Spain
September 23, 2010
バスク地方の中心都市。旅のタイトルにも使ったところです。
美しい海岸線を持ち、リゾート地として人気が高い町。
でも私たちは眺めただけ。
ホテル・チェックイン後、夫が見つけた「3コース+水+ハーフワインorビール=10ユーロ!!」というお店で、以外にも!?美味しいたっぷりランチのあとは、17:00までシエスタ。
夫は数日間に渡る超時間ドライブと飽食により、海辺のベンチで熟睡。
私はせっせと旅日記作成。
シエスタが終わると「ボデガ・グラス」を買いに
CASA ARANZABAL (Calle Urbieta 11,20003 SAN SEBASTIAN)へ。
このグラス。
バスク地方特有のもので、バルではワインも微発泡酒の白ワイン(チャコリ)もこのグラスで出されるのです。
←←こちらはログローニョのバルで撮影。
壁一面の棚の中からグラスを探し出し、おじいさんにカウンター越しからお願いすると、S/M/Lを聞かれ、2種類の厚さのものを出してくれます。
(写真は「S」。ログローンヨのバルではこのサイズがメインでしたが、サン・セバスチャンでは「M」がメインでした。「S」を6個お買い上げ〜♪)
この町でのお菓子は一番の老舗CASA OTAEGUI (本店Calle Narrica 15,20003 SAN SEBASTIAN)で。
なんとも素朴な焼き菓子が並んでいます。
ホテルの近くに支店があったので、朝食もここでいただきました。
(パンもありましたが、朝からお菓子です。。)
夕食はスペイン最後のバル巡り。
いろいろ調べて行ったけれど、結局は“混んでいるお店に入ればいい”ということが分かりました。。
サン・セバスチャンはログローニョより観光地化されていて*1.5は高めの設定でした。
<カメラを向けるとポーズしてくれたおじちゃん>
翌日からはフランス。
サン・ジャン・ド・リュズに寄り、ビアリッツに移動です!
September 15, 2010
4日目
イースターにマドリッドでピカソの“ゲルニカ”を観た興奮も冷めやらぬところ、そのゲルニカへ行くことにしました。
ナチス・ドイツ空軍による史上初の無差別爆撃が行われた町。
この町にドイツナンバーの車で入って行くという緊張感はあったのですが・・・。
緑に溢れた小さな町ゲルニカは、車から降りるなり子供たちの笑い声が響き、安らぎを覚えました。
ゲルニカはバスクの自由、自立を象徴する聖地でもあります。
バスク議事堂の前には「ゲルニカの木」と呼ばれる樫の木があり、バスクの人々はこの木の下に集まり、バスクの自治・独立を誓ってきました。
←現在の木がこちら。
バスクの議事堂内部のステンドグラスにも「ゲルニカの木」が描かれています。
戦争、そしてバスクとスペインの関係について考えずにはいられませんでした。
September 14, 2010
Bodegas Ysios
帰り道、
突如現れたのがこの波立つボデガ<イシオス>。
全長196m.
スペイン出身のサンティアゴ・カラトラバのデザイン。
残念ながら中に入ることはできませんでしたが、ブドウ畑との間をのんびり歩き、気持ちの良いひと時でした。
リオハのデザインワイナリーで最も有名なのは
フランク・ゲーリーがデザインしたボデガ<マルケス・デ・リスカル>。
ホテルもあります。一泊300ユーロ〜!
Marques de Riscal
ここに1週間泊まっているというアメリカ人家族とRODAのツアーで一緒でした。
ワイン愛好家はリッチな人多し。。
私たちは肝心の"Casa BRUTUS"をホテルに置き忘れてしまったため、ここにはたどり着けず・・・・・彼らに聞けば良かったなぁ。
September 13, 2010
3日目はワイナリー巡り。
夫はスペインを代表するリオハ・ワインに、私は"Casa BRUTUS"に載っていた有名建築家によるボデガ(スペイン語でワイナリー)に興味あり。
今回の旅はここに来るために計画されました。
(私は調べるうちにバスク中心になっていきましたが・・・・)
まずは名門ボデガTONDANIA.
