シンガポールからバスで帰って来る際、バス停から家までは遠いので、タクシーを利用しました。
タクシーと言っても日本で言う「白タク」。
厳密に言えば、違法です。
とは言っても他の移動手段が乏しいので利用するしか有りません。

今回のドライバーは珍しく、英語が喋れます。
道中、いろいろと話を聞きました。

このドライバー、歳は54歳。
6人の子供がいます。
上の4人は独立し、2人がまだ学生という事。
マレーシアでは普通の家庭だと思います。

「なぜタクシードライバーをしているのか?」
と尋ねると、
「一日に30リンギット(約900円)の収入があれば、3食と新聞を買うのに充分だから。」
30リンギットを一ヶ月25日やったとして、収入は750リンギット。
2万円ちょっと。

それでは生活が厳しいと思ったら、このおじさん前は軍隊に22年間いて、年金が毎月900リンギット(約27,000円)有るそうです。

この年金だけ、家族は食べていけます。

毎朝お祈りの後(彼はイスラム教徒)、タクシーの客を拾って、30リンギット稼いだら、新聞を買って帰るそうです。
しかもこの収入は申告しないので、無税。

マレーシアには会社で働いていても定年制は有りません。
しかし多くのマレーシア人は50歳を超えたら仕事を止める事を考え、後はのんびりと過ごしています。
子供たちからの多少の支援もあります。
このおじさんみたいに、小遣い稼ぎも簡単です。

コーヒーショップに行くとこういったおじさん,おばさんが朝から夜までおしゃべりしているのを見かけます。

日本人の老後と比べると.....
マレーシア人のこういった老後も案外、幸せなのかもしれません。

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