2007年05月20日

ファイル01 床下浸水の家

物置の床にたまった水をふき取り、よく観察してみると3箇所ぐらいの決まった位置から、水が浮き出してくることが分かりました。そこで、ハンマーで水の浮き出してくる位置を割ってみることにしました。表面のモルタルを撤去してみると、基礎施工時に取り付けるセパレーター(基礎の型枠を組むときに、土間のコンクリートに打付け、型枠の巾がずれないようにする金物)が出てきました。そのセパレーターがストローのようになり、反対側にあるの水分が染み出してきているようです。

まず、想像されたのが、トイレ内の水道管の水漏れです。それであればトイレの床下の土が水で締まり、タイルを貼った床全体が沈むことも納得できます。そこで、早速床下にもぐり調査することにしました。幸い台所の床に床下収納庫があったため、そこからもぐってみることにしました。最初に職人さんに入ってもらい、見てみてもらうと

『えらいことになっとる、一度見てみな』

ということなので、私自身もぐってみました。
床 下は結構広く、四つ這いになれば進めるぐらいの高さがありました。台所とトイレの前を通る廊下の間には基礎の立ち上がりがあったのですが、換気・点検用の開口部が設けてあるため、そこから奥をのぞくと驚くべき光景が広がっていました。
(つづく)


m704889 at 11:27│Comments(0)TrackBack(0)

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