上のデキャンタの形をデザインしたのは建築の女王と呼ばれるザハ・ハディッド.
中はこんな感じ。
ここからツアーが始まります。
試飲の部屋の天井にはワイングラスを逆さまにしたライト!
外見はモダンですが、ワイン作りは伝統的。
一緒にツアーを回ったこの夫妻はカルフォルニアでワインを作っているとか。
以下、夫のメモより。
“歴史あるボデガで特に地下のケラーの古さに驚き。黒カビにびっしりと覆われていた。
試飲ワインは1992年の白と2000年のReserva.
白は少し温かくなってからが美味。赤はまずまず。
約2時間の濃密ツアーだった。”
次にRODA.
再び夫のメモより。
“新しいボデガで、モダンなワイン作りをしている。
Partial Tourということもあり、写真などを利用し、約15分で試飲へ。
これが同じリオハか、と思うほどの違い。
フルーツの香りがむんむんで、いかにも市場受けしそう。
好対照の二つのボデガ巡り、とても楽しめた。”
一緒に出されたオリーブオイルも美味しくて、ワインと一緒にお買い上げ♪
*追記*
オリーブオイルのこと。
さらっと書きましたが、この日記を書いた二日後、偶然夫が見ていた雑誌「MEN'S EX」の伊武雅刀さんの料理コーナーに載っていました!
このオリーブオイル『DAUROダウロ』、“オリーブのジュース”というコンセプトのものに作られ、栽培から瓶詰めまで自社で行っており、数々のコンテストで最高賞を受賞しているらしいです。(そんな説明は一切ありませんでした・・・)
500ml 4,500円!!
私たちは数ユーロで買った気がしますが・・・。
August 23, 2010
赤と緑はバスクのカラー。
お祭りが近いので町中が運動会仕様!
残念な天気でしたが。。
お昼はバイヨンヌのニーヴ川沿いで。
注文したムール貝、エビ、焼き魚が一度にやってきて大慌て。写真撮る間もなく、ほうばりました。
ムール貝は前菜にも関わらず直径20cmのココットにたっぷり。メインと間違ってないか!?
バスクは量が多いことを忘れていました・・・・。
熱々でかなり美味しかったけれど完食は無理。
"Bistrot de la Nive"
7,quai Dubourdieu
デザートはChocolat Mousseux(泡立てたココア)を飲みに老舗"Cazenave"(19,rue Port-Neuf)を目指しましたが、日曜日でお休み。向かいの"Paries"は開いていたのでMouchou(アーモンド菓子)とガトーバスク(タルト生地にカスタード入り)を購入。
食い倒れが始まりました・・・。
バイヨンヌ出発から2時間後、スペイン・ログローニョに到着。
(バスク地方の隣り、ラ・リオハ地方の州都)
早速バル巡りに出発!!(Calle del Laurelエリア)
カウンター式の居酒屋が集合しており、
一,二品と飲み物を注文しては
次の店へ移動していくのです。
私たちは5,6軒ハシゴしました〜。
マッシュルーム屋さんは、おじさんが焼いてくれるお店とピンクのTシャツを着たお姉さんが焼いてくれるお店と2軒ありますが、おじさんの勝ち!
一番のお気に入りはPatatas Bravas!(ジャガイモのブラバソースがけ)
ブラバソースが美味しすぎる♪パタタスブラバスという響きも楽しい♪
パタタスブラバスのお店は一軒しかありません。
おばさんに隣りのスペイン人より高い観光客価格を言われましたが、そんなこと気にしません。。(値段表記がないお店がほとんど。)
ここで気付いたのが、おじさんたちの共通点。
1,3人一組。
2,同じおなか。
3,仲良し。
みんな美味しいもの食べてます!
最後にカフェでエスプレッソを飲み、ふらふらとホテルに戻りました〜。