サイコン(CC-RD200)のセンサー配線について、再度配線をやり直し、満足出来る出来になりましたので、レポートしたいと思います。

サイコン:CC-RD200 (取り付け/配線編)」にてレポートの通り、配線を行いましたが、色々と反省点がありました。
1) ボディ同色のテープで線を固定していたが、経年変化で汚くなり、端っこの方も剥がれだしている。また、何より掃除がやりずらい。テープ糊にも汚れ/ゴミが付着する。
2) センサーのかさ上げにゴムを重ねたこともあるが、見た目が汚い。
3) タイラップ留めがアチコチに・・
4) 余分なケーブルが見えている。
5) センサーが動きやすく、すぐずれる。
6) フロントアウターに余剰ケーブルを巻きつけているが、見た目汚い。

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そこで、下記を目標にサイコンセンサーの再配線を行い、まぁまぁ綺麗に配線出来たように思います。
※ちなみに、一度再配線を試みたものの気に入らず、都合3度目のトライになります。
 ・テープは使わない。
 ・センサーのかさ上げゴムは綺麗に見せたい
 ・余剰ケーブルを極力見せない。
 ・タイラップ留めは最小限に、特に見えやすい位置には極力タイラップは避ける。
 ・フロントのケーブル余剰を最小限にし、巻き付きを行わない。

配線方法を紹介する前に、一点だけ気づいた事柄を、、

ホイールに付けるセンサーは必ず窪みのある部分にスポークが来るようにします。ホールド度合いがまるで違ってきます。 ※これ、認識してないの私だけかもしれませんが・・
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では、私が行った配線方法を紹介していきます。

なお、結構暗いところで作業しながら撮影しましたので、ピンボケ写真が多いです。ご了承をば、、

まずは、配線を全て外します。なお、CC-RD200では、センサーをかさ上げするブラケットが速度センサー側に付いていますが、見た目重視でクロスバイクの外側から見えやすいケイデンスセンサー側にブラケットを付け替えています。ちなみに、速度センサーもケイデンスセンサーも見た目は変わりません。
**かさ上げブラケットは2個標準装備して欲しいところ、別売でもブラケットのみは売っておらず、センサーを含めて購入する必要があるようです。
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作業に入る前に、フロントよりケーブルを這わせて、センサー/ケーブルをセロテープなどで仮付けした上で、ケーブルがどれだけ余るか(余剰)を把握しておいてください。ここで把握した余剰ケーブルの長さが今後の作業に影響してきます。
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まず、スポークとの距離、マグネット/センサーの高さを採寸し、かさ上げがどれぐらい必要かを把握します。
**CC-RD200ではマグネット・センサー間が3mm以内と規定されています。経験上6mm以下位であれば問題なく認識しますが、それ以上離してしまうと、時たま反応しなくなる時があります(経験済)。

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私の場合、速度センサー=13〜15mm程度、ケイデンスセンサー=2〜3mm程度のかさ上げが必要でしたので、
 ・10mm厚の溝ありの防振ゴム
 ・3mm厚のゴム板(裏面が両面テープの板)
をホームセンターで買ってきました。なぜ溝有りのゴムにしたのかは理由があるのですが、後ほど、、
 ** 溝ありの防振ゴムは大きめのホームセンターでないと置いてないかも・・
あと、、タイラップは 3.5mmx150mm、2.5mm×100mmの2種類を使用しました。
ちなみに、使用したタイラップは5本のみで、極力タイラップが見えないように工夫してます。
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まずは、ケイデンスセンサー(かさ上げブラケット有)側から、、
ブラケットの裏側に隙間がありますので、ここに極力余剰ケーブルを入れ込んで(収納して)おきます。
**大抵のバイクはケーブルが余るはずですが、事前にケーブルの余剰がどれ位になるのかはケーブルを這わせて見て置かれたほうがと思います。

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余剰ケーブルが入れ終わったら、かさ上げ用のゴムを貼り付けて、、
 **ブラケットのスカート部分である程度隠せるので、かさ上げ用のゴムはスカートより小さめに切り取ります。
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ケイデンスセンサーを、ペダル側マグネットの位置に合わせて、片側だけタイラップで仮固定します。
 **もう一方のタイラップは、後述にて速度センサー固定と兼用します。
   なお、作業は自転車を逆さまにして行っていますので、写真の右側が前方向です

