5月25日、期待した雨はちょっと濡らす程度で降りませんでした。天気予報をみると雨マークが当分見当たりません。日曜日には出雲郷地区の町民体育大会があり、その日だけは降って欲しくありませんが、恨めしく天を仰いでいます。

ところで、「円筒分水」という施設を見たことがありますか。円筒分水は、農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設のことです。円筒状の設備の中心部に用水を湧き出させ、円筒外周部から越流、落下する際に一定の割合に分割される仕組みとなっています。

この「円筒分水」が東出雲町春日の湯谷ため池からの流末にあります。湯谷ため池から高低差によって導かれた水はこの「円筒分水」の円筒中心部から湧き出し、その水が円筒外縁部を越流する際に外縁部に設けた穴の数によって3水系へ分配するものです。穴は7つあり、受益面積によって1、2,4の穴から水系別の水路に導かれます。先人の工夫が素晴らしいです。

このため池の水を利用するためには3水系の同意が必要です。水不足になったときにだけ貴重な水を使うためです。今年は既に1回樋が抜かれています。樋を抜くことが少ない今年であることを願っています。

IMG_1086湯谷ため池の円筒分水

DSC098173水系に分水されます

さて、昨日の松江市議会は「島根原子力発電対策特別委員会」が開会されました。議題は、「島根原子力発電所1号機 廃止措置計画の認可について」で、この委員会には、中国電力株式会社と原子力規制庁の担当者が出席しました。中国電力からは、島根原子力発電所1号機の廃止措置計画について予ねて原子力規制委員会に提出していた申請が平成29年4月19日に認可されたことに伴い、その手順などの説明がありました。また、原子力規制庁からは、この廃止措置計画認可申請の審査を行い、認可の基準に適合していることを確認し、まとめた審査結果を説明しました。なお、原子力規制委員会は、認可基準の適合を受け廃止措置計画を認可しています。

委員会は活発な質疑応答があり閉会しましたが、今後は関係自治体からの事前了解があれば廃止措置の作業に着手できますが、本市でも市長が議会に対して事前了解についての意見を求めることになると思われます。

DSC09834島根原子力発電対策特別委員会

img20170524_22170771中国電力提出の資料から