阪神大震災で店舗の約8割が全半壊した兵庫県西宮市の西宮中央商店街で今月16、17日、さまざまな人が「生きろ」と書いたメッセージを大量に笹に掲げるイベント「『生きろ』の森づくり」が行われる。現代美術家、鈴木貴博さん(42)=同県宝塚市=が協力する参加型のアートイベントで、12日には地元の高校生がそれぞれの思いを込めて文字を書き上げた。

 鈴木さんは渡米中の平成8年に「生きろ」と紙に書くアートを始め、約30カ国でこの活動を展開している。これを聞いた商店街側が協力を依頼した。12日は、県立西宮今津高校の美術の授業に特別講師として鈴木さんが参加。アドバイスを受けながら、3年生約20人が画用紙に書き上げた。

 実行委員長の松下治正さん(58)は「今では震災の記憶がない人も増えた。イベントを通し、この街の存在を見つめ直してほしい」と話している。

 イベントの問い合わせは地域情報紙「ともも」(電話0798・39・1723)へ。

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