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次に、速度センサー側です。
まず防振ゴム(10mm)と調整用ゴム(3mm)をセンサーサイズに合わせて切り取ります。
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そして速度センサーの根元付近より余剰コードを防振ゴムの溝に巻きつけていきます。巻きつけ後、調整用ゴム(3mm)で蓋をし、その上に速度センサー本体を乗っけます。
 ※溝有りの防振ゴムにした理由は、コレです!
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そして、ゴム裏側(チェーンステー接地面)の溝にも余剰ケーブルを収納します。
なお、通す溝を変える事で、巻き取る量を調整することが出来ます。余剰ケーブルが多ければ、両端の溝にケーブルを引っ掛ければ距離をかせげますよね(ゴム裏面は、表面溝とは垂直に溝が切られてます)。
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そして、片側のタイラップをケイデンスセンサーと兼用する形で、速度センサーを仮固定します。
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ここまで出来たら、ケーブルがクランクやタイヤ、ペダルに巻きつかないよう充分気をつけた上で、速度/ケイデンスが表示されるか動作確認してください。動作に問題なければ本固定してください。
※タイラップのコブを下に持ってくるなど、ケーブルや/タイラップの見栄えを調整した後に本固定を行ってください。また、ここでタイラップの締めがゆるいと、センサーがずれやすくなるので、プライヤーを使うなどで、きつくタイラップを締め上げて下さい。

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私の場合は、ココまでで全ての余剰ケーブルを収納しました。

次に、チェーンステーを結ぶフレーム部分(なんて言うんだ?ここ。Aの横棒部分に、タイラップにケーブルを巻きつけ(分かりにくいので下で図解)、速度/ケイデンスセンサーとのケーブルがピンと張る位までケーブルを引っ張った後、タイラップを固定します。
**タイラップを締める前に、ケーブルが極力目立たない様外側・下側へ寄せるなど、ケーブル位置を調整してから締め上げてください。なお、断線の恐れがあるので、タイラップはほどほどに締めてください。
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キャプチャ
上記図解でも示していますが、タイラップを締めた後はコブの部分を回すことでケーブルのテンションを調整することが出来ます。

そして、ケーブルをダウンチューブに這わせて、フロント側へ持って行き、、
 **ケーブルがねじれてると見栄えが悪いので、ケーブルがよじれないよう注意!
20130818_03711

アウター受けの上側でタイラップにてケーブルを巻きつけ、ケーブルを引っ張った上で、タイラップを締めます
なお、ケーブルの巻きつけは、上記にて図解した方法と同じです。
**ここでも断線の恐れがあるので、タイラップはあまり締めあげないようにしてください。
20130818_03713

上記のタイラップによるケーブル巻きつけが結構便利で、ここでもダウンチューブ下でダブったケーブルのテンション(張り)を調整することが出来、下の写真の様にタイラップのみでテンションの調整が可能です。
この方法で配線することで、テープで固定する必要性がなくなりました。
【最も緩くなるようタイラップを動かした場合】
20130818_03721
【タイラップを動かしてテンションを張った場合】
20130818_03720

後は、ステム/ハンドルまで、ブラケットを持っていき、固定すれば完成です。
フレームとブレーキのアウターが密着している部分を利用して、ある程度は、ケーブルを這わせる位置が調整可能です。
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以上、テープ固定無に、最小限のタイラップ固定で配線が実現出来たと思います。

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仕上がりは下記の通りです。

【横から】
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【上から】
※速度センサー側のかさ上げゴムの溝が見えているので、ゴムの丈夫を0.3mmのゴム板で蓋をすることも考えましたが、、面倒なので今回は断念!!
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【反対側から】
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【ダウンチューブ下側】
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【ダウンチューブ上側】
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【アウター受け】
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【ステム迄】
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【ハンドル部分】 ※ステム上にサイコンを設置するようにしました。
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【下(裏)側から:センサー部】
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【下(裏)側から:チェーステー部】
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【下(裏)側から:BB部】
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【下(裏)側から:ダウンチューブ部】
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以上、アレコレ試しながら、ホームセンターに通いながら、丸1日かけちゃいました。。

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