2007年07月17日

ファイル03 侵入者(3)

3年程前あるお宅で屋根の葺き替えを行いました。築40年以上経っており、瓦もかなり傷んでいました。また、耐震の考えからも屋根の土をおろし、屋根の重量を減らして瓦を釘止めすることで耐震性を向上させようというものでした。平屋の建物でしたので工事も順調に進み1週間ほどで完了しました。

それから半年ほど経ったある日、施主のY様より電話がありました。
『ネコかイタチかかなり大きな動物が天井裏を走り回っている』
ということでした。
話を聞いてみると音の大きさからみて、ネズミのような小さなものではなく、かなり大型の動物のようです。まず、最初に建物の周りを点検しました。すると屋根と壁の間にコブシほどの隙間ができている部分がありました。周辺には猫らしい足跡がありましたので間違いないと思い隙間を塞ぎました。結構簡単に見つかり安心していたところ、半年ぐらいして、また天井裏に侵入者がいるということで連絡がありました。今度は天井を破ってからだが半分落ちてきたそうです。今度こそ徹底的に調べてくれ、ということで考えられる部分をすべて金網などで覆いました。
しかし、今度はなかなか成果が出ませんでした。最終的には猫の出入りする音をY様が窓の庇のあたりで聞いたということから、その庇周辺を確認したところ小さな隙間を発見しました。どうも隣りの屋根から庇に乗り移っては入った。

今回は、屋根工事の時に屋根と外壁の隙間を見逃したことが原因でした。Y様には大変迷惑をかけてしまいました。今回の隙間は以前他社が増築工事をおこなった時の隙間でしたが、結果的には屋根工事を行ったためネコが入るようになりました。この件は施工した工事以外の部分についても、細心の注意を払って工事を行わなければならないというリフォーム工事の教訓を改めて感じさせてくれました。


m704889 at 20:23│Comments(0)TrackBack(0)

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