茨城県内の常磐自動車道で走行車線に大型トラックを停車中追突され、車両を引きずったまま約20キロ走行し追突車の運転手を死亡させたとして、自動車運転過失致死と道交法違反(救護義務違反など)の罪に問われた元トラック運転手高橋重義被告(60)の判決公判が29日、水戸地裁であった。河村潤治裁判長は自動車運転過失致死罪のみ成立を認め、禁固2年、執行猶予3年とし、道交法違反罪については無罪を言い渡した。検察側は懲役3年6月を求刑していた。
 河村裁判長は、過労状態での運転や強い眠気から、被告の状況把握能力などが低下していたことは否定できないと指摘。「追突の衝撃を荷崩れと思い込み、未必的にも事故と認識できなかったのは無理もない」などとして、道交法違反罪は成立しないとした。しかし、追突後、再発進する際にサイドミラーだけでなく、十分後方確認していれば、被害者を死亡させることはなかったと述べた。 

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