2006年03月
2006年03月30日
省エネ
省エネルックという言葉を初めて聞いたのは、ずいぶん昔のような気がしますが、昨年はクールビズと名前を変え見事に市民権を得ました。トラックやバスの駐車中のアイドリングストップや官公庁での休憩時間の消灯など、多くの場所でエネルギー(特にガソリンや電気)を節約して大切に使おうという意識が広がってきました。これは裏返しに言うと、現在使われている化石燃料をこのまま使っていけば、自分たちが生きている間になくなってしまうという危機感を、私たち一般の市民まで肌身で感じるようになってきたからに他なりません。本気で省エネを考えないとえらいことになる、というところでしょうか。
我が家での省エネの取り組みはというと、(ほとんど妻がやっており、私はエアコンや電気をつけっぱなしで足を引っ張ってばかりですが)こまめに電気を消すことと待機電力のかかるもの(テレビやラジオなど)の電源も元から切ることです。そして冷蔵庫なども中はほとんど空っぽです。(これは経済的事情にもよります、逆に冷凍庫にはぎっしり詰まっています) そして必要の無い家電製品のコンセントは全て抜いています。トイレのウォシュレットさえ電源が抜かれています。ちなみに、トイレのウォシュレットと暖房便座について言えば電源が入っているのを見たことがありません。
と、ここまでのことを同業の友人に話したところ、
「それは間違っている、仮にもリフォームの仕事をしている人間がそれではいけない。ウォシュレットにしろ、他の家電製品にしろ最新のものを試してみてそれらの良さをお客さんに伝えなければいけない。」と言われました。
なるほどそのとおりだなと思いつつ、こう言い返しました。
「本当のグルメは、毎日おいしいものを食べていると思いますか。普段は非常に質素な食事をしているそうです。そうすることでおいしい料理を食べるときの味覚が敏感になるからだそうです。同じように住まいもどんどん便利に快適に暮らせるようにすればきりが無く、冷暖房完備の快適な部屋ではなく、ちょっと寒いちょっと不便な家にいるほうが新しいものができたときにより便利さが実感できる」
ちょっとひねくれてますか。ただの不精者かもしれません。しかし、前にキッチンのときに書いたように便利な生活にはすぐ慣れてしまいますが、不便な生活はいつまでもこうしたい、こうなれば便利なのにと想像力を鍛えます。やっぱり言い訳でしょうか?
我が家での省エネの取り組みはというと、(ほとんど妻がやっており、私はエアコンや電気をつけっぱなしで足を引っ張ってばかりですが)こまめに電気を消すことと待機電力のかかるもの(テレビやラジオなど)の電源も元から切ることです。そして冷蔵庫なども中はほとんど空っぽです。(これは経済的事情にもよります、逆に冷凍庫にはぎっしり詰まっています) そして必要の無い家電製品のコンセントは全て抜いています。トイレのウォシュレットさえ電源が抜かれています。ちなみに、トイレのウォシュレットと暖房便座について言えば電源が入っているのを見たことがありません。
と、ここまでのことを同業の友人に話したところ、
「それは間違っている、仮にもリフォームの仕事をしている人間がそれではいけない。ウォシュレットにしろ、他の家電製品にしろ最新のものを試してみてそれらの良さをお客さんに伝えなければいけない。」と言われました。
なるほどそのとおりだなと思いつつ、こう言い返しました。
「本当のグルメは、毎日おいしいものを食べていると思いますか。普段は非常に質素な食事をしているそうです。そうすることでおいしい料理を食べるときの味覚が敏感になるからだそうです。同じように住まいもどんどん便利に快適に暮らせるようにすればきりが無く、冷暖房完備の快適な部屋ではなく、ちょっと寒いちょっと不便な家にいるほうが新しいものができたときにより便利さが実感できる」
ちょっとひねくれてますか。ただの不精者かもしれません。しかし、前にキッチンのときに書いたように便利な生活にはすぐ慣れてしまいますが、不便な生活はいつまでもこうしたい、こうなれば便利なのにと想像力を鍛えます。やっぱり言い訳でしょうか?
