茨城県阿見(あみ)町のカーテン店経営、栗山裕さん(当時67歳)に対する保険金殺人事件を茨城県警に上申書で告白し、殺人罪に問われた元暴力団組長、後藤良次被告(51)の控訴審判決で、東京高裁(若原正樹裁判長)は17日、懲役20年とした1審・水戸地裁判決(09年6月)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

 後藤被告は水戸市などで計5人を殺傷した事件で死刑が確定しており、刑法の規定で死刑が優先される。弁護側は上告する方針。

 判決によると、後藤被告は元不動産ブローカー、三上静男受刑者(60)=無期懲役確定=とともに00年8月、栗山さんの妻ら3人=懲役13~15年確定=の依頼で、肝硬変だった栗山さんに無理やり酒を飲ませ殺害した。

 弁護側は「死亡と飲酒強要に因果関係は認められない」と主張したが、高裁は「深酔い状態でウオツカを一気飲みさせられ死亡したと推定できる」と退けた。【伊藤直孝】

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