2005年12月05日

木質バイオマス活用に対する高知県の取り組み

 ペレットの話が続いたので、しばらく他の事を書きます。
 12月2日に、高知県バイオマス活用検討委員会が開かれ、私も委員の一人として参加しました。県森林局林業振興課の委員会で、平成14年に公表された「高知県バイオマスエネルギー利用マスタープラン」を引き継ぎ、県として今後5年間の森林バイオマス利用の具体的な取り組み方針を決める重要会議でした。県全体および6つの林業事務所単位での問題点をえぐり出し、それぞれの現状を認識した上で、具体的な行動方針を決めようという試みです。委員6人のうち3名は木材工業界から、2人は市民団体から選ばれた人たちです。来年の3月には、県民の前に公表されます。
 この会議を主催しているのが林業振興課であることからわかるように、バイオマス活用というのは、あくまでも、低迷する高知県の林業と木材工業の再生を目的としています。木材の最大の利用は住宅ですが、日本は世界有数の森林国であるにもかかわらず、住宅産業における木材の80%以上は外国産材が使われているのが現状です。日本の木材の価格は低落し、山は荒れ果て、その結果自然災害が頻発するようになりました。なぜこんなことになったのか。
 日本の木材の質を向上させ、外国材と価格競争できるようにするためには、これまで廃棄され、利用されなかった森林バイオマスを活用し、そこから得られたお金を労働力として山に還元する必要があるのです。
 
 
m1939923 at 19:08│Comments(0)TrackBack(1)森林 | 環境

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1. 元気応援団:噂の地場産品(木質ペレット)  [ バーチャル[こうち自然村] ]   2005年12月06日 21:37
■(有)須崎燃料<須崎市>のホワイトペレット  ペレットは、木粉(おが屑程度でよい)を乾燥し、固めて作る。木材には必ずリグニンという成分が20??30%含まれており、木粉を50Kg程度(?)でプレスするとリグニンが接着剤となって固まるので、余分な接着剤は混ざっていな...

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