2006年03月19日
エコバッグ
近年、地球規模の環境問題がマスコミで多く取り上げられ、京都議定書に代表されるように、CO2など温室効果ガスの排出量の削減といった話題が私たちの身近でも語られるようになってきました。民間の企業でも、環境問題に取り組んでいるかをアピールすることが企業イメージの向上に役立つということから、ISOの取得やリサイクル商品の開発・エコグッズなるものが登場してきました。
2年程前、エコバッグという言葉をラジオで初めて耳にしました。特殊な生地でできたカバンなのだろうか、どんなときに使うものなのだろうといろいろ想像を膨らませましたが、しばらくすると、それは買い物袋のようなものだとわかってきました。そして、レジ袋を使わないためにエコバックを持ち歩きましょうということで、もしレジ袋を使わなければチリも積もれば山となるで、年間数十億円の節約にもなるとわかってきました。環境問題というと非常に漠然として大きな問題ですが、エコバッグを使いましょうというと非常に身近な問題になります。環境問題とは、まず一人一人の個人が環境に対する意識を持つことが大切だという良い例かもしれません。
これと同じような例で、割り箸を使わなくてもすむように、「my箸」を持ち歩いているという人をたまにテレビで見かけます。ごみを減らすという観点では納得するものの、どうかなと思う点があります。どちらかというと割り箸の使用を減らすことで、森林の保護をしているんだというような感覚の人が多いようです。ある林業家の方が言われていた話ですが、割り箸は究極リサイクル・廃物利用だそうです。1本の丸太から柱や梁を取り、次に野地など細かい材料を取ります。そして、材料として使える部分をとった残りの、捨てるしかしょうがない部分を割り箸として再利用しているそうです。また、それらを加工しているのは山間に住む高齢者の方が多いそうです。だからその林業家は、立食のパーティーがあると割り箸を何膳でもぽんぽん使うということでした。割り箸を節約したからといって森林が保護されるわけではなく、山で働く弱い立場の人の小遣い稼ぎの収入源を取り上げることになるんだ、とも言っていました。
木にも寿命があり、腐って倒れてしまう前に切り倒し、材料として利用すれば資源となります。切ったところにまた苗木を植えて育てれば再生可能です。工業製品のように温室効果ガスも排出しません。木とは何度でも再生可能な資源です。時間がかかりちょっと不便なことはあるかもしれませんが、子供たちの世代に環境にやさしい木の文化を残してやりたいと思います。
2年程前、エコバッグという言葉をラジオで初めて耳にしました。特殊な生地でできたカバンなのだろうか、どんなときに使うものなのだろうといろいろ想像を膨らませましたが、しばらくすると、それは買い物袋のようなものだとわかってきました。そして、レジ袋を使わないためにエコバックを持ち歩きましょうということで、もしレジ袋を使わなければチリも積もれば山となるで、年間数十億円の節約にもなるとわかってきました。環境問題というと非常に漠然として大きな問題ですが、エコバッグを使いましょうというと非常に身近な問題になります。環境問題とは、まず一人一人の個人が環境に対する意識を持つことが大切だという良い例かもしれません。
これと同じような例で、割り箸を使わなくてもすむように、「my箸」を持ち歩いているという人をたまにテレビで見かけます。ごみを減らすという観点では納得するものの、どうかなと思う点があります。どちらかというと割り箸の使用を減らすことで、森林の保護をしているんだというような感覚の人が多いようです。ある林業家の方が言われていた話ですが、割り箸は究極リサイクル・廃物利用だそうです。1本の丸太から柱や梁を取り、次に野地など細かい材料を取ります。そして、材料として使える部分をとった残りの、捨てるしかしょうがない部分を割り箸として再利用しているそうです。また、それらを加工しているのは山間に住む高齢者の方が多いそうです。だからその林業家は、立食のパーティーがあると割り箸を何膳でもぽんぽん使うということでした。割り箸を節約したからといって森林が保護されるわけではなく、山で働く弱い立場の人の小遣い稼ぎの収入源を取り上げることになるんだ、とも言っていました。
