多彩な曲想。質の良い演劇を見たかのような2時間弱。
菊地のすごさは、下北沢演劇の作演出家で主役の立場で、新しい音楽的見せ物を作り出せること。
UAというディーバをつかい、スタンダードジャズ曲を、ハープや弦楽四重奏をバックに、「見せ物化」させることができるのは、現在は彼しかいないだろう。そして、一つ一つの演奏、歌は、彼の思惑を超えて、さらにすごいものになっていく。その瞬間をじっくりと楽しむ時間。

頭でっかちな菊地の曲、編曲に反応して、UAの肉感的な吐息混じりの声が、強い生命力をもって覆い被さり、怒濤のようにホールを埋め尽くす。そこに鋭く、若々しくかつ官能的に突き刺さる、類家のトランペット。この類い希な組み合わせのみが実現できる、至福の緊張感。

イヤー、すごいものを見せていただきました。幸せ、幸せ。どこがどう良かったかなんてことは語りたくない気分で、渋谷の街に。

一年以上ぶりに訪れたワインレストランは相変わらず気持ちよい接客で楽しませてくれた。コンサートの半券見せれば最初のシャンパン一杯がサービスだなんて、もう何十回もいっているのに初めて聞いた。料理もすべて、あいかわらずワインを引き立て、とにかく美味い。

誘ってくれたMさん、大感謝。ありがとう。

個人的には2年以上前の横浜ジャズプロムナードでurbを見たときから注目していた類家君が最近ではいろんなジャズメンに認められ、ついに来年から菊地成孔のバンドにはいることになったのは、密かにうれしい。若いのに、まれにみる本格派。骨太でオーラを感じるペットです。

化学反応。ケミストリー。相性。そんな言葉が、今日のキーワード。だって、和風フォワグラ丼ってほんとに赤ワインに合うんだよね。これぞ相性。あっぱれ、あっぱれの、師走のサタデーナイトでした。

生理的なもの 声の記憶4

先週、年に一度の「ライブ発表会」でした。

ソロを一曲。All The Things You Are。あなたのすべてを。

初めて録音したものを知り合いにきいてもらおうと思いました。だって、その場ですごく喜んでもらえたので。多くの仲間が「音がいい」「独特な音だよ」「ブルージーだ」「50年代だねー」などなど音について誉めてくれました。確かに録音を聴いてみると、明るいけど、渋いざらっとしている。明らかに、ほかの人のセルマーやヤマハやヤナギサワの現代の楽器とは音質がちがっている。

アドリブのフレーズがよれていたり、イントロ、アウトロが満足に吹けていなかったり、フレーズに迷ってよれよれしていたり、というだめ出しはあるものの、「独特な声をもてた」ことは、大きな収穫でした。一音聴いただけで、これは誰とわかる人がいいですよね。ジャズですもんね。

それはそうと、昨日会社の若い女性と雑談してたら、急に「わたしラテンジャズ聴いてます」とかいうわけです。イラケレ系のキューバ/カリブ海周辺ミュージシャンのファンとか。ゴンサロ・ルバルカバのライブなんかにいっちゃうそうです。その彼女が好きなサックス奏者が「ジョー・ヘンダーソン」だそうで、いきなり渋い。それこそ、マイルスもコルトレーンもパーカーも聴いたことがないみたい。それで、ジョーヘンな訳です。ラテンジャズからハービーハンコックに至り、最近はジョシュア・レッドマンなんかのライブにも行っているとか。今風だなぁ。
思わず、ジョーヘンのどこがいいの?と質問したら、「キンキンしてなくて、渋くていい」とか。たしかに、彼の音は、ゲッツほど柔らかくはないけど、雑味も深みもあるテナーの音ですね。
彼女はさらに、先日いったゴンサロのライブで競演していたサックス奏者の音がキンキン、明るすぎて、好みじゃなくて、とてもいやだったと付け加えてくれました。

そうなのです。「声質」というのは女性を魅惑するのに非常に大事な側面な訳です。

翻って、今回独特だと評価された私の「声質」、サックスの音は、とはいえ、果たして女性の生理的な感覚からして、好評なのか、そうでもないのかと心配したりするわけです。

「もの寂しい」「大人の音」とも聴いてもらった人からコメントをいただいてます。また、当日現場で聴いていた大人の女性が、いたく気に入ってくれて録音ファイルをリピートして聴いてくれてるという話もあったりして、すくなくとも一部受けはしたみたいです。

自慢してるように思われるとそんなつもりは決してなく、声質だけで勝負するできるほど、音楽は甘くないわけでして。また、基本的な楽器操作がまだまだできてないこともあり、まだまだ勉強しなくてはなりませんね、という謙虚な確認な訳です。

はっきり申しまして、「誉められて伸びるタイプ」なのです、私は。おだてられればどこまでも登ってしまう、簡単に言うとアホです。だから、サックス修行してて誉められるというのはほんとうに大事なことなのです。継続していくモチベーションになりますし、ね。

ソニー・クリスの初期の三部作「Go Man」「Plays Cole Porter」「Jazz U.S.A.」のときの音色は、ギラギラざらざらしていて、はじめは全く好みじゃなかったけど、聴いているうちにとっても親しみやすく、かっこいいことに気づくわけです。

そういえば、女性の好みについて、容姿以上に声質にこだわってる私です。高校生のときに好きになった女の子も、声がまず好みでした。声は、生理的な好意をきめる、とっても大事な要素なのです。今回の収穫を、恋愛にたとえていうと、「好みの声が出せた。その声質はなかなか異性にとっても、同性にとっても、魅力的なものだったらしい」というところまでは、来ましたよということ。

やっぱり後は、練習あるのみ。習慣を変えよう。(こればっかりだけど、結局これしかないのよ)
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モモ☆タロ

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