2013年07月01日

くらやみ百栄 らくごあそびvol.3百栄 八ゑ馬 2013/0629


ぶちこさん主催の『らくごあそび』今回は真打登場。

2013年06月30日22時13分11秒.jpg

春風亭百栄『天使と悪魔』
鈴々舎八ゑ馬『青菜』

仲入り

鈴々舎八ゑ馬『手水廻し』
春風亭百栄『露出さん』


 

●春風亭百栄『天使と悪魔』
いきなりこの噺。
あ、知らない方のために言うと、上野鈴本演芸場の出番前に古典か新作かで迷う二ツ目落語家に天使と悪魔がささやくという、そんなストーリーです。
鈴本で聴いたときには腹がよじれましたが、今回もよじれました。
ぎょろーんとした眼が、べらんめぃな天使がもう可笑しくて。何しろ狭い会場の最前列。百栄弾直撃。


●鈴々舎八ゑ馬『青菜』
前にも聴いた結婚の許しを得る自作小噺からスタート。これがそこそこ面白い。もっと膨らませて一席にならないかな。
噺はそう悪くないんだけど熱演の割に今一つ印象が薄いのはなぜか。


仲入り


●鈴々舎八ゑ馬『手水廻し』
こちらも自作小噺から上方ならではの噺へ。感想としては上に同じ。もう一つ個性が欲しい。


●春風亭百栄『露出さん』
噂の新作がついに。ぶっはっは。めちゃくちゃ面白い。
露出狂の中年男性が期待したリアクションを獲得できず、小市民的に自信を無くしていく様がこんなにいじらしいのはナゼなのだ。この異常な設定が、たまらなく落語的に感じられるのはなんでなのよ。

この人数(30人くらいかな)でこの噺が聴けるのは楽しいなあ。 あー、もう一回聴きたい!


正直に言うと、会場ちょっと暗い。
第一回ではこれも雰囲気かなと楽しんでしまったけど、もうちょっと明るいほうがいいかなあ。でも明るくするためにかかる負担を考えるとそう贅沢も言えなくて。

というより、百栄師の怪しい新作を楽しむためには、これくらいの暗さも結構いいんじゃないかと思ったりもしちゃうのであります。 楽しかったー。


 だそうです。


m_shike at 23:51コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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