木にも寿命があり、腐って倒れてしまう前に切り倒し、材料として利用すれば資源となります。切ったところにまた苗木を植えて育てれば再生可能です。工業製品のように温室効果ガスも排出しません。木とは何度でも再生可能な資源です。時間がかかりちょっと不便なことはあるかもしれませんが、子供たちの世代に環境にやさしい木の文化を残してやりたいと思います。
2006年03月06日
トイレについて
お風呂、キッチンと書きましたので、同じく水廻りで出てくるトイレについて今回は書きたいと思います。浄化槽の普及や下水道の整備も進み、今建てられている住宅のほとんどが水洗のトイレとなってきております。むかしは便器のメーカーが雑誌に広告を掲載したり、テレビでコマーシャルを流すことも、ご不浄と敬遠されてきたそうですが、今ではあたりまえのようにトイレのCMや広告を見かけることができます。そして便器自体もデザインが洗練されウォシュレットや便器の自動洗浄はあたりまえ、座れば音楽の流れるものまであります。トイレという部屋自体も寒い暗いといった雰囲気から、明るい個室・一人だけの落ち着ける空間といったイメージに変わってきました。
私の家が初めて水洗トイレに替わったのは、小学校の頃だったので30年程前だったと記憶しております。今は公衆トイレでも洋式の便器があたりまえのようにありますが、当時は洋式の便器では「他人とおしりをくっつけなければならないからいやだ」という理由で和式が多かったと思います。(これは現在和式のトイレを洋式のトイレに替える工事の多さからも想像できます)現在では子供の中に、和式のトイレには座れない子もいると聞くと、ずいぶん時代も変わったものだと思います。私が子供のころ、母の実家では外にトイレがあり(当然汲み取り式です)泊りのときには夜一人でトイレに行くのが怖く、寝ている母を起こしてついていってもらったことが遠い昔のような気がします。ましてや戦前の生活を知ってみえる方には、ものすごい変化だろうと想像します。
本当にトイレは、清潔で、快適で、安全な空間に変化してきました。まだこれからも進化していくことでしょう。最後に便利になったがために、ちょっと困ったエピソードを紹介します。数年前あるお宅でトイレを改修させていただきました。便座の自動開閉機能・立ち上がり便器から離れると自動洗浄をする機能のついた当時最新型の便器を入れました。家族の皆さんも非常に便利・快適と喜んでいただいたのですが、半年ほど経ったある日、奥様がボソリとこんなことを言われました。「友達の家に遊びに行って、おトイレを借りたんだけど、帰りの車の中でちゃんと流したかどうか気になってしょうがなかった」ということでした。便利になるとまた思いもよらない悩みが出るものですね。
私の家が初めて水洗トイレに替わったのは、小学校の頃だったので30年程前だったと記憶しております。今は公衆トイレでも洋式の便器があたりまえのようにありますが、当時は洋式の便器では「他人とおしりをくっつけなければならないからいやだ」という理由で和式が多かったと思います。(これは現在和式のトイレを洋式のトイレに替える工事の多さからも想像できます)現在では子供の中に、和式のトイレには座れない子もいると聞くと、ずいぶん時代も変わったものだと思います。私が子供のころ、母の実家では外にトイレがあり(当然汲み取り式です)泊りのときには夜一人でトイレに行くのが怖く、寝ている母を起こしてついていってもらったことが遠い昔のような気がします。ましてや戦前の生活を知ってみえる方には、ものすごい変化だろうと想像します。
本当にトイレは、清潔で、快適で、安全な空間に変化してきました。まだこれからも進化していくことでしょう。最後に便利になったがために、ちょっと困ったエピソードを紹介します。数年前あるお宅でトイレを改修させていただきました。便座の自動開閉機能・立ち上がり便器から離れると自動洗浄をする機能のついた当時最新型の便器を入れました。家族の皆さんも非常に便利・快適と喜んでいただいたのですが、半年ほど経ったある日、奥様がボソリとこんなことを言われました。「友達の家に遊びに行って、おトイレを借りたんだけど、帰りの車の中でちゃんと流したかどうか気になってしょうがなかった」ということでした。便利になるとまた思いもよらない悩みが出るものですね。