若者の半数近くが高校卒業までの間に喫煙を経験-。こんな実態が製薬会社「ファイザー」の調査で分かった。昨年10月、20代の喫煙者1千人を対象にインターネットで調査した。

 調査結果によると、最初に喫煙を経験した時期は「高校生」25.8%、「中学生」16.1%、「小学生」4%で、高卒までで計45.9%を占めた。喫煙のきっかけは「友達の勧め」が50.9%と最多で、「ストレス解消になると思った」30.2%、「かっこいい」23.5%、「親が吸っていた」18.4%など。

 一方、52%が「吸って後悔したことがある」と回答。特にニコチン依存症(697人)では63.8%に上った。「自分の子供は喫煙しないでほしい」と考える人は63.5%だった。

 「どんなきっかけがあれば禁煙するか」では、「たばこの価格が上がったら」が54.5%と過半数。「自分や妻、恋人が妊娠したら」47.9%、「健康を損ねたら」41.4%-などだった。

【関連記事】
喫煙への執着心 1500円でも“肉食系”は高め
タバコで毒物、脳梗塞…「私のようにならないで」
酸素吸引中に喫煙し火災…6年で26人死亡、厚労省が注意喚起
肺がん死リスク8倍…喫煙は「棺桶の釘」
たばこ1箱400円…やめますか?

駅で女子高生を盗撮容疑、JRの運転士逮捕(読売新聞)
「10年後の東京」プログラム、364事業 子育て支援、耐震強化…(産経新聞)
鉄人28号見てるよ 追悼サイクリング(産経新聞)
山崎建設、宮本組を捜索 特捜部、小沢氏土地購入事件で(産経新聞)
<交通事故>降雪でスリップ パトカーなど5台追突 飛騨(毎日新聞)