2006年04月18日

再発売

古巣から拙作が再発売となった。感慨深い。

というより、いったいどうやって動かしたのか?
ふと考えてみた。ソースコードは残してきたはずだが、
きっと膨大なストレージの奥底に潜んで誰も
取り出せなかったのではないかと思うし、そんな面倒な
ことはいくらなんでもやらないのではないか。

昨今のハードウェアは当時のCPUのおそらく数百倍の
処理能力を持っていると思うので、ソースコードなんか
なくっても、ハードウェアをエミュレーションすることも
可能なのかもしれない。

僕が在籍していた頃から、「ターゲットをすげかえる」
という事については伝統的な匠の技がある会社だった。

実際、僕もPC上でひとつのゲームソフトのアセンブラー言語
レベルで、様々なCPU向けに書き換えたりする仕事を随分と
こなしたものだった。

Z80のコードを6809、6502、あるいは8086、はては
68000まで
まったく互換性のないCPUにマシンコードレベルで手作業で
載せ変えていく作業は、単調ななかにもひとつひとつ、手で
掘り下げていく達成感があった。そして、それは確実に
商品になって市場にでていったし、少なからずのファンの
人たちが購入し、それなりに「感想のハガキ」なんかも
送られてきた。仕事の充実感はそういった環境で、しっかりと
得られたものだった。

ドロをかためて淡々と毎日、日干しレンガを作る職人さんの
充実感と同じようなもの?かもしれない。


なんにせよ、これでもはや稼働する装置を探すことすら
難しくなりつつあるファミコン本体とカセットを
探す苦労をしなくてすむわけだ。老後の楽しみには、
やはりDSをターゲットとして選ぶべきかな?




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この記事へのコメント
 以前コメントした事がある者ですが、大分前なので、改めてはじめまして。ごろんたと申します。
 この記事で触れられている作品とは、やはり『迷宮組曲』のことでしょうか?違っていたら申し訳ございません。
 ゲームボーイアドバンスで、『迷宮組曲』(と『チャレンジャー』)が遊べるものがあり、私も持っています。今遊んでも楽しめます。
 ファミコン版は、発売当時は買えなかったのですが(小学生でしたので…)、現在遊べると言うのは嬉しいものです。
 そして、『迷宮組曲』を手掛けられた方の文章をこうして読める事に感激しています。
 (キノコさんこと、国本さんのブログについてもまた然り、です)
 長文乱文にて失礼しました。では。
Posted by ごろんた at 2006年04月18日 21:39