2005年のJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷容疑で書類送検され、神戸地検が不起訴としたJR西日本の元運輸部長2人について、神戸第1検察審査会は29日までに、不起訴不当を議決した。議決は20日付。
 事故の負傷者が昨年10月、審査を申し立てていた。
 審査会は運転士について、日勤教育を恐れ動揺していたか、列車の遅れを回復しようとしていたと判断。「過酷な日勤教育や余裕のないダイヤ編成を過失行為とはできないとした検察官の判断は再検討すべきだ」とした。
 また、元運輸部長らは、自動列車停止装置(ATS)設置の必要性を上層部に説いたり、現場カーブの危険性や制限速度の順守を運転士らに周知徹底させたりすべきだったなどと指摘した。 

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